男と女 / アヌーク・エーメ
男と女
/クロード・ルルーシュ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(53)
解説・ストーリー
パリで一人暮らしをしている女性アンヌは、スタントマンの夫を不慮の事故で失い失意の日々を送っていた。一方プロのレーサー、ジャン・ルイも、妻に自殺されいつまでも悲しみに暮れていた。そんな2人は、偶然にもそれぞれの子どもを同じドービルの寄宿学校にあずけていた。ある日曜日、アンヌはいつものように娘との面会を終え、パリへ帰ろうとしていたとき、息子の面会に来ていたジャン・ルイと出会い、彼の車で一緒の車で帰ることに。その翌日からジャン・ルイはアンヌのことが頭から離れなくなってしまう…。
パリで一人暮らしをしている女性アンヌは、スタントマンの夫を不慮の事故で失い失意の日々を送っていた。一方プロのレーサー、ジャン・ルイも、妻に自殺されいつまでも悲しみに暮れていた。そんな2人は、偶然にもそれぞれの子どもを同じドービルの寄宿学校にあずけていた。ある日曜日、アンヌはいつものように娘との面会を終え、パリへ帰ろうとしていたとき、息子の面会に来ていたジャン・ルイと出会い、彼の車で一緒の車で帰ることに。その翌日からジャン・ルイはアンヌのことが頭から離れなくなってしまう…。
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「男と女」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
パリで一人暮らしをしている女性アンヌは、スタントマンの夫を不慮の事故で失い失意の日々を送っていた。一方プロのレーサー、ジャン・ルイも、妻に自殺されいつまでも悲しみに暮れていた。そんな2人は、偶然にもそれぞれの子どもを同じドービルの寄宿学校にあずけていた。ある日曜日、アンヌはいつものように娘との面会を終え、パリへ帰ろうとしていたとき、息子の面会に来ていたジャン・ルイと出会い、彼の車で一緒の車で帰ることに。その翌日からジャン・ルイはアンヌのことが頭から離れなくなってしまう…。
「男と女」 の作品情報
「男と女」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「男と女」 のシリーズ作品
男と女 特別版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
141分 |
英語・日本語・スペイン語・ポルトガル語・中国語・タイ語・ハングル語・インドネシア語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/フランス語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR11655 |
2003年06月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
1人
|
0人
|
英語・日本語・スペイン語・ポルトガル語・中国語・タイ語・ハングル語・インドネシア語
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
2:ドルビーデジタル/モノラル/フランス語
男と女 特別版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
141分 |
英語・日本語・スペイン語・ポルトガル語・中国語・タイ語・ハングル語・インドネシア語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/フランス語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR11655 |
2003年06月16日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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|
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ユーザーレビュー:53件
「恋愛モノ」より、「男のロマン」を感じてしまう。
これはもう何回も観た映画で、ここの舞台になったドービルの海にも旅行に行ったくらいです。
これの続編も観たあと、ふと考えたんですが、これはお洒落できれいな「恋愛映画」というより、実は「男のロマン」の映画なのかなぁ、と。
まず、主役のトランティニャンがありえない設定。(作品中では、それを強調していないし、嫌味では全然ないのですが、かっこよすぎる〜、とわたしは思う)
F1レーサーで(モンテカルロラリーで優勝してます)、女性にモテる(妻は嫉妬のあまり自殺した)、そのうえエーメのような美しく知的で貞節な女性に愛の告白まで受けるんですから。(こういう役をサラリと演じるトランティニャンもすごい)
レースに優勝した後、その足でモナコからドービルまで女性と会うために車で駆けつけるっていうのも、ありえないくらい設定的にキザ。(距離的にこれ、日本を縦断するくらいの長い距離)
冒頭シーンで、子供と遊ぶシーンをみていても、少年っぽいノリを忘れていない素敵な男性のようだし、自分に夢中な恋人もすでに確保しているみたいだし、これは、ひょっとしてルルーシュ監督は自分の理想とする「粋な男」、というものを、お洒落なサウンドと共に再現したのかもしれませんねぇ。
続編を観ても、20年後のトランティニャンはかっこいいおじさまになっていて、しっかりと若い恋人がいて、おまけに、ずっと会っていないエーメから、いきなり電話がきます。そして曲折はあるものの晴れやかなハッピーエンド。
これは、「恋愛映画」としてみると、いまいち薄っぺらい感じがするのですが、「男のロマン」としてみると、完璧なのかもしれません。
「車」と「女」と「冒険」と。という感じで。ついでに「馬」や「ボサノヴァ」、そして「高級リゾート地の浜辺(ドービル)」
やはり、スタイリッシュな「男のロマン」を感じます。
実際、この映画を撮影していたときのルルーシュ監督は破産寸前で、予算不足のためにモノクロとカラーが混ざってしまったり、カメラを調達できなくて引きのシーンが多くなってしまったそうです。二人の会話も音声はひろってなく、そこがまた静かな自然なムードで逆に効果的になっているのがいいと思う。(この映画って、ちゃんとした脚本もなさそうだし)
お金がないのに映画撮っちゃった〜っていう無謀さも「男のロマン」をまた感じてしまいます。
若さで無謀なことを乗り切った、というか。そういう匂いも感じます。
その対象をなすかのように、ときどき暗示的に画面に現れるのが、犬を連れて浜辺を散歩する哀愁あふれた老いた男性。(このシーンは理屈ぬきにもグっときます)
とにかく、ドービルの湿った空気感と浜辺の映像が好き。本物のドービルも映画以上にムードある素敵な浜辺でした。
音楽も、サントラよく聴いてました。(音楽のピェール・バルーはフランスより日本でのほうがメジャーらしいですが)
あっ、アヌーク・エーメは続編は「美しくなくなった」という意見が多いけど、わたし的にはそれより年をいった彼女を別な映画(「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」にちょっと出てる)で観ても、相変わらずきれいだな、と思います。
この映画ではムートンのコートにシャネルのチェーンの付いたバッグが粋です。凱旋門をバックに歩く姿もかっこいい。
トランティニャンのサングラスも60年代的、やや荒めの画像もいい味出てる。
わたしのなかではずっとベストムービーです。
このレビューは気に入りましたか?
16人の会員が気に入ったと投稿しています
大人の、おしゃれで切ないラブストーリー
ら〜ら〜ら〜、ダバダバダ、ダバダバダ…
のフランシス・レイの主題歌はあまりにも有名。
正に大人のラブストーリー。
誤解を恐れずに言えば、30歳未満または結婚経験のない人には見せたくない。もったいなくて。
幼い娘を持つ未亡人と、これまた幼い息子を持つ寡夫が、寄宿舎に子どもたちを預けるところで偶然出会い、急速に惹かれあい近づいていく。
お話しは目新しくもないが、そのプロセスの描写が並ではなく、40年経っても新鮮。
モノクロとカラーが交互に使われ、それによるどんな効果を狙ったのかわからないのだが、見ていて鬱陶しくなく不思議と心情にマッチしてくる。
主人公役のアヌーク・エーメが大人の女のかわいらしさを見事に演じている。
運転する男に初めて手を握られたときの、警戒するような固い戸惑いの表情に、思わず拍手を送りたくなった。
ストーリーも静かなラブストーリーなのに飽きさせない。
「多分こういう終わり方になるんだろうな」とうがっていたら、二度も三度も騙された。
犬と散歩する老人の姿が数度出てくるが、これが効果的で、映像としても美しい。
美しいと言えば、カラーシーンがあまりにもきれいなので、全編カラーにすればいいのにと思うほどだ。
どこから見ても100点満点と思ったが、難癖を付けると、ベッドシーンでのアヌーク・エーメの付けまつげかマスカラが気になったのと、最後の静止画像が、どうにも納得できない。
近ごろ、吹き替えで見るケースが多いが、フランス映画はやはり言語の台詞で見たい。もっともこの映画は台詞が少ないが。(そこがまたおしゃれだった)
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
♪ダバダバダ、ダバダバダ・・・
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
曲だけは知っているけど、内容を全く知らない映画もたくさんあるなあ・・・と、
「第三の男」に続いて映画音楽つながりの鑑賞です。
この曲は、ラジオの深夜放送「平凡パンチ」でよく聴きました。
「平凡パンチ」知っています?
確か・・・
「パンチ、パンチ、パーンチ!平凡パーンチ!」で始まるの。
パーソナリティは、モコとオリーブともう一人。(思い出せない)
当時、親にしつこくおねだりして買ってもらったのが、ナショナルのワールドボーイというトランジスタラジオ。
ダバダバダ・・・という気だるい曲が、映画のテーマ曲とも知らずに口ずさんでいました。
寄宿学校に娘を送った帰り、パリ行きの汽車に乗り遅れたアンヌは、同じく寄宿舎に息子を送ったジャン・ルイの車に同乗させてもらい、パリに帰ります。
これが二人の出会い。
二人とも左手薬指に指輪をしているけれど、夫や妻を亡くしたシングル同士。
ジャン・ルイはレーサーで、24時間耐久レースで優勝。
その彼にアンヌは、「ブラボー!愛しています。アンヌ」と祝電を送ります。
すっかり燃え上がった二人でしたが、愛撫のさなか、アンヌの脳裏には亡くなった夫との思い出が・・・
それまで、何度となく映し出されていた男の左手の指輪ですが、この時にはもう、はめていません。
彼女の指には、指輪があります。
二人の温度差が感じられる場面です。
汽車で帰るというアンヌを駅で見送ったジャン・ルイは、車を運転しながらアンヌの思わせぶりと、二人で過ごした時間を思い出しています。
一方アンヌも、断ち切れない夫への思いと、ジャン・ルイへの思いの狭間で揺れています。
二人の思い出のシーンが白黒で映しだされ、お互いにフッと浮かんだ微笑み。
ジャン・ルイは、アンヌが汽車を乗り換える駅のホームに先回りして・・・
そこで再会し、抱き合った二人の愛は、結ばれることはあるのか?
永遠にすれ違いさすらい続けるだけなのか?
白黒とカラーの映像、過去と現在の映像を交互に映し出して、気だるく静かな映画でした。
全編に流れるスキャットも、気だるい雰囲気をさらに気だるくしています。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
大人の男と女の、切ない愛の交換
アヌークエーメが新しい男とのベッドイン時に、思わず亡き夫の姿を思い出してしまうシーンが切ない。
大人の恋はお互いの歴史の交換でもあるから、あんな風に完全な思い出を持つ女性を愛することは男にとって苦難であろう。
でも、アヌークエーメの影のある大人の美しさを見ていると、彼女の全てを背負いたくなるのも判る。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
凄く良かったです!
1966年・クロード・ルルーシュ監督作品。
洋画好きの父親が持っていた洋画音楽大全集のLPレコードに
ダバダバダ、ダバダバダのサウンドトラックが入っていたので
音楽だけは良く知っていました。
子供心に気だるい感じのサウンドに
これはきっと相当エロい映画に違いないと
勝手に想像力を働かせていたものでした(笑)
それからうん十年がたった今
この作品を一度も見たことがないということに気づいた次第です。
というわけで初見でした。
凄く良かったです。
ちっともエロくなかった(笑)
それどころか、とてもオシャレなラブストーリーでした。
モノクロのシーンとカラーのシーンの絶妙な変化
会話は少なめなるも、映像の展開で見事に描き出す
惹かれ合う大人の男女の心情。
そして流れるサウンドトラックの美しいこと!
例のダバダバダの音楽だけでなく
フランシス・レイが手がけたすべての音楽が
シーンにぴったりでうっとりしました。
アンヌ役のアヌーク・エーメの完璧な美しさと
ジャン・ルイ役のジャン=ルイ・トランティニャンの押さえたイケメン度に
理性ある大人の恋物語に随所で心が震えました。
半世紀以上前の作品なのに、古さを全く感じさせません。
名作と言われる所以ですね。
また一つ好きな映画が増えました。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
「恋愛モノ」より、「男のロマン」を感じてしまう。
投稿日
2009/08/24
レビュアー
ニャン ルイ
これはもう何回も観た映画で、ここの舞台になったドービルの海にも旅行に行ったくらいです。
これの続編も観たあと、ふと考えたんですが、これはお洒落できれいな「恋愛映画」というより、実は「男のロマン」の映画なのかなぁ、と。
まず、主役のトランティニャンがありえない設定。(作品中では、それを強調していないし、嫌味では全然ないのですが、かっこよすぎる〜、とわたしは思う)
F1レーサーで(モンテカルロラリーで優勝してます)、女性にモテる(妻は嫉妬のあまり自殺した)、そのうえエーメのような美しく知的で貞節な女性に愛の告白まで受けるんですから。(こういう役をサラリと演じるトランティニャンもすごい)
レースに優勝した後、その足でモナコからドービルまで女性と会うために車で駆けつけるっていうのも、ありえないくらい設定的にキザ。(距離的にこれ、日本を縦断するくらいの長い距離)
冒頭シーンで、子供と遊ぶシーンをみていても、少年っぽいノリを忘れていない素敵な男性のようだし、自分に夢中な恋人もすでに確保しているみたいだし、これは、ひょっとしてルルーシュ監督は自分の理想とする「粋な男」、というものを、お洒落なサウンドと共に再現したのかもしれませんねぇ。
続編を観ても、20年後のトランティニャンはかっこいいおじさまになっていて、しっかりと若い恋人がいて、おまけに、ずっと会っていないエーメから、いきなり電話がきます。そして曲折はあるものの晴れやかなハッピーエンド。
これは、「恋愛映画」としてみると、いまいち薄っぺらい感じがするのですが、「男のロマン」としてみると、完璧なのかもしれません。
「車」と「女」と「冒険」と。という感じで。ついでに「馬」や「ボサノヴァ」、そして「高級リゾート地の浜辺(ドービル)」
やはり、スタイリッシュな「男のロマン」を感じます。
実際、この映画を撮影していたときのルルーシュ監督は破産寸前で、予算不足のためにモノクロとカラーが混ざってしまったり、カメラを調達できなくて引きのシーンが多くなってしまったそうです。二人の会話も音声はひろってなく、そこがまた静かな自然なムードで逆に効果的になっているのがいいと思う。(この映画って、ちゃんとした脚本もなさそうだし)
お金がないのに映画撮っちゃった〜っていう無謀さも「男のロマン」をまた感じてしまいます。
若さで無謀なことを乗り切った、というか。そういう匂いも感じます。
その対象をなすかのように、ときどき暗示的に画面に現れるのが、犬を連れて浜辺を散歩する哀愁あふれた老いた男性。(このシーンは理屈ぬきにもグっときます)
とにかく、ドービルの湿った空気感と浜辺の映像が好き。本物のドービルも映画以上にムードある素敵な浜辺でした。
音楽も、サントラよく聴いてました。(音楽のピェール・バルーはフランスより日本でのほうがメジャーらしいですが)
あっ、アヌーク・エーメは続編は「美しくなくなった」という意見が多いけど、わたし的にはそれより年をいった彼女を別な映画(「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」にちょっと出てる)で観ても、相変わらずきれいだな、と思います。
この映画ではムートンのコートにシャネルのチェーンの付いたバッグが粋です。凱旋門をバックに歩く姿もかっこいい。
トランティニャンのサングラスも60年代的、やや荒めの画像もいい味出てる。
わたしのなかではずっとベストムービーです。
大人の、おしゃれで切ないラブストーリー
投稿日
2005/03/07
レビュアー
レビュアー名未設定
ら〜ら〜ら〜、ダバダバダ、ダバダバダ…
のフランシス・レイの主題歌はあまりにも有名。
正に大人のラブストーリー。
誤解を恐れずに言えば、30歳未満または結婚経験のない人には見せたくない。もったいなくて。
幼い娘を持つ未亡人と、これまた幼い息子を持つ寡夫が、寄宿舎に子どもたちを預けるところで偶然出会い、急速に惹かれあい近づいていく。
お話しは目新しくもないが、そのプロセスの描写が並ではなく、40年経っても新鮮。
モノクロとカラーが交互に使われ、それによるどんな効果を狙ったのかわからないのだが、見ていて鬱陶しくなく不思議と心情にマッチしてくる。
主人公役のアヌーク・エーメが大人の女のかわいらしさを見事に演じている。
運転する男に初めて手を握られたときの、警戒するような固い戸惑いの表情に、思わず拍手を送りたくなった。
ストーリーも静かなラブストーリーなのに飽きさせない。
「多分こういう終わり方になるんだろうな」とうがっていたら、二度も三度も騙された。
犬と散歩する老人の姿が数度出てくるが、これが効果的で、映像としても美しい。
美しいと言えば、カラーシーンがあまりにもきれいなので、全編カラーにすればいいのにと思うほどだ。
どこから見ても100点満点と思ったが、難癖を付けると、ベッドシーンでのアヌーク・エーメの付けまつげかマスカラが気になったのと、最後の静止画像が、どうにも納得できない。
近ごろ、吹き替えで見るケースが多いが、フランス映画はやはり言語の台詞で見たい。もっともこの映画は台詞が少ないが。(そこがまたおしゃれだった)
♪ダバダバダ、ダバダバダ・・・
投稿日
2009/07/06
レビュアー
kazupon
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
曲だけは知っているけど、内容を全く知らない映画もたくさんあるなあ・・・と、
「第三の男」に続いて映画音楽つながりの鑑賞です。
この曲は、ラジオの深夜放送「平凡パンチ」でよく聴きました。
「平凡パンチ」知っています?
確か・・・
「パンチ、パンチ、パーンチ!平凡パーンチ!」で始まるの。
パーソナリティは、モコとオリーブともう一人。(思い出せない)
当時、親にしつこくおねだりして買ってもらったのが、ナショナルのワールドボーイというトランジスタラジオ。
ダバダバダ・・・という気だるい曲が、映画のテーマ曲とも知らずに口ずさんでいました。
寄宿学校に娘を送った帰り、パリ行きの汽車に乗り遅れたアンヌは、同じく寄宿舎に息子を送ったジャン・ルイの車に同乗させてもらい、パリに帰ります。
これが二人の出会い。
二人とも左手薬指に指輪をしているけれど、夫や妻を亡くしたシングル同士。
ジャン・ルイはレーサーで、24時間耐久レースで優勝。
その彼にアンヌは、「ブラボー!愛しています。アンヌ」と祝電を送ります。
すっかり燃え上がった二人でしたが、愛撫のさなか、アンヌの脳裏には亡くなった夫との思い出が・・・
それまで、何度となく映し出されていた男の左手の指輪ですが、この時にはもう、はめていません。
彼女の指には、指輪があります。
二人の温度差が感じられる場面です。
汽車で帰るというアンヌを駅で見送ったジャン・ルイは、車を運転しながらアンヌの思わせぶりと、二人で過ごした時間を思い出しています。
一方アンヌも、断ち切れない夫への思いと、ジャン・ルイへの思いの狭間で揺れています。
二人の思い出のシーンが白黒で映しだされ、お互いにフッと浮かんだ微笑み。
ジャン・ルイは、アンヌが汽車を乗り換える駅のホームに先回りして・・・
そこで再会し、抱き合った二人の愛は、結ばれることはあるのか?
永遠にすれ違いさすらい続けるだけなのか?
白黒とカラーの映像、過去と現在の映像を交互に映し出して、気だるく静かな映画でした。
全編に流れるスキャットも、気だるい雰囲気をさらに気だるくしています。
大人の男と女の、切ない愛の交換
投稿日
2004/09/05
レビュアー
Shibako
アヌークエーメが新しい男とのベッドイン時に、思わず亡き夫の姿を思い出してしまうシーンが切ない。
大人の恋はお互いの歴史の交換でもあるから、あんな風に完全な思い出を持つ女性を愛することは男にとって苦難であろう。
でも、アヌークエーメの影のある大人の美しさを見ていると、彼女の全てを背負いたくなるのも判る。
凄く良かったです!
投稿日
2022/02/07
レビュアー
飛べない魔女
1966年・クロード・ルルーシュ監督作品。
洋画好きの父親が持っていた洋画音楽大全集のLPレコードに
ダバダバダ、ダバダバダのサウンドトラックが入っていたので
音楽だけは良く知っていました。
子供心に気だるい感じのサウンドに
これはきっと相当エロい映画に違いないと
勝手に想像力を働かせていたものでした(笑)
それからうん十年がたった今
この作品を一度も見たことがないということに気づいた次第です。
というわけで初見でした。
凄く良かったです。
ちっともエロくなかった(笑)
それどころか、とてもオシャレなラブストーリーでした。
モノクロのシーンとカラーのシーンの絶妙な変化
会話は少なめなるも、映像の展開で見事に描き出す
惹かれ合う大人の男女の心情。
そして流れるサウンドトラックの美しいこと!
例のダバダバダの音楽だけでなく
フランシス・レイが手がけたすべての音楽が
シーンにぴったりでうっとりしました。
アンヌ役のアヌーク・エーメの完璧な美しさと
ジャン・ルイ役のジャン=ルイ・トランティニャンの押さえたイケメン度に
理性ある大人の恋物語に随所で心が震えました。
半世紀以上前の作品なのに、古さを全く感じさせません。
名作と言われる所以ですね。
また一つ好きな映画が増えました。
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- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
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