総天然色ウルトラQ / 佐原健二
総天然色ウルトラQ
/佐原健二
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(9)
解説・ストーリー
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第1巻。トンネルの工事中に洞窟が発見され、そこから怪獣・ゴメスが現れる。さらに巨大な楕円状の化石も発見されるが…。第1話「ゴメスを倒せ!」から第3話「宇宙からの贈りもの」を収録。
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第1巻。トンネルの工事中に洞窟が発見され、そこから怪獣・ゴメスが現れる。さらに巨大な楕円状の化石も発見されるが…。第1話「ゴメスを倒せ!」から第3話「宇宙からの贈りもの」を収録。
もっと見る▼
最新巻情報
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「総天然色ウルトラQ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第1巻。トンネルの工事中に洞窟が発見され、そこから怪獣・ゴメスが現れる。さらに巨大な楕円状の化石も発見されるが…。第1話「ゴメスを倒せ!」から第3話「宇宙からの贈りもの」を収録。
「総天然色ウルトラQ」 の作品情報
「総天然色ウルトラQ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
最新巻情報
総天然色ウルトラQのシリーズ商品
総天然色ウルトラQ 1
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第1巻。トンネルの工事中に洞窟が発見され、そこから怪獣・ゴメスが現れる。さらに巨大な楕円状の化石も発見されるが…。第1話「ゴメスを倒せ!」から第3話「宇宙からの贈りもの」を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
76分 |
|
日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3176 |
2013年06月21日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
総天然色ウルトラQ 2
ウルトラシリーズの原点とも言われるTV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第2巻。地中からビルを突き破り、巨大な花・マンモスフラワーが現れる。逃げ遅れた一平たちはビルに閉じ込められ、身動きが取れなくなり…。第4話から第7話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
102分 |
|
日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3177 |
2013年06月21日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
総天然色ウルトラQ 3
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第3巻。生物を巨大化させる物質・ハニーゼリオンによって巨大化してしまったモグラが出現する。研究を進めていた農事試験場の管理ミスによるものだと思われていたが…。第8話から第11話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
102分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3178 |
2013年07月26日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
0枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
総天然色ウルトラQ 4
ウルトラシリーズの原点とも言われるTV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第4巻。動物園の飼育員が「鳥を見た」と言い残し謎の死を遂げ、動物たちが1頭残らずいなくなる事件が起きる。同じ頃、ある漁村に謎の船が漂着し…。第12話から第14話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
76分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3179 |
2013年07月26日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
総天然色ウルトラQ 5
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第5巻。お金を集めることが大好きな少年・金男は、不思議な繭に呑み込まれ怪獣・カネゴンになってしまう。工事現場のヒゲオヤジを逆立ちさせれば元に戻るらしいが…。第15話から第17話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
76分 |
|
日:ドルビーデジタルステレオ/モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3180 |
2013年08月28日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
総天然色ウルトラQ 6
ウルトラシリーズの原点とも言われるTV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第6巻。揃えば何でも願いが叶うと言われるさざめ竹の花と虹の卵。ピー子はお婆ちゃんの足を治すために、仲間たちと一緒に卵を探すが…。第18話から第21話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
102分 |
|
日:ドルビーデジタルステレオ/モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3181 |
2013年08月28日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
総天然色ウルトラQ 7
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第7巻。山中で巨大な人の足跡が発見され、雪男騒動が巻き起こる。由利子の友人・あや子は、実は自分の婚約者・浩二が雪男だと打ち明ける。第22話「変身」から第25話「悪魔ッ子」を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
102分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3182 |
2013年09月25日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
総天然色ウルトラQ 8 〈最終巻〉
ウルトラシリーズの原点とも言われるTV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第8巻。ボクサーのダイナマイト・ジョーが飼っている一見トカゲのような動物・ピーターは、水から出すと巨大化する性質を持っていて…。第26話から最終第28話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
76分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3183 |
2013年09月25日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
0人 |
0人 |
商品の詳細を表示する
総天然色ウルトラQのシリーズ商品
総天然色ウルトラQ 1
作品詳細を開く
- 収録時間:
76分
- 字幕:
- 音声:
日:モノラル
- レイティング:
- 記番:
BCDR3176
- レンタル開始日:
2013年06月21日
- 在庫枚数
10枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第1巻。トンネルの工事中に洞窟が発見され、そこから怪獣・ゴメスが現れる。さらに巨大な楕円状の化石も発見されるが…。第1話「ゴメスを倒せ!」から第3話「宇宙からの贈りもの」を収録。
総天然色ウルトラQ 2
作品詳細を開く
- 収録時間:
102分
- 字幕:
- 音声:
日:モノラル
- レイティング:
- 記番:
BCDR3177
- レンタル開始日:
2013年06月21日
- 在庫枚数
8枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
ウルトラシリーズの原点とも言われるTV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第2巻。地中からビルを突き破り、巨大な花・マンモスフラワーが現れる。逃げ遅れた一平たちはビルに閉じ込められ、身動きが取れなくなり…。第4話から第7話を収録。
総天然色ウルトラQ 3
作品詳細を開く
- 収録時間:
102分
- 字幕:
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
- レイティング:
- 記番:
BCDR3178
- レンタル開始日:
2013年07月26日
- 在庫枚数
0枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第3巻。生物を巨大化させる物質・ハニーゼリオンによって巨大化してしまったモグラが出現する。研究を進めていた農事試験場の管理ミスによるものだと思われていたが…。第8話から第11話を収録。
総天然色ウルトラQ 4
作品詳細を開く
- 収録時間:
76分
- 字幕:
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
- レイティング:
- 記番:
BCDR3179
- レンタル開始日:
2013年07月26日
- 在庫枚数
8枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
ウルトラシリーズの原点とも言われるTV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第4巻。動物園の飼育員が「鳥を見た」と言い残し謎の死を遂げ、動物たちが1頭残らずいなくなる事件が起きる。同じ頃、ある漁村に謎の船が漂着し…。第12話から第14話を収録。
総天然色ウルトラQ 5
作品詳細を開く
- 収録時間:
76分
- 字幕:
- 音声:
日:ドルビーデジタルステレオ/モノラル
- レイティング:
- 記番:
BCDR3180
- レンタル開始日:
2013年08月28日
- 在庫枚数
9枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第5巻。お金を集めることが大好きな少年・金男は、不思議な繭に呑み込まれ怪獣・カネゴンになってしまう。工事現場のヒゲオヤジを逆立ちさせれば元に戻るらしいが…。第15話から第17話を収録。
総天然色ウルトラQ 6
作品詳細を開く
- 収録時間:
102分
- 字幕:
- 音声:
日:ドルビーデジタルステレオ/モノラル
- レイティング:
- 記番:
BCDR3181
- レンタル開始日:
2013年08月28日
- 在庫枚数
8枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
ウルトラシリーズの原点とも言われるTV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第6巻。揃えば何でも願いが叶うと言われるさざめ竹の花と虹の卵。ピー子はお婆ちゃんの足を治すために、仲間たちと一緒に卵を探すが…。第18話から第21話を収録。
総天然色ウルトラQ 7
作品詳細を開く
- 収録時間:
102分
- 字幕:
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
- レイティング:
- 記番:
BCDR3182
- レンタル開始日:
2013年09月25日
- 在庫枚数
8枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
国民的特撮TV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第7巻。山中で巨大な人の足跡が発見され、雪男騒動が巻き起こる。由利子の友人・あや子は、実は自分の婚約者・浩二が雪男だと打ち明ける。第22話「変身」から第25話「悪魔ッ子」を収録。
総天然色ウルトラQ 8 〈最終巻〉
作品詳細を開く
- 収録時間:
76分
- 字幕:
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
- レイティング:
- 記番:
BCDR3183
- レンタル開始日:
2013年09月25日
- 在庫枚数
9枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
解説・ストーリーを見る
ウルトラシリーズの原点とも言われるTV映画『ウルトラQ』をカラーライズした第8巻。ボクサーのダイナマイト・ジョーが飼っている一見トカゲのような動物・ピーターは、水から出すと巨大化する性質を持っていて…。第26話から最終第28話を収録。
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:9件
内容は良いが、在庫が少なく……
「ウルトラQ」の愛好家です。
原典をリアルタイムで見た世代。
キモ爺です。
モノクロの作品なので、色は不要と思っていましたが、やはり、デジタル着色されると、
見てみたい、見なければ、と思うのが、フアンのキモ爺。
怪獣の色が、気になりますが、
ウルトラマンで登場した、ペギラ(チャンドラー)、ガラモン(ピグモン)、ラゴンや、
見なくてもわかる、ゴロー、巨大人間、巨大タコ(スダール)などは、あまり、興味はありません。
見たいのは、ゴーガ、ナメゴン、マンモスフラワー、バルンガ……。
昭和生まれのバカ上司から、「じゃ、カネゴンは、何色だったんかい?」……と乱暴に聞かれたら、「あの色」と答えましょう。
「お前の財布の色だ。その色で、人間性わかるもんんじゃ!」と、言ってやればよい。
DISCASでは、在庫少なく、1年先になりそうです。
最近、YAHOOレンタル(「ぽすれん」委託)で、単品レンタルで、借りられました。
全8枚で、3000円くらいです。
急ぎで見たい人は、YAHOOレンタルが、おすすめです。
(今年の3月で、現品レンタルは、撤退です。お早目に!)
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ペギラ、ガラモン、ケムール人。
原典のモノクロ版と、最近のカラー着色版と、結果的に、共通の順位となりました。
カラー版も全部見たのですが、結局、原典以上のものではないことを確信しました。
原典の付属品です。
【その1】ベスト@〜B
@ 第5話「ペギラが来た!」(冷凍怪獣ペギラ)
南極観測隊が、そして、人類がペギラに遭遇する、最初の話。人気があったのでしょう……なぜか(どのように? 流氷に乗って?)ペギラが東京にやってきてしまった、第14話「東京氷河期」も作られました。この続編も、少年とその父(特攻隊の生き残り)のドラマが生きていて、実に素晴らしい。でも、最初の作「「ペギラが来た!」のインパクトは大きい。半開きの眠そうな眼と、零下風を送る両翼。雪上車が竜巻で巻き上げられる場面。「ウルトラQ」で初めて、恐怖を感じました。眠い目で凄いことをするのは、人間でも、最も怖い類ですね。そして、田村奈美という女優さんに萌えます。
A 第16話「ガラモンの逆襲」(隕石怪獣ガラモン、宇宙怪人セミ人間)
第13話「ガラダマ」(隕石怪獣ガラモン)が第1作で、怪獣のインパクトが衝撃的でした。死ぬというか、ガラモンはロボットなので、電波停止になったとき、口から液体が出るところも凄かった。けれども、これは、2作目「逆襲」の方をより高く評価します。ガラモンが二匹でるからではなく、セミ人間の最後の哀しみに打たれました。
演じた、沼田曜一が名演(故人)。
B 第19話「2020年の挑戦」 (誘拐怪人ケムール人)
ベスト@・Aはすぐ決まったのですが。B以降、悩みました。ゴーガやナメゴンなど貝類も大好きです。同世代の知人のように、怪獣の出ないSF色の濃いもの(「1/8計画」「悪魔ッ子」「あけてくれ!」を好む人もいます。それだけ、懐の深い作品群なのですが、自分は、怪獣を好むので、そこに偏ります。前置きが長くなりましたが、これは「怪人」です。好きなところは、次の3つ。
●巨大化して、観覧車に絡みつく場面。「ウルトラQ」の資料書籍の写真に必ず出てくるカットがありますが、それは、宣伝用のスチール写真として撮られたものでないでしょうか。その写真が最も好きです。実際のTV作品では、このカットはないですね。(モングラーを自衛隊が迎え撃つカットも同様です。)
●人間より少し大きいサイズ(巨大化前)にケムール人が走る場面。一歩一歩が長距離で、ゆっくりしているのです。三段跳びの「ホップ→ステップ→ジャンプ」の「ステップ」が続く感じ。どうして撮ったのか不思議です。びっくりしました。
●ケムール人が死ぬとき、頭の先の口から、液体をまき散らす場面。ガラモンの液体はどろっとしていますが、ケムール人は、ぴゅーぴゅーと出るのです。そして消滅。どうも、最後の液体に、自分は魅力を感じるようです。スーツアクターは、古谷敏。「ウルトラQ」の次作「ウルトラマン」では、主役の中に入っていた名優です。その次作「ウルトラセブン」では、ハンサムな素顔で登場、「アマギ隊員」を演じていました。
【以下、後日】
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
自分を初めて怪獣ワールドに招き入れてくれた金字塔。
自分は子供時からウルトラマンの様なヒーロー物よりどちらかというと本シリーズの様な人間が怪獣や超常現象に対峙する出来るだけリアルに描いてビターなオチがある様なジャンルの方が好きだった。なので当然、本シリーズではお気に入りはケムール人の出る「2020年の挑戦」(今が遂に2020年を過ぎてしまったのが何か不思議な感覚に陥る。こんな世の中になっているなんて当時思ってもみなかった。)、他にも夜、空を走る電車に閉じ込められた男の悲哀を描く「あけてくれ!」、人口増加を回避する為の手立てを描いた「1/8計画」、金に執着する人間を皮肉った「カネゴンの繭」等、いずれもオチが面白い。当時は後に大河ドラマ「天と地と」で主役の上杉謙信を演じて大物役者になる石坂浩二のナレーションだったなんて知る由も無かった。(怪獣自体の造形で自分の好みは断然ガラモンとペギラだ。ペギラのスリーピーアイは愛嬌があるし、ガラモンなんてよくこんな体型と,こけると脚と短い手をパタパタさせる可愛い動作アクション、よく考えるなと感心する。電波が切れると口からヨダレたらすし。傑作だと思う。)映画ならば人造人間の悲哀も描いた「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」と「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」のシリーズ物、人間のエゴや欲望を見事に描いた怪獣ものというジャンルだけに入れるのは勿体ない傑作「マタンゴ」が特に好きだ。(偶然だが3作ともヒロインが水野久美だった。特に「マタンゴ」のキノコを喰った人間が皆、醜く変貌するのに彼女だけが妖しい容貌になっていて「おいしいわぁ」と云ってむさぼってキノコを喰べるシーンの妖艶さには当時子供ながらに参った。(後年、何かの資料で彼女が、あのキノコは色を付けたおもちで本当に美味しかったのよ、とコメントしているのが可笑しい。)
最近、朝日新聞の朝刊にウルトラマンのスーツを着てヒーローを演じていた俳優古屋敏の当時の回想を数回に分けて掲載していたのが面白かった。彼がウルトラマン役に抜擢される前に東宝でチョイ役ばかりの大部屋俳優だった時代にいきなり「Q」のケムール人役に指名がかかったとの事で彼自身の当時としては日本人離れした体の均整を持っていた特徴が製作スタッフの目に留まった。(ラゴンも演じたそうだ。) 「Q」終了後、遂にカラー放送で「ウルトラマン」がスタートするに際し、今度は主役のウルトラマン役がその理想的な体型で「君にしか出来ない」とオファーされるが、まだ当時若者だった彼はスーツアクターなんて言葉なんか無かった時代に顔を見せられない、役者としては素直に喜べない当時の心境を正直に述べているのが好感が持てる。それでも彼が、当時子供だったこちらが何も知らずにテレビの前で喜んで観ていた時も、あのスーツがどれだけ窮屈で苦労したかを述べていて何か感慨深いものがある。(水の中での闘いでスーツの中に水が入って、おぼれそうになったり、火を多く使った炎の中での撮影は煙がマスクに入り酸欠状態になって大変だった様だ。おそらくペスターの回だろう。)このシリーズも傑作がいくつかあるが巷でも特に人気が高いのが古谷も思い出に強いと述べたジャミラが登場した「故郷は地球」だそうだ。水の無い惑星に不時着して変わり果てた怪獣になってしまった宇宙飛行士のジャミラが救助してくれなかった地球に復讐にやってくるストーリーだったが、もう水を受け付けられない体になってしまったジャミラにウルトラマンが手から水を放射して悶え苦しんで死ぬ残酷なシーンが視聴者に強い印象を残した。古谷はこのシーンを演じていて「彼は宇宙開発の犠牲者。孤独なんだ。どうして殺さないといけないんだ。」と思ってスーツの中で涙があふれたそうである。
「ウルトラマン」が大成功に終わり、続いて「ウルトラセブン」が始まるが自分はこの頃にはそろそろ怪獣ものを卒業する年齢になってきたので全てを観ていない、がしかしアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子のピッチリしたスーツの上からでも分かる乳の大きさにムラムラする、こちらが色気づいた年齢になってきていた。古谷は念願叶って今度は隊員役で素顔で演じる事が出来る様になる。が、序盤はウルトラマンのご褒美で選ばれただけとか中傷もあった様だ。元気がない彼に気付いて励ましたのがウルトラマン時から隊員役で古谷と仲の良かった石井伊吉、後の毒蝮三太夫なのだそうだ。彼は「ウルトラマンが終わったときのことを思い出せ。ファンの多くがお前のウルトラマンの演技に感動したんだ。ファンの期待を裏切ってちゃいけない。」 いい話である。そんな、当時は顔を隠してスーツを着て演じる事に疑問もあった彼が現在、その後の様々な困難を乗り越えて自分のキャリアに自信と誇りを持って当時を振り返っているのが、リアルタイムで彼のアクションを夢中で観ていた自分からしても嬉しい。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ベストC〜E投稿します
このレビューは、原作のモノクロ版と、ほとんど同文です。
しかし、最初に、原版と着色版の「違い」と「判断」について、今から書きます。
DISICASの管理者さんにお願いします。この部分★は、削除しないでください。
以下「★原典(モノクロ版)と、着色版を全部、観たものの感想」の部分は、モノクロの原典のレビューでは書いていません。
========================================
「★原典(モノクロ版)と、着色版を全部、観たものの感想」
@ 同時代に(リアルタイムに)に見たものは……
まず、原典を観ている世代。
着色でみてよかったと思うのは、私見では、3分の2は、原典のほうが上。
モノクロの非現実感は、当時とは、変わっていない。着色することで、恐怖や臨場感は、リアル世代にとっては薄らぐ。
3分の1は、着色を見て、正解というか、新しい発見がありました。
A これから「Q]をレンタルする人は……
若い方々は、原典から借りられることを、おすすめします。
========================================
「ウルトラQ」ベスト
【その2】4〜6位
C 第20話「海底原人ラゴン」(海底原人ラゴン)
人よりも昔、地球の陸に棲んでいて、その後、海底に居住地を移した「原人」。
ラゴンが、ラジオの音楽に反応するという点が、好きです。
「Q」は、午後6時代の子供向け番組であったので、人の死をなるべく描かず、あっても見せないような配慮がされている。(もちろん、「ゴーガ」では、丸見えということはありましたが。)
ラゴンは、自分の子供を取り戻しにきたので、悪意も殺意もない。人間より一生懸命。
そこが、「Q」の中で、際立っていて、ラジオ音楽に反応することと併せ、好きなのです。
子供を抱き戻したあと、海へ歩いていく、お母さんラゴンの後姿がよいと思うのですが、同好の方、いかがでしょうか?
「Q」には、驚きと悲しみがあった。
ラゴンは、「ウルトラマン」では、放射能の影響で巨大化して、熱線をはいたりする。首に原子爆弾がついている。音楽にも反応しない。「マン」と格闘したのですが、あっさり負けてしまう。このラゴンは、「Q」のラゴンとは、別のものと考えざるを得ない。
そういう怪獣は、ゴジラだけで十分です。
魅力があるのは、この「Q」の2メートルの原人のみ。
★カラー版について
色は、「マン」と変わっていませんが、鮮やかです。それだけ。物語と、モノクロのほうが、心情的に訴えが強い。
D 第25話「ゴーガの像」(貝怪獣ラゴン)
造型的に好きです。サザエの壺焼きが好きなので……。
なんといっても、この素直な造形がすばらしい。
この大きな貝怪獣が、戦車と対決する場面は、特撮史上の名場面。
ナメゴンという怪獣もいますが、ゴーガは、貝殻に入って、転がれることが好みです。
これは、フィギュアとしても常備しておきたい作品です。
ストーリー自体は大したことはない。
「ゴーガの像」の貧弱なところは許容範囲。
★カラー版について
これは、カラー版もみるべき作品です。みてよかった。ゴーガの着色が上品であって、戦車隊との火砲・熱線対決が、実に美しいです。
E 第13話「クモ男爵」(大グモ)
滝田裕介さん(1930年生)登場。
脇役名優。「日本沈没」(旧版)、「月山」は代表作。
洋画の吹替え。ヒッチコックの「泥棒成金」のケイリー・グラントの吹替役。
「ジョーズ」のロイ・シャイダーの声。
TV映画の吹替。「ベン・ケイシー」。
最近は、朗読者として、滝田裕介さんには、お世話になっています。
自分は、睡眠に障害をもっています。朝まで、いろんな朗読を聴き続けています。
松本清張の「遭難」。小泉八雲「…芳一」などは、滝田さん。
「宮城道雄随筆集」も、ぜひ、聴いてみたい。
滝田さんが好きなので、脱線してしまいました。
いつもの「Q」と違うのは、飛行機でなく、車でドライブに行った途端、霧の沼で遭難し、廃屋豪邸に避難する。いつもの、万条目淳(佐原健二さん)、戸川一平(西条康彦さん)、江戸川由利子(桜井浩子さん)は、登場するが、滝田裕介さん。
そして、若林映子さん(「三大怪獣」)も出演(美しい!)。豪華キャストです。
沼に落ちたあと助け上げられた一平が、オカリナで不吉な曲を吹く音が圧巻。
もちろん、冒頭の灯台の場面は、良い。
「男爵」の屋敷が、火で崩れるとき、特撮の「手」が見えることも面白い。
★カラー版について
これは、色調というか、作品の基調が、色を求めていない。
以上
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
リトラの哀しさ 「ウルトラQ」ベストF〜H位
着色版についてのコメントを書いています。
【その3】 「ウルトラQ」ベストF〜H
F 第11話「バルンガ」(風船怪獣バルンガ)
この風船は、宇宙から来る。「ドゴラ」のように。
「Q」シリーズでは、最も嫌いな存在。造型が、神経を逆撫でする。
怪獣も、「カネゴン」など、四足歩行で。人間の形態に近いものは、共感があります。
「マンモスフラワー」も、植物ですから、巨大なだけで、違和感は少ないのです。
もっとも不愉快な存在が「バルンガ」。
この忌避感は、もう無視することはできない。
「ドク、ドク、ドク…」という呼吸音がさらに不快です。
電気、排気ガス、台風など、すべての物質(エネルギー)を吸収し膨張する。
バルンガのソフビって、あるのだろうか。
誰も欲しくないから、作らなかったような気がする。
あれば、大珍品。(あるんですね……エクスプラス版が!)
★カラー版について
カラー版で、いちばん見たかった造型です。どんな色かは、言いません。これは、カラー版でみるべきです。
G 第1話「ゴメスを倒せ!」(古代怪獣ゴメス/原始怪鳥リトラ)
記念すべき、放映第1作。同時進行していたと思いますが、これ第1作で正解でした。
「Q」で、怪獣2匹という豪華さは、この作品だけです。
昔、この放送をリアルタイムに見ました。その印象は鮮明です。
まだ、「ウルトラマン」は、先ですから……。
そして、現場は、何か、どたばたしていたではないか。
「ゴメス」は、ゴジラに部品を付け加えただけで、何の魅力もない。
(これは、今言えることで、当時は、恰好いい怪獣でした。)
阪神の打点王と同じく、名前が「やんちゃ」で「ヒール」で好きです。
けれど、この作品の主役は、「リトラ」なのです。
ゴメスと同時に復活し、一度放射すれば、命がなくなる液体で殺したゴメスの体を守るように、覆いかぶさる。こんな哀しみを味わったことが、ない。
★カラー版について
これは、モノクロ原典で、十二分です。
H 第15話「カネゴンの繭」(コイン怪獣カネゴン)
嫌いだが、この造型は無視することはできないし、「Q」の代表的存在であることも分かります。
好きになれないのは、ストレートすぎるからでしょうか。
首から上が、圧倒的な造形で、それ以外は人間そのもの。(変身で)
ブラック・ユーモアの結実として、傑作だが……。
このシリーズで、子供らが活躍するドラマを作ったのは、
脚本:山田正弘さん、監督:中川晴之助さん のコラボで、
「育てよ!カメ」「鳥を見た」と、この「カネゴンの繭」の3作ではなかろうか。
個人的に好きではない。
「Q」は、本家、監督、特技監督の多様さが、良かったのでしょう。
★カラー版について
カネゴンの色は、昔からソフビで分かっていました。
でも、このカラー版は、見る価値、大いにあります!
着色の節度、上品さに感心しました。
以上
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
内容は良いが、在庫が少なく……
投稿日
2014/01/18
レビュアー
ちゅく
「ウルトラQ」の愛好家です。
原典をリアルタイムで見た世代。
キモ爺です。
モノクロの作品なので、色は不要と思っていましたが、やはり、デジタル着色されると、
見てみたい、見なければ、と思うのが、フアンのキモ爺。
怪獣の色が、気になりますが、
ウルトラマンで登場した、ペギラ(チャンドラー)、ガラモン(ピグモン)、ラゴンや、
見なくてもわかる、ゴロー、巨大人間、巨大タコ(スダール)などは、あまり、興味はありません。
見たいのは、ゴーガ、ナメゴン、マンモスフラワー、バルンガ……。
昭和生まれのバカ上司から、「じゃ、カネゴンは、何色だったんかい?」……と乱暴に聞かれたら、「あの色」と答えましょう。
「お前の財布の色だ。その色で、人間性わかるもんんじゃ!」と、言ってやればよい。
DISCASでは、在庫少なく、1年先になりそうです。
最近、YAHOOレンタル(「ぽすれん」委託)で、単品レンタルで、借りられました。
全8枚で、3000円くらいです。
急ぎで見たい人は、YAHOOレンタルが、おすすめです。
(今年の3月で、現品レンタルは、撤退です。お早目に!)
ペギラ、ガラモン、ケムール人。
投稿日
2014/09/23
レビュアー
ちゅく
原典のモノクロ版と、最近のカラー着色版と、結果的に、共通の順位となりました。
カラー版も全部見たのですが、結局、原典以上のものではないことを確信しました。
原典の付属品です。
【その1】ベスト@〜B
@ 第5話「ペギラが来た!」(冷凍怪獣ペギラ)
南極観測隊が、そして、人類がペギラに遭遇する、最初の話。人気があったのでしょう……なぜか(どのように? 流氷に乗って?)ペギラが東京にやってきてしまった、第14話「東京氷河期」も作られました。この続編も、少年とその父(特攻隊の生き残り)のドラマが生きていて、実に素晴らしい。でも、最初の作「「ペギラが来た!」のインパクトは大きい。半開きの眠そうな眼と、零下風を送る両翼。雪上車が竜巻で巻き上げられる場面。「ウルトラQ」で初めて、恐怖を感じました。眠い目で凄いことをするのは、人間でも、最も怖い類ですね。そして、田村奈美という女優さんに萌えます。
A 第16話「ガラモンの逆襲」(隕石怪獣ガラモン、宇宙怪人セミ人間)
第13話「ガラダマ」(隕石怪獣ガラモン)が第1作で、怪獣のインパクトが衝撃的でした。死ぬというか、ガラモンはロボットなので、電波停止になったとき、口から液体が出るところも凄かった。けれども、これは、2作目「逆襲」の方をより高く評価します。ガラモンが二匹でるからではなく、セミ人間の最後の哀しみに打たれました。
演じた、沼田曜一が名演(故人)。
B 第19話「2020年の挑戦」 (誘拐怪人ケムール人)
ベスト@・Aはすぐ決まったのですが。B以降、悩みました。ゴーガやナメゴンなど貝類も大好きです。同世代の知人のように、怪獣の出ないSF色の濃いもの(「1/8計画」「悪魔ッ子」「あけてくれ!」を好む人もいます。それだけ、懐の深い作品群なのですが、自分は、怪獣を好むので、そこに偏ります。前置きが長くなりましたが、これは「怪人」です。好きなところは、次の3つ。
●巨大化して、観覧車に絡みつく場面。「ウルトラQ」の資料書籍の写真に必ず出てくるカットがありますが、それは、宣伝用のスチール写真として撮られたものでないでしょうか。その写真が最も好きです。実際のTV作品では、このカットはないですね。(モングラーを自衛隊が迎え撃つカットも同様です。)
●人間より少し大きいサイズ(巨大化前)にケムール人が走る場面。一歩一歩が長距離で、ゆっくりしているのです。三段跳びの「ホップ→ステップ→ジャンプ」の「ステップ」が続く感じ。どうして撮ったのか不思議です。びっくりしました。
●ケムール人が死ぬとき、頭の先の口から、液体をまき散らす場面。ガラモンの液体はどろっとしていますが、ケムール人は、ぴゅーぴゅーと出るのです。そして消滅。どうも、最後の液体に、自分は魅力を感じるようです。スーツアクターは、古谷敏。「ウルトラQ」の次作「ウルトラマン」では、主役の中に入っていた名優です。その次作「ウルトラセブン」では、ハンサムな素顔で登場、「アマギ隊員」を演じていました。
【以下、後日】
自分を初めて怪獣ワールドに招き入れてくれた金字塔。
投稿日
2021/03/03
レビュアー
CCR
自分は子供時からウルトラマンの様なヒーロー物よりどちらかというと本シリーズの様な人間が怪獣や超常現象に対峙する出来るだけリアルに描いてビターなオチがある様なジャンルの方が好きだった。なので当然、本シリーズではお気に入りはケムール人の出る「2020年の挑戦」(今が遂に2020年を過ぎてしまったのが何か不思議な感覚に陥る。こんな世の中になっているなんて当時思ってもみなかった。)、他にも夜、空を走る電車に閉じ込められた男の悲哀を描く「あけてくれ!」、人口増加を回避する為の手立てを描いた「1/8計画」、金に執着する人間を皮肉った「カネゴンの繭」等、いずれもオチが面白い。当時は後に大河ドラマ「天と地と」で主役の上杉謙信を演じて大物役者になる石坂浩二のナレーションだったなんて知る由も無かった。(怪獣自体の造形で自分の好みは断然ガラモンとペギラだ。ペギラのスリーピーアイは愛嬌があるし、ガラモンなんてよくこんな体型と,こけると脚と短い手をパタパタさせる可愛い動作アクション、よく考えるなと感心する。電波が切れると口からヨダレたらすし。傑作だと思う。)映画ならば人造人間の悲哀も描いた「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」と「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」のシリーズ物、人間のエゴや欲望を見事に描いた怪獣ものというジャンルだけに入れるのは勿体ない傑作「マタンゴ」が特に好きだ。(偶然だが3作ともヒロインが水野久美だった。特に「マタンゴ」のキノコを喰った人間が皆、醜く変貌するのに彼女だけが妖しい容貌になっていて「おいしいわぁ」と云ってむさぼってキノコを喰べるシーンの妖艶さには当時子供ながらに参った。(後年、何かの資料で彼女が、あのキノコは色を付けたおもちで本当に美味しかったのよ、とコメントしているのが可笑しい。)
最近、朝日新聞の朝刊にウルトラマンのスーツを着てヒーローを演じていた俳優古屋敏の当時の回想を数回に分けて掲載していたのが面白かった。彼がウルトラマン役に抜擢される前に東宝でチョイ役ばかりの大部屋俳優だった時代にいきなり「Q」のケムール人役に指名がかかったとの事で彼自身の当時としては日本人離れした体の均整を持っていた特徴が製作スタッフの目に留まった。(ラゴンも演じたそうだ。) 「Q」終了後、遂にカラー放送で「ウルトラマン」がスタートするに際し、今度は主役のウルトラマン役がその理想的な体型で「君にしか出来ない」とオファーされるが、まだ当時若者だった彼はスーツアクターなんて言葉なんか無かった時代に顔を見せられない、役者としては素直に喜べない当時の心境を正直に述べているのが好感が持てる。それでも彼が、当時子供だったこちらが何も知らずにテレビの前で喜んで観ていた時も、あのスーツがどれだけ窮屈で苦労したかを述べていて何か感慨深いものがある。(水の中での闘いでスーツの中に水が入って、おぼれそうになったり、火を多く使った炎の中での撮影は煙がマスクに入り酸欠状態になって大変だった様だ。おそらくペスターの回だろう。)このシリーズも傑作がいくつかあるが巷でも特に人気が高いのが古谷も思い出に強いと述べたジャミラが登場した「故郷は地球」だそうだ。水の無い惑星に不時着して変わり果てた怪獣になってしまった宇宙飛行士のジャミラが救助してくれなかった地球に復讐にやってくるストーリーだったが、もう水を受け付けられない体になってしまったジャミラにウルトラマンが手から水を放射して悶え苦しんで死ぬ残酷なシーンが視聴者に強い印象を残した。古谷はこのシーンを演じていて「彼は宇宙開発の犠牲者。孤独なんだ。どうして殺さないといけないんだ。」と思ってスーツの中で涙があふれたそうである。
「ウルトラマン」が大成功に終わり、続いて「ウルトラセブン」が始まるが自分はこの頃にはそろそろ怪獣ものを卒業する年齢になってきたので全てを観ていない、がしかしアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子のピッチリしたスーツの上からでも分かる乳の大きさにムラムラする、こちらが色気づいた年齢になってきていた。古谷は念願叶って今度は隊員役で素顔で演じる事が出来る様になる。が、序盤はウルトラマンのご褒美で選ばれただけとか中傷もあった様だ。元気がない彼に気付いて励ましたのがウルトラマン時から隊員役で古谷と仲の良かった石井伊吉、後の毒蝮三太夫なのだそうだ。彼は「ウルトラマンが終わったときのことを思い出せ。ファンの多くがお前のウルトラマンの演技に感動したんだ。ファンの期待を裏切ってちゃいけない。」 いい話である。そんな、当時は顔を隠してスーツを着て演じる事に疑問もあった彼が現在、その後の様々な困難を乗り越えて自分のキャリアに自信と誇りを持って当時を振り返っているのが、リアルタイムで彼のアクションを夢中で観ていた自分からしても嬉しい。
ベストC〜E投稿します
投稿日
2014/10/11
レビュアー
ちゅく
このレビューは、原作のモノクロ版と、ほとんど同文です。
しかし、最初に、原版と着色版の「違い」と「判断」について、今から書きます。
DISICASの管理者さんにお願いします。この部分★は、削除しないでください。
以下「★原典(モノクロ版)と、着色版を全部、観たものの感想」の部分は、モノクロの原典のレビューでは書いていません。
========================================
「★原典(モノクロ版)と、着色版を全部、観たものの感想」
@ 同時代に(リアルタイムに)に見たものは……
まず、原典を観ている世代。
着色でみてよかったと思うのは、私見では、3分の2は、原典のほうが上。
モノクロの非現実感は、当時とは、変わっていない。着色することで、恐怖や臨場感は、リアル世代にとっては薄らぐ。
3分の1は、着色を見て、正解というか、新しい発見がありました。
A これから「Q]をレンタルする人は……
若い方々は、原典から借りられることを、おすすめします。
========================================
「ウルトラQ」ベスト
【その2】4〜6位
C 第20話「海底原人ラゴン」(海底原人ラゴン)
人よりも昔、地球の陸に棲んでいて、その後、海底に居住地を移した「原人」。
ラゴンが、ラジオの音楽に反応するという点が、好きです。
「Q」は、午後6時代の子供向け番組であったので、人の死をなるべく描かず、あっても見せないような配慮がされている。(もちろん、「ゴーガ」では、丸見えということはありましたが。)
ラゴンは、自分の子供を取り戻しにきたので、悪意も殺意もない。人間より一生懸命。
そこが、「Q」の中で、際立っていて、ラジオ音楽に反応することと併せ、好きなのです。
子供を抱き戻したあと、海へ歩いていく、お母さんラゴンの後姿がよいと思うのですが、同好の方、いかがでしょうか?
「Q」には、驚きと悲しみがあった。
ラゴンは、「ウルトラマン」では、放射能の影響で巨大化して、熱線をはいたりする。首に原子爆弾がついている。音楽にも反応しない。「マン」と格闘したのですが、あっさり負けてしまう。このラゴンは、「Q」のラゴンとは、別のものと考えざるを得ない。
そういう怪獣は、ゴジラだけで十分です。
魅力があるのは、この「Q」の2メートルの原人のみ。
★カラー版について
色は、「マン」と変わっていませんが、鮮やかです。それだけ。物語と、モノクロのほうが、心情的に訴えが強い。
D 第25話「ゴーガの像」(貝怪獣ラゴン)
造型的に好きです。サザエの壺焼きが好きなので……。
なんといっても、この素直な造形がすばらしい。
この大きな貝怪獣が、戦車と対決する場面は、特撮史上の名場面。
ナメゴンという怪獣もいますが、ゴーガは、貝殻に入って、転がれることが好みです。
これは、フィギュアとしても常備しておきたい作品です。
ストーリー自体は大したことはない。
「ゴーガの像」の貧弱なところは許容範囲。
★カラー版について
これは、カラー版もみるべき作品です。みてよかった。ゴーガの着色が上品であって、戦車隊との火砲・熱線対決が、実に美しいです。
E 第13話「クモ男爵」(大グモ)
滝田裕介さん(1930年生)登場。
脇役名優。「日本沈没」(旧版)、「月山」は代表作。
洋画の吹替え。ヒッチコックの「泥棒成金」のケイリー・グラントの吹替役。
「ジョーズ」のロイ・シャイダーの声。
TV映画の吹替。「ベン・ケイシー」。
最近は、朗読者として、滝田裕介さんには、お世話になっています。
自分は、睡眠に障害をもっています。朝まで、いろんな朗読を聴き続けています。
松本清張の「遭難」。小泉八雲「…芳一」などは、滝田さん。
「宮城道雄随筆集」も、ぜひ、聴いてみたい。
滝田さんが好きなので、脱線してしまいました。
いつもの「Q」と違うのは、飛行機でなく、車でドライブに行った途端、霧の沼で遭難し、廃屋豪邸に避難する。いつもの、万条目淳(佐原健二さん)、戸川一平(西条康彦さん)、江戸川由利子(桜井浩子さん)は、登場するが、滝田裕介さん。
そして、若林映子さん(「三大怪獣」)も出演(美しい!)。豪華キャストです。
沼に落ちたあと助け上げられた一平が、オカリナで不吉な曲を吹く音が圧巻。
もちろん、冒頭の灯台の場面は、良い。
「男爵」の屋敷が、火で崩れるとき、特撮の「手」が見えることも面白い。
★カラー版について
これは、色調というか、作品の基調が、色を求めていない。
以上
リトラの哀しさ 「ウルトラQ」ベストF〜H位
投稿日
2014/10/11
レビュアー
ちゅく
着色版についてのコメントを書いています。
【その3】 「ウルトラQ」ベストF〜H
F 第11話「バルンガ」(風船怪獣バルンガ)
この風船は、宇宙から来る。「ドゴラ」のように。
「Q」シリーズでは、最も嫌いな存在。造型が、神経を逆撫でする。
怪獣も、「カネゴン」など、四足歩行で。人間の形態に近いものは、共感があります。
「マンモスフラワー」も、植物ですから、巨大なだけで、違和感は少ないのです。
もっとも不愉快な存在が「バルンガ」。
この忌避感は、もう無視することはできない。
「ドク、ドク、ドク…」という呼吸音がさらに不快です。
電気、排気ガス、台風など、すべての物質(エネルギー)を吸収し膨張する。
バルンガのソフビって、あるのだろうか。
誰も欲しくないから、作らなかったような気がする。
あれば、大珍品。(あるんですね……エクスプラス版が!)
★カラー版について
カラー版で、いちばん見たかった造型です。どんな色かは、言いません。これは、カラー版でみるべきです。
G 第1話「ゴメスを倒せ!」(古代怪獣ゴメス/原始怪鳥リトラ)
記念すべき、放映第1作。同時進行していたと思いますが、これ第1作で正解でした。
「Q」で、怪獣2匹という豪華さは、この作品だけです。
昔、この放送をリアルタイムに見ました。その印象は鮮明です。
まだ、「ウルトラマン」は、先ですから……。
そして、現場は、何か、どたばたしていたではないか。
「ゴメス」は、ゴジラに部品を付け加えただけで、何の魅力もない。
(これは、今言えることで、当時は、恰好いい怪獣でした。)
阪神の打点王と同じく、名前が「やんちゃ」で「ヒール」で好きです。
けれど、この作品の主役は、「リトラ」なのです。
ゴメスと同時に復活し、一度放射すれば、命がなくなる液体で殺したゴメスの体を守るように、覆いかぶさる。こんな哀しみを味わったことが、ない。
★カラー版について
これは、モノクロ原典で、十二分です。
H 第15話「カネゴンの繭」(コイン怪獣カネゴン)
嫌いだが、この造型は無視することはできないし、「Q」の代表的存在であることも分かります。
好きになれないのは、ストレートすぎるからでしょうか。
首から上が、圧倒的な造形で、それ以外は人間そのもの。(変身で)
ブラック・ユーモアの結実として、傑作だが……。
このシリーズで、子供らが活躍するドラマを作ったのは、
脚本:山田正弘さん、監督:中川晴之助さん のコラボで、
「育てよ!カメ」「鳥を見た」と、この「カネゴンの繭」の3作ではなかろうか。
個人的に好きではない。
「Q」は、本家、監督、特技監督の多様さが、良かったのでしょう。
★カラー版について
カネゴンの色は、昔からソフビで分かっていました。
でも、このカラー版は、見る価値、大いにあります!
着色の節度、上品さに感心しました。
以上
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
総天然色ウルトラQ