奇跡の人 / アン・バンクロフト
奇跡の人
/アーサー・ペン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(39)
解説・ストーリー
三重苦の困難を乗り越え社会福祉に身を捧げた偉人ヘレン・ケラーの物語をW・ギブソンが戯曲化した舞台劇の映画版。生後19ケ月で、熱病により目が見えず、耳も聞こえず、言葉も喋れなくなってしまったヘレン。両親の献身的な行動にも関わらず、ヘレンを受け容れてくれる学校はなかった。そんな時、自身も盲目を克服した女教師アニー・サリヴァンが一家の前に現れる。サリヴァンは、文明から隔絶してしまったかのような7歳の少女ヘレンに、彼女を取り巻く世界を認識させようと必死に努力を重ねていく。
三重苦の困難を乗り越え社会福祉に身を捧げた偉人ヘレン・ケラーの物語をW・ギブソンが戯曲化した舞台劇の映画版。生後19ケ月で、熱病により目が見えず、耳も聞こえず、言葉も喋れなくなってしまったヘレン。両親の献身的な行動にも関わらず、ヘレンを受け容れてくれる学校はなかった。そんな時、自身も盲目を克服した女教師アニー・サリヴァンが一家の前に現れる。サリヴァンは、文明から隔絶してしまったかのような7歳の少女ヘレンに、彼女を取り巻く世界を認識させようと必死に努力を重ねていく。
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「奇跡の人」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
三重苦の困難を乗り越え社会福祉に身を捧げた偉人ヘレン・ケラーの物語をW・ギブソンが戯曲化した舞台劇の映画版。生後19ケ月で、熱病により目が見えず、耳も聞こえず、言葉も喋れなくなってしまったヘレン。両親の献身的な行動にも関わらず、ヘレンを受け容れてくれる学校はなかった。そんな時、自身も盲目を克服した女教師アニー・サリヴァンが一家の前に現れる。サリヴァンは、文明から隔絶してしまったかのような7歳の少女ヘレンに、彼女を取り巻く世界を認識させようと必死に努力を重ねていく。
「奇跡の人」 の作品情報
「奇跡の人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
奇跡の人の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
106分 |
日本語・英語 |
英:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GXBR15859 |
2002年12月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
1人
|
1人
|
奇跡の人の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
106分 |
日本語・英語 |
英:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GXBR15859 |
2002年12月09日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
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1人
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ユーザーレビュー:39件
"愛情"の本当の意味を人々の"心"に届ける為にこの映画は存在する
誰もが知ってるヘレン・ケラーとサリバン先生の話で、傑作との呼び声の高いアーサーペン版の『奇跡の人(1962)』を観ました!
素晴らしい!!!古い作品で白黒やっつーことで、なかなか観ようという気にはなりにくい作品やけど、ぜひいろんな人に観て欲しい作品やね〜(°∀°)b
□■□■□■□■□
視力、聴力が無く、言葉をしゃべることも出来ないヘレン・ケラーと彼女の家庭教師アン・サリヴァンの物語・・・ストーリーについてはなんの説明もいらん有名な話なんで、"別に知ってるし観らんでもええわ〜"って観てない人も多いと思うんやけど、観てない人はぜひ"映画"としてのこの作品を観て欲しいっすね〜
自分もストーリーはだいたい解ってたんやけど、やっぱ"映画"としてみると"心"への伝わり方がぜんぜん違ってておもいっきり感動してもーたんで・°・(ノД`)・°・
この作品を観たことで、"映画"としてみることの素晴らしさっつーのを、久しぶりに再認識したっすね♪素晴らしい映画っつーのは、頭に伝える(考えさせる)のではなく、心に訴えかけ(感動させる)るもんであるべきっつー話があって、これはまさにそんな映画やねっ(説明的であってはならないっつーこと)
"知識"として知ってて頭では理解していても実践することは難しいんやけど、"心"に響いたものは頭で理解して無くても実践することが出来るんよね〜♪映画っつーのは直接的な刺激(映像、音楽)の表現やから、他の手法に比べてそれが非常にやりやすくて、せやからそーゆーのが映画って映画として素晴らしいんよね〜(°∀°)b
□■□■□■□■□
この作品はぜひ観て欲しい作品やね!どーしても少し古さは感じるけど、それを差し引いてもエエ作品やと思います!
こーゆー作品こそ、今の時代にリメイクしたらええんちゃうかな〜・・・この作品を超えることは難しいとしても価値があるように思うけど・・・
個人的満足度 77点!
このレビューは気に入りましたか?
12人の会員が気に入ったと投稿しています
これが作り物だとは思えません。
投稿日:2007/08/10
レビュアー:まゆまゆ
ヘレン・ケラーが動物から人間に戻るきっかけを与えたアニー・サリバン。サリバン先生に出会う前のヘレンはもしかすると動物よりもたちの悪い”暴君”だったんですね。
子供の頃ヘレン・ケラー物語は読みました。でもこの”自分が人間であることを思い出す「奇跡」の瞬間”がなければ、誰もが知っているヘレン・ケラーは存在しなかったことになります。
サリバン先生のアン・バンクロフトもヘレンのパティ・デュークも演技しているとは思えない、一つの息の乱れもない、素晴らしく壮絶な「やり合い」でした。
アン・バンクロフトがこの作品でアカデミー賞の主演女優賞を受賞しているのも文句なしの体当たりの演技です。表面だけの美しさではなく、自らも障害を乗り越えて来た強さと辛さを身をもってヘレンに伝えて行く・・・。
彼女が演技していると思わせない程、サリバン先生そのものだったのは、パティ・デュークの才能があったからだと思います。
いくつの時にこの役をやったのか、目が見えない、耳も聞こえない演技?!こちらも演技している、と思わせない、うそ臭さがない、素晴らしかったと思います。
昔TVでやっていたのを少し見たことがありますが、全編きちんと見たのはこれが初めてです。
どなたかのレビューの中に美内すずえさんの漫画『ガラスの仮面』の劇中劇で取り上げられていたので興味を持たれた方がいらっしゃったと思います。私もいつか見たいと思っていました。
実は昨日ショーン・アスティンの『ルディ』と言う映画を見たのです。この映画もとても良かったので是非ご覧頂きたいのですが、このショーン・アスティンの紹介に「母は『奇跡の人』のパティ・デューク」とあったので「え〜っっっ!!そうか、そうだったんだ!」とビックリしたのであります。
今日パティ・デュークを見て、ショーン・アスティン君、お母さんにそっくりなのね!って。しかも親子そろって天才なんだもの、本当に驚いてついついレビューも長くなってしまいます(^_^;
昨日になるのでしょうか、私のレビューにだだだ〜っと「気に入った!」ボタンを押して下さった方がいらしたようで、そちらにもびっくりしつつ、多分その方のレビューには私もボタン押してます。
感性が似てる、ってことですもんね。
ホラーと泣ける映画が大好きです。あなた様のレビュー、楽しみにしてますね。
とにかく、これは絶対に見ておくべき作品だと思います。
お子さんが夏休みの読書感想文をお書きになる前に、一緒に見られたらいかがでしょうか。
モノクロですが、ヘレンやケイティ(ヘレンのお母さん。この女優さんも綺麗だし、素晴らしい演技でしたね。お父さんも。)、サリバン先生の頬を伝う涙の美しさは損なわれていません。
ご一緒に涙なさって下さい。おすすめです。
このレビューは気に入りましたか?
12人の会員が気に入ったと投稿しています
追悼、アン・バンクロフト
今朝ABCで彼女の訃報が流れていました。
アン・バンクフトといえば、「卒業」のミセス・ロビンソンの役が有名ですが、今朝のニュースによると「どうしてみんなこの映画をそんなにいいというのかしら?」と言っていたのだそうです。私も2,3年前に観直した時に、「これってまるでストーカーじゃない。」とあまりいいとは思えませんでした。
そして、もうひとつの彼女の代表作といえば、やっぱりこの「奇跡の人」。これは文句なしですね!
さらに最近の作品で大好きなのが「僕たちのアナバナナ」の母親役。追悼の意味をこめて、もう1度観直したいと思います。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
カラー?
最近ボケが激しくなってきて、これもDVDのパッケージ見て、「えーっ、カラーだったけ?」と思って見てみたらモノクロ。考えてみたらパッケージだけカラーというのはよくあることですよね。1962年の作品だからカラーでもおかしくはないんですけど。子供のころに見たときは、ヘレン・ケラー役の人のリーガン(エクソシスト)みたいな演技に驚きつつも、ラストの「ワーラー」には感動したものです。今見ても素直に感動出来る作品です。変な話ですが、モノクロ画面が妙な緊張感を醸し出しており、なんかホラー映画じみたハラハラ感があるんですよね。けっして障害者をバカにしているのではないので怒らんで下さい。異様な緊張感がラストに向かって感動に変わるように、ちゃんと計算してあって、凄く面白い映画です。この映画といい、「禁じられた遊び」や「汚れなき悪戯」とかといい、昔のモノクロ感動ものはバカにしちゃいけません。DVDの綺麗な映像で見られるとしたら、大変幸せなことです(ビデオでモノクロってキツイんですよね)。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
想いは引き継がれる
恥ずかしくも、子供の頃にヘレン・ケラーの本を読む機会がなく
勉強がてらに鑑賞しました。
白黒だからと敬遠せずに見てほしい作品です。
とにかく中身を見てほしい!
互いに一歩も譲らない、二人の昼食シーンは壮絶で
映画である事を忘れ惹き付けられます。
ヘレンの目覚めと、女教師アニーの自立が力強く描かれています。
アニーはヘレンを目覚めさせる事で
自分の心の傷を消し去ろうとしていたようにも思えます。
信念を貫くという事は、素直に自分と向き合い
時には孤独と戦わなくてはなりません。
この二つを受け入れ生きるという事は、なかなか出来る事ではありませんよね。
闇と戦うヘレンを見守りながら、彼女の事も応援していました。
人が人を育てる≠ニても当たり前の事かもしれませんが
アニーを育てた人々の心が、ヘレンを目覚めさせ
そして多くの人々を支えていったように思います。
二人のエピソードは奇跡と呼べる出来事ですが
もしかすると私の過去の延長線上にも
その様な奇跡があり、生かされて来たのかもしれないと感じました。
果たして私はどれ位、そんな物を渡せるだろうか?
もう少し人に優しく、そして厳しく、互いの存在を大切にしていこうと思いました。
アニーの生い立ち、そして二人のその後も見てみたくなる作品でした。
【少しネタバレ】 【少しネタバレ】 【少しネタバレ】
ヘレンの兄が、黒メガネの下の決して強くないアニーの瞳を
いつしかそっと応援しているのが嬉しかったです。
そして、目を背けるアニーがとてもかわいく思えました^^
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
"愛情"の本当の意味を人々の"心"に届ける為にこの映画は存在する
投稿日
2010/01/05
レビュアー
KASPAR
誰もが知ってるヘレン・ケラーとサリバン先生の話で、傑作との呼び声の高いアーサーペン版の『奇跡の人(1962)』を観ました!
素晴らしい!!!古い作品で白黒やっつーことで、なかなか観ようという気にはなりにくい作品やけど、ぜひいろんな人に観て欲しい作品やね〜(°∀°)b
□■□■□■□■□
視力、聴力が無く、言葉をしゃべることも出来ないヘレン・ケラーと彼女の家庭教師アン・サリヴァンの物語・・・ストーリーについてはなんの説明もいらん有名な話なんで、"別に知ってるし観らんでもええわ〜"って観てない人も多いと思うんやけど、観てない人はぜひ"映画"としてのこの作品を観て欲しいっすね〜
自分もストーリーはだいたい解ってたんやけど、やっぱ"映画"としてみると"心"への伝わり方がぜんぜん違ってておもいっきり感動してもーたんで・°・(ノД`)・°・
この作品を観たことで、"映画"としてみることの素晴らしさっつーのを、久しぶりに再認識したっすね♪素晴らしい映画っつーのは、頭に伝える(考えさせる)のではなく、心に訴えかけ(感動させる)るもんであるべきっつー話があって、これはまさにそんな映画やねっ(説明的であってはならないっつーこと)
"知識"として知ってて頭では理解していても実践することは難しいんやけど、"心"に響いたものは頭で理解して無くても実践することが出来るんよね〜♪映画っつーのは直接的な刺激(映像、音楽)の表現やから、他の手法に比べてそれが非常にやりやすくて、せやからそーゆーのが映画って映画として素晴らしいんよね〜(°∀°)b
□■□■□■□■□
この作品はぜひ観て欲しい作品やね!どーしても少し古さは感じるけど、それを差し引いてもエエ作品やと思います!
こーゆー作品こそ、今の時代にリメイクしたらええんちゃうかな〜・・・この作品を超えることは難しいとしても価値があるように思うけど・・・
個人的満足度 77点!
これが作り物だとは思えません。
投稿日
2007/08/10
レビュアー
まゆまゆ
ヘレン・ケラーが動物から人間に戻るきっかけを与えたアニー・サリバン。サリバン先生に出会う前のヘレンはもしかすると動物よりもたちの悪い”暴君”だったんですね。
子供の頃ヘレン・ケラー物語は読みました。でもこの”自分が人間であることを思い出す「奇跡」の瞬間”がなければ、誰もが知っているヘレン・ケラーは存在しなかったことになります。
サリバン先生のアン・バンクロフトもヘレンのパティ・デュークも演技しているとは思えない、一つの息の乱れもない、素晴らしく壮絶な「やり合い」でした。
アン・バンクロフトがこの作品でアカデミー賞の主演女優賞を受賞しているのも文句なしの体当たりの演技です。表面だけの美しさではなく、自らも障害を乗り越えて来た強さと辛さを身をもってヘレンに伝えて行く・・・。
彼女が演技していると思わせない程、サリバン先生そのものだったのは、パティ・デュークの才能があったからだと思います。
いくつの時にこの役をやったのか、目が見えない、耳も聞こえない演技?!こちらも演技している、と思わせない、うそ臭さがない、素晴らしかったと思います。
昔TVでやっていたのを少し見たことがありますが、全編きちんと見たのはこれが初めてです。
どなたかのレビューの中に美内すずえさんの漫画『ガラスの仮面』の劇中劇で取り上げられていたので興味を持たれた方がいらっしゃったと思います。私もいつか見たいと思っていました。
実は昨日ショーン・アスティンの『ルディ』と言う映画を見たのです。この映画もとても良かったので是非ご覧頂きたいのですが、このショーン・アスティンの紹介に「母は『奇跡の人』のパティ・デューク」とあったので「え〜っっっ!!そうか、そうだったんだ!」とビックリしたのであります。
今日パティ・デュークを見て、ショーン・アスティン君、お母さんにそっくりなのね!って。しかも親子そろって天才なんだもの、本当に驚いてついついレビューも長くなってしまいます(^_^;
昨日になるのでしょうか、私のレビューにだだだ〜っと「気に入った!」ボタンを押して下さった方がいらしたようで、そちらにもびっくりしつつ、多分その方のレビューには私もボタン押してます。
感性が似てる、ってことですもんね。
ホラーと泣ける映画が大好きです。あなた様のレビュー、楽しみにしてますね。
とにかく、これは絶対に見ておくべき作品だと思います。
お子さんが夏休みの読書感想文をお書きになる前に、一緒に見られたらいかがでしょうか。
モノクロですが、ヘレンやケイティ(ヘレンのお母さん。この女優さんも綺麗だし、素晴らしい演技でしたね。お父さんも。)、サリバン先生の頬を伝う涙の美しさは損なわれていません。
ご一緒に涙なさって下さい。おすすめです。
追悼、アン・バンクロフト
投稿日
2005/06/08
レビュアー
パープルローズ
今朝ABCで彼女の訃報が流れていました。
アン・バンクフトといえば、「卒業」のミセス・ロビンソンの役が有名ですが、今朝のニュースによると「どうしてみんなこの映画をそんなにいいというのかしら?」と言っていたのだそうです。私も2,3年前に観直した時に、「これってまるでストーカーじゃない。」とあまりいいとは思えませんでした。
そして、もうひとつの彼女の代表作といえば、やっぱりこの「奇跡の人」。これは文句なしですね!
さらに最近の作品で大好きなのが「僕たちのアナバナナ」の母親役。追悼の意味をこめて、もう1度観直したいと思います。
カラー?
投稿日
2006/10/16
レビュアー
勝王
最近ボケが激しくなってきて、これもDVDのパッケージ見て、「えーっ、カラーだったけ?」と思って見てみたらモノクロ。考えてみたらパッケージだけカラーというのはよくあることですよね。1962年の作品だからカラーでもおかしくはないんですけど。子供のころに見たときは、ヘレン・ケラー役の人のリーガン(エクソシスト)みたいな演技に驚きつつも、ラストの「ワーラー」には感動したものです。今見ても素直に感動出来る作品です。変な話ですが、モノクロ画面が妙な緊張感を醸し出しており、なんかホラー映画じみたハラハラ感があるんですよね。けっして障害者をバカにしているのではないので怒らんで下さい。異様な緊張感がラストに向かって感動に変わるように、ちゃんと計算してあって、凄く面白い映画です。この映画といい、「禁じられた遊び」や「汚れなき悪戯」とかといい、昔のモノクロ感動ものはバカにしちゃいけません。DVDの綺麗な映像で見られるとしたら、大変幸せなことです(ビデオでモノクロってキツイんですよね)。
想いは引き継がれる
投稿日
2009/07/18
レビュアー
(` ♭゜ ´)y⌒・
恥ずかしくも、子供の頃にヘレン・ケラーの本を読む機会がなく
勉強がてらに鑑賞しました。
白黒だからと敬遠せずに見てほしい作品です。
とにかく中身を見てほしい!
互いに一歩も譲らない、二人の昼食シーンは壮絶で
映画である事を忘れ惹き付けられます。
ヘレンの目覚めと、女教師アニーの自立が力強く描かれています。
アニーはヘレンを目覚めさせる事で
自分の心の傷を消し去ろうとしていたようにも思えます。
信念を貫くという事は、素直に自分と向き合い
時には孤独と戦わなくてはなりません。
この二つを受け入れ生きるという事は、なかなか出来る事ではありませんよね。
闇と戦うヘレンを見守りながら、彼女の事も応援していました。
人が人を育てる≠ニても当たり前の事かもしれませんが
アニーを育てた人々の心が、ヘレンを目覚めさせ
そして多くの人々を支えていったように思います。
二人のエピソードは奇跡と呼べる出来事ですが
もしかすると私の過去の延長線上にも
その様な奇跡があり、生かされて来たのかもしれないと感じました。
果たして私はどれ位、そんな物を渡せるだろうか?
もう少し人に優しく、そして厳しく、互いの存在を大切にしていこうと思いました。
アニーの生い立ち、そして二人のその後も見てみたくなる作品でした。
【少しネタバレ】 【少しネタバレ】 【少しネタバレ】
ヘレンの兄が、黒メガネの下の決して強くないアニーの瞳を
いつしかそっと応援しているのが嬉しかったです。
そして、目を背けるアニーがとてもかわいく思えました^^
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