恋物語

前回、「物語シリーズ中一番ムカつくキャラ」こと貝木泥舟が初登場したのは、「偽物語」だった。その時はイラつくBGMとその行動、考え方と、もうすべてが腹立つキャラクターでした。

さて今回「恋物語」では一応の主役です。まさかの貝木が。

「囮物語」で千石撫子が神様レベルの戦闘力を有してしまい、しかも阿良々木が完膚なきまでに千石をフッたために、千石は殺すことを決意する。阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎと忍野忍を。

それを解決してもらおうと、戦場ヶ原ひたぎが貝木に頼み込むところから、この「恋物語」は始まります。

この「恋物語」はほとんどずっと貝木の独白でストーリーが進みます。この独白がなかなか面白い。「偽物語」では貝木の心象風景が描かれなかったからムカつく存在だったのか、今回は独白で貝木の全てが分かるので、なぜか貝木がかわいく思えてくる。

結局解決したかはネタバレになるので言えないが、第陸（ろく）話での千石を説得する貝木は、すごいと思いました。

貝木は本当は思ってもいないことだろうけど、嘘だろうけど、すごい説得力のある「説得」でした。心に響きました。

それだけに「恋物語」のラストは衝撃的でした。まさかこのアニメシリーズで死ぬ人が出るとは思ってもいませんでした。そのキャラに親しくなった気がしただけに、余計に悲しくなりました。


結論。えー貝木がかわいいです（笑）。

☆５つ！

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＊＊＊＊＊恋物語 全６話みての感想＊＊＊＊＊
貝木（かいき）が語り手となり、
貝木を視点として、物語は進んでいく。

メインは、
撫子と戦場ヶ原がした約束を、いかに回避するか。

つまり、『囮物語』のその後のストーリー。


この貝木が、メインキャラ達と、
次々と、２ショットで話していくのが、意外と楽しい♪
貝木と戦場ヶ原、貝木と撫子、貝木と羽川………
ありえない２ショットというか、
思いもよらない２ショットというか…（笑）
…何気ない会話に楽しめた♪♪
変態、阿良々木より、ずっと好感もてたかも。
（こっちを主人公にしてほしいぐらい）



＊＊＊＊＊以下ネタバレ＊＊＊＊＊


ラスト、
えっ？！貝木、殺されちゃった？？死んじゃった？？…
（前に、彼がダマした子によって）
どうやら、扇が絡んでるらしいのだが……
この扇という少女は……？？？？
今後に、注目したい。


ちなみに、この『恋物語』…
タイトルからして、てっきり阿良々木と戦場ヶ原の恋物語かとばかり…

二人だけじゃなくて、
撫子の阿良々木への想い、
貝木の戦場ヶ原への想い、
戦場ヶ原の想い（昔の恋と今の恋）……
みんなの恋によって出来上がった物語だったのね。
なるほど（納得）

それにしても、貝木……
おもろいやつ（笑）
戦場ヶ原への気持ちを、自分で自分に言い訳して、
いちいち、正論で自分自身を納得させて……
好きな人を助けたいだけやのに…。
めんどくさいやっちゃな〜（笑）
でも、ちょっとかわいい奴かも♪

神さまになった撫子が勝手な事ばかり言ってて、ちょっと癇に障った。どんな形で決着をつけるのか
楽しみだったが、まさかキーワードがあんな事だったとは・・・。

それにしても戦場ヶ原からこの件を依頼された貝木さん、よくがんばりました('ω')
蛇の山、とても気持ち悪かったし。
だけど、それなのに、あんな風に終わるなんて・・・。

ちょっと切ないです。

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