チャイルド・プレイ　３

このシリーズは、チャッキーが暴れないとつまらないです。アンディの恋愛みたいなのが描かれる前半は退屈なのですが、我慢して見ていると、やっぱり観客の気持ちに応えてくれて、チャッキーがいろんなイタズラを始めます。そこから急に面白くなっていきます。最後はチャッキーの顔が半分溶けるサービスショットもあって、見て良かったなと思えます。レイティングの関係もあり、あんまり惨い場面は作れないんでしょうが、それなりに手を替え品を替えて楽しませてくれるので、結構、このシリーズ、好きです。ま、前半を早送りしても別に問題はないんですけど。

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前作で殺人鬼チャールズ・レイの魂が憑依したグッド・ガイ人形チャッキーは、ドロドロになり破壊された。しかし8年後、工場が再開され再びグッド・ガイ人形が生産され、殺人鬼チャッキーは蘇るのです。最初の犠牲者は工場の社長だった。復讐の鬼と化したチャッキーはアンディの居所を突き止め小包として届けられます。
アンディは里親を転々とし現在は16才です。ケント陸軍学校に入学したアンディは髪をバッサリ切られます。ここだけの話ですが、歌手の郷ひろみにそっくりでビックリしました。少年の頃のひろみさんはこんな感じだったのかも!?
さて、チャッキーは陸軍学校に届けられるのですが、職員などに邪魔にされゴミ箱に投げ捨てられたりでカッとし殺人を犯していきます。。チャッキーは幼年兵のテイラーが自分を気に入ってくれることに付け込み、アンディへの復讐は後回しにしテイラーに憑依しようと近づきます。そしてブードゥー教の呪文を唱え始めるがどうも邪魔が入ってうまくいかない。
学校で赤と青チームに分かれ戦争ゲームをすることになった。そこでチャッキーはこっそりライフル銃に全部実弾を込めたから大変です。手榴弾は一個盗み持っています。アンディはチャッキーに連れまわされているテイラーの命が危ないとゲームそっちのけで探し始める。テイラーはチャッキーが悪者だと知りナイフで刺し遊園地に逃げ込みます。警備員に「殺される。助けて」と言うが取り合ってくれない。そのうち拾った人形をあげると言われ差し出されたのは、髪を振り乱し汚れたチャッキーだった!!
アンディとＧＦのシルバは遊園地の警備員室へ、すると警備員が殺されていた。ここから遊園地のなかでアンディとチャッキーの死闘が繰り広げられます。
クライマックスシーンは”DEVIL‘LAIR”ハウスで行われます。ピラニアコースターで中に入ると棺から骸骨がお出迎え、霧が立ち込めゾンビもいるし周りにはお墓がある。大きな炎がゆれ真っ赤な地獄絵図のようなところで、チャッキーは大きな鎌を振り回す骸骨に顔半分削がれてしまい怒りが頂点に!!!それでも人間になりたいとテイラーにブードゥー教の呪文を唱えるチャッキー、黒い雲がモクモクと遊園地を覆い・・・。
ラスト地獄の煮えたぎる釜のようなスライサーに突き落とされ、粉々に砕かれたチャッキー・・・。
次回作は「チャッキーの花嫁」と言うタイトルですが、あんなに木っ端微塵となったチャッキーなのにどうやって蘇るのでしょうか。楽しみです。。。

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2よりこの3は怖くて面白かったな〜。

しょっぱなのチャッキーが、グッドガイ人形の会社の社長さんを殺してしまうシーンは、悪戯っ子の様でチャッキー楽しんでる！って感じが良い！

と言うか全体的に3では悪戯っ子ぽく殺人をしてる様な…ｗ

お人形さんだからそう見えるのかもしれないけどｗ

この映画の主人公はやっぱりチャッキーなんだから、アンディーが陸軍学校に入ってからの数十分くらいはけずって、もっとチャッキーメインで撮って欲しかった。


チャッキーが何かしらやらかしてくれないと怖くも無いし、面白くも無いからね〜♪

　このシリーズは、現実に遭遇したら普通の連続殺人犯よりも遥かに恐ろしい殺人人形によるホラー映画ですが、一見の価値あるシリーズでしょう。

　まず、最初に一番恐ろしい点は普通は襲ってこない物？が襲ってくる所でしょう。そばに自分以外の死体が転がっていたら間違いなく自分が第一容疑者として扱われるでしょうから。それと、そのような人形が襲ってきたら誰も防ぐ事はできないことが重要かもしれません。（例えば、見るからに恐ろしいジョーズ[鮫]が襲ってきたらだれもが恐怖を感じるでしょう。だから最初に攻撃を仕掛けるのは人間の方になりますし。この場合は人形に先手を取られてしまいます。）

　また、じっくり考えたらそれよりももっと恐ろしいのはチャッキーを製作したオモチャ会社のイントロ話の方でしょう。このオモチャ会社は「車でも核兵器でも売って儲けよう。会社は利潤を追求する組織なのだから。」と言っています。顧客に危険が及ぶ可能性がある商品でも顧客が欲しがれば売ってしまえと言う発想はいかがなものでしょうか。やはり商売人として顧客が欲しがっても顧客の為にならない可能性のあるものは熟慮してから売らないと言う判断も必要に思えるのですが。

　その他の見所は恐怖の中に咲くロマンスと友情と責任感でしょう。（メインの話ではありませんのでそれほど深く掘り下げられた内容ではありませんが。）

　総じて、モンスターが迫ってくる作品としては「ターミネ−ター」シリーズよりはかなり怖いもののかなりそれと路線のかぶる映画のような感じがしました。ホラーが苦手な人でもそこそこお勧めできます。（私もホラーは本来苦手です。）

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　幼い頃観て、めっちゃ怖くてトラウマ化してたチャイルドプレイ。一気に１〜３と、この後の花嫁も観たんですが、なんというかこう、改めて観ていると、チャッキーが段々可哀想に思えてきますｗ
　まぁ、チャッキーは自己中な殺人鬼ですし、因果応報、自業自得というところもあるのですが、こう、毎度痛々しいやられ方をするんですよね。普通の人間だったら死んでいる致命傷でも生き残ってしまう、無駄にタフな人形の体は、何の因果かしっかりと痛覚があり、その痛がる様子がもう、ぞわぞわってくる。いっそ殺して！って状態でも生き残っちゃうんだから、延々と痛みが続く、ある種の地獄なんじゃないかと…。

　んで、３。１〜２の主人公、少年アンディは青年へと成長しとります。１以降、母親とは会えていないようです…。全てはチャッキーという非科学的な殺人人形が立証できていないのが原因。…なのだから、アンディよ、もうちょっと賢く立ち回っても良いのではなかろうか。と、３を観ている間、ずっと思っていました。
　１〜２は仕方が無かったでしょう。何せ幼かったから。でも、もう判断のつく年齢になって、更には軍学校に入学して、武器がゴロゴロしている状態で、軍の訓練を受けている仲間もいる中で、何で人形一匹御することができないのか。まぁ、「ホラー映画としてそれはどうよ？」ということになりますが、チャッキーの戦闘力は、正直、たかが知れている（女性にも振りほどける力）し、ダメージを与えることもできるわけで、捕えるのも容易だったのではないだろうか…。痛みを感じる以上、刺せば痛がるし、人形のフリを続けるのも難しい。立派な証拠になって、離れ離れの母親と再会できるんじゃないのか。つうか、今まで散々『実際に見るまでは、信じてもらえない』って、そろそろ学習しろよ、アンディ…。

　そんな、ちょっとお馬鹿で色ボケなアンディが、でもちょっと今回は戦闘力を有しちゃったことと、シリーズ重ねるごとに人間臭くなっていったが為に、異質な動く人形＝ホラーっぽさが段々欠けてしまい、怖さが激減…。むしろ、ノーマルなグッドガイ人形のが（声含めて）よっぽど怖い。…もうちょっと、『動かない』方が良かった気もしますね。表情を含めて、ぬるぬる動くので、逆に怖くない…。まぁ、そこがチャッキーの憎めないところなのでしょう。

　でも、うっかりモブのオッサンに殺されそうになるチャッキー。これ、明らかに弱体化してませんか？ｗ