ペイ・ザ・ゴースト　ハロウィンの生贄

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

　ハロウィンの夜に息子さんが行方不明になっちゃって霊的なのが原因だってことがわかってきて、息子を救出するために頑張るニコラス・ケイジの話。

　序盤の終身雇用をとるために家族との時間を削って勉強するお父さんニコラス・ケイジがいて、ハロウィンの夜に息子との時間をやっと作ったと思ったら行方不明になっちゃって、奥さんとに責められて落ち込む主人公夫婦という流れとかはなかなかヘヴィーで見ていて辛いスタートでよかったです。

　ただ息子を探すうちに霊的なものに襲われたりするホラーものオカルトものに入る本筋から結構退屈でした。事件を捜査する刑事さんが長いこと描かれる割には後半全く出てこなかったり、ホームレスの盲目のおじさんがなぜか異世界とのつなぎ目みたいなところの番人みたいにいきなりなったり、そもそも息子を誘拐した幽霊も自分と子どもたちに酷いことをした人間に関わる人を誘拐するのかと思いきや、完全にランダムで誘拐していて、あんまり主人公関係なかったりしてどうでもよくなっていく90分でした。幽霊がアタックしてくる動機とかもよくわからなくて、霊媒師が登場してあっという間に退場したり主人公の友達が幽霊を調べ始めたら襲われたり、何でもアリの幽霊の攻撃で謎でした。

　クライマックスの霊界での幽霊との戦いも何だかよくわからなくて、主人公の息子さんと同じ時期に連れ去られた子どもたちも一緒に逃げることはできるけど、他の子どもたちはなぜ助けないんだといろいろ世界観やルールがわからないままのクライマックスでした。

　とはいえ、出ずっぱりのニコラス・ケイジさんを見ているだけでなんか楽しい映画でした。

スゴくイイッて程ではないけれど、ソコソコ楽しめました。

最近B級映画スターって感じが、板に付いてるニコラス・ケイジですけど、そこはそこ安定感たっぷり。
安心して観てらるます。

ハロウィンの晩に息子のチャーリーを連れて、お祭りに行った
パパ(ニコラス・ケイジ)が、一瞬手を離した隙にチャーリーは居なくなってしまうのです。
「子供の手は、どんな事があっても、離しちゃダメダメ！！」
強く思いました。
夫婦中も冷え切って、一年。
ハロウィンの3日前に起こる異変。
チャーリーの気配・・・そして、いよいよパパはハロウィンの起源に遡る「呪い」に近づいて行きます。

結構怖かったです。
霊媒師のオバさんや、パパの同僚の先生・・・お気の毒さまです。
脇役って哀しい引き立て役ですね〜。

短時間にサクッと観れて、後味良しでした。

ニコラスケイジ に どの位 ギャラを払ったんだよって ホラー

主演のニコラス・ケイジさんは刑事役ではなく、大学講師役。
教授への昇進に向け精を出していたら、息子の危険フラグをスルー。
ハロウィンのパレードを息子と一緒に鑑賞していたら、
息子が”ゴーストに償ってくれる？”という謎メッセージを残し行方不明に…

そこからニコラス・ケイジが刑事顔負けの活躍で謎にたどり着くというお話。

”償えと言われましても、私どもが何かしましたか？”と誰もが感じずにはいられない
ちぐはぐなストーリー。

和製ニコラス・ケイジのモト冬樹さんが出演しておられた予告版のPVの方が
本編よりも面白いということが一番の微妙なところかと…

ホラーの要素はあったけどファンタジー映画って感じもしました。ハロウィンのイメージが少し怖かったです。
普通のお父さんがどうやって見つけたり、助けるのかなと思っていたのでこういう形になるんだと思って面白かったです。
両親の息子を思う気持ちが良かったです。ホラーの要素があるから、音でけっこう驚いたり、来るぞ、来るぞと思っても怖くてドキドキしました。