狙撃 / 加山雄三
全体の平均評価点: (5点満点)
(3)
解説・ストーリー
加山雄三がクールなスナイパー役を演じたハードボイルドアクション。一匹狼の殺し屋・松下徹は、ある日射撃場でモデルの章子と知り合う。互いに惹かれ合っていくふたりだったが、徹は凄腕の殺し屋・片倉を敵に回してしまう。共演は浅丘ルリ子ほか。
加山雄三がクールなスナイパー役を演じたハードボイルドアクション。一匹狼の殺し屋・松下徹は、ある日射撃場でモデルの章子と知り合う。互いに惹かれ合っていくふたりだったが、徹は凄腕の殺し屋・片倉を敵に回してしまう。共演は浅丘ルリ子ほか。
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「狙撃」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
加山雄三がクールなスナイパー役を演じたハードボイルドアクション。一匹狼の殺し屋・松下徹は、ある日射撃場でモデルの章子と知り合う。互いに惹かれ合っていくふたりだったが、徹は凄腕の殺し屋・片倉を敵に回してしまう。共演は浅丘ルリ子ほか。
「狙撃」 の作品情報
「狙撃」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
狙撃の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
86分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV24213R |
2014年01月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
0人
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狙撃の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
86分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV24213R |
2014年01月22日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
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ユーザーレビュー:3件
狙撃
投稿日:2018/05/11
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
殺し屋のスナイパーがファッションモデルと愛を育みつつ、金塊の争奪戦で空いて組織から殺し屋も放たれて戦う話。
冒頭のセリフもなく静かに始まる狙撃シーンが興味深くバッチリと掴まれるスタートでした。
主人公とヒロインが出会ってデートをしたりベッドシーンが多くしかも途中で原住民の格好をしてダンスをするというシーンが意味不明で映画史に残る呆然とするシーンだと思いました。サイケなダンスシーンも結構長いこと入っていて、殺し屋としての仕事よりもヒロインとのやり取りが多くてダルく感じる映画でした。
主人公がどうして殺し屋をしているのかとかをセリフで語ったりして面白さがどんどんなくなっていく主人公で、それに対して対峙する殺し屋の森雅之さんの魅力が最高でセリフも少なくカタキ役の方をずっと見ていたいキャラクターでした。使っている銃とかもかっこよかったです。金髪美女を従えて飛行機のタラップを降りてくる初登場からバッチリかっこよかったです。
主人公とカタキ役の対決で車とヘリコプターのチェイスシーンとか日本映画ではあまり見たことのない迫力あるアクションシーンがあったりして気合のある映画だと思いました。
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浅岡ルリ子の知的滑舌 埋もれてきた娯楽名作
「狙撃」(1968年、東宝、カラー、86分)。
主演は、加山雄三、浅岡ルリ子。監督は清張原作「黒い画集 あるサラリーマンの証言」(1960)、「告訴せず」(1975)の堀川弘通(1916〜2012)。
永原秀一のオリジナル脚本。特筆すべきは、真鍋理一郎(1924〜2015)の音楽。冒頭のトランペットと女声スキャットを用いたアンニュイな曲は、イエジー・カヴァレロヴィッチ「夜行列車」(1963)の冒頭曲へすぐ僕を連れて行った。
加山雄三(1937生)は、「若大将」シリーズ(1961〜1981)の「田沼雄一」役とは対極にある無口で孤独なスナイパー「松下徹」を演じています「ゴルゴ13」の「デューク東郷」と雰囲気がとてもよく似ています。さいとうたかを「ゴルゴ13」は1968年11月発売の小学館「ビッグコミック」1969年1月号に、記念すべき第1話「ビッグ・セイフ作戦」が掲載されていますから、この映画「狙撃」のほうが早いのかもしれません。東京オリンピック(1964)から4年後、高度成長後期でしたが、虚無感を漂わせるアンチ・ヒーローを求める空気があったのでしょう。
「松下」(加山)の恋人「章子」を演じる浅岡ルリ子の「声」に注目しました。その音色、滑舌の良さ、語りは一体となっていますが、「声」がこの女優の最高の魅力ではないか。最近の日本映画では、体型も相貌も美しく「区別のつかない」若い美男美女で溢れていますが、困るのはかれらの滑舌の悪さ。もちろん僕の耳が老化とともに遠くなっているせいが大きいが、邦画で日本語字幕を見る羽目になったのは、役者の滑舌の悪さに起因するのです。
特に舞台経験を積んでいない人にその甘さを感じます。滑舌そのものは訓練を積めば向上するのです。本作の浅岡ルリ子の語りの美しさは、確たる知性に裏付けられています。
その語りに真鍋理一郎の音楽が併走。
この映画は、ライフルやハンドガンがもう一方の主役です。地下の銃工房で製作する「深沢」(岸田森)は、「狙撃に使う銃は1回きり」と言います。弾痕で足がつかないためです。「松下」が使う銃はロシアのカラシニコフ社のライフル「AK47」、ドイツのルガー社のライフル「ホークアイ」ですが、1回の狙撃ごとに改良を加えて進化しているのですね。いっぽう、「松下」を追い詰める敵役「片倉」(森雅之)が使うドイツ製「モーゼルミリタリーC96」は大型自動拳銃の名器です。この銃については、次の「殺しは静かにやって来る」で詳しく書くことにします。
銃だけではなく、「トヨタ2000GT」とヘリコプターとのチェイスも優れています。
本作、隠れた名作と言えるのではないでしょうか。
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気合の入ったガンの描写
1; タバコの煙で風を読む。。。 と紹介されてるが… 狙撃場所より途中のビルの谷間の風が重要では?なんて素人は思ってしまう。
2; トランシーバーに東芝のマークが…
3;お。TOYOTA2000GT
4; スタイリッシュを狙ったのか? イメージビデオみたいな映像。 時代だぁ!
5;富士スピードウェイ?? あー2000GTがひっくり返ってもったいない
6;殺し屋の心境吐露。当時は斬新だったのかもしれんが今じゃ当たり前ですな。
7;ゴルゴとどっちが先? こっちは1968年公開か。ゴルゴは68年11月発売分より連載
8;自分の腕前を相手にわざわざ披露するなんて、バッカじゃないかプロらしくない。と、ゴルゴを読んでいると思ってしまう。
9;ルリ子さん「愛するって、愛するって、耐えることなの」式のセリフ回しはやめてほしいが、しょうがないのかなぁ
10;顔を見せていないのに、声ですぐわかる「あのかた」。 中国語が泣かせます。たしか「続・拝啓天皇陛下様」でも中国人を?
それなりに楽しめました
このレビューは気に入りましたか?
0人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
狙撃
投稿日
2018/05/11
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
殺し屋のスナイパーがファッションモデルと愛を育みつつ、金塊の争奪戦で空いて組織から殺し屋も放たれて戦う話。
冒頭のセリフもなく静かに始まる狙撃シーンが興味深くバッチリと掴まれるスタートでした。
主人公とヒロインが出会ってデートをしたりベッドシーンが多くしかも途中で原住民の格好をしてダンスをするというシーンが意味不明で映画史に残る呆然とするシーンだと思いました。サイケなダンスシーンも結構長いこと入っていて、殺し屋としての仕事よりもヒロインとのやり取りが多くてダルく感じる映画でした。
主人公がどうして殺し屋をしているのかとかをセリフで語ったりして面白さがどんどんなくなっていく主人公で、それに対して対峙する殺し屋の森雅之さんの魅力が最高でセリフも少なくカタキ役の方をずっと見ていたいキャラクターでした。使っている銃とかもかっこよかったです。金髪美女を従えて飛行機のタラップを降りてくる初登場からバッチリかっこよかったです。
主人公とカタキ役の対決で車とヘリコプターのチェイスシーンとか日本映画ではあまり見たことのない迫力あるアクションシーンがあったりして気合のある映画だと思いました。
浅岡ルリ子の知的滑舌 埋もれてきた娯楽名作
投稿日
2019/08/28
レビュアー
ちゅく
「狙撃」(1968年、東宝、カラー、86分)。
主演は、加山雄三、浅岡ルリ子。監督は清張原作「黒い画集 あるサラリーマンの証言」(1960)、「告訴せず」(1975)の堀川弘通(1916〜2012)。
永原秀一のオリジナル脚本。特筆すべきは、真鍋理一郎(1924〜2015)の音楽。冒頭のトランペットと女声スキャットを用いたアンニュイな曲は、イエジー・カヴァレロヴィッチ「夜行列車」(1963)の冒頭曲へすぐ僕を連れて行った。
加山雄三(1937生)は、「若大将」シリーズ(1961〜1981)の「田沼雄一」役とは対極にある無口で孤独なスナイパー「松下徹」を演じています「ゴルゴ13」の「デューク東郷」と雰囲気がとてもよく似ています。さいとうたかを「ゴルゴ13」は1968年11月発売の小学館「ビッグコミック」1969年1月号に、記念すべき第1話「ビッグ・セイフ作戦」が掲載されていますから、この映画「狙撃」のほうが早いのかもしれません。東京オリンピック(1964)から4年後、高度成長後期でしたが、虚無感を漂わせるアンチ・ヒーローを求める空気があったのでしょう。
「松下」(加山)の恋人「章子」を演じる浅岡ルリ子の「声」に注目しました。その音色、滑舌の良さ、語りは一体となっていますが、「声」がこの女優の最高の魅力ではないか。最近の日本映画では、体型も相貌も美しく「区別のつかない」若い美男美女で溢れていますが、困るのはかれらの滑舌の悪さ。もちろん僕の耳が老化とともに遠くなっているせいが大きいが、邦画で日本語字幕を見る羽目になったのは、役者の滑舌の悪さに起因するのです。
特に舞台経験を積んでいない人にその甘さを感じます。滑舌そのものは訓練を積めば向上するのです。本作の浅岡ルリ子の語りの美しさは、確たる知性に裏付けられています。
その語りに真鍋理一郎の音楽が併走。
この映画は、ライフルやハンドガンがもう一方の主役です。地下の銃工房で製作する「深沢」(岸田森)は、「狙撃に使う銃は1回きり」と言います。弾痕で足がつかないためです。「松下」が使う銃はロシアのカラシニコフ社のライフル「AK47」、ドイツのルガー社のライフル「ホークアイ」ですが、1回の狙撃ごとに改良を加えて進化しているのですね。いっぽう、「松下」を追い詰める敵役「片倉」(森雅之)が使うドイツ製「モーゼルミリタリーC96」は大型自動拳銃の名器です。この銃については、次の「殺しは静かにやって来る」で詳しく書くことにします。
銃だけではなく、「トヨタ2000GT」とヘリコプターとのチェイスも優れています。
本作、隠れた名作と言えるのではないでしょうか。
気合の入ったガンの描写
投稿日
2014/05/30
レビュアー
ひとこと言いたい
1; タバコの煙で風を読む。。。 と紹介されてるが… 狙撃場所より途中のビルの谷間の風が重要では?なんて素人は思ってしまう。
2; トランシーバーに東芝のマークが…
3;お。TOYOTA2000GT
4; スタイリッシュを狙ったのか? イメージビデオみたいな映像。 時代だぁ!
5;富士スピードウェイ?? あー2000GTがひっくり返ってもったいない
6;殺し屋の心境吐露。当時は斬新だったのかもしれんが今じゃ当たり前ですな。
7;ゴルゴとどっちが先? こっちは1968年公開か。ゴルゴは68年11月発売分より連載
8;自分の腕前を相手にわざわざ披露するなんて、バッカじゃないかプロらしくない。と、ゴルゴを読んでいると思ってしまう。
9;ルリ子さん「愛するって、愛するって、耐えることなの」式のセリフ回しはやめてほしいが、しょうがないのかなぁ
10;顔を見せていないのに、声ですぐわかる「あのかた」。 中国語が泣かせます。たしか「続・拝啓天皇陛下様」でも中国人を?
それなりに楽しめました
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