ジャッカル

　小難しいことを考えなければ楽しめる作品ですね。
　フレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」を原案に
したリメイクのようですが、内容は大きく違います。
（エドワード・フォックス主演の「ジャッカルの日」の方が
作品としてのクオリティは高いような気がします。

　なんといっても、ブルース・ウィリス、リチャード・ギアに
シドニー・ポワチエという豪華キャストですから、つまらない
作品にはならないと思うのですが、そこかしこに違和感が・・。
　ジャッカルは正体不明の殺し屋で、何の情報もないはずなの
にこの作品の中では、情報・証拠をまきちらしてます。
　リメイクにあたって、フォーサイスがいっさいの協力を拒んだという噂で、オリジナルの脚本にしなければならなかった弊害
でしょうか？
　ブルースが冷酷非情の殺し屋というのも、リチャードが
切れ者の元ＩＲＡ幹部というのも見ていてそう見えません。
　いっそ、配役を逆にしてしまった方がよかったのかも・・。
　どちらも好きな役者なのにもったいないなぁ・・・。
（私は昔よく、「ブルース・ウィリスに似てるよね」と言われて
いたので・・。自分ではリチャード・ギアのつもりでいるにも
かかわらず！）
　ジャッカルという殺し屋のすごさがよくわからなかったので、
本編に入る前にでも、ジャッカルの過去のエピソードとかを
入れれば、もう少し厚みが出て来たかも知れません。

　良い原案プロット（小説）も脚本次第で、どちらにも転ぶと
言うお手本のような出来でした。（この作品の場合は、原作者
の協力が得られなかった点で、気の毒な部分もありますが）
　でも、そんな内容でも、細かいことを考えなければ楽しく
鑑賞できる作品に仕上げたのはハリウッドの底力？

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豪華キャストによるサスペンス。
合格点以上の出来だとは思います。

でもね、ちょっとケチはつけたくなっちゃう。
ブルース・ウィルス演じる暗殺者ジャッカル。
そこまでやるかー、と言いたくなるほどの冷血漢で
ハイテク機器を駆使した装備もスゴイ。
でも逆に、そんな装備がなきゃ仕事できないの？
って突っ込みたくなる。
腕一本で標的を仕留めるスナイパーっていう方がカッコいいのに・・・ってね。

アメリカって取引天国で、目には目を的な考えや正当防衛の意識が強い国なんだな、って思わせるラストもどうなのかな・・。

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ジャックブラックが出演してる作品をかたっぱしから鑑賞中。
この「ジャッカル」は、ちょい役だとはわかっていた物の…

ブルースーーーーーー、あんたーーーーーー！！！
よくも私のジャックをあんな惨い殺し方しくさって！このハゲが！
もし会ぉたらぶっ殺っそぉ！覚えとけよ！あほんだら！

・・・・・・・・・。

な〜んてね、嫌だわ、私ったら…取り乱してしまったわ。んふ。
会う訳ないわよｗ　＾ー＾ 　ふふふ…


とりあえず、ジャックの事はおいときたくないけど、置いといて、本作、途中から「あら？ひょっとして…」そう、観た事がありましたｗなので結末も思い出してしまって、あららら…でした。

元カノ？元妻？が出てくるって事を思い出したもんで…

が、最後の最後、刑事さんの粋な計らいは覚えておらず、ちょっとした感動でした。

見てた物の、記憶は鮮明では無かったので、リチャードギアが走る地下鉄の間で信号（？）に必死でしがみついてるシーンは結構リアルで手に汗握りました。勿論合成か何かでしょうけどｗブルースの変装は笑かしてもらいました。お腹突き出して、ぽっちゃり体の変装までするとはｗ

10年も前の作品なんですね。忘れてて当然かｗ

いや、しかし、ジャックが殺されたのはショッキングでしたが、なかなか面白かった。作品自体は良い。若干パンチが足りん気がせんでもないけど、結構楽しめました。


ブルース…デスノートに名前書くぞ…

　　　　　　持ってないから書けない…

　　　　　　　　　　誰か下さい。。。

　　　　　　　　　　　　　　ブルースはハゲデスノート。
　　　　　　　　　　　　　　　　　

大物俳優対決という豪華なアクション映画だと思うんですが、どーもブルースのグラサンが似合わないような、
何かちょっと違和感を感じてしまいます。孤高の伝説アサシンには見えないし(笑　変なおっさんって感じ。
他のレビュアさんのを読むと、ギアの元テロリスト役がちょっとね、という意見が目立ちますが、私は、
断然、ブルースの方がちょっとね、と思います(笑　そのギアの元同志役のマチルダ・メイが、一番良かったかな。
かなりおいしい役どころだったのでは。表情の演技も良かったです。
あと、皆さん指摘されてますが、FBIの失態ばかりで使えない奴が多い(笑　ギアがいなければ全滅じゃん。
改造マニアのデブ男さん、予想通りの展開で笑えました。あの方ホラー映画にいそうな感じ(笑　たぶん出演してるな(笑
決して駄作ではありません。ハリウッドらしい娯楽作だと思います。後は個人的な好みかな〜

ブルース・ウィルスは私にとっては永遠のかっこいいマクレーン刑事。
なのに、なのに、この作品では七変化のいやらしいスナイパーのジャッカルを演じています。
彼にとって人を殺すことなんて、ハエをたたきつぶすぐらいのお手軽さ。
いとも簡単に血祭りにしていきます。
そして見ものなのは色々な変装。
それはそれはうまく変装して、もうブルースだとは思えないものばかり。
どれをとってもいやらしく、憎たらしく、おぞましく、ぞっとするほどの不気味さ。
もう私の大好きなマクレーン刑事はここにはいません（笑）

そしてジャッカルを追う元IRAテロリストにリチャード・ギア。
ああ、二人とも若いですね〜。
なにせ１６年前の映画ですもの。
当たり前のことなんですけど、まだ体力有り余っている感じの二人です。
中盤ぐらいまでは、テンポが悪くてイライラ感があったのですが
それでもラスト近くの緊迫感は迫力がありました。

『ジャッカルの日』はその昔に観た覚えがありますが、全くと言って良いほど記憶に残っていないので
あちらも見てみようと思います。

あと、ジャック・ブラックがアホなチョイ役で出ているのには笑いました。