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古い屋敷に一組の姉妹ブランチとジェーンが暮らしていた。ジェーンは可愛らしい名子役で一世を風靡したが、成長してからは仕事も無く、美貌のブランチの下で鬱屈した生活を送っていたのだった。そんなある日、ブランチが事故で半身の自由を失ってしまう。立場の逆転したジェーンは、押え付けられていた鬱憤を、陰湿ないじめで晴らそうとする。やがてブランチは、ジェーンのもとから逃げ出そうとするのだが……。
製作年: |
1962年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
WHAT EVER HAPPENED TO BABY JANE? |
受賞記録: |
1962年 アカデミー賞 衣装デザイン賞(白黒) |
監督: |
ロバート・アルドリッチ 、 リチャード・ソープ |
---|---|
製作: |
ロバート・アルドリッチ |
製作総指揮: |
ケネス・ハイマン |
出演: |
ベティ・デイビス 、 ジョーン・クローフォード 、 ビクター・ブルーノ 、 アンナ・リー 、 ヴィクター・ブオノ 、 メイディー・ノーマン 、 マージョリー・ベネット 、 アンナ・リー[女優] 、 メイディー・ノーマン 、 エルビス・プレスリー 、 ジュディ・タイラー 、 ミッキー・ショーネシー |
脚本: |
ルーカス・ヘラー 、 ルーカス・ヘラー |
原作: |
ヘンリー・ファレル |
音楽: |
フランク・デ・ヴォール |
古い屋敷に一組の姉妹ブランチとジェーンが暮らしていた。ジェーンは可愛らしい名子役で一世を風靡したが、成長してからは仕事も無く、美貌のブランチの下で鬱屈した生活を送っていたのだった。そんなある日、ブランチが事故で半身の自由を失ってしまう。立場の逆転したジェーンは、押え付けられていた鬱憤を、陰湿ないじめで晴らそうとする。やがてブランチは、ジェーンのもとから逃げ出そうとするのだが……。
製作年: |
1962年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
WHAT EVER HAPPENED TO BABY JANE? |
受賞記録: |
1962年 アカデミー賞 衣装デザイン賞(白黒) |
監督: |
ロバート・アルドリッチ 、 リチャード・ソープ |
---|---|
製作: |
ロバート・アルドリッチ |
製作総指揮: |
ケネス・ハイマン |
出演: |
ベティ・デイビス 、 ジョーン・クローフォード 、 ビクター・ブルーノ 、 アンナ・リー 、 ヴィクター・ブオノ 、 メイディー・ノーマン 、 マージョリー・ベネット 、 アンナ・リー[女優] 、 メイディー・ノーマン 、 エルビス・プレスリー 、 ジュディ・タイラー 、 ミッキー・ショーネシー |
脚本: |
ルーカス・ヘラー 、 ルーカス・ヘラー |
---|---|
原作: |
ヘンリー・ファレル |
音楽: |
フランク・デ・ヴォール |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
134分 | 日本語・英語 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR11051 | 2002年10月31日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
134分
字幕:
日本語・英語
音声:
レイティング:
記番:
DLR11051
レンタル開始日:
2002年10月31日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
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DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
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134分 | 日本語・英語 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR11051 | 2002年10月31日 | |
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レンタル開始日:
2002年10月31日
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昨年あたりからホラーを意識的に観るようになるまではこの作品やアンリ=ジョルジュ・クルーゾーの『悪魔のような女』、ジョルジュ・フランジュの『顔のない眼』、チャールズ・ロートンの『狩人の夜』などが私にとっての恐い映画だった。でも一年強の期間にそこそこの数のホラーを観た今となってもこれらが恐い映画の上位に位置していることに変わりはない。確かに『悪魔のいけにえ』や『ヘルハウス』『ハロウィン』などのような充分に恐いし一つの映画作品としてみても優れた作品は少なからずあったが、ここ数年の作品の多く(ほとんど)は残酷な描写やおどろおどろしいシチュエーションを売りにするばかりでさして恐くもないし、面白くもない作品ばかりのような気がする。そりゃあ人体を傷つける直接的な描写を見せられれば痛さも怖さも感じるし、盛大に血が吹き出るショットにはショックを感じはする。でもそれは必ずしも怖さや面白さと結びつくわけではないし、VFXを多用したアトラクション映画がそうであるように派手さや過激さを競うことは先のないサドンデス・ゲームに参加することに等しく、とても輝ける未来があるとは思えないのだ。
ホラー映画体験により以前よりは怖さに対する免疫がついただろうと思って観た『何がジェーンに起こったのか?』であったが、ホラー映画体験がもたらしてくれたのは免疫どころか怖さに対する感覚を鋭敏にしてくれたことを、そして『何がジェーンに起こったのか?』がホラー作品として見ても極めて高い質の作品であることを結果として知らしめてくれた。
ベティ・デイヴィスが自ら望んで決めたという気色の悪い化粧も品のない服装も怖さを彩る要素としては非常に重要だと思うが、この容貌に説得力を感じさせる物語の運びとそれを映像で提示する手腕こそが本作の怖さの本質だろう。『大砂塵』において不気味ささえ感じさせたジョーン・クロフォードが、本作においてはベティ・デイヴィスの薄気味悪さとの対比から可憐に見えたことももちろん重要な要素であり、要するにアルドリッチの演出力の勝利なのだ。
圧巻は浜辺のラストシークエンスで、最早逃げることが出来なくなるまで追い詰められたベティ・デイヴィスが自身にとっての輝ける時であった少女に退行し、見物する海水浴客を観客に見立て太陽の光をスポットライトとして軽やかに(客観的に見れば醜悪極まりなく)踊り狂う様は寂しさや悲しさを超え神々しささえ感じてしまった。そして、彼女と「観客」とをカメラを振り回しながらアップで捉えた後に、結末は一転してロングから淡々と撮す手際には「これが映画だ!」と叫ばずにはいられないものがある
130分を超える比較的長い尺数の時間であるにもかかわらず一時たりとも退屈さを感じることなく画面に惹き付けられ続けたが、見終えた後に作品が少し長かったと感じた。長さが作品の質を落としているなどとは全く思わなかったが、仮にこれが90分程度に収まっていたのならもっとスピーディーで、もっと省略が成され、それゆえ遙かに怖さを感じることができたのではないかと思ったのだ。単なる山勘なのだが、ことホラー映画に関しては作品の長さが実は非常に重要な気がする。
なお、作中ジョーン・クロフォードとベティ・デイヴィス自身が出演している作品が実際に用いられているが、その若々しさと美しさに改めてびっくりした。わざと醜悪な化粧をしているベティ・デイヴィスはともかく、癖の強いジョーン・クロフォードも若い時にはそれがエキゾチックさとして彼女の魅力を引き立てているのだ。30年代から40年代にかけてのハリウッド黄金時代に名声を欲しいままにした二人は、やはりそれにふさわしい理由があったのだ。
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何年ぶり?何十年ぶりかな?の再見ですが、ジェーン(ベティ・デイビス)の鬼気迫る表情は何年たっても忘れることのない強いインパクトのある映画です。
「蝋人形の館」がこの映画を引用して、マザコンの兄弟を描いていますが、ベイビー・ジェーンの人形=蝋人形とも言えますね。幾つになっても大人になれずに、姉に剥き出しの嫉妬を燃やすジェーンのファザコンぶり、そしてその子供じみた行動の精神年齢の低さは他の映画に類を見ない恐ろしさです。
ジェーンの精神年齢はベイビー・ジェーンの人形の時点で止まっている。WHAT EVER HAPPENED TO BABY JANE?(何が今までに赤ん坊のジェーンに起こりましたか?)という原題ですが、「何も起きなかった」と言えますね。
ジェーンの精神年齢の低さは登場人物の中で群を抜いていますが、ジェーンだけが幼児的でもないです。新聞広告でジェーンが雇ったエドウィンも精神年齢はかなり怪しいですし、姉のブランチも車椅子生活になるまでは、幼児的だったのではないかな。
姉のブランチは大人になり女優として成功した時に、これ見よがしの高価な車や邸宅を購入しますが、この行動も子供の頃から積もり積もったジェーンに対する嫉妬からの行動だと思います。「あなたより優位に立ったわよ、ざまあみなさい」という心の表れでしょう。そして、その精神的優位を脅かす行動をジェーンが採った時には、嫉妬心剥き出しの行動をしてしまう。。。
隣人の会話に「殺してやりたいわ」という台詞がありますが、一時の感情に流されてそれを行動に移さないのが大人でしょう。奇怪な登場人物たちの中で、この隣の親子は一般常識の代表とでもいえる役割を果たしているように思います。
クライマックスでの姉の告白により、ジェーンは姉に対して子供の時以来の精神的優位に立ちます。冒頭のシーンの再現のように姉にアイスクリームを買うジェーンですが、ジェーンの開放感あふれる表情と裏腹に、それを見る観客はゾッと背筋に寒いものが走ります。
5段階評価は5。
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ユーザーレビュー:64件
投稿日
2007/05/19
レビュアー
parole※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
昨年あたりからホラーを意識的に観るようになるまではこの作品やアンリ=ジョルジュ・クルーゾーの『悪魔のような女』、ジョルジュ・フランジュの『顔のない眼』、チャールズ・ロートンの『狩人の夜』などが私にとっての恐い映画だった。でも一年強の期間にそこそこの数のホラーを観た今となってもこれらが恐い映画の上位に位置していることに変わりはない。確かに『悪魔のいけにえ』や『ヘルハウス』『ハロウィン』などのような充分に恐いし一つの映画作品としてみても優れた作品は少なからずあったが、ここ数年の作品の多く(ほとんど)は残酷な描写やおどろおどろしいシチュエーションを売りにするばかりでさして恐くもないし、面白くもない作品ばかりのような気がする。そりゃあ人体を傷つける直接的な描写を見せられれば痛さも怖さも感じるし、盛大に血が吹き出るショットにはショックを感じはする。でもそれは必ずしも怖さや面白さと結びつくわけではないし、VFXを多用したアトラクション映画がそうであるように派手さや過激さを競うことは先のないサドンデス・ゲームに参加することに等しく、とても輝ける未来があるとは思えないのだ。
ホラー映画体験により以前よりは怖さに対する免疫がついただろうと思って観た『何がジェーンに起こったのか?』であったが、ホラー映画体験がもたらしてくれたのは免疫どころか怖さに対する感覚を鋭敏にしてくれたことを、そして『何がジェーンに起こったのか?』がホラー作品として見ても極めて高い質の作品であることを結果として知らしめてくれた。
ベティ・デイヴィスが自ら望んで決めたという気色の悪い化粧も品のない服装も怖さを彩る要素としては非常に重要だと思うが、この容貌に説得力を感じさせる物語の運びとそれを映像で提示する手腕こそが本作の怖さの本質だろう。『大砂塵』において不気味ささえ感じさせたジョーン・クロフォードが、本作においてはベティ・デイヴィスの薄気味悪さとの対比から可憐に見えたことももちろん重要な要素であり、要するにアルドリッチの演出力の勝利なのだ。
圧巻は浜辺のラストシークエンスで、最早逃げることが出来なくなるまで追い詰められたベティ・デイヴィスが自身にとっての輝ける時であった少女に退行し、見物する海水浴客を観客に見立て太陽の光をスポットライトとして軽やかに(客観的に見れば醜悪極まりなく)踊り狂う様は寂しさや悲しさを超え神々しささえ感じてしまった。そして、彼女と「観客」とをカメラを振り回しながらアップで捉えた後に、結末は一転してロングから淡々と撮す手際には「これが映画だ!」と叫ばずにはいられないものがある
130分を超える比較的長い尺数の時間であるにもかかわらず一時たりとも退屈さを感じることなく画面に惹き付けられ続けたが、見終えた後に作品が少し長かったと感じた。長さが作品の質を落としているなどとは全く思わなかったが、仮にこれが90分程度に収まっていたのならもっとスピーディーで、もっと省略が成され、それゆえ遙かに怖さを感じることができたのではないかと思ったのだ。単なる山勘なのだが、ことホラー映画に関しては作品の長さが実は非常に重要な気がする。
なお、作中ジョーン・クロフォードとベティ・デイヴィス自身が出演している作品が実際に用いられているが、その若々しさと美しさに改めてびっくりした。わざと醜悪な化粧をしているベティ・デイヴィスはともかく、癖の強いジョーン・クロフォードも若い時にはそれがエキゾチックさとして彼女の魅力を引き立てているのだ。30年代から40年代にかけてのハリウッド黄金時代に名声を欲しいままにした二人は、やはりそれにふさわしい理由があったのだ。
投稿日
2006/07/28
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
何年ぶり?何十年ぶりかな?の再見ですが、ジェーン(ベティ・デイビス)の鬼気迫る表情は何年たっても忘れることのない強いインパクトのある映画です。
「蝋人形の館」がこの映画を引用して、マザコンの兄弟を描いていますが、ベイビー・ジェーンの人形=蝋人形とも言えますね。幾つになっても大人になれずに、姉に剥き出しの嫉妬を燃やすジェーンのファザコンぶり、そしてその子供じみた行動の精神年齢の低さは他の映画に類を見ない恐ろしさです。
ジェーンの精神年齢はベイビー・ジェーンの人形の時点で止まっている。WHAT EVER HAPPENED TO BABY JANE?(何が今までに赤ん坊のジェーンに起こりましたか?)という原題ですが、「何も起きなかった」と言えますね。
ジェーンの精神年齢の低さは登場人物の中で群を抜いていますが、ジェーンだけが幼児的でもないです。新聞広告でジェーンが雇ったエドウィンも精神年齢はかなり怪しいですし、姉のブランチも車椅子生活になるまでは、幼児的だったのではないかな。
姉のブランチは大人になり女優として成功した時に、これ見よがしの高価な車や邸宅を購入しますが、この行動も子供の頃から積もり積もったジェーンに対する嫉妬からの行動だと思います。「あなたより優位に立ったわよ、ざまあみなさい」という心の表れでしょう。そして、その精神的優位を脅かす行動をジェーンが採った時には、嫉妬心剥き出しの行動をしてしまう。。。
隣人の会話に「殺してやりたいわ」という台詞がありますが、一時の感情に流されてそれを行動に移さないのが大人でしょう。奇怪な登場人物たちの中で、この隣の親子は一般常識の代表とでもいえる役割を果たしているように思います。
クライマックスでの姉の告白により、ジェーンは姉に対して子供の時以来の精神的優位に立ちます。冒頭のシーンの再現のように姉にアイスクリームを買うジェーンですが、ジェーンの開放感あふれる表情と裏腹に、それを見る観客はゾッと背筋に寒いものが走ります。
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