ダブルチーム

冒頭から結構派手です。
が、その派手なシーンについてはほとんど説明なく時間がとびます。

その上、実は私が、あまり好印象をもっていないヴァンダムの
上半身裸、その上キスシーンで。ちょっと「やめようかな。」
（だったら初めから観るなって話ですが）
と迷っているうちに今度はローマへ。
そしてアントワープへ。
爆発。
爆発。
遊園地でのアクションシーン。

この目まぐるしい展開に、いつしか考える余裕がなくなって、
気づいたら、普通に観てました。

『奥さんにも死んだと伝えている。』ってそんな無茶な。
妊娠中で精神的に不安定な時期なのに。
ショックで流産したらどうすんだ。
いや、そうじゃなくても、後追い自殺しちゃったらどうすんだ。
逆に立ち直って再婚しちゃったら、どうすればいいんだ。

とは言え、このあたりからようやくおもしろくなってきましたが、
やっぱりヴァンダムの肉体鍛錬シーンは、早送りしてしまいました。

髪の色や模様がコロコロ変わる大男がいい味出してたと思います。
そうか。チームってこの人となんだ。

それなりに楽しめたので、
もう一度観たいとまでは感じませんでしたが
あそこでやめておけばよかったとも思いませんでした。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

　テロリストに奥さんを誘拐された主人公が武器商人を相棒にして戦う話。

　90年代らしい爆破と銃撃戦のアクションが堪能できて面白かったです。クライマックスのコロシアムでの戦いなんかも地雷と虎が良いギミックで楽しかったです。

　ただお話の方はやっぱり大味なのは仕方ないかとあきらめてみる感じで、途中で主人公が謎の組織みたいなところに無理やり入れられて孤島にいるシークエンスは恐ろしく退屈だし。見終わってこの組織の必要性が感じられなかったです。それよりもここで主人公がトレーニングのシーンが長く挿入されますが、開脚をして鍛えるジャン・クロード・ヴァンダムの姿を愛でるという楽しみ方はできました。

　凄い捜査官に凄いテロリストだったのが結局子どもという家族の小さな目的のために戦ってえらく小さいスケールになってしまったり、バディものになっていきますが、そこらへんから途端に妙にコメディ色が強くなって微妙な気持ちになったりしてしまうのが残念でした。

　とはいえ地雷が爆発したら、建物全部吹き飛ぶほどの威力だったり。コロシアムになぜかコーラの自販機が大量に置かれていたり摩訶不思議な魅力のあるアクション映画でした。

面白かった。期待せずに見たのが良かったのかな。ヴァン・ダムの戦闘シーンもかっこよかった。Ｄ・ロッドマンの戦闘シーンでバスケのボール回しを人間で回したり、人間シュートをしたり、ＮＢＡ選手だけあって背がとても大きいので軽々と人を持ち上げたりすごく迫力あって面白かった。

すんげえアクションの連続。
カンフーアクション主体だけど、ガンアクションも大掛かりな
カーアクションなども洋画ばり。

死んだ事になった男が奥さんと生まれてくる子供を救う為に戦うお話。

パラシュートじゃなくボール状のエアクッションだとか
ライオンに蹴りかましたり、十字架の下に眠る地雷を踏まないように
闘技場でのアクションだったりが印象的。

ヴァンダムはあまり好きじゃないけど、これは面白いです。ヴァンダム作品としてではなく、ツイ・ハーク作品として見て下さい。それと、デニス・ロッドマン、いい味出してます。