Ａｎｓｗｅｒ‐警視庁検証捜査官

　地上波をほとんど見なくなって久しいので、未見のドラマがたくさんあります。最近は、家事をしながら見逃していたドラマを少しずつ観るのが日課。家事もはかどり、なかなか楽しいです。特に１話完結のミステリードラマや刑事ドラマは続きが気にならないので最適。珍しく女性が単独で主役のこの刑事ドラマは、それだけで応援したくなりますが、各話のゲストも豪華でプロットもしっかりしている佳作です。

　警視庁の女性キャリアで警視の新海晶は、誤認逮捕についての形式的な謝罪会見で、率直に「捜査に問題があった」と予定外の発言をしたため、警察署長の地位から、閑職部署である検証捜査係に左遷される。部下はたった３人で、調書に誤字や脱字といった事務的な不備がないかをのんびりと最終確認している。ところが、新海は、着任するなり、調書の内容自体に疑問を抱き、独自の視点で納得できるまで徹底的に再検証しようとする。それこそが本来の検証捜査係の仕事であったのだが、いつの間にか書類の不備を修正するだけになっていたのだ。

　捜査一課の他の部署が、一度捜査し解決したとされる事件を再捜査することは、当然ながら刑事たちの強い反発を招いてしまうが、新海は冤罪を出さないためには真相の解明こそが重要だと、そんなことは気にもしない。及び腰だった部下たちも次第にやる気を出して、新海に協力するようになる。新海たちの粘り強い再捜査によって、「隠された真実」が明らかになり、最終的な答えが出て、調書は正しく書き直される。やがて周囲も、検証捜査係の実行力と実力を認めざるを得なくなり、協力してくれる刑事たちも増えていく。

　このドラマで何に驚くかと言えば、主演の観月ありさを除いて、レギュラーメンバーの主要キャスト全員が男性だということ。女性の検察事務官は登場しますが、調書を早くしてほしいと、時折督促に来るだけ。多士済々の男性キャスト陣を率いて単独で主役を演じている観月ありさは凄いです。その分少し肩に力が入り過ぎかもという気はします。もう少しリラックスしたらなお良い演技になるのではないでしょうか。海外ドラマのように、当たり前に女性が男性を率いる、こういうドラマがもっと増えてほしいなあと思います。次のシーズンがあるかもしれないという終わり方なのに、ワンクールだけになっているのが残念です。今からでも続編を制作してくれないかなあ…。

観月が刑事役に発挑戦――ってことはどうでもいいんです。
私としては、テレ朝ひとつ前の曜日・水９に、あの怪物ドラマ 『相棒』 があるので、
どんな刑事モノなのかを期待しただけで。

ん〜どうでしょぉ…比べちゃ悪いのだろうけど、『相棒』 レベルにはホド遠く、
『ストロベリー〜』 ほどの見ごたえさも感じられず、興味津々となることもなく、ごくごくフツー。

観月ありさ主演の刑事ドラマ。
新海晶（観月ありさ）は、捜査一課検証捜査係の管理官警視というキャリアである。
検証捜査係は、新海が着任するまでは、事件調書を見直し、不備（主に誤字・脱字など）を正すだけの部署だった。
新海は、調書が上がってくると、それを部下に朗読させ、疑問を持った箇所、違和感を覚えた箇所について、もう一度検証しなおすという作業を徹底した。
それは、事件を担当した刑事たちの反感を買うことにもなったが、見過ごされて調書には書かれていなかった事実を浮き上がらせ、新たな真実を導きだすことに繋がっていく。
事件の真相がわかった時の新海の決め台詞は「もう答えは出ています」
調書を読み上げてもらいながら、新海が感じる違和感を知るのが面白かった。
一話完結なので、見逃した回もあったが影響なし。
観月ありさの綺麗な脚も目の保養に。

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観月ありさ主演の事件解決物。

検証捜査係という、
捜査１課では解決して送検する事件を、
検証するという部門。

部門の狙いは、間違った捜査がおこってないかを、
検証するという部門だったが、
実際には、文字の間違いとかをただすだけの、
おざなりの部門となっていたのを、
正義感のある観月扮する管理官が、
この部門の長になって、いろんな事件の真相を暴いていく、
という物語。

ま、普通の事件解決もので、
ストーリーも、あまいところもあるけど、
それなりには見れる。

もう一歩、キャラクターに面白さがあれば、
というのは、観月ありさの役は面白いと思うのだが、
他の脇役のキャラクターが、
いまいち、個性に乏しいというか、
その点が惜しいかなと思った。