レイヤー・ケーキ

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原題の「レイヤー・ケーキ」とはイギリス社会に今も色濃く残る階層主義の事を指す、文字通りLAYER(階層)の事。しかし日本で馴染みの薄い言葉を説明するべく、ソニー・ピクチャーズは、言葉の直接の意味である「何枚かスポンジケーキの薄いモノを焼いて、 その間にジェリーやクリームを挟んだケーキ」を地で行く予告編を製作、これが意外と良く出来ており印象に残ってた。本作は最新作「007/カジノ・ロワイヤル」でJames Bond役をゲットしたDaniel Craigが「ロード・トゥ・パーディション」の次に出演した作品、この後の「Jの悲劇」でも好演してるが、彼は人として血の通ったボンド像を具現化出来るかもしれないと試写を見て思った。その彼が本作ではギャングの手下、つまり「シャバ蔵」を演じてるのだから、早くもセルフパロディかと思いきや意外と面白かったりする。監督したMatthew Vaughnは、あの「0011/ナポレオン・ソロ」のRobert Vaughnの息子！、つまりナポレオンソロの息子がボンドを主演にしたアクション映画を監督した事になる・・・、私もおじさんになる訳だ(笑)。この人はプロデューサーとしては「スナッチ」や「ミーン・マシーン」など英国を拠点に広く活躍してるが、本作も英国色の「とても」強い仕上がりになってる。元々は本作でも制作だったが「○○○○」の事情でガイ・リッチーが降板した為、思いがけず監督デビューとなった。しかも意外と良かったりするから映画って面白い。ストーリーは、自称ハーバ−ド卒のインテリの彼は(名前が無いのでXXXX)麻薬のブローカーを生業とし、金を溜め込んで組織を抜けようとしたが、「使える彼」をボスが「そうか」と手放すわけも無く・・と言う感じのクライム・サスペンス風に始まる。少しずつ真相が明らかになる展開も悪くないし、随所に挿入されるユーモアが英国っぽくて面白い。映像の見せ方もシャープで、適度にデジタル処理された上手いカット割りなど初監督作とは思えない。インサートしてくるUKサウンドも中々効果的で 、サスペンスをスタイリッシュに嫌味なく見せてくれる。そして最後にはチョッピリ意外な結末も用意されており、本作のタイトルがなんだったのか「しっかり」思い出させてくれる仕上がりだ。このラストはハリウッドには無い触感で、いい意味で微妙な後味を残してくれる。大作ではないので気合を入れて見る作品ではないが「意外な拾いモノ」的な小品で、テイストもハリウッドでは無く邦画に近い感じがする。残念なのは英国らしく少し展開が緩い部分が有ったり、登場人物を把握して見ないと楽しめなかったりするので、ご注意下さい。好みが分かれる作品なので強くはお薦め出来ませんが、英国テイストがお好きな方は是非！。

手持ちのDVDには「もうひとつのエンディング」が2つも入っていた。私は公開版で正解だと思うが、皆さんはどう思われるだろう？。

ダニエル・クレイグ、新ジェームスボンドに決まった時にはかなりたたかれていましたが、「カジノロワイヤル」の評判もよろしいようですね。ここでもいい味出してます。
返却期限がせまっていて急いでみたせいもあり、人物関係がけっこう複雑でわかりにくい部分もあったのですが、落ち着いてみるときっとおもしろいだろうと思います。

２種類収録されている「もうひとつのエンディング」プラス本編の合計３種類のエンディングの中では、私は本編の終わり方がいちばん好きです。最もレイヤー（階層社会）の理不尽さが表れていると思います。
ジュード・ロウとのスキャンダルを含めて突如スターになってしまったシエラ・ミラーの、登場場面をふやしたいという意向がスタジオ側にはあったようで、予告編やスタジオが押したというエンディングに、そのことが表れているように思いました。

Ｍ・ヴォーン監督の『キックアス』があまりにも面白かったので、マユゲームズ・ボンドこと、
ダニエル・クレイグ主演のデビュー作『レイヤーケーキ』を観ました（°∀°）b
ほー！オモロイ！なんてこと無いような気もするけど、なんてことなく面白ければＯＫですな♪

◇◆◇

さて、まぁ何がオモロイのか良く解らないんすけど、まぁオモロイです（」°□°）」<アヤフヤ
ゆるいユーモアに、ゆるいハードボイルド、ゆるい風刺に、ゆるいアクション・・・
笑いも感動も何も無いんやけど、なんか知らんけど、最後まで楽しんで観れてしまいます♪
こういう巻き込まれ型サスペンスって、なんやかんやゆーてオモロイよね〜（°∀°）b

何気に有名俳優が出まくってるから、ゆるいキャラ付けでも区別が付きやすいんで、
上手く構成できてないんやけど、そんなにゴチャゴチャすることも無いしね（（φ（・д・。）

まぁ、俳優を知らん人が観たら、ゴチャゴチャしまくりでこんがらがりまくりやろけどｗ

うーん書くことが無い（」°□°）」<とりあえずマユゲ！

◇◆◇

とりあえず、まぁオモロイです♪
多少、キャラが甘い分、ストーリー展開がややこしく感じるけど、この手の作品ではかなり良く出来てる方っすね！
とにかく、ゆるさと複雑さのなんとも言えん心地よさをお楽しみください♪
なんかよくわからんマトメだ（（（（（（（ノ・д・）ノぽけーっとオススメ！

個人的満足度　７５点！　オススメ度　７０点！

登場人物が多くて大変だとみんなが言うので
IMDbのキャスト一覧を見ながら鑑賞
役名が出てくるたびに探して
おぉー、こいつはこれにも出てたのかー
なんて一人で騒ぎながら

映画館でも見たんだけどね
さすがにその時は誰が誰やら

かかる曲も意外に良くて
ＣＵＬＴなんて大喜び（笑）

仲間にボコボコにされて
その後、誤解が解けて
並んで飲んでるトコが一番好きなシーン

目がギョロリのモーティ
どこかで見た顔だと思ったら
「戦争の犬たち」で大統領の座を狙う奴だった

ラストの一発、シドニーは「パフューム」

クレイジー・ラリーのジェイソン・フレミング
なんて出が少なくてもったいない

とりあえず観てみました。
知らないうちにけっこう引き込まれてたから面白かったんでしょうね。
イギリス映画としては派手な方だと思うし、主人公が巻き込まれていく
展開がいいですね。ラストは賛否両論かな。
個人的にはＯＫですかね。
あれでバカンスにいっちゃったらハリウッド映画になっちゃうし。

ダニエル・クレイグを知るってことでは観て損のない１本では！？