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実話等を元に創作された毛利恒之による同名のドキュメンタリー小説を映画化。第二次世界大戦末期における特攻隊員を軸に描かれる戦争ドラマ。太平洋戦争末期の夏。九州の鳥栖国民学校(現・鳥栖市立鳥栖小学校)に、出撃を明日に控えた2人の陸軍特攻隊員(特別操縦見習士官)が訪れる。1人はグランドピアノでベートーヴェンのピアノソナタ“月光”を弾き、もう1人は子どもたちの歌う“海ゆかば”を演奏して去っていった。戦後、演奏に立ち会った当時の教師・吉岡公子が、ピアノの保存のため小学校でその思い出を語り、それが大きな反響を呼んだことで、次第にその特攻隊員たちについて明らかになってゆくのだが…。
実話等を元に創作された毛利恒之による同名のドキュメンタリー小説を映画化。第二次世界大戦末期における特攻隊員を軸に描かれる戦争ドラマ。太平洋戦争末期の夏。九州の鳥栖国民学校(現・鳥栖市立鳥栖小学校)に、出撃を明日に控えた2人の陸軍特攻隊員(特別操縦見習士官)が訪れる。1人はグランドピアノでベートーヴェンのピアノソナタ“月光”を弾き、もう1人は子どもたちの歌う“海ゆかば”を演奏して去っていった。戦後、演奏に立ち会った当時の教師・吉岡公子が、ピアノの保存のため小学校でその思い出を語り、それが大きな反響を呼んだことで、次第にその特攻隊員たちについて明らかになってゆくのだが…。
製作年: |
1993年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
111分 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBP71755 | 2006年08月02日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1枚 | 4人 | 1人 |
収録時間:
111分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
PCBP71755
レンタル開始日:
2006年08月02日
在庫枚数
1枚
1位登録者:
4人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
111分 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBP71755 | 2006年08月02日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1枚 | 4人 | 1人 |
収録時間:
111分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
PCBP71755
レンタル開始日:
2006年08月02日
在庫枚数
1枚
1位登録者:
4人
2位登録者:
1人
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昔、本作品の原作となる本を読んだ。かなり昔のことだ。感動したのを覚えている。その後、映画が出来、「観に行かねば」と思っているうちに終わってしまった。
で、今回、念願叶ってようやく観ることが出来た。これは、生き残った人たちのお話しだ。
いまとなっては、画質も粗く、衣装やメイクにも時代を感じるが、暑い夏の空気が伝わって来る逸品だった。仲代達矢、山本圭の両俳優が、戦争に対する静かな怒りを体現しており、日本人にとって、夏がどういうものなのか否応なく突きつけて来る。特攻、原爆、終戦、――私たちの日常は、そうした歴史の上に営まれている。
どこかエンターテイメントの匂いがした『俺は、君のためにこそ死にに行く』に対して、四半世紀以上昔のこの映画は、独立プロならではの誠実な姿勢に貫かれている。CGを使った特攻シーンもなければ、著名なロックバンドを使った主題歌もない。それでも多くの人の心に本作品は残るだろう。夏が来る度に思い起こされるかも知れない。それは、かなり尊いことだと思う。
原作となった『月光の夏』を書いた作家の志と同じように、本作品を作ったプロデューサーや監督をはじめとするスタッフ、キャストらの心は戦争がもたらすものを静かに、しかし熱く「忘れてはいけない」と伝えて来る。
地味な作品だが、映画としての迫力を確かに持っている。是非ぜひご覧いただきたい。オススメ!
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元NHK契約ライターで報道ドキュメンタリー作家の毛利恒之原作の「月光の夏」を映画化した作品。特攻出撃の前日に、佐賀県鳥栖にある鳥栖小学校のピアノを借りにやってきた陸軍特攻兵の消息を巡る逸話で、当時ピアノ担当をしていた実在の先生(上野歌子さん)の証言をもとに、ドキュメンタリー作家が生き残った特攻兵の消息を訪ねて回るというドキュメンタリータッチのドラマになっている。月光の夏の映画化にあたっては、いくつかの地元テレビ局のドキュメンタリー番組を経て、映画化の話が起こり、鳥栖市をはじめ行政や市民団体の資金支援により、独立プロの(株)仕事が制作するという異色の経歴を持つ。感動的な秘話は、多くの市民の感動を呼び、映画は160万人の動員を誇り、文化庁優秀映画作品賞も受賞している。また、ピアノはドイツ・フッペル社製の高価なもので、老朽化が著しく廃棄処分される所だったが、保存されることとなった。なお、上野歌子さんは映画上映の前年に亡くなられたそうである。
上記のように、女性教師は実在しているのだが、原作も映画も仮名を用いており、完全なるノンフィクションではないようだ。とはいえ、劇中で一式戦隼を乗機とし、中尉を隊長に6名編成で飛んだとあったので、知覧から飛び立った特攻隊の一覧から大体の当たりはつくだろうと思い調べてみたが、まるで見当がつかなかった。いくら何でも、実話の感動話であり、生存者の消息までわかったというのだから、全く想定できないというのもおかしな話だと思った。そこで、ネットで検索してみると「月光の夏の真実(http://www5b.biglobe.ne.jp/~s244f/gekko.htm)」というHPに出会った。そこでは何と、ピアノを弾きに来た特攻隊員がいたのは事実にせよ、生存者が特定できたこと、振武寮の話は全くのフィクションではないかという結論になっていた。確かに、毛利氏の著作としては「月光の夏」はノンフィクションとはされておらず、小説となっている。だが、世間的にはノンフィクションとして一人歩きしてきており、果たして上野朝子先生の体験談という事実を利用してまで、小説にする必要があったのか疑問を感じる。本作の後半以降の消息調査及び振武寮の話は全くの作り事ということなのだろうか。生き残った特攻隊員が何を思い、何を話したか、それを率直に知りたいのであり、脚色されたものなどさほど興味はない。私もすっかり勘違いしていた。
特攻隊員は若いときと戦後で役者が異なっているが、若い時を演じた永野と田中はちょっと大根演技。脚本の台詞自体にも問題があったのだろうが、どうも切々と伝わってくるものがない。反対に戦後を演じた仲代らは重みのある演技で良かった。ただ、本作でとても気になったのは登場するマスコミの姿。ラジオ記者やドキュメンタリー作家の態度の鷹揚なことといったら酷いものだ。相手の気持ちも考えずにグイグイとマイクを押しつけるだけでなく、相手の感情や立場も無視して「真実を伝えなければならない」の一点張り。
レベル的には映画とテレビドラマの間くらいの出来で、ストーリー展開や、映像カットも低年齢でも理解できるような良心的な作り込み。ドキュメンタリータッチをとっているために、説明的な箇所が多く、低年齢の子にとってはいささか退屈に感じるかもしれない。映画として質の高いものではないが、広範に見て貰おうという趣旨からすればこれで正解なのだろう。
気になったのは、主人公ら特攻隊員が小学校に行く時も、汽車に乗って振武寮に出頭する時も、飛行服のうえ飛行帽とゴーグル着用であること。飛行服に飛行帽・ゴーグル着用で外出することってあんまりないんじゃないかと思ったがどうなんだろう。
本作がノンフィクション映画として成立するならば、感動的であり、戦争の悲惨さやむごたらしさを訴える貴重な1本であり、高く評価できるところであった。しかし、明らかにフィクションものだとなると、内容が内容だけに、この映画は特攻隊員や関係者にひどく不信感を抱かせるものだと言える。小説家としての恣意的なウケ狙いということなのだろうが、ノンフィクション映画と勘違いしている視聴者にとっては史実捏造ということにもなり、せっかく感動的な話しに仕上げた本作の価値を著しく低下させているような気がして残念である。初めからフィクションであると謳ってしまった方がよっぽど良かったのではないだろうか。だからといって訴えたいことが変わるわけでもないのだろうが、何だかすっきりしないのであった。
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ユーザーレビュー:10件
投稿日
2009/03/03
レビュアー
みなさん(退会)※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
昔、本作品の原作となる本を読んだ。かなり昔のことだ。感動したのを覚えている。その後、映画が出来、「観に行かねば」と思っているうちに終わってしまった。
で、今回、念願叶ってようやく観ることが出来た。これは、生き残った人たちのお話しだ。
いまとなっては、画質も粗く、衣装やメイクにも時代を感じるが、暑い夏の空気が伝わって来る逸品だった。仲代達矢、山本圭の両俳優が、戦争に対する静かな怒りを体現しており、日本人にとって、夏がどういうものなのか否応なく突きつけて来る。特攻、原爆、終戦、――私たちの日常は、そうした歴史の上に営まれている。
どこかエンターテイメントの匂いがした『俺は、君のためにこそ死にに行く』に対して、四半世紀以上昔のこの映画は、独立プロならではの誠実な姿勢に貫かれている。CGを使った特攻シーンもなければ、著名なロックバンドを使った主題歌もない。それでも多くの人の心に本作品は残るだろう。夏が来る度に思い起こされるかも知れない。それは、かなり尊いことだと思う。
原作となった『月光の夏』を書いた作家の志と同じように、本作品を作ったプロデューサーや監督をはじめとするスタッフ、キャストらの心は戦争がもたらすものを静かに、しかし熱く「忘れてはいけない」と伝えて来る。
地味な作品だが、映画としての迫力を確かに持っている。是非ぜひご覧いただきたい。オススメ!
投稿日
2007/05/23
レビュアー
カポーン※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
元NHK契約ライターで報道ドキュメンタリー作家の毛利恒之原作の「月光の夏」を映画化した作品。特攻出撃の前日に、佐賀県鳥栖にある鳥栖小学校のピアノを借りにやってきた陸軍特攻兵の消息を巡る逸話で、当時ピアノ担当をしていた実在の先生(上野歌子さん)の証言をもとに、ドキュメンタリー作家が生き残った特攻兵の消息を訪ねて回るというドキュメンタリータッチのドラマになっている。月光の夏の映画化にあたっては、いくつかの地元テレビ局のドキュメンタリー番組を経て、映画化の話が起こり、鳥栖市をはじめ行政や市民団体の資金支援により、独立プロの(株)仕事が制作するという異色の経歴を持つ。感動的な秘話は、多くの市民の感動を呼び、映画は160万人の動員を誇り、文化庁優秀映画作品賞も受賞している。また、ピアノはドイツ・フッペル社製の高価なもので、老朽化が著しく廃棄処分される所だったが、保存されることとなった。なお、上野歌子さんは映画上映の前年に亡くなられたそうである。
上記のように、女性教師は実在しているのだが、原作も映画も仮名を用いており、完全なるノンフィクションではないようだ。とはいえ、劇中で一式戦隼を乗機とし、中尉を隊長に6名編成で飛んだとあったので、知覧から飛び立った特攻隊の一覧から大体の当たりはつくだろうと思い調べてみたが、まるで見当がつかなかった。いくら何でも、実話の感動話であり、生存者の消息までわかったというのだから、全く想定できないというのもおかしな話だと思った。そこで、ネットで検索してみると「月光の夏の真実(http://www5b.biglobe.ne.jp/~s244f/gekko.htm)」というHPに出会った。そこでは何と、ピアノを弾きに来た特攻隊員がいたのは事実にせよ、生存者が特定できたこと、振武寮の話は全くのフィクションではないかという結論になっていた。確かに、毛利氏の著作としては「月光の夏」はノンフィクションとはされておらず、小説となっている。だが、世間的にはノンフィクションとして一人歩きしてきており、果たして上野朝子先生の体験談という事実を利用してまで、小説にする必要があったのか疑問を感じる。本作の後半以降の消息調査及び振武寮の話は全くの作り事ということなのだろうか。生き残った特攻隊員が何を思い、何を話したか、それを率直に知りたいのであり、脚色されたものなどさほど興味はない。私もすっかり勘違いしていた。
特攻隊員は若いときと戦後で役者が異なっているが、若い時を演じた永野と田中はちょっと大根演技。脚本の台詞自体にも問題があったのだろうが、どうも切々と伝わってくるものがない。反対に戦後を演じた仲代らは重みのある演技で良かった。ただ、本作でとても気になったのは登場するマスコミの姿。ラジオ記者やドキュメンタリー作家の態度の鷹揚なことといったら酷いものだ。相手の気持ちも考えずにグイグイとマイクを押しつけるだけでなく、相手の感情や立場も無視して「真実を伝えなければならない」の一点張り。
レベル的には映画とテレビドラマの間くらいの出来で、ストーリー展開や、映像カットも低年齢でも理解できるような良心的な作り込み。ドキュメンタリータッチをとっているために、説明的な箇所が多く、低年齢の子にとってはいささか退屈に感じるかもしれない。映画として質の高いものではないが、広範に見て貰おうという趣旨からすればこれで正解なのだろう。
気になったのは、主人公ら特攻隊員が小学校に行く時も、汽車に乗って振武寮に出頭する時も、飛行服のうえ飛行帽とゴーグル着用であること。飛行服に飛行帽・ゴーグル着用で外出することってあんまりないんじゃないかと思ったがどうなんだろう。
本作がノンフィクション映画として成立するならば、感動的であり、戦争の悲惨さやむごたらしさを訴える貴重な1本であり、高く評価できるところであった。しかし、明らかにフィクションものだとなると、内容が内容だけに、この映画は特攻隊員や関係者にひどく不信感を抱かせるものだと言える。小説家としての恣意的なウケ狙いということなのだろうが、ノンフィクション映画と勘違いしている視聴者にとっては史実捏造ということにもなり、せっかく感動的な話しに仕上げた本作の価値を著しく低下させているような気がして残念である。初めからフィクションであると謳ってしまった方がよっぽど良かったのではないだろうか。だからといって訴えたいことが変わるわけでもないのだろうが、何だかすっきりしないのであった。
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