ツレがうつになりまして。 / 宮崎あおい
ツレがうつになりまして。
/佐々部清
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全体の平均評価点: (5点満点)
(84)
解説・ストーリー
漫画家・細川貂々のベストセラー・コミック・エッセイを、TV「篤姫」に続いての共演となる宮崎あおい、堺雅人主演で映画化したハートフル・ドラマ。夫がうつ病になったのをきっかけに、2人で困難と向き合い、少しずつ前へと進んでいく夫婦愛の物語を、明るく温かなタッチで綴る。監督は「半落ち」「日輪の遺産」の佐々部清。マイペースなハルさんは売れない漫画家。そのツレ(夫)は生真面目で仕事熱心なスーパーサラリーマン。ところが結婚5年目のある日、ツレが突然“死にたい”とつぶやいた。診断の結果は、うつ病。ツレの変化にまったく気づかなかったハルさん。ツレのことを心配した彼女は、“会社を辞めないなら、離婚する”と迫り退職を決意させるが…。
漫画家・細川貂々のベストセラー・コミック・エッセイを、TV「篤姫」に続いての共演となる宮崎あおい、堺雅人主演で映画化したハートフル・ドラマ。夫がうつ病になったのをきっかけに、2人で困難と向き合い、少しずつ前へと進んでいく夫婦愛の物語を、明るく温かなタッチで綴る。監督は「半落ち」「日輪の遺産」の佐々部清。マイペースなハルさんは売れない漫画家。そのツレ(夫)は生真面目で仕事熱心なスーパーサラリーマン。ところが結婚5年目のある日、ツレが突然“死にたい”とつぶやいた。診断の結果は、うつ病。ツレの変化にまったく気づかなかったハルさん。ツレのことを心配した彼女は、“会社を辞めないなら、離婚する”と迫り退職を決意させるが…。
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「ツレがうつになりまして。」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
漫画家・細川貂々のベストセラー・コミック・エッセイを、TV「篤姫」に続いての共演となる宮崎あおい、堺雅人主演で映画化したハートフル・ドラマ。夫がうつ病になったのをきっかけに、2人で困難と向き合い、少しずつ前へと進んでいく夫婦愛の物語を、明るく温かなタッチで綴る。監督は「半落ち」「日輪の遺産」の佐々部清。マイペースなハルさんは売れない漫画家。そのツレ(夫)は生真面目で仕事熱心なスーパーサラリーマン。ところが結婚5年目のある日、ツレが突然“死にたい”とつぶやいた。診断の結果は、うつ病。ツレの変化にまったく気づかなかったハルさん。ツレのことを心配した彼女は、“会社を辞めないなら、離婚する”と迫り退職を決意させるが…。
「ツレがうつになりまして。」 の作品情報
「ツレがうつになりまして。」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ツレがうつになりまして。の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
121分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD03503 |
2012年04月13日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
229枚
|
6人
|
2人
|
ツレがうつになりまして。の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
121分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD03503 |
2012年04月13日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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|
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ユーザーレビュー:84件
ゆるくて、温かい
人と人とのつながりが大切だって言ってるんでしょうね
想像していたとおりの映画でした。
堺 雅人の味わいが充分に生きているなぁ〜と思いました。軍服を着るよりも、このゆるキャラの方が似合っていると思います。
宮崎 あおいも、ツレを思いやる気持ちがが一杯で、 ゆるいのだけども、絶妙な距離感で精神的にサポートするところが良かったです。
篤姫コンビらしいですが、この二人のキャラに負うところも大きいと感じました。
ツレの代わりに家計を支えなければならなくなったハルは、思い切って編集者に、「ツレがうつになりまして、仕事を下さい」と頼みこみます。
新たな仕事の中で、今まで他人の評価を気にしていたのだと気付いたのじゃないでしょうか?描きたいものがない漫画家の作品など、読者はつまらないと。
そこで、ハルの描きたい、ツレとの生活を描こうと思いついたのじゃないかと?
ハルが素敵なのは、その状況を嘆かず、明るく受けとめるところです。
収入がなくなると、妻としてはあせってしまいがちですが、どーんと受け止めるところが、凄いですよね。
ツレの病気と向き合うことで、一緒に捉えているところが、この明るさの原因なのでしょう。
ツレを通じてハルもまた成長していく姿が良かったです。
爆笑はありませんが、小刻みに笑わせてくれる場面が多々あって楽しめました。
このレビューは気に入りましたか?
31人の会員が気に入ったと投稿しています
現実はもっと大変だと思うけど。
売れない漫画家のハルさんと、コンピュータ会社の苦情処理係のツレ。
「僕が稼ぐから、ハルさんは好きな漫画を描くといい。」というツレの言葉で結婚し、その言葉に甘えてきたハルさん。ところがツレはうつ病になってしまう。
うつ病とはどんな病気なのか、うつ病になった時家族はどう対処すればいいのか。そのことがよくわかる映画です。
ハルさんの母親(余貴美子)の、
「人間の心ってほんとうに不思議だね。心って何なんだろうね。」
というせりふには、本当にそうだなあと思いました。
誰もが、うつ病になる可能性があるのです。
宮崎あおいと堺雅人。ふたりともうまいです。
宮崎あおいがめちゃくちゃかわいい。
ラスト近くの教会での「結婚同窓会」のシーンはかわいすぎるくらいで、同年代であるはずの「同窓生」から明らかに浮いてました。(原作者夫婦がその中にいたらしいです。)
「剣岳 点の記」「神様のカルテ」そしてこれと、けなげに夫を支える役が続いてますが、あまりにものわかりがよすぎるところがちょっと辛いです。
夫がうつ病になったら、自分はこんなふうに相手を支えられるだろうか?と考えて、否定的な気持ちになってしまうんですよね。
きっと「なんでこんなこともできないの?」とか言って、相手を追い詰めてしまいそう。
NHKでドラマ化された時には藤原紀香と原田泰造でしたが、紀香バージョンはもっとじたばたしてたので、その分共感できた気がします。
それにこの人は売れないながらも漫画が描けて、その気になれば自分で稼げるから、
「会社辞めていいよ。」
と言えるんだよね。普通の人にはこれはできない、辞めた方がいいとわかっていても、生活のために働かざるを得ないのが現実だと思います。
あと、この映画ではハルさんは一度も夫の主治医に会っていなくて、いつもツレにひとりで通院させてたけど、医者の話も聞かず、本やネットの情報だけでうつに対処できるのか、それは疑問に感じました。
けれども、夫婦の支えあいと成長物語としてみればいいのかもしれないなあと思いました。
このレビューは気に入りましたか?
24人の会員が気に入ったと投稿しています
がんばるなっ!ツレ!!
堺雅人さん演じるツレが、“うつ”になる映画を観た
涙も乾かぬまま、眠りについた・・・
次の日の朝
ダーリンとの、おはようのキスも
ノンカフェインのコーヒーも
いつもと違う味がした
ぼんやりとした花曇の空だったけど
何故か、すごく清々しい、いつもと違う朝だった・・・
例えるなら、水中の生き物
海底でそっと生息して、たまに息継ぎに水面にやってくる
そうやって、心の病気は少しずつ良くなっていくんだな
「うつ病とは・・・」そのアプローチの柔軟さが素晴らしく
“私たちこんなに苦労したんです”っていう押し付けはどこにもなく
このゆるさ、このやわらかさ
病気の事を知ってもらいたくて原作本ができたという事実
それが少しもズレずに成功している
それどころか、当事者だからこその目線で綴られる奮闘記
ツレに連れ添いながら、結果として自分自身の成長にも繋がった糧
ほんと、マシュマロのような柔軟さで綴られていました
だから素直に入り込める
だから知らぬ間に寄り添っている
そして、一緒に泣いている・・・
夫婦お二人さんの、上手いと思わせない上手さがあって
そこが逆に凄くて
まるで、ソーダ水の泡のように
消えては無くなる素朴な幸せも
気が付けばすぐそこにある温もりも
相手が遠のいてしまったのか
はては、自分が遠ざかってしまったのか
無くしたと勘違いしてるだけなのか
ホントは頭の上のメガネみたいに、ぴたりとくっ付いているのか
自分が家族の、そんな何気ない幸せの一部になれている事
そして、家族から数え切れない日々の泡を頂いている事
それを、忘れないでおこうと思いました
水面に出て、大きく息を吸って、息継ぎが出来たら、また出発!
がんばるなよっ!!ツレ!!
私は、がんばれよっ!!(笑)
終盤の、〆が、ややしつこい様な気もしましたが、それでも、やっぱ、☆いっぱい♪
仕事に、育児に、介護に、勉強に、その他のいろんな事に、時間を追われて忙しくしている人に
映画に2時間なんて、無理無理!!っていうそんな人に
是非、観ていただきたい作品です♪
このレビューは気に入りましたか?
13人の会員が気に入ったと投稿しています
良かったです。
非常に微妙なテーマです。私も家族も苦しんだことのあるテーマ。
正直、まっすぐ向き合うことができるかな、と観ることを避けていた映画。
ひとつひとつ、「ああ、そうだったな」と思わせてくれました。
やっぱりこの病気はまだまだ誤解が多くて、結局なったひとや、家族がなってしまった人とかできないとわからないのかもしれないな。
それを周りにわかってもらうにはこういう映画しかないんだろうな。
この映画の主人公は、旦那に「会社をやめる」ということ提案(強制)する。
この会社を辞めることができるっていう選択があることが素晴らしい。
実際、この選択をとらないと、この病気は治らないと思う。あと、よほど会社が理解があって、考慮してくれるか。
この映画のツレ。はソフト会社のクレーム処理みたいな仕事やってるのね。
私もクレーム処理やってたからほんと、よくわかる。耳から入ってくる言葉が訳の分らん苦情ばっかりで身体にいい訳がない。
クレームって、会社のためにはもちろん必要なんだけど、この仕事って、フルタイムでびっちりやる仕事では絶対ないとおもうんだよね。
そこはともかく、この映画のツレ、はそういう選択肢をちゃんととれて、妻が支えて、ほんとこの環境でやっと徐々によくなるんだよね。
良かったり、悪かったり繰り返しながら。
そばに誰かがずっとついていてくれて「大丈夫だよ」といってくれる心強さってないよね。
なんどもなんども涙が出ました。
こんな夫婦になれる相手を探さなきゃいけないな、と思った。
治った、と安心してはいけない病気。
心の風邪とかいうけど、そんな簡単に治らないからね。
宮崎あおいちゃんはとにかくカワイイ。こんな奥さん最高だよね。
そりゃ、時には、人間だから無意識のうちにキツイ言葉を放ってしまうこともある。
同じこと何回もいわれると、正直、参ってくるんだよね。
そんなこともこの映画は描いています。
たくさんの人に観てほしい映画です。
ハルさんの実家の両親も良かった。
このレビューは気に入りましたか?
12人の会員が気に入ったと投稿しています
今、自分が生きていることを誉めてあげよう!
現代社会は複雑で
人間関係やら
仕事やら
恋愛やら
家族とのかかわりまでもが
複雑にからみあって日常のストレスとなっていくんだ。
誰も陥るかもしれない病気、心の風邪と言われるうつ病。
とはいえ、そうそうすぐに治る風邪ではないのだ。
一度うつ病になったら、一生付き合うくらいの覚悟が必要なんだから。
親戚の子がウツ病でもう10年苦しんでいる。
秀才と言われた彼は、東大、慶応、早稲田に合格。
でも東大には行かず、かねてから希望していた慶応大学に入学。
入学してほどなく重度のウツになった。
原因は勉強のしすぎだと回りの人は言うけれど、果たしてそうなんだろうか?
それだけが原因でウツになるのだろうか?
もっと複雑なところでいろいろな要素が絡み合ってそうなったんだと思う。
発病してから10年たった今も、症状は行きつ戻りつ、回復の兆しは一向になく、一人では外出もままならない。
家の中に一人にすることも出来ない。(目を離すと自殺してしまうかもしれないから)
映画の中のハルさんのように、全部受け止めて、全部認めて、
「やりたくないことはしなくていいよ、無理しないでいいんだよ」の姿勢で家族は接しているようだけど
家族の苦労は計り知れないものがある。
そんなわけで、ハルさんはエライと思う。
時々イラっとしてキレてしまうことが一番悪影響であることは判っていても
ツレさんがこんな状態だったら、もっと声を荒げたり、じたばたしまくりのはずだけど、
ハルさんはどーんと構えて、ツレさんの全部を受け止めてあげたんだね。
NHKのドラマ(藤原紀香と原田泰造)もすごく良かったけど、映画の方も主演の二人がいい味だしていて良かった。
頑張らなくていい人生もあるはず。
今、自分が生きていることが奇蹟なんだと思えば、自分が愛おしくなって気持ちが楽になれるのかもしれないね。
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ゆるくて、温かい
投稿日
2012/04/08
レビュアー
ミルクチョコ
人と人とのつながりが大切だって言ってるんでしょうね
想像していたとおりの映画でした。
堺 雅人の味わいが充分に生きているなぁ〜と思いました。軍服を着るよりも、このゆるキャラの方が似合っていると思います。
宮崎 あおいも、ツレを思いやる気持ちがが一杯で、 ゆるいのだけども、絶妙な距離感で精神的にサポートするところが良かったです。
篤姫コンビらしいですが、この二人のキャラに負うところも大きいと感じました。
ツレの代わりに家計を支えなければならなくなったハルは、思い切って編集者に、「ツレがうつになりまして、仕事を下さい」と頼みこみます。
新たな仕事の中で、今まで他人の評価を気にしていたのだと気付いたのじゃないでしょうか?描きたいものがない漫画家の作品など、読者はつまらないと。
そこで、ハルの描きたい、ツレとの生活を描こうと思いついたのじゃないかと?
ハルが素敵なのは、その状況を嘆かず、明るく受けとめるところです。
収入がなくなると、妻としてはあせってしまいがちですが、どーんと受け止めるところが、凄いですよね。
ツレの病気と向き合うことで、一緒に捉えているところが、この明るさの原因なのでしょう。
ツレを通じてハルもまた成長していく姿が良かったです。
爆笑はありませんが、小刻みに笑わせてくれる場面が多々あって楽しめました。
現実はもっと大変だと思うけど。
投稿日
2012/03/01
レビュアー
パープルローズ
売れない漫画家のハルさんと、コンピュータ会社の苦情処理係のツレ。
「僕が稼ぐから、ハルさんは好きな漫画を描くといい。」というツレの言葉で結婚し、その言葉に甘えてきたハルさん。ところがツレはうつ病になってしまう。
うつ病とはどんな病気なのか、うつ病になった時家族はどう対処すればいいのか。そのことがよくわかる映画です。
ハルさんの母親(余貴美子)の、
「人間の心ってほんとうに不思議だね。心って何なんだろうね。」
というせりふには、本当にそうだなあと思いました。
誰もが、うつ病になる可能性があるのです。
宮崎あおいと堺雅人。ふたりともうまいです。
宮崎あおいがめちゃくちゃかわいい。
ラスト近くの教会での「結婚同窓会」のシーンはかわいすぎるくらいで、同年代であるはずの「同窓生」から明らかに浮いてました。(原作者夫婦がその中にいたらしいです。)
「剣岳 点の記」「神様のカルテ」そしてこれと、けなげに夫を支える役が続いてますが、あまりにものわかりがよすぎるところがちょっと辛いです。
夫がうつ病になったら、自分はこんなふうに相手を支えられるだろうか?と考えて、否定的な気持ちになってしまうんですよね。
きっと「なんでこんなこともできないの?」とか言って、相手を追い詰めてしまいそう。
NHKでドラマ化された時には藤原紀香と原田泰造でしたが、紀香バージョンはもっとじたばたしてたので、その分共感できた気がします。
それにこの人は売れないながらも漫画が描けて、その気になれば自分で稼げるから、
「会社辞めていいよ。」
と言えるんだよね。普通の人にはこれはできない、辞めた方がいいとわかっていても、生活のために働かざるを得ないのが現実だと思います。
あと、この映画ではハルさんは一度も夫の主治医に会っていなくて、いつもツレにひとりで通院させてたけど、医者の話も聞かず、本やネットの情報だけでうつに対処できるのか、それは疑問に感じました。
けれども、夫婦の支えあいと成長物語としてみればいいのかもしれないなあと思いました。
がんばるなっ!ツレ!!
投稿日
2012/04/14
レビュアー
パンケーキレンズ
堺雅人さん演じるツレが、“うつ”になる映画を観た
涙も乾かぬまま、眠りについた・・・
次の日の朝
ダーリンとの、おはようのキスも
ノンカフェインのコーヒーも
いつもと違う味がした
ぼんやりとした花曇の空だったけど
何故か、すごく清々しい、いつもと違う朝だった・・・
例えるなら、水中の生き物
海底でそっと生息して、たまに息継ぎに水面にやってくる
そうやって、心の病気は少しずつ良くなっていくんだな
「うつ病とは・・・」そのアプローチの柔軟さが素晴らしく
“私たちこんなに苦労したんです”っていう押し付けはどこにもなく
このゆるさ、このやわらかさ
病気の事を知ってもらいたくて原作本ができたという事実
それが少しもズレずに成功している
それどころか、当事者だからこその目線で綴られる奮闘記
ツレに連れ添いながら、結果として自分自身の成長にも繋がった糧
ほんと、マシュマロのような柔軟さで綴られていました
だから素直に入り込める
だから知らぬ間に寄り添っている
そして、一緒に泣いている・・・
夫婦お二人さんの、上手いと思わせない上手さがあって
そこが逆に凄くて
まるで、ソーダ水の泡のように
消えては無くなる素朴な幸せも
気が付けばすぐそこにある温もりも
相手が遠のいてしまったのか
はては、自分が遠ざかってしまったのか
無くしたと勘違いしてるだけなのか
ホントは頭の上のメガネみたいに、ぴたりとくっ付いているのか
自分が家族の、そんな何気ない幸せの一部になれている事
そして、家族から数え切れない日々の泡を頂いている事
それを、忘れないでおこうと思いました
水面に出て、大きく息を吸って、息継ぎが出来たら、また出発!
がんばるなよっ!!ツレ!!
私は、がんばれよっ!!(笑)
終盤の、〆が、ややしつこい様な気もしましたが、それでも、やっぱ、☆いっぱい♪
仕事に、育児に、介護に、勉強に、その他のいろんな事に、時間を追われて忙しくしている人に
映画に2時間なんて、無理無理!!っていうそんな人に
是非、観ていただきたい作品です♪
良かったです。
投稿日
2012/02/27
レビュアー
KEE
非常に微妙なテーマです。私も家族も苦しんだことのあるテーマ。
正直、まっすぐ向き合うことができるかな、と観ることを避けていた映画。
ひとつひとつ、「ああ、そうだったな」と思わせてくれました。
やっぱりこの病気はまだまだ誤解が多くて、結局なったひとや、家族がなってしまった人とかできないとわからないのかもしれないな。
それを周りにわかってもらうにはこういう映画しかないんだろうな。
この映画の主人公は、旦那に「会社をやめる」ということ提案(強制)する。
この会社を辞めることができるっていう選択があることが素晴らしい。
実際、この選択をとらないと、この病気は治らないと思う。あと、よほど会社が理解があって、考慮してくれるか。
この映画のツレ。はソフト会社のクレーム処理みたいな仕事やってるのね。
私もクレーム処理やってたからほんと、よくわかる。耳から入ってくる言葉が訳の分らん苦情ばっかりで身体にいい訳がない。
クレームって、会社のためにはもちろん必要なんだけど、この仕事って、フルタイムでびっちりやる仕事では絶対ないとおもうんだよね。
そこはともかく、この映画のツレ、はそういう選択肢をちゃんととれて、妻が支えて、ほんとこの環境でやっと徐々によくなるんだよね。
良かったり、悪かったり繰り返しながら。
そばに誰かがずっとついていてくれて「大丈夫だよ」といってくれる心強さってないよね。
なんどもなんども涙が出ました。
こんな夫婦になれる相手を探さなきゃいけないな、と思った。
治った、と安心してはいけない病気。
心の風邪とかいうけど、そんな簡単に治らないからね。
宮崎あおいちゃんはとにかくカワイイ。こんな奥さん最高だよね。
そりゃ、時には、人間だから無意識のうちにキツイ言葉を放ってしまうこともある。
同じこと何回もいわれると、正直、参ってくるんだよね。
そんなこともこの映画は描いています。
たくさんの人に観てほしい映画です。
ハルさんの実家の両親も良かった。
今、自分が生きていることを誉めてあげよう!
投稿日
2012/06/14
レビュアー
飛べない魔女
現代社会は複雑で
人間関係やら
仕事やら
恋愛やら
家族とのかかわりまでもが
複雑にからみあって日常のストレスとなっていくんだ。
誰も陥るかもしれない病気、心の風邪と言われるうつ病。
とはいえ、そうそうすぐに治る風邪ではないのだ。
一度うつ病になったら、一生付き合うくらいの覚悟が必要なんだから。
親戚の子がウツ病でもう10年苦しんでいる。
秀才と言われた彼は、東大、慶応、早稲田に合格。
でも東大には行かず、かねてから希望していた慶応大学に入学。
入学してほどなく重度のウツになった。
原因は勉強のしすぎだと回りの人は言うけれど、果たしてそうなんだろうか?
それだけが原因でウツになるのだろうか?
もっと複雑なところでいろいろな要素が絡み合ってそうなったんだと思う。
発病してから10年たった今も、症状は行きつ戻りつ、回復の兆しは一向になく、一人では外出もままならない。
家の中に一人にすることも出来ない。(目を離すと自殺してしまうかもしれないから)
映画の中のハルさんのように、全部受け止めて、全部認めて、
「やりたくないことはしなくていいよ、無理しないでいいんだよ」の姿勢で家族は接しているようだけど
家族の苦労は計り知れないものがある。
そんなわけで、ハルさんはエライと思う。
時々イラっとしてキレてしまうことが一番悪影響であることは判っていても
ツレさんがこんな状態だったら、もっと声を荒げたり、じたばたしまくりのはずだけど、
ハルさんはどーんと構えて、ツレさんの全部を受け止めてあげたんだね。
NHKのドラマ(藤原紀香と原田泰造)もすごく良かったけど、映画の方も主演の二人がいい味だしていて良かった。
頑張らなくていい人生もあるはず。
今、自分が生きていることが奇蹟なんだと思えば、自分が愛おしくなって気持ちが楽になれるのかもしれないね。
新規登録で
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- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
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