沈黙のパレード / 福山雅治
沈黙のパレード
/西谷弘
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(27)
解説・ストーリー
福山雅治主演で人気を博す「ガリレオ」シリーズの劇場版第3弾。行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、湯川学の親友でもある刑事・草薙俊平がかつて担当した少女殺害事件で無罪となった男・蓮沼寛一で…。
福山雅治主演で人気を博す「ガリレオ」シリーズの劇場版第3弾。行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、湯川学の親友でもある刑事・草薙俊平がかつて担当した少女殺害事件で無罪となった男・蓮沼寛一で…。
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「沈黙のパレード」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
福山雅治主演で人気を博す「ガリレオ」シリーズの劇場版第3弾。行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、湯川学の親友でもある刑事・草薙俊平がかつて担当した少女殺害事件で無罪となった男・蓮沼寛一で…。
「沈黙のパレード」 の作品情報
「沈黙のパレード」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「沈黙のパレード」 のシリーズ作品
沈黙のパレード レンタルDVDの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
130分 |
日(バリアフリー) |
日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ、日(音声ガイド):ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TCED6759 |
2023年03月03日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
63枚
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2人
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日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ、日(音声ガイド):ドルビーデジタルステレオ
【Blu-ray】沈黙のパレード レンタルBlu-ray(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
130分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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TCBD1373 |
2023年03月03日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
29枚
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沈黙のパレード レンタルDVDの詳細
収録時間: |
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日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ、日(音声ガイド):ドルビーデジタルステレオ |
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【Blu-ray】沈黙のパレード レンタルBlu-ray(ブルーレイ)の詳細
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130分 |
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ユーザーレビュー:27件
内海薫が帰ってきた
監督:西谷弘(2022年・日本・130分)
原作:東野圭吾『沈黙のパレード』
福山雅治が物理学者・湯川学を演じる『ガリレオ』シリーズの劇場版第3弾。
何よりも嬉しかったのが、テレビシリーズで刑事・内海薫を演じていた柴咲コウが、本作でまた再登場してくれたことだ。彼女の登場は、劇場版第1作目の『容疑者Xの献身(2008年)』以来だという。
湯川のバディとしては、岸谷美砂(吉高由里子)もいたが、やはり内海薫の方がしっくりくる。
『容疑者Xの献身』以外は原作を読んだことがない上、しばらく“ガリレオ”とも御無沙汰だったので、記憶の中のイメージで観ていたら、(他のレビュアーも仰っているように)湯川の変人ぶりは薄れ、随分人間が丸くなったように感じた。
本作での舞台となる東京都菊野市に湯川の研究する施設があり、湯川は菊野商店街にある料理店「なみきや」の常連であるという設定になっている。
この「なみきや」に本作での登場人物の殆どが登場する(一堂に会するシーンもある)ので、人間関係は把握し易かった。
ただ、映像が過去と現在を行ったり来たりするので複雑に感じる部分もあった。
大雑把にまとめておくと
・23年前に少女が行方不明になり、4年も経ってから奥多摩の山中で白骨死体となって発見された。
・容疑者として浮上したのは、少女の父親の経営する工場の従業員、当時30歳の蓮沼寛一(村上淳)だった。その時、事件を担当したのはまだ駆け出しの刑事・草薙(北村一輝)だったが、蓮沼は黙秘を貫き証拠不十分で無罪となった。
・そして現在。静岡県のとある民家の火災現場から二体の遺体が発見される。一体は、一人暮らしの老女で、もう一体は3年前から行方不明になっていた並木沙織(川床明日香)だった。沙織は「なみきや」の一人娘だった。
・またしても蓮沼寛一が容疑者として浮上したが、今回も完全黙秘。やはり証拠不十分で釈放される。
今回、湯川の研究所が大学外にあるので、助手の栗林(渡辺いっけい)の出演がなく残念だった。原作にはないオリジナルキャラクターということだが、とても味のあるキャラなので彼がいないのは淋しい。(笑)
さて、賛否両論のある本作。私は興味深く本作を観たのだが、観終わってみると何だか物足りない。やはり、湯川の変人ぶりが充分に発揮されなかったせいなのか?
事件が、ガリレオシリーズに出てくるような怪事件ではなく、ちょっと知識のある人なら推理できるような“カラクリ”だったからなのか?
ただ、私自身が物足りなかった理由の一つとして、檀れいの存在があるように思う。とても綺麗で魅力的で好きな女優さんなのに(特にビールのCMが好き)、その美しさが邪魔をしているのか、人形のようで存在に生々しさがないように感じられる。
とは言え、湯川と内海―福山と柴咲―の掛け合いが、さすがに息が合っていて、懐かしく居心地がよかった。このコンビでTVのスペシャル版でいいので企画して欲しい。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
破綻した夢の欠片の行方
久しぶりの「ガリレオ」シリーズ。湯川博士のバディとして柴咲コウ演じる内海刑事が復帰してくれて、本当にとても嬉しい。原作は未読です。東京都菊野市に住む、3年前から行方不明の当時19歳の並木佐織という、歌手を志していた若い女性が、焼死体となって発見される。15年前に行方不明となり、奥多摩で遺体で発見された12歳の少女の殺人容疑者で、8年前に裁判で無罪判決の出た蓮沼寛一が容疑者として逮捕される。佐織の血の付着した彼の作業着が見つかり、しかも佐織の遺体は、彼の静岡の実家の焼け跡から発見されたのだ。蓮沼は最初の事件と同じく、取り調べで緘黙を続け、釈放されてしまう。ところが、同居していた知人の増村栄治の住まいで蓮沼が殺されるという事件が起き、捜査が始まる。
舞台は関係者の住む菊野市。湯川博士は当地にある大学の研究所でたまたま研究しており、佐織の実家である食堂の常連だったことから、草薙刑事や内海刑事に協力して、事件に係わることになる。事件の推理は2段階になっており、最初の推理では、湯川博士の科学の知識がある程度活かされ、実証実験も行われるが、第2の推理では、殺人のトリックは単純で、たいした物証もなく(バレッタに血が付着していない理由は様々に考えられる)、それをまるで探偵のように湯川博士が推理するという展開になる。もはや警察の捜査や科学的実証はどこへやら。佐織の殺人の動機は予想とは違っていたけれど、第2の推理は、私が予測したのと同じ内容だったので、蓮沼が関係していたこと以外は、見かけほど複雑な事件ではない。
科学的視点で警察の捜査に協力するというより、結果的に、湯川博士がまるで探偵のように活躍するプロットになっていて少々がっかり。「ガリレオ」シリーズでは、探偵の湯川博士が観たいわけではない。しかも15年前の事件は明確に解決したわけではないので、何だかスッキリしない。犯人の遺品に証拠があったとかだったらよかったのに。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
手の込んだストーリーに引きこまれました
劇場公開中の評価は二分していたようですが、
私は面白かったです。とても引きこまれました。
久々のガリレオシリーズ第3弾。
湯川先生、内海、草薙の両刑事が大集合。
所轄ではなく、警視庁捜査一課が出張っていくほどの事件とは?
なかなか、手の込んだストーリーでした。
その真相はとても切なく、あの時パニックにならずに救急車を呼んでいれば。。
あ、もう語りませんよ。
人間の愚かさとか、絆とか、愛とか、
そんなものがぎゅっと詰まった2時間ちょいでした。
原作小説は未読ですが、そもそも内海薫のキャラは原作には登場しないはずなので
原作とは大きく変えていると思われます。(私の推測)
なので、原作と比べるのは無理があるでしょう (多分)
まあ、事件が起こった田舎の街に、たまたま何故か湯川先生が住んでいた!
という設定には、ちょっと無理やり感がありましたけど(;^_^A
最後まで見ると、タイトルの意味が解りますね。
エンドロールに第1段、2弾の懐かしい映像が映し出されます。
湯川先生も若かったね〜と
つくづく時の流れを感じてしまう瞬間でした(笑)
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湯川教授じゃなくても解決できそうな事件
投稿日:2023/03/24
レビュアー:nob77
湯川教授(福山雅治)、内海刑事(柴咲コウ)、草g刑事(北村一輝)が9年ぶりに揃うガリレオシリーズ、最新作。
ということで、かなり期待して視聴したのだが、ちょっと期待外れだった。
まず、冒頭で祭りを楽しむ湯川教授がキャラ変したのかと思うほど明るくて、若干違和感を覚える。
ガリレオシリーズは不可解な未解決事件を湯川教授による科学的検証と推理で解決するのが醍醐味なのに、今回は犯人によって仕組まれた不可解さが薄く、『容疑者xの献身』のように犯人と湯川教授の知恵比べ感は感じられない。
むしろ湯川教授じゃなくても解決できそうなレベル。
ただ、湯川教授と内海刑事の掛け合いは相変わらず観ていて楽しいので、このコンビは外せないなと思った。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
撫でられる
このシリーズは
必ず原作小説を読み
それから映像作品を観る
という順番を守っていたのですが
初めて順番を破り
お初が映像作品という形で鑑賞してみました。
なので本来
この物語がどういう道筋を辿って
この結末に終着したのかがわからないのですが
「深み」という部分で
物足りなかったように感じます。
ストーリーはサクサクと
ともすれば順調すぎるほどに順調に進み
途中にある障害も
あるのかないのかわからないほどにアッサリと通過
不気味なほどにアッサリです。
こうなってくると
途中で示されているある種の「答え」に疑問が生じ
きっとアッサリ終わるわけがないと
ある意味
途中経過を楽しめないことになってしまいます。
一喜一憂という楽しみが失われるのです。
演出や構成という部分で
もっと練る必要があったのかもしれませんし
その部分はそれほど
重要ではないという見方もできます。
そして辿り着く答え
この重要な部分が
あまりグっとくるものではありませんでした。
一言で言えば「弱い」です。
きっと原作では
この答えに至るまでの道筋に
心を締め付けられるような過程があったのでは
なんてことを思ったりします。
苦しくてたまらないような。
今回は撫でられる程度にしか感じませんでした。
が、原作以上だと思える部分も。
読んでないので想像ですが
北村さん演じる草薙の葛藤。
この部分はとても見応えがありました。
ある意味今回の主役と言ってもいい草薙刑事。
その苦しみしかないような心情が
十分すぎる程に届きました。
切ない事件が多いガリレオシリーズ。
中でも劇場版となる長編は
その趣を色濃くしていますが
やはり一番は「容疑者〜」でしょうか。
登場人物がちが暗闇で踊り乱れるシーン。
あれは必要か?
「不必要」一択だと断言できるぐらい邪魔でした。
なんかしらける。
映像化されていない原作はまだあるので
福山さんはこの「最もハマっている役」である
ガリレオこと湯川を演じることを
ライフワークとしてほしいです。
内海刑事とのコンビも
相変わらずニンマリする素晴らしさでした。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
内海薫が帰ってきた
投稿日
2023/03/31
レビュアー
kazupon
監督:西谷弘(2022年・日本・130分)
原作:東野圭吾『沈黙のパレード』
福山雅治が物理学者・湯川学を演じる『ガリレオ』シリーズの劇場版第3弾。
何よりも嬉しかったのが、テレビシリーズで刑事・内海薫を演じていた柴咲コウが、本作でまた再登場してくれたことだ。彼女の登場は、劇場版第1作目の『容疑者Xの献身(2008年)』以来だという。
湯川のバディとしては、岸谷美砂(吉高由里子)もいたが、やはり内海薫の方がしっくりくる。
『容疑者Xの献身』以外は原作を読んだことがない上、しばらく“ガリレオ”とも御無沙汰だったので、記憶の中のイメージで観ていたら、(他のレビュアーも仰っているように)湯川の変人ぶりは薄れ、随分人間が丸くなったように感じた。
本作での舞台となる東京都菊野市に湯川の研究する施設があり、湯川は菊野商店街にある料理店「なみきや」の常連であるという設定になっている。
この「なみきや」に本作での登場人物の殆どが登場する(一堂に会するシーンもある)ので、人間関係は把握し易かった。
ただ、映像が過去と現在を行ったり来たりするので複雑に感じる部分もあった。
大雑把にまとめておくと
・23年前に少女が行方不明になり、4年も経ってから奥多摩の山中で白骨死体となって発見された。
・容疑者として浮上したのは、少女の父親の経営する工場の従業員、当時30歳の蓮沼寛一(村上淳)だった。その時、事件を担当したのはまだ駆け出しの刑事・草薙(北村一輝)だったが、蓮沼は黙秘を貫き証拠不十分で無罪となった。
・そして現在。静岡県のとある民家の火災現場から二体の遺体が発見される。一体は、一人暮らしの老女で、もう一体は3年前から行方不明になっていた並木沙織(川床明日香)だった。沙織は「なみきや」の一人娘だった。
・またしても蓮沼寛一が容疑者として浮上したが、今回も完全黙秘。やはり証拠不十分で釈放される。
今回、湯川の研究所が大学外にあるので、助手の栗林(渡辺いっけい)の出演がなく残念だった。原作にはないオリジナルキャラクターということだが、とても味のあるキャラなので彼がいないのは淋しい。(笑)
さて、賛否両論のある本作。私は興味深く本作を観たのだが、観終わってみると何だか物足りない。やはり、湯川の変人ぶりが充分に発揮されなかったせいなのか?
事件が、ガリレオシリーズに出てくるような怪事件ではなく、ちょっと知識のある人なら推理できるような“カラクリ”だったからなのか?
ただ、私自身が物足りなかった理由の一つとして、檀れいの存在があるように思う。とても綺麗で魅力的で好きな女優さんなのに(特にビールのCMが好き)、その美しさが邪魔をしているのか、人形のようで存在に生々しさがないように感じられる。
とは言え、湯川と内海―福山と柴咲―の掛け合いが、さすがに息が合っていて、懐かしく居心地がよかった。このコンビでTVのスペシャル版でいいので企画して欲しい。
破綻した夢の欠片の行方
投稿日
2023/04/05
レビュアー
hinakksk
久しぶりの「ガリレオ」シリーズ。湯川博士のバディとして柴咲コウ演じる内海刑事が復帰してくれて、本当にとても嬉しい。原作は未読です。東京都菊野市に住む、3年前から行方不明の当時19歳の並木佐織という、歌手を志していた若い女性が、焼死体となって発見される。15年前に行方不明となり、奥多摩で遺体で発見された12歳の少女の殺人容疑者で、8年前に裁判で無罪判決の出た蓮沼寛一が容疑者として逮捕される。佐織の血の付着した彼の作業着が見つかり、しかも佐織の遺体は、彼の静岡の実家の焼け跡から発見されたのだ。蓮沼は最初の事件と同じく、取り調べで緘黙を続け、釈放されてしまう。ところが、同居していた知人の増村栄治の住まいで蓮沼が殺されるという事件が起き、捜査が始まる。
舞台は関係者の住む菊野市。湯川博士は当地にある大学の研究所でたまたま研究しており、佐織の実家である食堂の常連だったことから、草薙刑事や内海刑事に協力して、事件に係わることになる。事件の推理は2段階になっており、最初の推理では、湯川博士の科学の知識がある程度活かされ、実証実験も行われるが、第2の推理では、殺人のトリックは単純で、たいした物証もなく(バレッタに血が付着していない理由は様々に考えられる)、それをまるで探偵のように湯川博士が推理するという展開になる。もはや警察の捜査や科学的実証はどこへやら。佐織の殺人の動機は予想とは違っていたけれど、第2の推理は、私が予測したのと同じ内容だったので、蓮沼が関係していたこと以外は、見かけほど複雑な事件ではない。
科学的視点で警察の捜査に協力するというより、結果的に、湯川博士がまるで探偵のように活躍するプロットになっていて少々がっかり。「ガリレオ」シリーズでは、探偵の湯川博士が観たいわけではない。しかも15年前の事件は明確に解決したわけではないので、何だかスッキリしない。犯人の遺品に証拠があったとかだったらよかったのに。
手の込んだストーリーに引きこまれました
投稿日
2023/02/15
レビュアー
飛べない魔女
劇場公開中の評価は二分していたようですが、
私は面白かったです。とても引きこまれました。
久々のガリレオシリーズ第3弾。
湯川先生、内海、草薙の両刑事が大集合。
所轄ではなく、警視庁捜査一課が出張っていくほどの事件とは?
なかなか、手の込んだストーリーでした。
その真相はとても切なく、あの時パニックにならずに救急車を呼んでいれば。。
あ、もう語りませんよ。
人間の愚かさとか、絆とか、愛とか、
そんなものがぎゅっと詰まった2時間ちょいでした。
原作小説は未読ですが、そもそも内海薫のキャラは原作には登場しないはずなので
原作とは大きく変えていると思われます。(私の推測)
なので、原作と比べるのは無理があるでしょう (多分)
まあ、事件が起こった田舎の街に、たまたま何故か湯川先生が住んでいた!
という設定には、ちょっと無理やり感がありましたけど(;^_^A
最後まで見ると、タイトルの意味が解りますね。
エンドロールに第1段、2弾の懐かしい映像が映し出されます。
湯川先生も若かったね〜と
つくづく時の流れを感じてしまう瞬間でした(笑)
湯川教授じゃなくても解決できそうな事件
投稿日
2023/03/24
レビュアー
nob77
湯川教授(福山雅治)、内海刑事(柴咲コウ)、草g刑事(北村一輝)が9年ぶりに揃うガリレオシリーズ、最新作。
ということで、かなり期待して視聴したのだが、ちょっと期待外れだった。
まず、冒頭で祭りを楽しむ湯川教授がキャラ変したのかと思うほど明るくて、若干違和感を覚える。
ガリレオシリーズは不可解な未解決事件を湯川教授による科学的検証と推理で解決するのが醍醐味なのに、今回は犯人によって仕組まれた不可解さが薄く、『容疑者xの献身』のように犯人と湯川教授の知恵比べ感は感じられない。
むしろ湯川教授じゃなくても解決できそうなレベル。
ただ、湯川教授と内海刑事の掛け合いは相変わらず観ていて楽しいので、このコンビは外せないなと思った。
撫でられる
投稿日
2023/12/17
レビュアー
ビンス
このシリーズは
必ず原作小説を読み
それから映像作品を観る
という順番を守っていたのですが
初めて順番を破り
お初が映像作品という形で鑑賞してみました。
なので本来
この物語がどういう道筋を辿って
この結末に終着したのかがわからないのですが
「深み」という部分で
物足りなかったように感じます。
ストーリーはサクサクと
ともすれば順調すぎるほどに順調に進み
途中にある障害も
あるのかないのかわからないほどにアッサリと通過
不気味なほどにアッサリです。
こうなってくると
途中で示されているある種の「答え」に疑問が生じ
きっとアッサリ終わるわけがないと
ある意味
途中経過を楽しめないことになってしまいます。
一喜一憂という楽しみが失われるのです。
演出や構成という部分で
もっと練る必要があったのかもしれませんし
その部分はそれほど
重要ではないという見方もできます。
そして辿り着く答え
この重要な部分が
あまりグっとくるものではありませんでした。
一言で言えば「弱い」です。
きっと原作では
この答えに至るまでの道筋に
心を締め付けられるような過程があったのでは
なんてことを思ったりします。
苦しくてたまらないような。
今回は撫でられる程度にしか感じませんでした。
が、原作以上だと思える部分も。
読んでないので想像ですが
北村さん演じる草薙の葛藤。
この部分はとても見応えがありました。
ある意味今回の主役と言ってもいい草薙刑事。
その苦しみしかないような心情が
十分すぎる程に届きました。
切ない事件が多いガリレオシリーズ。
中でも劇場版となる長編は
その趣を色濃くしていますが
やはり一番は「容疑者〜」でしょうか。
登場人物がちが暗闇で踊り乱れるシーン。
あれは必要か?
「不必要」一択だと断言できるぐらい邪魔でした。
なんかしらける。
映像化されていない原作はまだあるので
福山さんはこの「最もハマっている役」である
ガリレオこと湯川を演じることを
ライフワークとしてほしいです。
内海刑事とのコンビも
相変わらずニンマリする素晴らしさでした。
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- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
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- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
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沈黙のパレード
(C)2022 フジテレビジョン、アミューズ、文藝春秋、FNS27社 ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。