こちらの作品もおすすめ
こちらの作品もおすすめ
街頭ロケで同時録音されるなど、当時の映画作りの常識を打ち破る作品。『女は女である』とは一転したアンナ・カリーナの虚無感あふれる演技と実存主義的で冷ややかなゴダールの視点。 12のエピソードからなる娼婦ナナの物語。人生に疲れてしまったナナは娼婦として生活をはじめた。無感動にただ淡々と男の相手をするナナ。そんな彼女の前にある日、一人の男が現れた。ナナは彼に恋し、一筋の希望を見つけて、ヒモのラウールと別れる決心をするのだったが、気持ちの変化を知った彼はナナを他の売春業者に売り払おうとする。マルセル・サコットのドキュメンタリー「売春婦のいる場所」にゴダールが脚色を加えた、ゴダールの長篇4作目。 JAN:4949478090655
製作年: |
1962年 |
---|---|
製作国: |
フランス |
原題: |
VIVRE SA VIE/IT’S MY LIFE/MY LIFE TO LIV |
受賞記録: |
1962年 ヴェネチア国際映画祭 審査員特別賞 |
監督: |
ジャン・リュック・ゴダール |
---|---|
出演: |
アンナ・カリーナ 、 サディ・レボ 、 ブリス・パラン 、 アンドレ・S・ラバルト 、 ギレーヌ・シュランベルジェ 、 サディ・レボ 、 ブリス・パラン |
脚本: |
ジャン・リュック・ゴダール |
撮影: |
ラウール・クタール 、 ラウール・クタール |
音楽: |
ミシェル・ルグラン 、 ジャン・フェラ |
街頭ロケで同時録音されるなど、当時の映画作りの常識を打ち破る作品。『女は女である』とは一転したアンナ・カリーナの虚無感あふれる演技と実存主義的で冷ややかなゴダールの視点。 12のエピソードからなる娼婦ナナの物語。人生に疲れてしまったナナは娼婦として生活をはじめた。無感動にただ淡々と男の相手をするナナ。そんな彼女の前にある日、一人の男が現れた。ナナは彼に恋し、一筋の希望を見つけて、ヒモのラウールと別れる決心をするのだったが、気持ちの変化を知った彼はナナを他の売春業者に売り払おうとする。マルセル・サコットのドキュメンタリー「売春婦のいる場所」にゴダールが脚色を加えた、ゴダールの長篇4作目。 JAN:4949478090655
製作年: |
1962年 |
---|---|
製作国: |
フランス |
原題: |
VIVRE SA VIE/IT’S MY LIFE/MY LIFE TO LIV |
受賞記録: |
1962年 ヴェネチア国際映画祭 審査員特別賞 |
監督: |
ジャン・リュック・ゴダール |
---|---|
出演: |
アンナ・カリーナ 、 サディ・レボ 、 ブリス・パラン 、 アンドレ・S・ラバルト 、 ギレーヌ・シュランベルジェ 、 サディ・レボ 、 ブリス・パラン |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
83分 | 日本語 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
CPVD1065R | 1998年11月19日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 2人 | 1人 |
収録時間:
83分
字幕:
日本語
音声:
レイティング:
記番:
CPVD1065R
レンタル開始日:
1998年11月19日
在庫枚数
7枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
83分 | 日本語 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
CPVD1065R | 1998年11月19日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 2人 | 1人 |
収録時間:
83分
字幕:
日本語
音声:
レイティング:
記番:
CPVD1065R
レンタル開始日:
1998年11月19日
在庫枚数
7枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
1人
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
タイトル以上
約210,000
タイトル以上
約250,000
タイトル以上
※2022年2月 現在のタイトル数
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ゴダールの本やゴダールについての本はあまり読んだことがないので、この当時のゴダールとアンナ・カリーナの関係はよく分からないのだけれど、バーのカウンターに座るカリーナの「後ろ頭」を映し出したファーストショットから、監督と主演女優の間のただならぬパッションを感じる映画。
女優志願が娼婦に堕ちていく微細で陳腐な物語が、ことさらな動きを抑えた演技、抑制された演出で描きだされているのに、ひじょうにドラマティックに感じてしまう。
たとえばドライヤーの『裁かるるジャンヌ』のファルコネッティのクロースアップと、それを観るアンナ・カリーナのクロースアップのつながれを観ていると、それがカリーナの内面の孤独を表現しているといった「物語」ではなく、あるいは至高の名画に言及せずにはおれない作り手の「映画的な引用」だと考えるわけでもなく、ただただ二人の女性の顔の素晴らしさに圧倒され、感動するのである。ただただふたりの涙に、感動する。このような感動は映画にしかない。
このような感動は映画にしかないといいながら、あえて他の芸術に比較すると、画家や彫刻家がモデルの女性をアトリエに立たせるように(『美しき諍い女』などを想起されたい)、ゴダールはカリーナを街に立たせて描く。絵筆ならぬカメラで、この美しい女性の塑像をつくる。働くレコード店で客のほしがるレコードを探して歩き、同僚にこそこそと囁くカリーナを捉えた長いショットが何度観ても素晴らしいのは、カリーナのゆったりとした歩み、レコードを探すアクションにナナという女性が息づいているからだ。
ナナとは、ゴダールの眼に映るアンナ・カリーナそのものだ。それは好きな女を撮ったというようなドキュメンタルな意味ではなく、画家がモデルを絵画として描き出すのがフィクション化の過程であるように、ゴダールは自分の眼に映るカリーナの魅力を、堕ちていく娼婦というフィクションを借りて、まざまざとフィルムに定着させたように感じられるのだ。
ラストにナナに撃ちこまれる二発の銃弾は、ゴダールからの、映画からの祝福に他ならない。90点。
このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ナナの1920年代の女優ばりの短いボブカットが、
薄幸な運命を現しているようで、痛々しく感じました。
冒頭のナナの横顔だけでも、見といて損はないです。
あと、ビリヤード台の周りでナナが踊りまくるところとか、
「裁かるるジャンヌ」を見て、涙するところとか、
見どころはたくさんありますね。
(きっと、レオス・カラックスが「汚れた血」で、
パクってると思う。女の名前もアンナだし)
てっきり、この映画は「はなればなれに」の後だと思ってたのですが、それより2年も前の映画なのですね。
若くて美しいナナがずるずると、流されて行く様子の描写が
12章に整理してあるので、わかりやすいと思います。
ラストのナナが撃たれるところ、
ピストルの音がチャチ過ぎて、
人がひとり死んでる感じがしなかったんですよね。
何度見ても、ラストで置いてきぼり喰らった感があります。
このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:6件
投稿日
2010/03/04
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ゴダールの本やゴダールについての本はあまり読んだことがないので、この当時のゴダールとアンナ・カリーナの関係はよく分からないのだけれど、バーのカウンターに座るカリーナの「後ろ頭」を映し出したファーストショットから、監督と主演女優の間のただならぬパッションを感じる映画。
女優志願が娼婦に堕ちていく微細で陳腐な物語が、ことさらな動きを抑えた演技、抑制された演出で描きだされているのに、ひじょうにドラマティックに感じてしまう。
たとえばドライヤーの『裁かるるジャンヌ』のファルコネッティのクロースアップと、それを観るアンナ・カリーナのクロースアップのつながれを観ていると、それがカリーナの内面の孤独を表現しているといった「物語」ではなく、あるいは至高の名画に言及せずにはおれない作り手の「映画的な引用」だと考えるわけでもなく、ただただ二人の女性の顔の素晴らしさに圧倒され、感動するのである。ただただふたりの涙に、感動する。このような感動は映画にしかない。
このような感動は映画にしかないといいながら、あえて他の芸術に比較すると、画家や彫刻家がモデルの女性をアトリエに立たせるように(『美しき諍い女』などを想起されたい)、ゴダールはカリーナを街に立たせて描く。絵筆ならぬカメラで、この美しい女性の塑像をつくる。働くレコード店で客のほしがるレコードを探して歩き、同僚にこそこそと囁くカリーナを捉えた長いショットが何度観ても素晴らしいのは、カリーナのゆったりとした歩み、レコードを探すアクションにナナという女性が息づいているからだ。
ナナとは、ゴダールの眼に映るアンナ・カリーナそのものだ。それは好きな女を撮ったというようなドキュメンタルな意味ではなく、画家がモデルを絵画として描き出すのがフィクション化の過程であるように、ゴダールは自分の眼に映るカリーナの魅力を、堕ちていく娼婦というフィクションを借りて、まざまざとフィルムに定着させたように感じられるのだ。
ラストにナナに撃ちこまれる二発の銃弾は、ゴダールからの、映画からの祝福に他ならない。90点。
投稿日
2010/01/03
レビュアー
☆marion☆※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ナナの1920年代の女優ばりの短いボブカットが、
薄幸な運命を現しているようで、痛々しく感じました。
冒頭のナナの横顔だけでも、見といて損はないです。
あと、ビリヤード台の周りでナナが踊りまくるところとか、
「裁かるるジャンヌ」を見て、涙するところとか、
見どころはたくさんありますね。
(きっと、レオス・カラックスが「汚れた血」で、
パクってると思う。女の名前もアンナだし)
てっきり、この映画は「はなればなれに」の後だと思ってたのですが、それより2年も前の映画なのですね。
若くて美しいナナがずるずると、流されて行く様子の描写が
12章に整理してあるので、わかりやすいと思います。
ラストのナナが撃たれるところ、
ピストルの音がチャチ過ぎて、
人がひとり死んでる感じがしなかったんですよね。
何度見ても、ラストで置いてきぼり喰らった感があります。
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
商品をポストに投函すればOK!
もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。
無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。
定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
女と男のいる舗道