プラダを着た悪魔の画像・ジャケット写真

プラダを着た悪魔 / メリル・ストリープ

プラダを着た悪魔 /デビッド・フランケル

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映画賞受賞作品

旧作

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解説・ストーリー

 ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説をアン・ハサウェイとメリル・ストリープの共演で映画化したおしゃれなコメディ・ドラマ。ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったヒロインが、鬼のような上司に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつ等身大で描き出す。大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークへとやって来たアンディが就いた職業は、一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。オシャレにとことん疎い彼女は、それが次へのステップになればという程度に考えていたのだが…。

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

アメリカ

原題:

THE DEVIL WEARS PRADA

受賞記録:

2006年 ゴールデン・グローブ 女優賞(コメディ/ミュージカル)

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ジャンル :

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「プラダを着た悪魔」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

 ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説をアン・ハサウェイとメリル・ストリープの共演で映画化したおしゃれなコメディ・ドラマ。ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったヒロインが、鬼のような上司に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつ等身大で描き出す。大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークへとやって来たアンディが就いた職業は、一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。オシャレにとことん疎い彼女は、それが次へのステップになればという程度に考えていたのだが…。

「プラダを着た悪魔」 の作品情報

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

アメリカ

原題:

THE DEVIL WEARS PRADA

受賞記録:

2006年 ゴールデン・グローブ 女優賞(コメディ/ミュージカル)

「プラダを着た悪魔」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

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洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

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1〜 5件 / 全771件

モードの最前線を 心ゆくまで楽しめる

投稿日:2007/04/30 レビュアー:ミルクチョコ

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石の上にも三年と言うし、もう少し頑張って欲しかったなぁ ネタバレ

投稿日:2007/11/18 レビュアー:JUCE

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 まあライトなエンターテインメント作品としては特に言う事も無いんですが、やっぱり残念なのは人物の設定でしょうか。やはり作品を見て「こういう上司いるな」とか「私だったらこうだ」とか思うわけですが、主人公二人の人物設定が中途半端というか肝心な部分で芯を外しているというか・・・。
 まず『プラダを着た悪魔』と呼ばれる女ボス、実は結構良い人に描かれていたりするんですが、それなら途中のバッグや服を部下の机に投げるシーン。普通自分の職業にプライドを持って、その仕事を尊敬しているならばいくらなんでもファッション業界に君臨する女性がバッグや服に対して敬意を払わないのはおかしいでしょう。そんな人間には誰も着いて行きません。オーソドックスではありますがこの女ボスの部下に対するとても厳しい仕打ちは自分の仕事へのプライドと本当に部下を育てたいと言う強い意志の表れでなければこの映画のラストには繋がらないはずです。あるいは本当に嫌なやつで最後失脚するなどを観客としては期待してしまうのです。まあ実際にはパワーハラスメント的な人間も沢山いますが・・・。
 そしてアン・ハサウェイ演じる新入社員。先輩社員ナイジェルの言葉じゃないですが、全く努力してません。仕事を舐めています。ラストにしてもどんな理由があるにせよ。上司に一言も無く職場を放棄するなんて社会人としてあるまじき行為です。大体一年で仕事の何が掴めるのでしょう。彼女の場合、やっとファッション雑誌での仕事のスタートラインに立ったに過ぎません。せめて一人前に全ての仕事が出来るようになるまでは仕事をやり通すべきでしょう。きっと次の職場でも同じような事を繰り返すに違いありません。
 登場人物二人がちょっと浮世離れしているので、全く等身大の物語になっていないのが残念です。

 編集は人物の動きがありながら同ポジで衣装を変えたり、とてもCM的で斬新でPOPな感じがこの映画のファッションの業界という舞台にマッチしていて良かったです。内容よりも雰囲気を楽しむといいんでしょうね。

このレビューは気に入りましたか? 33人の会員が気に入ったと投稿しています

ハリウッドが本気で作ったトレンディ・ドラマ(死語?) ネタバレ

投稿日:2007/02/23 レビュアー:masamune

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ご批判を承知で少し辛口で(笑)。今や映画のCMをやらせたら一番上手い、かもしれない20世紀FOX。今回も女性にターゲットを絞った優れた戦略が功を奏し、日本でも大ヒットした。映画本質の出来としては「どうってことない」が、そこは巧みに計算されたマーケティングの勝利だと思う。これは女性の願望を適える過去の作品「麗しのサブリナ」「ワーキングガール」「プリティ・ウーマン」と言ったヒット作のエッセンスをTVM出身のDavid Frankel監督が、誇張過多ながらソツ無く見せてる点が、ヒットした要因だろう。私はもっと女性らしい陰湿な(失礼!)ドロドロした物語を予想したが、実際は古くからあるイジメっぽい嫌がらせで、これが今風なのか?と思った(OLに囲まれて仕事した経験がない)。Anne Hathawayは共感を誘いまくるキャラを上手く活かしてるし、Meryl Streepも流石の貫禄でアクの強い役をコメディセンスを発揮して作品の屋台骨をしっかり支える、Oscar候補も納得。本作は「ワーキングガール」同様に、働く女性のジレンマやパッションを丁寧に描いてるとは思う、しかし脚本を精査して見ると、今一つ焦点がボケて散漫な印象は拭えない。なのでエンディングへのカタルシスが所在無げな気がするのは私だけ?。これは主人公の描き方のスタンスに問題が有ると思う。例えば「センスを磨いてキャリアとして登りつめる」のか「自身を大事にして己を貫く」のか見て居てハンドリングが不安定なのだ。他にも彼氏の行動や友人関係についての掘り下げ方も希薄で、サクセス・ストーリーの筈なのに梯子を下ろそうとする演出も有るなど、作品のセンターラインとしての一貫性が無い気がする。これは監督の経験不足、かもしれない。それでも本作は世の女性が最も興味が有るであろうファッション業界をテーマに、都会的なニューヨークの街並みと対比する流麗なパリの街並みとのコントラストや、CMでお馴染みの「Suddenly I See」の軽快な音楽、もちろん目から鱗のアイテムの数々など見所も多い。まあタイアップ満載の本作は同じFOXの「ワーキングガール」の焼き直し、に私は見えた。・・・と、まぁ〜スリラー好きな男目線で見る訳ですが(笑)。確かに本作は元気の出る映画として、昨今のハリウッドから失われてた「軽やかさ」が出てきた事は洋画ファンとして嬉しい限り。進んでると思ったアメリカの女性社会も、未だこのテーマでお客が呼べる点は面白かったし、邦画なら誰がどの役?と考えながら見るのも楽しいもの。私は400人規模のスクリーン、ほぼ満席で見ましたが「間違いなく」男性は私を入れて3人だけ!。このレビューも女性からのバッシングが怖い・・・(汗)。

本作はファッション通に楽しめる点も色々。例えば劇中でValentinoのヴァレンティノ・ガラバーニ御大が登場するとか、現役のCHANELデザイナーのカールラガーフェルドへのアポが取れないからと、アシスタントが首になるetc楽屋オチも色々。他にもGUCCIやY.S.Lのデザイナーだったトムフォードのコレクションにミランダが喜んだ、など捜せば数多く有りますので捜してみては?。

このレビューは気に入りましたか? 26人の会員が気に入ったと投稿しています

プラダの服はほとんど出てこない ネタバレ

投稿日:2007/05/17 レビュアー:こんちゃん

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 昨年、ペナンに行く際の飛行機の中で放映していました。私は「日本沈没」と「イルマーレ」を見ていたのですが、かみさんがこれを見てまして、
「けっこうおもしろい」
という評価を。
 サクセス・ストーリーが大嫌いなうちのかみさんが、そう言う評価をしたことが意外で、見たかったのですが、なかなかレンタルできずにいて、やっと見れました。

 鑑賞して納得。単なるサクセスストーリーではありません。過去のサクセス・ストーリーは本人の才能や努力によるステップアップよりも、ラッキーな運によるものが多くて、
「そんなにうまく事が運べば、誰も苦労しませんて」
と思うことが多いのですが、この作品中のアンディ(アン・ハサウェイ)は、キャリアも実力もあり、努力も人並み以上にします。悪魔のような上司に徐々に認められるには、それに見合う努力と忍耐が必要なのです。どの世界でもそれが解らず、根拠のない自信とプライドだけは旺盛な大馬鹿者はいるのですが、そんな夢のようなラッキーは、そこらに転がっているわけはないのです。
 
 メリル・ストリープはさすがです。最初は「101」のグレン・クロース?って思いましたけど、彼女の演技があってこそ、この作品が単なるファッショナブルなコメディに終わらせなかったのだと思います。なんと言っても、エンディングの車の中での微笑み!そして、出版社に自ら送ったFAXの
「彼女は、歴代のアシスタントの中で、最も私の期待を裏切った。・・・・彼女を採用しなかったら、あなたは大バカ者だ」

 危うく涙出そうでしたよ。この作品で泣くなんて思いもしなかったのに・・・。

 センスのいい音楽にきらびやかなファッション。ストーリーを別にしてそれだけでも楽しめる作品ですね。プラダは、ホルトのパーティーの時にミランダが来ていた黒いドレスくらいしか無いような・・・シャネルがかなり使われてましたね。あとダナ・キャランも・・・
 決してブランド志向に走るのではなく、センスのいいファッションを心がけるためにも参考になるんじゃないでしょうか。(うちのかみさんは、ブランドには無頓着で、安くても気に入った物は長く、しかもうまく着こなします。が、頓着が無い分、値段にも無頓着なので、クリスマスプレゼントにコートが欲しいという彼女の選んだ物はマックス・マーラでした。私は、そういうセンスは無いので、とりあえずブランド(といっても、スーツはダンヒルかバーバリー。おとなしめです)買っちゃいます)

 楽しめる作品なのですが、難点がいくつか。原作を読んだ友人によると小説では、アンディはリリーとルームシェアしており、彼(小説ではアレックス)とは最終的に別れる。恋愛模様はさほど重要な扱いではないらしい。この作品のエンデキングで、自分の本来の指向であるジャーナリズムを選んだアンデイの選択は納得ですが、ネイトとよりを戻すのがよくわかりません。
 それから、アンディがナイジェルの協力で、変身していく場面が不自然。スタイリストに選んでもらえば、それなりにファッショナブルにはなるでしょうが、1回くらいそれをしてもらっても、センスが劇的に向上するというのは変でしょ。
 メリル・ストリープは素晴らしいのだけれど、素晴らしすぎるが故に、ミランダが悪魔のようには見えない。これくらいの厳しい上司なんて、別に珍しくは無いと思いますが。
 アンディがファッションに携わる仕事を軽視していたのが、センスアップするのと共に、その仕事に生き甲斐のような感覚を持ち始める描写が不足。でなきゃ、あんな無理難題をこなすもんですか。
 クリスチャンが影で策謀を巡らすようなドラマは不要。原作には無いそうですが、本作品でも掘り下げが無く、希薄な印象。それならいっそない方がいいような気がします。

 とはいえ、おしゃれな程良く楽しめる作品ではあります。一度は観ておいて損はないですよ。

このレビューは気に入りましたか? 22人の会員が気に入ったと投稿しています

レビューのほとんどが絶賛、お勧めですね

投稿日:2007/04/25 レビュアー:オタエドン

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ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:771件

モードの最前線を 心ゆくまで楽しめる

投稿日

2007/04/30

レビュアー

ミルクチョコ

石の上にも三年と言うし、もう少し頑張って欲しかったなぁ

投稿日

2007/11/18

レビュアー

JUCE

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 まあライトなエンターテインメント作品としては特に言う事も無いんですが、やっぱり残念なのは人物の設定でしょうか。やはり作品を見て「こういう上司いるな」とか「私だったらこうだ」とか思うわけですが、主人公二人の人物設定が中途半端というか肝心な部分で芯を外しているというか・・・。
 まず『プラダを着た悪魔』と呼ばれる女ボス、実は結構良い人に描かれていたりするんですが、それなら途中のバッグや服を部下の机に投げるシーン。普通自分の職業にプライドを持って、その仕事を尊敬しているならばいくらなんでもファッション業界に君臨する女性がバッグや服に対して敬意を払わないのはおかしいでしょう。そんな人間には誰も着いて行きません。オーソドックスではありますがこの女ボスの部下に対するとても厳しい仕打ちは自分の仕事へのプライドと本当に部下を育てたいと言う強い意志の表れでなければこの映画のラストには繋がらないはずです。あるいは本当に嫌なやつで最後失脚するなどを観客としては期待してしまうのです。まあ実際にはパワーハラスメント的な人間も沢山いますが・・・。
 そしてアン・ハサウェイ演じる新入社員。先輩社員ナイジェルの言葉じゃないですが、全く努力してません。仕事を舐めています。ラストにしてもどんな理由があるにせよ。上司に一言も無く職場を放棄するなんて社会人としてあるまじき行為です。大体一年で仕事の何が掴めるのでしょう。彼女の場合、やっとファッション雑誌での仕事のスタートラインに立ったに過ぎません。せめて一人前に全ての仕事が出来るようになるまでは仕事をやり通すべきでしょう。きっと次の職場でも同じような事を繰り返すに違いありません。
 登場人物二人がちょっと浮世離れしているので、全く等身大の物語になっていないのが残念です。

 編集は人物の動きがありながら同ポジで衣装を変えたり、とてもCM的で斬新でPOPな感じがこの映画のファッションの業界という舞台にマッチしていて良かったです。内容よりも雰囲気を楽しむといいんでしょうね。

ハリウッドが本気で作ったトレンディ・ドラマ(死語?)

投稿日

2007/02/23

レビュアー

masamune

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ご批判を承知で少し辛口で(笑)。今や映画のCMをやらせたら一番上手い、かもしれない20世紀FOX。今回も女性にターゲットを絞った優れた戦略が功を奏し、日本でも大ヒットした。映画本質の出来としては「どうってことない」が、そこは巧みに計算されたマーケティングの勝利だと思う。これは女性の願望を適える過去の作品「麗しのサブリナ」「ワーキングガール」「プリティ・ウーマン」と言ったヒット作のエッセンスをTVM出身のDavid Frankel監督が、誇張過多ながらソツ無く見せてる点が、ヒットした要因だろう。私はもっと女性らしい陰湿な(失礼!)ドロドロした物語を予想したが、実際は古くからあるイジメっぽい嫌がらせで、これが今風なのか?と思った(OLに囲まれて仕事した経験がない)。Anne Hathawayは共感を誘いまくるキャラを上手く活かしてるし、Meryl Streepも流石の貫禄でアクの強い役をコメディセンスを発揮して作品の屋台骨をしっかり支える、Oscar候補も納得。本作は「ワーキングガール」同様に、働く女性のジレンマやパッションを丁寧に描いてるとは思う、しかし脚本を精査して見ると、今一つ焦点がボケて散漫な印象は拭えない。なのでエンディングへのカタルシスが所在無げな気がするのは私だけ?。これは主人公の描き方のスタンスに問題が有ると思う。例えば「センスを磨いてキャリアとして登りつめる」のか「自身を大事にして己を貫く」のか見て居てハンドリングが不安定なのだ。他にも彼氏の行動や友人関係についての掘り下げ方も希薄で、サクセス・ストーリーの筈なのに梯子を下ろそうとする演出も有るなど、作品のセンターラインとしての一貫性が無い気がする。これは監督の経験不足、かもしれない。それでも本作は世の女性が最も興味が有るであろうファッション業界をテーマに、都会的なニューヨークの街並みと対比する流麗なパリの街並みとのコントラストや、CMでお馴染みの「Suddenly I See」の軽快な音楽、もちろん目から鱗のアイテムの数々など見所も多い。まあタイアップ満載の本作は同じFOXの「ワーキングガール」の焼き直し、に私は見えた。・・・と、まぁ〜スリラー好きな男目線で見る訳ですが(笑)。確かに本作は元気の出る映画として、昨今のハリウッドから失われてた「軽やかさ」が出てきた事は洋画ファンとして嬉しい限り。進んでると思ったアメリカの女性社会も、未だこのテーマでお客が呼べる点は面白かったし、邦画なら誰がどの役?と考えながら見るのも楽しいもの。私は400人規模のスクリーン、ほぼ満席で見ましたが「間違いなく」男性は私を入れて3人だけ!。このレビューも女性からのバッシングが怖い・・・(汗)。

本作はファッション通に楽しめる点も色々。例えば劇中でValentinoのヴァレンティノ・ガラバーニ御大が登場するとか、現役のCHANELデザイナーのカールラガーフェルドへのアポが取れないからと、アシスタントが首になるetc楽屋オチも色々。他にもGUCCIやY.S.Lのデザイナーだったトムフォードのコレクションにミランダが喜んだ、など捜せば数多く有りますので捜してみては?。

プラダの服はほとんど出てこない

投稿日

2007/05/17

レビュアー

こんちゃん

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 昨年、ペナンに行く際の飛行機の中で放映していました。私は「日本沈没」と「イルマーレ」を見ていたのですが、かみさんがこれを見てまして、
「けっこうおもしろい」
という評価を。
 サクセス・ストーリーが大嫌いなうちのかみさんが、そう言う評価をしたことが意外で、見たかったのですが、なかなかレンタルできずにいて、やっと見れました。

 鑑賞して納得。単なるサクセスストーリーではありません。過去のサクセス・ストーリーは本人の才能や努力によるステップアップよりも、ラッキーな運によるものが多くて、
「そんなにうまく事が運べば、誰も苦労しませんて」
と思うことが多いのですが、この作品中のアンディ(アン・ハサウェイ)は、キャリアも実力もあり、努力も人並み以上にします。悪魔のような上司に徐々に認められるには、それに見合う努力と忍耐が必要なのです。どの世界でもそれが解らず、根拠のない自信とプライドだけは旺盛な大馬鹿者はいるのですが、そんな夢のようなラッキーは、そこらに転がっているわけはないのです。
 
 メリル・ストリープはさすがです。最初は「101」のグレン・クロース?って思いましたけど、彼女の演技があってこそ、この作品が単なるファッショナブルなコメディに終わらせなかったのだと思います。なんと言っても、エンディングの車の中での微笑み!そして、出版社に自ら送ったFAXの
「彼女は、歴代のアシスタントの中で、最も私の期待を裏切った。・・・・彼女を採用しなかったら、あなたは大バカ者だ」

 危うく涙出そうでしたよ。この作品で泣くなんて思いもしなかったのに・・・。

 センスのいい音楽にきらびやかなファッション。ストーリーを別にしてそれだけでも楽しめる作品ですね。プラダは、ホルトのパーティーの時にミランダが来ていた黒いドレスくらいしか無いような・・・シャネルがかなり使われてましたね。あとダナ・キャランも・・・
 決してブランド志向に走るのではなく、センスのいいファッションを心がけるためにも参考になるんじゃないでしょうか。(うちのかみさんは、ブランドには無頓着で、安くても気に入った物は長く、しかもうまく着こなします。が、頓着が無い分、値段にも無頓着なので、クリスマスプレゼントにコートが欲しいという彼女の選んだ物はマックス・マーラでした。私は、そういうセンスは無いので、とりあえずブランド(といっても、スーツはダンヒルかバーバリー。おとなしめです)買っちゃいます)

 楽しめる作品なのですが、難点がいくつか。原作を読んだ友人によると小説では、アンディはリリーとルームシェアしており、彼(小説ではアレックス)とは最終的に別れる。恋愛模様はさほど重要な扱いではないらしい。この作品のエンデキングで、自分の本来の指向であるジャーナリズムを選んだアンデイの選択は納得ですが、ネイトとよりを戻すのがよくわかりません。
 それから、アンディがナイジェルの協力で、変身していく場面が不自然。スタイリストに選んでもらえば、それなりにファッショナブルにはなるでしょうが、1回くらいそれをしてもらっても、センスが劇的に向上するというのは変でしょ。
 メリル・ストリープは素晴らしいのだけれど、素晴らしすぎるが故に、ミランダが悪魔のようには見えない。これくらいの厳しい上司なんて、別に珍しくは無いと思いますが。
 アンディがファッションに携わる仕事を軽視していたのが、センスアップするのと共に、その仕事に生き甲斐のような感覚を持ち始める描写が不足。でなきゃ、あんな無理難題をこなすもんですか。
 クリスチャンが影で策謀を巡らすようなドラマは不要。原作には無いそうですが、本作品でも掘り下げが無く、希薄な印象。それならいっそない方がいいような気がします。

 とはいえ、おしゃれな程良く楽しめる作品ではあります。一度は観ておいて損はないですよ。

レビューのほとんどが絶賛、お勧めですね

投稿日

2007/04/25

レビュアー

オタエドン

1〜 5件 / 全771件

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