ウェイクアップ！ネッド

やってることは犯罪行為なんだけど、頑張れ!って応援しちゃう不思議な映画。

アイルランドの美しい田舎の風景と音楽でほのぼのとした雰囲気の中、じいさん二人が死んだ人間の当選金を奪うため、茶目っ気たっぷりに頑張る姿が何とも微笑ましい。

バランス良くエピソードが織り込まれていて、なおかつテンポある展開で最後まで飽きずに観れます。

最後のオチもぶっ飛び！！（色んな意味で♪）
じっちゃんたちの活躍に拍手喝采です。

やっぱり私は老人に弱いんだよなぁー・・ぶつぶつ。

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魔女さんのレビューを見て、面白そうだー♪と思い観賞しました♪


52名しか居ない小さな村で、宝くじの当選者が出た。

老人2名が、当選者を探し出す。ちょいと下心有りｗ
大金を手にした誰かさんと仲良くすると良い事有るぞ！うししｗって感じで。

宝くじを購入した18名を自宅へ招き、パーティーをしてみた。
勿論、当たった人を調べるためｗしかし、誰も当たった様子が無い。
「誰なんだー、一体誰なんだー・・・？」
と、そこへ妻が来て一言「チキンが一つ余ってるわ。」
そこで急いで名簿を調べると、「ネッド氏」が来て居ない！
大雨の中、老人はチキンを持ってネッド氏の自宅へ…

と、そこで見たのは当選カードを持ってニヤケ顔で死んでいるネッド氏！

そう…ここから老人の懸けが始まったのです！

ネッド氏になりすまし、当選金を頂き、村人みんなで分け合う。
これが計画です。バレれば刑務所行き。まさに懸けです！

傑作ですよ、老人達の必至の行動が！

一人の老人の死と当選金をめぐり、村人が一致団結（？）し、奮闘する姿がなんとも言えませんｗｗｗ

「ネッドも、きっと喜んでいる。」村人は言う…

そ、そ、そうかな…
あたしゃー大金を目の前にして死んでしもたら死んでも死にきれんわｗ
っちゅうか、横取り？？？化けて出るぞーーーーｗｗｗ
返せーーーーｗ何やってくれとんねんーーーーｗｗｗ
わしの金じゃーーーーーーーｗｗｗｗｗｗ

ってなると思うけど…ｗｗｗ　

嫌だわｗ私ったらケチかしらｗ

ま〜生きてりゃみんなに分け分けして、村中で盛大なパーティーなんか開くんだろうけど。これまで観た事の無い様なご馳走や、シャンパンタワーなんかやっちゃってね〜飲めや食えや歌えや踊れの大宴会やね、きっと♪

本題に戻ります…ｗ
たった一人老女が、裏切り行為（？）を企む…
が、なんともお粗末な結果が待っておりますｗｗｗ欲張った天罰かｗ

村人は決して良い行いをしたとは言えませんが、ネッドのお葬式で彼に感謝します。そして裏切り老女は消え、ハッピーエンドｗ

良くも悪くもハッピーエンドなのだーｗｗｗ

さー、魔女さん！皆さん！「年末ジャンボ」行っとく？？？

当たってビックリしすぎて死んじゃー駄目よｗ

　　　　　　　　　ウヒッ♪

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この類（たぐい）の話は、筋書きももちろんですが、なにより登場人物達のことをどれだけ愛せるか、がキモでしょう。
『大いなる休暇』と同種のお話ですが、あれよりは少しブラックな風味です。

アイルランドのタリーモア村。さびれるばかりのこの村に、１１億円近い宝くじの一等当選者が出ます。色々あった後、当選金を国に没収されないよう、村民が口裏を合わせて宝くじ詐欺を決行するのですが…。

もちろん村民の側に立って観るわけですが、どうにも悪事に慣れてないサマが、じれったくもいじらしい。もっと巧く工作出来るやん、とか思ってしまう自分は汚れちまってるのね。

デヴィッド・ケリー翁を観てると、益田喜頓を連想して…なんとゆうか、幸せな気持ちになります。（いい顔してるよなぁ、とぼけてて）本作ではなんと、彼が全裸でバイクに乗って疾走するという、普段の姿からは信じがたいアクションを披露してくれます（こんなに動いてる彼は、見たことが無いぞ！）

ネッドの葬式シーンは、「お約束の笑い」の中、不意に「感動」が挿入されるという、私の弱いパターン。教会を出ちゃうと、すぐ突き放すあたりもいい。若造の友情モンなんかは見てられませんが、オッサンのはいいな♪

たいして華々しいことが無い人生だとしても、そんな人生をめいっぱい楽しんで生きられたら。そしてそれは誰にだって、「その気になりさえすれば」可能なんだろうな…そんな風に思わせてくれる、結構な映画でした。

ネッドじいちゃんも瞬間的に幸せ感じて昇天したのでしょうし、
せっかく当たってるんだから、使ってあげなきゃね。

「うまい」「うまい」と喜んでチキンを食べるネッドの夢を見るジャッキー。
ジャッキーの良心が見せた夢なのかと思いましたが、
当の本人は、ネッドからの「金を使ってくれ」というメッセージだ
と都合よく解釈します。

そしてそれからのあれこれ、
サスペンスじゃないのにハラハラドキドキでした。

彼女のことは、
「村人たちに幸せを遺したい。
　お前は村から孤立して不幸になるより俺のところへ来い」
とネッドが呼び寄せたのではないかと
都合よく解釈しました。

少年が「酒代に消えちゃうさ」と言ってるのには感心。一番オトナだ。
その彼こそが真の！！！
でもこれでいいんですね。
私はネッドもそう思っている気がします。

何を隠そう私は宝くじを買うのが好き。
ジャンボは必ず買うのは当然ながら、ちょこちょこ小粒なのを買っている。　しかし！くじ運に見放された私の当選実績は。。。
　1万円　２回
　5千円　1回
　3千円　数回
という見事な外れっぷり！
ずーっと前にくじが当る夢をみた。
場所はラスベガス（何故に？）とあるレストラン。
食事をしていると”ただいまより抽選会を行いま〜す”という司会者がやってきて、私が見事100万ドル当るという都合のいい夢。
当時の換算レートで計算するとざっと、1億3千万円。
丁度その時の1等の宝くじの賞金金額！
こ、これは！まさ夢に違いない！と信じつつ今日まで生きてきたが。。。(^_^.)　因みに義妹は10万円の組違い賞が2回当ったことがあるという私から見たらかなりの幸運の持ち主。
そろそろこの私にも大当たりが出る頃ではないかと。。。

さて、さて本映画。なかなか面白かった。
ぴよさんも書いてらっしゃり通り、「大いなる休暇」とかぶるお話ではありますが、こちらの方がちょいとばかりブラックです。
村人一致団結して12億円獲得に向けて頑張るお話。
二人の爺さんがよぼよぼしながらも頑張る姿に、”お願いだからお金をあげて〜”という気になります。
一人反対する婆さん、でも正義感からではなく欲の皮が張っているから。。。この婆様の顛末は、まあ、強欲な人間の罰ということで笑っちゃって下さい。
そして最後のオチは、ネッドじいちゃん。。やるじゃん！
見た後はけっこうスカッとする一作です。オススメ(^^♪