アナーキスト

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大仕事に取り掛かる前に、全員で記念写真を撮るシーンが繰り返させる。よくよく考えてみると組織全員の顔写真が明らかになってしまい、非合法活動としてはあまり巧い儀式とは言えないだろう。実際に本作品でも捜査に利用されてしまっている。

だが、区切り区切りでいいアクセントになっているし、感傷的な思いが広がる。

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　まず重要なことが一点あります。チャン・ドンゴンが演じるセルゲイは、始まってから３７分程で死んでしまいます。
　残りの時間は、誰が主役（主演）なのだろう、と思いつつ見ていましたが、サング（キム・イングォン）かグン（チョン・ジュノ）ということで、あくまでも個人的には、片付けたいという気持ちです。トルソク（イ・ボムス）も目立っていますが、彼は残念ながら脇役（準主役級）でしょう。
　内容としては、日本が韓半島や中国大陸へ侵攻し、現地の人たちを支配しようとしている時代に、祖国の解放を目指し、テロをその主たる手段として用いることによって理想をかなえようとしている五人の男たちの物語です。
　舞台は全編（少し例外あり）が上海となっており、中国人（らしき中国語を喋る人）も多数出演しています。
　その上海で、五人の男たち（セルゲイが死んだ後は四人）が、様々な場を経ながら、やがて理想に破れ、そして一人を除き命を落としてゆく様が当時の追い詰められた状況とともに語られてゆきます。その語り口は過去を肯定も否定もせず、そうせざるをえなかった時代の一コマとして、あくまでもクールに慈愛を持ちつつ、まるで彼らの人生そのものが映画の一シーンででもあるかのように、訴えかけてきます。
　この作品の中のテロリストたちは、冷酷でも残虐でもなく、あくまでもそれ以外に選択肢がない悲運の道を歩む、悲しき戦士であり、どこまでも人間的な存在です。誰だって、他国が自国を侵略し、抑圧しようとするような状況になれば、少しでも侵略者を殺そうと思う気持ちは理解できるはずです。

　チャン・ドンゴンさんが目当ての方に物足りなさが残るのは致し方ないこととしても、脚本・撮影、そして特に時代考証とセットについてはとても得るところの多い作品です。多くの方にお勧めします。

　付け加えですが、韓国語を勉強中の方にとっては、韓国語は理解できても日本語が理解できないという貴重な体験をすることが出来ます。大して重要なことは言っていないので、わからなくてもそのまま流してしまいましょう。

を見たかった。
あまり出てこなかった。

最後はあぁぁぁ。って感じ。

よく分からないレビューですね（苦笑）
まぁ、見てみてください。

チャン・ドンゴン主演なのに、30分程しか出てこなかった。
主演じゃないじゃん。。。

オシャレなテロリストたち。着飾って記念写真。ワインでパーティー。チャン・ドンゴン絵になりますね。ピストルを撃つ姿もカッコイイ。でも、登場時間は短い・・・。クールなシーンは数多いものの、ストーリー的にはもうひとつ没頭できないなぁ。例によって、聞き取りにくい日本語セリフ。主人公は誰って感じもあるし。ラスト近くは、哀愁があってなかなか良かったし、ひきつけられたのですが、中盤退屈だった・・・。チャン・ドンゴン、もったいない使い方ですね。