マラソン

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自閉症の青年が主役のドラマというより
彼をとりまく家族や周囲の人間のドラマという感じでした。

私は、泣いている母親の心の所に
彰太郎が絆創膏を貼ってあげるシーンが好きです。
口には上手く出せないし、どう思いながら
彼が絆創膏を貼ってあげたのか分からないけど
でも、本能的に母親を心配しているという感じが
伝わってきて、良いなぁと思いました。

自閉症の長男を心配する母親。
口数は少ないが、見守り続ける父親。
色々なことで葛藤しながらも兄の為に行動する弟。
彰太郎のマラソンがきっかけで
バラバラになりかけながらも彰太郎に対する思いで
また、一致団結していく家族・・・。
あぁ、心配してくれる家族がいるって幸せだなって
思えました。

映画の方は、まだ未見なので、ぜひ、観てみたいと思います。

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ついこの前情熱大陸を見たのですが、ちょうどこのマラソンの撮影の様子もやっていました。
その時、自閉症の方とお話しをする機会がもてて、「手」で表現する、とニノは話していました。

ようやくこのマラソンを観ることができ、その時話していた様子を思い出しながら観ました。

彰太郎がニノには見えず、ホントにそのものでした。
とても難しい役だと思うのですが、演技しているというより、とても自然で、ニノということを忘れて見入ってしまいました。

お父さんは何にも分かっていないっぽかったのですが、じつはちゃんとわかっていて、
家族のあたたかさを感じました。

私はまだ子育て真っ最中で小さな子供がいますが、まわりでも自閉症という言葉は耳にしますが、
今までちゃんと自閉症の事理解していなかったな、と改めて感じました。

他の方のレビューでもありましたが、
泣いているお母さんの胸に絆創膏を貼るシーン、なんともいえませんでした。
母の気持ち、ちゃんと伝わってるんだ、とあったかくなりました。

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２００７年９月にテレビで放送されたものだったんですね。
単にニノのドラマを見たいなぁと思って、偶然に借りたんだけど、
２回見てしまいました。

ニノがとても難しい役を演じていて、最初のシーンはかなりインパクトが強かったです。
だけど、あんなに大変な役を演じきったニノがすばらしい役者さんなんだと、まず一つ感動。

自閉症ということだけでなく、親離れ/子離れについて、考えさせられました。小さい時からぴったりくっついている母と息子。
他人が関与してくることによって、お互いが精神的に自立していく様は自閉症でなくても充分にありえる話。
そこを上手く乗り切った親子が良かったです。

私もがんばろう、腐ってちゃダメだな・・・とパワーをもらった作品です。

ニノの演技はホントにすごい！

この作品は、私が今までに見たニノのドラマの中で

一番良いと思いました。（あくまで個人的な意見です。）

ほんと感動するし、ニノの演技にも惚れると思います。

借りようか迷ってるなら、絶対借りた方が良いし、

借りたことないなら、絶対一度は借りるべきだと思います。

二宮君が本当に上手でよかった。

自閉症児との付き合い上の大変さも、温かさも、
上手に描かれていた。

小学校３年生の娘の真剣に見ていました。

「見てよかったな〜」と素直に思える作品でした。

二宮君の出演作品には今後も注目だ。