妻が結婚した

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「私の頭の中の消しゴム」では，バスローブをはだけるシーンはあるものの露出は全くなし，「1億円積まれても脱がない」とまで宣言したソン・イェジンssiですが，本作では見事に（たったあれだけという意見もあるが）お脱ぎになっておられます。
この題名から想像すると本作は“コメディに違いない”と思われるかもしれませんが，実際の中身は，妻が夫以外の男と結婚してしまうという笑えないお話しなのです。
それにしてもチョン・ユンス監督，前作では夫婦交換を描いた「今，愛する人と暮らしていますか？」で，今回は二重結婚ですか，何か結婚に対して言いたいことでもあるのかもしれませんね。

そりゃあ人生山あり谷ありですから，一人の夫では解決できない問題も起きるかもしれませんが，そこには友達やら親戚やら，夫婦を取り巻く様々な人たちの支えがあって，難関をクリアしていくというのが現実ではないでしょうか。
本作のように，問題解決のために一妻多夫を言い出すイナ（ソン・イェジンssi）には同調できないというのが一般論だと思います。しかし，映画の題材にするとなると，このぐらい過激な発想でちょうどいいのかもしれませんね。結果的には，共感とまでは行かなくても，不思議な余韻が残っています。
ヒロインのチュ・イナ（ソン・イェジンssi）と不思議な三角関係を演じるのは，生真面目で誠実なイナの夫ノ・ドックン役にキム・ジュヒョクssi，イナの同僚で，イナが別の男と結婚しているのを承知でイナと結婚するハン・ジェギョン役にチュ・サンウクssiの面々です。

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とんでもない。ありえないです！

ある日妻が別の男性と結婚したいと夫に告白する。
しかも、夫と別れる気はない。
馬鹿げた話に夫は猛反対するも、妻と別れる事が出来ず、結局男との仲を黙認する。
やがて妻が妊娠。誰の子だと迫る夫に、私たち（３人）の子よと言う妻。当然取るべき行動に出る夫に妻は非難の目を向ける。

全てがありえない。人として夫が一番まとも。
観ていて夫が可哀相だった。

恋人がいる人や、結婚してる人を好きになってしまうのは理屈じゃないかも知れない。それは理解できる。だけどこれは論外。
自由奔放と言えばそれまでだけど。

題材としては変わった観点で面白いと思います。
そもそも映画やドラマの殆どはありえない話ですし。
良し悪しは観て判断して下さい。

殆どキスシーンの無かったソン・イェジンの今までにない演技も見所だと思います。

清純派女優のソン・イェジンが、完全に今までの壁を越え
しなやかな肢体をおしげもなく出している大人な作品です。

今まで少女役が多かったソン・イェジンでしたが、主演となるこの映画でみせた雰囲気は、久し振りに見たソン・イェジン同様、とても大胆で大人な作品でした。

結婚した妻が、もう一人の男性と結婚してしまうという
ありえない重婚の話ですが、彼女のイメージもあってかなんともピンときません。
でも、まあ実際にいそうな感じですが。

そして後に、対立しあってた夫二人が、子供が出来てから
徐々に親しくなっていく、最後には家族同然に。

ん〜　ありえない展開。
ラストは、なんとなくアットホームな雰囲気に流されましたが
面白かったような、面白くなかったような。
なんとも言い難い映画でした。
まっ、久し振りのソン・イェジンだったので良かったのですが。
まだ若いうちに、たくさんの映画に出て欲しいものです。

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　チュ・サンウク見たさで借りた作品ですが、見終わってもイライラモヤモヤは消えずにどう理解したらいいのか？？分からない作品です。
　他のレビューアーの方が書かれていたように韓国映画『キッチン』と同じような印象を受けましたがこっちの映画の方がたちが悪いですね。。。

　ヨーロッパでは、籍を入れずに事実婚みたいな関係が多いけどお互いが理解してあっての事で籍にとらわれずに自然体で居たいという感じが好感を持てます。。

　でもこの映画に出てくるイナ（ソン・イェジン）には度肝を抜かれますね。。ひよママさんが言っていたように宇宙人と結婚したんだと思えば少しは楽なのかな？？とも思うけど、考え方がまともなドックン（キム・ジュヒョク）にとっては、そう簡単には受け入れられない、受け入れたくない問題です。。

　会社のマドンナだったイナを想っていたドックン！！どうにか彼女と仲良くなりたいと奮闘した彼はついに彼女と付き合いを始めるが…一度は彼女の自由奔放ぶりに嫌気が差し、別れたものの好きだったドックンは再び彼女とより戻し、そして結婚をしようとする。
　結婚したイナとドックン！！ついに彼女を自分のモノになったと喜んだもののつかの間…彼女の転勤。。土日だけの週末婚になり
…ある日、突然彼女からの衝撃的な一言でおののきドックンの葛藤が始まるが…

　最初は結婚に乗り気じゃなかったイナ！！しかし、ドックン以外に好きな人が出来たからと彼とも結婚したいと言い出すイナにドックンじゃなくても『はぁ〜〜！！！』と言いたくなります。

　惚れた者の弱みでダメだと言えないドックン！！でもそんなに大きな器を持った男じゃないからイナの好きな男がどんな奴か気になるし、待ち伏せして彼を見たり、２人が居ない時に勝手に部屋に入っちゃうし、子供が出来たらこっそりどっちの子か調べちゃしで見ていて彼の行動は変ではなく、普通の行動なんですよね！！

　イナに共感が出来ず、そして一人悶々と苦悩しているドックンに同情しながらももっとしっかりせい！！と言いたくなるし、ジェギョン（チュ・サンウク）があまり出てこないしで私の気持ちもイライラ、悶々しちゃいました。。

　最後は、イナを追いかけ二人仲良くスペインに飛んでいく男２人を見ていて、どっちが男でどっちが女なんだ？と思っちゃうほど、イナに踊らされている感じ！！

　ソン・イェジンの魔性な女プリに今までそこまで興味がなかったけど、この映画で若干彼女に対して好きになれない気持ちを抱いてしまいました。。。

　ってことは、彼女が上手く演じていたんですかね？？

　韓国語でも同じ発音の『微妙な三角関係！！！』

　ものすごくチャーミングなのには、「普通じゃないから」という理由があった。
何が普通じゃないって？
それは、面白い、ほしいと思ったら、止められないっていう性格。
普通だったら、「いいな」と思っても現実的には無理だからって諦めるものだが、ヒロインはそんな常識的な行動をとらない。
「したい」と思ったら「する」。至極単純。
それを受け入れて「結婚した」んだから、映画を見ながら私は、ドックンには勝ち目がないと思っていました。
彼女には地球の常識は通用しないのだ。

　ヒロインが宇宙人だとしたら、その屈託のない笑顔をかわいいと思えますよ。きっと。