ただ君だけ

チャップリンの「街の灯」をモチーフにして作ったそうですが、ストーリーのプロットは借りているものの、アレンジをして韓国純愛映画になっています。報いを求めない愛が成就した瞬間は、素晴らしいですよね。
暗い過去のせいで心を閉ざしている元ボクサーのチョルミン（ソ・ジソブ）と、視力を失いつつあるジョンファ（ハン・ヒョジュ）が純粋な愛を育んでいく様を描いています。
ジョンファと出会って、暗い過去のあるチョルミンの心が少し和らいで、表情や心が変化していく様子がいいですね。人間らしい感情を甦らせていくジソブが素敵です。彼の肉体美は必見ですね！

主人公二人のすれ違いの切なすぎるのと、偶然が過ぎる展開は気にならなくもないですが、ジソブの胸にあふれる思いを漏らすまいと必死でこらえる姿や、ハン・ヒョンジュの屈託のない爽やかな笑顔を見ていると、都合良すぎなのはあまり気にならなくなってしまいます。
後半の格闘技のシーンは、リアルで痛々しいですが中々迫力があって良かったです。
一途で純粋な愛を、命を掛けて貫く男チョルミン。相変わらず、ジソブは寡黙で、やさしい男が似合っていました。

昨年夏にスクリーンで視聴しました。館内には女性のお客様が多く、ジソプssiの演技に潤んだ眼をしていらっしゃいました。
（実際は見えませんでしたけど、そうではないかなと…）
こちとらはヒョジュちゃん狙いでしたが、周りのグシュグシュに煽られてウルウルしてしまいました。

盲目の女性と元ボクサーのオーソドックスな正統派ラブストーリーですが、あのチャップリンの名作「街の灯」をモチーフにしたという作品で、「マジシャン」のソン・イルゴン監督が“これ以上は無い”というベタな演出で泣かせてくれます。

都会の片隅の小さなアパート、薄暗い駐車場、飾り気のない服装、どれをとっても美しい“もの”は見当たりませんが、全編美しい映像で綴られています。

2011年の釜山国際映画祭のオープニングに選定され、韓国での本公開では100万人超えの動員を達成しました。因みに2011年の観客動員トップは「神弓KAMIYUMI」です。

韓国版のDVDで観ました。ストーリーは次が読める感じですが、ジソプらしい演技全開で 凄く良かった(^^)

（2011年・韓国）
公開中の『きみの瞳が問いかけている』（吉高由里子、横浜流星）の元ネタと
なっている作品。
事故で視力を失くしたジョンファ（ハン・ヒョジュ）は、親しくしていた駐車場の管理人室を訪れる。
そこにいたのは、新しく雇われたチョルミン（ソ・ジソブ）だった。
優しいチョルミンと、見えずとも明るいジョンファは親しく付き合うようになる。
そこそこのプライドを持ち、働いてもいるジョンファ、前半はハン・ヒョジュが画面にいるだけで明るい雰囲気が漂う。

しかし、ある時チョルミンは、ジョンファの失明の原因になった交通事故に、自分も
絡んでいた事を知る。（ドラマですねぇ。運命の交差と申しましょうか・・）
罪の意識に苛まれるチョルミン。
アメリカで角膜が手に入れば、手術は可能だと知った元ボクサーのチョルミンは、
高額な報酬が入る『無制限・ルールなし・レフリーなし』の地下試合に挑む・・・

さて、ヴァイオレンスな試合の勝敗も気になりますが、手術したジョンファのその後、
名前を捨てて別人として違法試合に臨んだチョルミンのその後も気になりますね。
涙なくしては見られない物語でした。
特に、「知らない人に吠えちゃダメ！」とめっちゃ叱られるG・リトリーバー。
（知らないのは姉さんでしょ、ホラホラ行っちゃうよ）と言いたげで可哀そうでしたワン。
遠くはチャップリンの『街の灯』の流れを感じる作品。
演技巧者である二人の熱演もあり、見応えある作品でした。

影があって不器用な男を演じたらナンバーワンのソ・ジソプ
旧盆（チュソク）を一緒に迎えたい嫁1位ｗに輝いた大人気のハン・ヒョジュ

たとえベタなラブスト―リーが想像ついても出演者が出演者だけに押えておきたい一作だ

号泣ほどまで、いきませんでしたがハズレではなかった

珠玉のラブストーリーと久々に感じました

ハン・ヒョジュもいいですが・・やっぱりソ・ジソプはいいですね//　かっこいい

特典でジソプのインタビューがありますが、絶対に先に見ちゃダメ　ＮＧ