ラピッド・ファイアー

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偉大な父と比較されて初期は低迷したというブランドン・リーは、父とはまったく違ったタイプのアクションスターに見える。動きも東洋系のスパッ、シャキッといった切れ味鋭いものではなく、欧米アクション俳優のやや大味なそれである。しかし、厳しい求道者を思わせる父とは違う甘さのあるマスク、エキゾチックな雰囲気と溌剌とした若さで、明らかに父とは離れた自分の道を歩き始めていたことがこの作品からもわかる。本当にこれから先が期待される俳優だったと思う。非常に残念だ。

ジョエル・シューマカー監督だったと思うが、ある作品のコメンタリーの中でブランドン・リーの事故に触れ、「事故が恐ろしいから実弾は絶対使わない。自分で（作品に登場する）拳銃に触れるのも恐ろしい」と語っていた。
映画撮影における安全防護対策は私も強く関心を寄せるところである。ブランドンやその他おおぜいの俳優が遭ったような悲劇を繰り返さないためにも、ハード面ばかりではなく人間の意識も改革していってほしいものだ。

ストーリーのほうはごく普通。
冒頭、警察もFBIも信用ならないという展開がジェイクの閉塞感をよく表しているが、そんな目に遭ったら二度と誰も信じられなくなりそうなのに、ライアンとのラインがあっさり成立してしまったところは少々肩透かし。
警部補ライアンの「正義のためには犠牲も仕方がない」という考え方は、すごく危険で胡散臭く、にわかには賛同しづらい。仕事に失敗して女性部下の自宅をいきなり訪問し、バスローブ姿の部下を相手に愚痴を言うところは、警部補の人間らしさを見せている一方でセクハラくさくもある。だからライアンの人間的魅力がよくわからないうちに、ジェイクが彼に自発的に協力する決心をしたところはすこし首を傾げてしまう。

感心した点もひとつ。
ジェイクと会って間もないライアンが、ジェイクの父を褒め、「立派なお父さんだ。お目にかかりたい」と言う。これはよくある台詞で、さてジェイクがなんと答えるか、「死にました」か「もう会えませんよ」かと予測していたが、ジェイクは涼しい顔で「会えますよ」と言ったところ。巧いと思った。

面白かった。

おお、そうきたか！という意外な展開がかなり笑えました。

ブランドン・リー、かなり生意気な感じの役ですが、アクションはさすが。

これからだったのにもったいない。

多少頭が大きくてバランスがとれない感じだけど、アクションスターにしては珍しくイケメンタイプだし、英語ももちろん完璧だし、これからの可能性はあったよね。

しかし、あのラブシーンが、大事な場面の間にちりばめられる手法は一体なんなんでしょう？

度肝を抜かれました。

ストーリー的には結構破綻してます。
そこかしこに納得いかない部分が…。
一介の学生が殆ど一人でマフィアを壊滅させるという
設定にまず驚きです。

アクションシーンはブルース・リーやジャッキー・チェンを意識した部分が感じられますが少し切れがないような…。

それと突然のラブ・シーンには驚きましたし不要にも思えました。

まぁ、そこそこは楽しめます。

最初から最後まで出張った作品はこれ一本。クロウではＣＧ処理を駆使して完成させたので、クランクアップしたのはこれのみ。父親とは一線をかくすアクションでこれからを嘱望されたのだが・・・。良くできたプロットに、若々しい演技でとても良い感じです。ブルースとは違う個性を発揮しているだけに、これからが楽しみでしたね。

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マフィアの抗争を目撃した大学生が口封じのため命を狙われるが、マフィア撲滅を謀る警察の計画に巻き込まれながらも次々に押し寄せるピンチを切り抜けるアクション・ムービー。

主演ブランドン・リーありきで出来たような映画だと感じましたわ。(汗)かな〜り強引に進む物語となぜかとどめに銃をぶっ放してしまったりと突っ込みどころ満載な内容。

面白くないことなないけれど、ブランドンじゃなければ観てないのは確か。(笑)

この物語なら間違いなく「クロウ」を観ることをお勧めします。