邂逅(めぐりあい) / アイリーン・ダン
邂逅(めぐりあい)
/レオ・マッケリー
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(8 )
解説・ストーリー
57年に『めぐり逢い』、93年には『めぐり逢えたら』としてリメイクされた恋愛ドラマの金字塔。ヨーロッパからアメリカへ向かう客船の中で運命的に出会ったミッシェルとテリーは、半年後にエンパイアステートビルの展望台で再会することを約束するが…。
57年に『めぐり逢い』、93年には『めぐり逢えたら』としてリメイクされた恋愛ドラマの金字塔。ヨーロッパからアメリカへ向かう客船の中で運命的に出会ったミッシェルとテリーは、半年後にエンパイアステートビルの展望台で再会することを約束するが…。
もっと見る▼
新規登録で 「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「邂逅(めぐりあい)」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
57年に『めぐり逢い』、93年には『めぐり逢えたら』としてリメイクされた恋愛ドラマの金字塔。ヨーロッパからアメリカへ向かう客船の中で運命的に出会ったミッシェルとテリーは、半年後にエンパイアステートビルの展望台で再会することを約束するが…。
「邂逅(めぐりあい)」 の作品情報
「邂逅(めぐりあい)」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
邂逅(めぐりあい)の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
97分
日本語英語
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
TDV155
2005年12月01日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
9枚
0人
0人
邂逅(めぐりあい)の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
97分
日本語英語
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
TDV155
2005年12月01日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
9枚
0人
0人
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500 タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で 「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:8件
論理的思考
「ロバータ(1935)」で歌が素晴らしく上手かったアイリー・ダン狙いで借りたら「めぐり逢い(1957)」のオリジナル映画 だった。監督も同じ。更に 「めぐり逢い(1994)」のオリジナル映画だった。奇しくも新しい方からみっつ全部観た事にな るが、監督が同じだけあって、これと1957年版は演出が ほとんど同じだ。 テリー役は三者三様の良さがあるが、最初に1994年版のアネット・ベニングを観た時は本当に感動したのをよく覚えて い る。再会を果たした時のソファに座ったまま嬉しそうな表情をするその作り方、人間が嬉しさを表現する最高の演技 だった。犬がシッポを振っているかのよう。 あれでアネット・ベニングが好きになった。 この映画はアイリーン・ダンの歌が聞けるのが大きなポイントだ。それだけでも満足である。演出 的にはちょっとクサイ。 1957年版はもっとクサかった。わざわざフランス語のセリフをいれるとこなんかアメリカ人はつくづくフランス語が話せ る人が羨ま しいのだなぁと思う。日本人が英語を話せる人が羨ましいのと同じなんだろう。どちらもドイツ語が話せる人 を羨ましいと思わないのが何故なのかと思うが。 三つのいずれのバージョンでも泣き所は【泣き所の本来の意味と違うが】「テリーが自分が障害者になったことをミッシ ェルに隠す決心をするところ」あれは泣ける。ここで泣けないひとは人間ではないと思う。 このバージョンで面白いのはテリーが男友達のケンに生活のサポートを断るシーン(観劇のあとのタクシーの中のシーン) のテリーのセリフ。日本語字幕だと省略がきついので英語で書くけどこう言っている。 If I let you finance my getting well, he wouldn't like it. And if he wouldn't like it, I wouldn't like it. And if you did get me well and I went to him, you wouldn't like it. ケン「彼には知らせないと」 No, because if he found out, he'd want to do something about it. And then if I didn't get well, he wouldn't like it and I wouldn't like it and you wouldn't like it. It would be awful. -----念のため字幕はこうなっている----- あなたに手を借りれば彼は嫌だろうし 治って去ったらあなたが嫌な思いを ケン「彼には知らせないと」 言えば私を助けようとする それで治らなければ彼も私もあなたも傷つく それは避けたいの -------------------------------------------------- --------- お分かりかと思うがテリーは自分とケンとミッシェルを平等に並べ、誰が傷つくかを順番に説明し、その人数が一番多く なるケンのアイデアはダメだ、と反論しているのである。 これをロジカルシンキング(論理的思考)と言う。加えて、wouldn't like it が韻を踏んでいるという高度な技である。難し い単語はひとつも無いのに一回では意味が取れない。(会話について行けない) 日本人が英語に苦労するのはここだ。日本人の言葉って、こんなにロジカルなのは会話には出てこない。情緒的ではっき り意味が分からない。文脈に依存する文化だからでもある。 あちらの女性をガールフレンドにしたら、毎日理屈を聞かされるということを思い出すシーンで、短いシーンだけどとっ ても印象に残った。 いい映画だ。
このレビューは気に入りましたか?
はい
5人 の会員が気に入ったと投稿しています
天国に一番近い場所
投稿日:2008/04/10
レビュアー:まゆまゆ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
『めぐり逢い』のオリジナルだということで、前々から見てみたかった作品。同じ監督がリメイクしたのは何故なんだろう・・・と想像しながら見るのは楽しかったです。 監督がオリジナルの時から相当気に入っていたのだろうと思われる演出が沢山見られました。(・・・と言うか、ほとんどが変わっていないのです。)船が港に着き、それぞれの恋人が迎えに来ている処をお互いに確認し、さらに他の乗客が又それを楽しんで見ていたり、セレブな恋人宅のマンションからうっとりと高い所を眺めているテリーの後ろでゆっくりと開く窓にエンパイア・・が映し出されたり。 ミシェルの祖母の弾くピアノに合わせてテリーが歌う所も。 シャルル・ボワイエもアイリーン・ダンも多分初めて見たと思いますが、ケイリー・グラント&デボラ・カーの美しさに軍配を上げたいですね。 それに、オリジナル(『邂逅』)は結構あっさりしているように感じました。 リメイクしたのは、より二人の心の深い部分を表現するためだったのではないかな・・・って。それが出来ていたと思います。『めぐり逢い』ではたっぷり泣けますもの。 最後彼女の口から天国に一番近い場所を見ていた・・と告白される場面ではさすがにほろっとしましたが、このオリジナル版だけを見たとしたらあまり印象に残らないかもしれません。 『めぐり逢い』ファンの方は一度ご覧になってみてもいいでしょう。私は改めてグラント&カー版の素晴らしさを再確認出来たので、見て良かったと思いました。 もう一つのリメイク版は期待しないでいつか見てみようと思っています。
このレビューは気に入りましたか?
はい
4人 の会員が気に入ったと投稿しています
ロジカル・シンキング
「ロバータ(1935)」で歌が素晴らしく上手かったアイリー・ダン狙いで借りたら「めぐり逢い(1957)」のオリジナル映画だった。監督も同じ。更に「めぐり逢い(1994)」のオリジナル映画だった。奇しくも新しい方からみっつ全部観た事になるが、監督が同じだけあって、これと1957年版は演出がほとんど同じだ。 テリー役は三者三様の良さがあるが、最初に1994年版のアネット・ベニングを観た時は本当に感動したのをよく覚えている。再会を果たした時のソファに座ったまま嬉しそうな表情をするその作り方、人間が嬉しさを表現する最高の演技だった。犬がシッポを振っているかのよう。あれでアネット・ベニングが好きになった。 この映画はアイリーン・ダンの歌が聞けるのが大きなポイントだ。それだけでも満足である。演出的にはちょっとクサイ。1957年版はもっとクサかった。わざわざフランス語のセリフをいれるとこなんかアメリカ人はつくづくフランス語が話せる人が羨ましいのだなぁと思う。日本人が英語を話せる人が羨ましいのと同じなんだろう。どちらもドイツ語が話せる人を羨ましいと思わないのが何故なのかと思うが。 三つのいずれのバージョンでも泣き所は【泣き所の本来の意味と違うが】「テリーが自分が障害者になったことをミッシェルに隠す決心をするところ」あれは泣けるね。ここで泣けない方は人間ではないと思う。 このバージョンで面白いのはテリーが男友達のケンに生活のサポートを断るシーン(観劇のあとのタクシーの中のシーン)のテリーのセリフ。日本語字幕だと省略がきついので英語で書くけどこう言っている。 If I let you finance my getting well, he wouldn't like it. And if he wouldn't like it, I wouldn't like it. And if you did get me well and I went to him, you wouldn't like it. ケン「彼には知らせないと」 No, because if he found out, he'd want to do something about it. And then if I didn't get well, he wouldn't like it and I wouldn't like it and you wouldn't like it. It would be awful. -----念のため字幕はこうなっている----- あなたに手を借りれば彼は嫌だろうし 治って去ったらあなたが嫌な思いを ケン「彼には知らせないと」 言えば私を助けようとする それで治らなければ彼も私もあなたも傷つく それは避けたいの -------------------------------------------------- - お分かりかと思うがテリーは自分とケンとミッシェルを平等に並べ、誰が傷つくかを順番に説明し、その人数が一番多くなるケンのアイデアはダメだ、と反論しているのである。 これをロジカルシンキング(論理的思考)と言う。加えて、wouldn't like it が韻を踏んでいるという高度な技である。難しい単語はひとつも無いのに一回では意味が取れない。(会話について行けない) 日本人が英語に苦労するのはここだ。日本人の言葉って、こんなにロジカルなのは会話には出てこない。情緒的ではっきり意味が分からない。文脈に依存する文化だからでもある。 あちらの女性をガールフレンドにしたら、毎日理屈を聞かされるということを思い出すシーンで、短いシーンだけどとっても印象に残った。 いい映画だ。
このレビューは気に入りましたか?
はい
3人 の会員が気に入ったと投稿しています
いいですよ!
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
シャルル・ボワイエは、かっこいいですね! 最初に登場した瞬間に、“この人こそヒーロー!”って思いました。 それに比べてアイリーン・ダンは、はじめは“えっ、この人がヒロインなの?”と思ってしまいましたが、観ていくうちに、「聡明な女性」という人物をとてもうまく表現できている人だな、と、じわじわと好きになっていきました。 船内やエンパイアステートの展望台など、いかにもセットです、って感じがちょっといただけませんでした。マディラ島も是非ロケをして、素晴らしい島の風景を映画に盛り込んでほしかったとは思いましたが、そのあたりを差し引いても「恋愛ドラマの金字塔」という紹介文に相応しい、素晴らしいストーリーと演技だと思います。
このレビューは気に入りましたか?
はい
3人 の会員が気に入ったと投稿しています
現代版よりずっと良い
何故かより旧い映画に心惹かれる、今日この頃。 理由は解からないのですがね。 なんてーか、味わいがある。 シャルル・ボアイエが演じるヒロインは、事故によって再会の 約束を果たす事を断念はするも、悲しみに暮れたり、めそめそ 涙を流したりもしません。(うれし涙はあったかも) 悲劇と いえば悲劇なのですが、作品全体を強さと明るさが支えている ような。 はじめの出会いは軽薄そうな展開にみえましたが、いざ再会を 果たした場では、その状況が互いを労わる情が増しているかの ようで、冗談のような再会の約束はお互い本気だったのだなと 納得出来た次第です。 そして、再会を願う恋人がいることを知りながらも、生活を支 えくれた友人がいた彼女は羨ましいですね。 確かあの友人て、 元恋人でしたよね? 美人は得だ。
このレビューは気に入りましたか?
はい
3人 の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
論理的思考
投稿日
2011/03/11
レビュアー
bokensdorf
「ロバータ(1935)」で歌が素晴らしく上手かったアイリー・ダン狙いで借りたら「めぐり逢い(1957)」のオリジナル映画 だった。監督も同じ。更に 「めぐり逢い(1994)」のオリジナル映画だった。奇しくも新しい方からみっつ全部観た事にな るが、監督が同じだけあって、これと1957年版は演出が ほとんど同じだ。 テリー役は三者三様の良さがあるが、最初に1994年版のアネット・ベニングを観た時は本当に感動したのをよく覚えて い る。再会を果たした時のソファに座ったまま嬉しそうな表情をするその作り方、人間が嬉しさを表現する最高の演技 だった。犬がシッポを振っているかのよう。 あれでアネット・ベニングが好きになった。 この映画はアイリーン・ダンの歌が聞けるのが大きなポイントだ。それだけでも満足である。演出 的にはちょっとクサイ。 1957年版はもっとクサかった。わざわざフランス語のセリフをいれるとこなんかアメリカ人はつくづくフランス語が話せ る人が羨ま しいのだなぁと思う。日本人が英語を話せる人が羨ましいのと同じなんだろう。どちらもドイツ語が話せる人 を羨ましいと思わないのが何故なのかと思うが。 三つのいずれのバージョンでも泣き所は【泣き所の本来の意味と違うが】「テリーが自分が障害者になったことをミッシ ェルに隠す決心をするところ」あれは泣ける。ここで泣けないひとは人間ではないと思う。 このバージョンで面白いのはテリーが男友達のケンに生活のサポートを断るシーン(観劇のあとのタクシーの中のシーン) のテリーのセリフ。日本語字幕だと省略がきついので英語で書くけどこう言っている。 If I let you finance my getting well, he wouldn't like it. And if he wouldn't like it, I wouldn't like it. And if you did get me well and I went to him, you wouldn't like it. ケン「彼には知らせないと」 No, because if he found out, he'd want to do something about it. And then if I didn't get well, he wouldn't like it and I wouldn't like it and you wouldn't like it. It would be awful. -----念のため字幕はこうなっている----- あなたに手を借りれば彼は嫌だろうし 治って去ったらあなたが嫌な思いを ケン「彼には知らせないと」 言えば私を助けようとする それで治らなければ彼も私もあなたも傷つく それは避けたいの -------------------------------------------------- --------- お分かりかと思うがテリーは自分とケンとミッシェルを平等に並べ、誰が傷つくかを順番に説明し、その人数が一番多く なるケンのアイデアはダメだ、と反論しているのである。 これをロジカルシンキング(論理的思考)と言う。加えて、wouldn't like it が韻を踏んでいるという高度な技である。難し い単語はひとつも無いのに一回では意味が取れない。(会話について行けない) 日本人が英語に苦労するのはここだ。日本人の言葉って、こんなにロジカルなのは会話には出てこない。情緒的ではっき り意味が分からない。文脈に依存する文化だからでもある。 あちらの女性をガールフレンドにしたら、毎日理屈を聞かされるということを思い出すシーンで、短いシーンだけどとっ ても印象に残った。 いい映画だ。
天国に一番近い場所
投稿日
2008/04/10
レビュアー
まゆまゆ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
『めぐり逢い』のオリジナルだということで、前々から見てみたかった作品。同じ監督がリメイクしたのは何故なんだろう・・・と想像しながら見るのは楽しかったです。 監督がオリジナルの時から相当気に入っていたのだろうと思われる演出が沢山見られました。(・・・と言うか、ほとんどが変わっていないのです。)船が港に着き、それぞれの恋人が迎えに来ている処をお互いに確認し、さらに他の乗客が又それを楽しんで見ていたり、セレブな恋人宅のマンションからうっとりと高い所を眺めているテリーの後ろでゆっくりと開く窓にエンパイア・・が映し出されたり。 ミシェルの祖母の弾くピアノに合わせてテリーが歌う所も。 シャルル・ボワイエもアイリーン・ダンも多分初めて見たと思いますが、ケイリー・グラント&デボラ・カーの美しさに軍配を上げたいですね。 それに、オリジナル(『邂逅』)は結構あっさりしているように感じました。 リメイクしたのは、より二人の心の深い部分を表現するためだったのではないかな・・・って。それが出来ていたと思います。『めぐり逢い』ではたっぷり泣けますもの。 最後彼女の口から天国に一番近い場所を見ていた・・と告白される場面ではさすがにほろっとしましたが、このオリジナル版だけを見たとしたらあまり印象に残らないかもしれません。 『めぐり逢い』ファンの方は一度ご覧になってみてもいいでしょう。私は改めてグラント&カー版の素晴らしさを再確認出来たので、見て良かったと思いました。 もう一つのリメイク版は期待しないでいつか見てみようと思っています。
ロジカル・シンキング
投稿日
2009/07/12
レビュアー
bokensdorf
「ロバータ(1935)」で歌が素晴らしく上手かったアイリー・ダン狙いで借りたら「めぐり逢い(1957)」のオリジナル映画だった。監督も同じ。更に「めぐり逢い(1994)」のオリジナル映画だった。奇しくも新しい方からみっつ全部観た事になるが、監督が同じだけあって、これと1957年版は演出がほとんど同じだ。 テリー役は三者三様の良さがあるが、最初に1994年版のアネット・ベニングを観た時は本当に感動したのをよく覚えている。再会を果たした時のソファに座ったまま嬉しそうな表情をするその作り方、人間が嬉しさを表現する最高の演技だった。犬がシッポを振っているかのよう。あれでアネット・ベニングが好きになった。 この映画はアイリーン・ダンの歌が聞けるのが大きなポイントだ。それだけでも満足である。演出的にはちょっとクサイ。1957年版はもっとクサかった。わざわざフランス語のセリフをいれるとこなんかアメリカ人はつくづくフランス語が話せる人が羨ましいのだなぁと思う。日本人が英語を話せる人が羨ましいのと同じなんだろう。どちらもドイツ語が話せる人を羨ましいと思わないのが何故なのかと思うが。 三つのいずれのバージョンでも泣き所は【泣き所の本来の意味と違うが】「テリーが自分が障害者になったことをミッシェルに隠す決心をするところ」あれは泣けるね。ここで泣けない方は人間ではないと思う。 このバージョンで面白いのはテリーが男友達のケンに生活のサポートを断るシーン(観劇のあとのタクシーの中のシーン)のテリーのセリフ。日本語字幕だと省略がきついので英語で書くけどこう言っている。 If I let you finance my getting well, he wouldn't like it. And if he wouldn't like it, I wouldn't like it. And if you did get me well and I went to him, you wouldn't like it. ケン「彼には知らせないと」 No, because if he found out, he'd want to do something about it. And then if I didn't get well, he wouldn't like it and I wouldn't like it and you wouldn't like it. It would be awful. -----念のため字幕はこうなっている----- あなたに手を借りれば彼は嫌だろうし 治って去ったらあなたが嫌な思いを ケン「彼には知らせないと」 言えば私を助けようとする それで治らなければ彼も私もあなたも傷つく それは避けたいの -------------------------------------------------- - お分かりかと思うがテリーは自分とケンとミッシェルを平等に並べ、誰が傷つくかを順番に説明し、その人数が一番多くなるケンのアイデアはダメだ、と反論しているのである。 これをロジカルシンキング(論理的思考)と言う。加えて、wouldn't like it が韻を踏んでいるという高度な技である。難しい単語はひとつも無いのに一回では意味が取れない。(会話について行けない) 日本人が英語に苦労するのはここだ。日本人の言葉って、こんなにロジカルなのは会話には出てこない。情緒的ではっきり意味が分からない。文脈に依存する文化だからでもある。 あちらの女性をガールフレンドにしたら、毎日理屈を聞かされるということを思い出すシーンで、短いシーンだけどとっても印象に残った。 いい映画だ。
いいですよ!
投稿日
2006/05/13
レビュアー
ジョージマッケンジー
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
シャルル・ボワイエは、かっこいいですね! 最初に登場した瞬間に、“この人こそヒーロー!”って思いました。 それに比べてアイリーン・ダンは、はじめは“えっ、この人がヒロインなの?”と思ってしまいましたが、観ていくうちに、「聡明な女性」という人物をとてもうまく表現できている人だな、と、じわじわと好きになっていきました。 船内やエンパイアステートの展望台など、いかにもセットです、って感じがちょっといただけませんでした。マディラ島も是非ロケをして、素晴らしい島の風景を映画に盛り込んでほしかったとは思いましたが、そのあたりを差し引いても「恋愛ドラマの金字塔」という紹介文に相応しい、素晴らしいストーリーと演技だと思います。
現代版よりずっと良い
投稿日
2005/08/27
レビュアー
ラジーフリーク!
何故かより旧い映画に心惹かれる、今日この頃。 理由は解からないのですがね。 なんてーか、味わいがある。 シャルル・ボアイエが演じるヒロインは、事故によって再会の 約束を果たす事を断念はするも、悲しみに暮れたり、めそめそ 涙を流したりもしません。(うれし涙はあったかも) 悲劇と いえば悲劇なのですが、作品全体を強さと明るさが支えている ような。 はじめの出会いは軽薄そうな展開にみえましたが、いざ再会を 果たした場では、その状況が互いを労わる情が増しているかの ようで、冗談のような再会の約束はお互い本気だったのだなと 納得出来た次第です。 そして、再会を願う恋人がいることを知りながらも、生活を支 えくれた友人がいた彼女は羨ましいですね。 確かあの友人て、 元恋人でしたよね? 美人は得だ。
新規登録で 「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ! 発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
邂逅(めぐりあい)