雨の朝パリに死す / エリザベス・テイラー
雨の朝パリに死す
/リチャード・ブルックス
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(5)
解説・ストーリー
終戦の日のパリで元従軍記者のチャールズは美しい娘ヘレンと出会い、劇的にゴールインする。ヘレンの姉マリオンもチャールズを愛していたが、傷心を抱えたままクロードと結婚。妹夫婦には娘ヴィッキーが誕生したが、奔放なヘレンは毎夜遊び歩き、家に寄りつかない。そのうち、夫も酒に溺れるようになる。ヘレンは病床に就きやがて死に、娘は姉夫婦のもとで育てられることに……。
終戦の日のパリで元従軍記者のチャールズは美しい娘ヘレンと出会い、劇的にゴールインする。ヘレンの姉マリオンもチャールズを愛していたが、傷心を抱えたままクロードと結婚。妹夫婦には娘ヴィッキーが誕生したが、奔放なヘレンは毎夜遊び歩き、家に寄りつかない。そのうち、夫も酒に溺れるようになる。ヘレンは病床に就きやがて死に、娘は姉夫婦のもとで育てられることに……。
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「雨の朝パリに死す」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
終戦の日のパリで元従軍記者のチャールズは美しい娘ヘレンと出会い、劇的にゴールインする。ヘレンの姉マリオンもチャールズを愛していたが、傷心を抱えたままクロードと結婚。妹夫婦には娘ヴィッキーが誕生したが、奔放なヘレンは毎夜遊び歩き、家に寄りつかない。そのうち、夫も酒に溺れるようになる。ヘレンは病床に就きやがて死に、娘は姉夫婦のもとで育てられることに……。
「雨の朝パリに死す」 の作品情報
「雨の朝パリに死す」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
雨の朝パリに死すの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VCDD29 |
2005年06月21日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
雨の朝パリに死すの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VCDD29 |
2005年06月21日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
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ユーザーレビュー:5件
傷心
投稿日:2014/08/10
レビュアー:趣味は洋画
元従軍記者のチャールズ・ウィルス(ヴァン・ジョンソン)はアメリカからパリに着き、思い出のカフェ・ディンゴへ行き、壁に描かれた女の絵をみて、回想にふける....ここから物語がスタートですが、邦題タイトルからして、壁に描かれた女(エリザベス・テイラー)が死ぬのかな...と連想させます。
ウィルスはパリでマリオン(ドナ・リード)とヘレン(エリザベス・テイラー)の姉妹と出会い、温和なマリオンがひそかにウィルスを想っているのに気付かず、妹のヘレンと恋におちて結婚します。ヘレンは父親のジェームス(ウォルター・ピジョン)に似て派手好きで奔放な性格です。傷心のマリオンは、ウィルスの戦友であるクラウド(ジョージ・ドレンツ)と結婚するのですが、最後まで、このマリオンの「傷心」が物語の鍵を握ることになります。
ウィルス夫婦にはヴィッキー(サンディ・デスチャー)という女の子が生まれ、幸福な毎日ですが、ウィルスの書いている小説が出版社に認められず、3度も返却されるという屈辱を味わううち、次第に酒に溺れたウィルスは家庭を顧みなくなります。そのうちラレイン・クォール(エヴァ・ガボール)という年配女性と知り合ったウィルスは、2人でモンテカルロ・パリ間の自動車ラリーに興じるなど、遊びの世界に駆り立てられます。一方のヘレンは、テニス選手のポール(ロジャー・ムーア)と知り合い、これまた仲睦まじい姿をウィルスに見せつけます。(...つまり単なる我がままな2人なのです/テイラーのほうは自他ともに認める、映画の世界もプライベートもわがままで通っていますが...)
或る夜、深酒して帰宅したウィルスは前後不覚に陥るほど眠りこけて、ヘレンが雨に濡れながら帰宅し、玄関をあけようとしたのにも気づかない。ヘレンはやむなくポールと会うのですが、彼がヘレンのことを遊び相手としか思っていないことを知り、あてどなく、マリオン夫婦の家を訪ねます。しかし、ヘレンは肺炎にかかっており、ウィルスに娘のヴィッキーの将来を託しながら、息を引き取るのです....そして回想シーンから現実の世界へ。
今は小説家として成功しているウィルスは、マリオンが保護者となっているヴィッキーを引き取りにやってきたのです。しかし、マリオンは承諾しません。そうです、出会いの「傷心」がずっと根深く息づいていたのです。
結局はクラウドの説得で、マリオンはヴィッキーをウィルスのもとへ返すのですが、このラストシーン、ヴィッキーの可愛さと相まって、不覚にも涙ぐんでしまいました。
主人公のV・ジョンソンは49年「戦場」や44年「東京上空三十秒」、54年「ケイン号の叛乱」といった戦争もの、アクションものによく出演していた俳優ですが、こういったシリアスものもいい味を出しています。
また憎まれ役のD・リードですが、53年「地上より永遠に」でアカデミー賞助演女優賞を受賞しており、本作は貫禄の出演といった感じです。
それにしてもR・ムーアの若いこと。本作出演時は27歳で、のちの「007シリーズ」のイメージのかけらもありません。
ヴィッキーを演じた女の子はサンディ・デスチャーで、出演時は9歳ですが、今は69歳のおばあちゃんですね。
とにかく、久方ぶりに‘リチャード・ブルックス監督のシリアスな世界’を堪能しました。
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何が言いたいのか理解できない内容
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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雨の朝、パリで死んでしまったから「雨の朝パリに死す」と言うタイトルなのかな…と考えてしまう作品。
愛し合った男女が一緒になりその後の人生を淡々と綴った物語りと言う感じでした。ただエリザベス・テイラーが美し過ぎるのでその美しさを強調したかったようなそんな内容のように感じた。 色々な衣装に変え、まるで着せ替え人形の様。
エリザベス扮するヘレンの姉もとても綺麗で母はどっちがどっちがか見分けがつかないらしく、一々「あれはお姉さん。あれは妹…」と解説しなければいけなかったので疲れました。 病弱な割に節操のない夜遊びをしたりとちょっとストーリーに無理があった様な気がします。でも、テイラーの美しさを観たい方にはお薦めかも知れません。(私も含めて)
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渋くて好きです
投稿日:2013/08/12
レビュアー:リリアン
「ギャツビー」後のフィッツジェラルド。パリのアメリカ人社会、奥さんゼルダとセレブとして豪遊。でも、奥さんゼルダの精神障害が進み、自らもアルコール障害が深刻化、その後の作品がなかなか進まない、小さい娘の養育も・・・。こういう苦しい状況を、「バビロン再訪」(BABYLON REVISITED)として短編に描きました。その映画化です。
エリザベス・テイラーの美しさと自己主張の強さが印象的。ヴァン・ジョンソンという俳優さんはフィッツジェラルドの写真のイメージに近くて好演だと思います。
原作のイメージに近いですが、第2次大戦後のパリ、に時間は移してあります。最後はハリウッド流のハッピーエンドですね。原作はもう少しチャールズをがっかりさせ、重苦しい雰囲気で終わっています。カラーがセピア色みたいで雰囲気ありました。「ギャツビー」の華やかさと余りにも対象的な、内省的で厳しい作品です。
古い作品ですが、結構好きでした。
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主演は?
淀川さんが褒めてるタイトルですが、雨(雪混じり)の朝に死んだんだっけ?とか、死んだあとが長くて、タイトルと内容がミスマッチな感じが・・・とかいう感じです。 内容自体は昼ドラマのテイストで、嫌いじゃないです。 多少淡白な気もしますが、だらけるよりはいいかな。 頭のほうでラジオから流れる戦局を伝えるニュースと、それに対するリアクションの軽さには、日本人として複雑な思いです(それが戦争だとはいえ)。 わしはそこで一旦観るのをやめてしまいました。
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秋、冬向けの渋い魅力が際だつロマンス
投稿日:2009/11/18
レビュアー:スーさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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エリザベス・テイラーの魅力と、男女の愛憎から始まり、家族愛で締めくくる見事な脚本!
お見事!後半の怒濤の展開は必見。
普通のロマンスに飽きた人こそ見て欲しい。
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ユーザーレビュー
傷心
投稿日
2014/08/10
レビュアー
趣味は洋画
元従軍記者のチャールズ・ウィルス(ヴァン・ジョンソン)はアメリカからパリに着き、思い出のカフェ・ディンゴへ行き、壁に描かれた女の絵をみて、回想にふける....ここから物語がスタートですが、邦題タイトルからして、壁に描かれた女(エリザベス・テイラー)が死ぬのかな...と連想させます。
ウィルスはパリでマリオン(ドナ・リード)とヘレン(エリザベス・テイラー)の姉妹と出会い、温和なマリオンがひそかにウィルスを想っているのに気付かず、妹のヘレンと恋におちて結婚します。ヘレンは父親のジェームス(ウォルター・ピジョン)に似て派手好きで奔放な性格です。傷心のマリオンは、ウィルスの戦友であるクラウド(ジョージ・ドレンツ)と結婚するのですが、最後まで、このマリオンの「傷心」が物語の鍵を握ることになります。
ウィルス夫婦にはヴィッキー(サンディ・デスチャー)という女の子が生まれ、幸福な毎日ですが、ウィルスの書いている小説が出版社に認められず、3度も返却されるという屈辱を味わううち、次第に酒に溺れたウィルスは家庭を顧みなくなります。そのうちラレイン・クォール(エヴァ・ガボール)という年配女性と知り合ったウィルスは、2人でモンテカルロ・パリ間の自動車ラリーに興じるなど、遊びの世界に駆り立てられます。一方のヘレンは、テニス選手のポール(ロジャー・ムーア)と知り合い、これまた仲睦まじい姿をウィルスに見せつけます。(...つまり単なる我がままな2人なのです/テイラーのほうは自他ともに認める、映画の世界もプライベートもわがままで通っていますが...)
或る夜、深酒して帰宅したウィルスは前後不覚に陥るほど眠りこけて、ヘレンが雨に濡れながら帰宅し、玄関をあけようとしたのにも気づかない。ヘレンはやむなくポールと会うのですが、彼がヘレンのことを遊び相手としか思っていないことを知り、あてどなく、マリオン夫婦の家を訪ねます。しかし、ヘレンは肺炎にかかっており、ウィルスに娘のヴィッキーの将来を託しながら、息を引き取るのです....そして回想シーンから現実の世界へ。
今は小説家として成功しているウィルスは、マリオンが保護者となっているヴィッキーを引き取りにやってきたのです。しかし、マリオンは承諾しません。そうです、出会いの「傷心」がずっと根深く息づいていたのです。
結局はクラウドの説得で、マリオンはヴィッキーをウィルスのもとへ返すのですが、このラストシーン、ヴィッキーの可愛さと相まって、不覚にも涙ぐんでしまいました。
主人公のV・ジョンソンは49年「戦場」や44年「東京上空三十秒」、54年「ケイン号の叛乱」といった戦争もの、アクションものによく出演していた俳優ですが、こういったシリアスものもいい味を出しています。
また憎まれ役のD・リードですが、53年「地上より永遠に」でアカデミー賞助演女優賞を受賞しており、本作は貫禄の出演といった感じです。
それにしてもR・ムーアの若いこと。本作出演時は27歳で、のちの「007シリーズ」のイメージのかけらもありません。
ヴィッキーを演じた女の子はサンディ・デスチャーで、出演時は9歳ですが、今は69歳のおばあちゃんですね。
とにかく、久方ぶりに‘リチャード・ブルックス監督のシリアスな世界’を堪能しました。
何が言いたいのか理解できない内容
投稿日
2011/01/05
レビュアー
shizu-chan
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雨の朝、パリで死んでしまったから「雨の朝パリに死す」と言うタイトルなのかな…と考えてしまう作品。
愛し合った男女が一緒になりその後の人生を淡々と綴った物語りと言う感じでした。ただエリザベス・テイラーが美し過ぎるのでその美しさを強調したかったようなそんな内容のように感じた。 色々な衣装に変え、まるで着せ替え人形の様。
エリザベス扮するヘレンの姉もとても綺麗で母はどっちがどっちがか見分けがつかないらしく、一々「あれはお姉さん。あれは妹…」と解説しなければいけなかったので疲れました。 病弱な割に節操のない夜遊びをしたりとちょっとストーリーに無理があった様な気がします。でも、テイラーの美しさを観たい方にはお薦めかも知れません。(私も含めて)
渋くて好きです
投稿日
2013/08/12
レビュアー
リリアン
「ギャツビー」後のフィッツジェラルド。パリのアメリカ人社会、奥さんゼルダとセレブとして豪遊。でも、奥さんゼルダの精神障害が進み、自らもアルコール障害が深刻化、その後の作品がなかなか進まない、小さい娘の養育も・・・。こういう苦しい状況を、「バビロン再訪」(BABYLON REVISITED)として短編に描きました。その映画化です。
エリザベス・テイラーの美しさと自己主張の強さが印象的。ヴァン・ジョンソンという俳優さんはフィッツジェラルドの写真のイメージに近くて好演だと思います。
原作のイメージに近いですが、第2次大戦後のパリ、に時間は移してあります。最後はハリウッド流のハッピーエンドですね。原作はもう少しチャールズをがっかりさせ、重苦しい雰囲気で終わっています。カラーがセピア色みたいで雰囲気ありました。「ギャツビー」の華やかさと余りにも対象的な、内省的で厳しい作品です。
古い作品ですが、結構好きでした。
主演は?
投稿日
2011/02/11
レビュアー
ツナ
淀川さんが褒めてるタイトルですが、雨(雪混じり)の朝に死んだんだっけ?とか、死んだあとが長くて、タイトルと内容がミスマッチな感じが・・・とかいう感じです。 内容自体は昼ドラマのテイストで、嫌いじゃないです。 多少淡白な気もしますが、だらけるよりはいいかな。 頭のほうでラジオから流れる戦局を伝えるニュースと、それに対するリアクションの軽さには、日本人として複雑な思いです(それが戦争だとはいえ)。 わしはそこで一旦観るのをやめてしまいました。
秋、冬向けの渋い魅力が際だつロマンス
投稿日
2009/11/18
レビュアー
スーさん
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エリザベス・テイラーの魅力と、男女の愛憎から始まり、家族愛で締めくくる見事な脚本!
お見事!後半の怒濤の展開は必見。
普通のロマンスに飽きた人こそ見て欲しい。
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