こちらの作品もおすすめ
こちらの作品もおすすめ
20世紀初頭、黒海で起こったポチョムキン号の兵士の革命的反乱を独創的な技法で描いた傑作。 JAN:4933672228020
製作年: |
1925年 |
---|---|
原題: |
BRONENOSETS POTEMKIN/BATTLESHIP POTEMKIN |
監督: |
セルゲイ・エイゼンシュテイン |
---|---|
出演: |
アレクサンドル・アントーノフ 、 グレゴリー・アレクサンドロフ |
20世紀初頭、黒海で起こったポチョムキン号の兵士の革命的反乱を独創的な技法で描いた傑作。 JAN:4933672228020
製作年: |
1925年 |
---|---|
原題: |
BRONENOSETS POTEMKIN/BATTLESHIP POTEMKIN |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
74分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
IVCF2189 | 2023年03月07日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
18枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
74分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
IVCF2189
レンタル開始日:
2023年03月07日
在庫枚数
18枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
74分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
IVCF2189 | 2023年03月07日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
18枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
74分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
IVCF2189
レンタル開始日:
2023年03月07日
在庫枚数
18枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
タイトル以上
約210,000
タイトル以上
約250,000
タイトル以上
※2022年2月 現在のタイトル数
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
1〜 3件 / 全3件
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
監督・脚本:セルゲイ・エイゼンシュテイン(1925年・ソ連・75分・モノクロ・サイレント)
淀川長治総監修『世界クラシック名画100撰修』の中の1作。
1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を描いています。“ポチョムキン”という言葉の響きが一度聞いたら忘れられなくて、そんなヘンテコな理由も含めて「観てみたい」と思っていた作品です。
字幕による説明や台詞があるだけで、人々の感情やその他の状況・雰囲気の説明は音楽が担っています。
1925年(大正14年)のサイレント映画だからと侮っていたわけではありませんが、モノクロ映像の力強さと、作品全体の熱量に衝撃を受けました。
淀川長治氏の冒頭の解説では、本作を“船員のストライキ”と表現していました。また、映画の字幕には「革命は戦争である」という説明もありました。
戦艦ポチョムキンの反乱が起きた1905年で調べてみると“ロシア第一革命”の最中であり、ポチョムキンの反乱もそういう革命の中の一コマであったようです。
********** ********** **********
【第1章】人々とウジ虫
戦艦ポチョムキンの船内にも革命の気運が高まりつつあった。この章で焦点が当てられているのは乗組員(主に水兵たち)だ。ある者は仮眠中に上官の腹いせに遭い、ついに水兵たちの堪忍袋の緒が切れたのは、スープの一件だった。それは乗組員たちの食事に使われる肉にウジ虫が湧いていて、騒いでいると船医が現れ「これはウジ虫ではない。ハエの幼虫だ。塩水で洗い流せば大丈夫。」と言うのだ。調理担当の者は洗いもせず、肉を切り刻んでスープにした。船員たちは、スープを拒否した。
【第2章】甲板上のドラマ
艦長である司令官に食事のボイコットが報告されると、艦長は乗組員たちを甲板に集合させる。「スープに満足した者は2歩前に出よ。」と言い、前に出なかった者の内十数名に帆布が被せられ銃殺命令が出される。
そして、命令を受けた兵士たちが銃を構えて撃とうとした瞬間、ワクリンチュクが「兄弟!誰を撃つ気だ!?」と呼びかけると、兵士たちは銃を下ろしたのだった。この後、ワクリンチュクを先頭にいよいよ反乱が起こる。ワクリンチュクは命を落とす。
【第3章】死者の呼びかけ
ワクリンチュクの遺体をボートでオデッサの港に運び、テントの中に安置する。遺体の手を組んだ胸には「ひとさじのスープのために(殺された)」と書かれた一枚の紙。そのメッセージはオデッサの市民の間に瞬く間に広がり、次々に遺体のもとに集まってくる。市民たちも圧制者への怒りを爆発させ蜂起する。ポチョムキン号の周りにヨットが物資を補給するためカモメのように集まった。
【第4章】オデッサの階段
ポチョムキン号を望むオデッサの海岸に市民が押し寄せ、オデッサの巨大な階段にも人々が溢れかえる。すると突然、階段の上の方から多くの市民が雪崩れるように下りてくる。この章の一連のシーンは、映画史上最も有名な6分間と呼ばれているそうだ。
母親と逸れて階段の途中で横たわる幼い男の子。この少年の手を踏みつけ、蹴りながら階段を逃げ惑う人々。やっと、それに気づいた母親の気も狂わんばかりの表情。また、ある若い母親は乳母車を押していた。このシーンは某映画の有名なシーンの元ネタだ。
階段に延びるコサック兵の長い影。彼らを見上げる少年を抱いた母親の懇願の表情。
人間の「善」も「悪」も、「弱」も「強」も、総ての対比が強調されたシーンはまさに圧巻。
【第5章】艦隊との遭遇
戦艦ポチョムキンでは、上陸するか否かの大激論。結果、軍が派遣した分遣隊を迎撃することで意見が一致する。ポチョムキンでは攻撃準備を整えた上で、合流を呼びかける手旗信号を送った。近づいてくるのは、果たして敵なのか味方なのか!?緊張が走る。やがて、分遣隊の艦隊に翻る赤旗が見えたのだった。
********** ********** **********
しつこいようですが、オデッサの海岸のシーンは何度も繰り返し観ました。YouTubeでも「オデッサの階段」で検索すると出て来ますので、是非とも参考までにご覧ください。
セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の提唱するモンタージュ理論が実践されています。私には説明など無理なので、これもYouTubeでの解説をご覧になってください。
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo
?q=%e3%83%a2%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%82%b8%e
3%83%a5%e7%90%86%e8%ab%96&mid=C55C736C7E7CFB5EE08B
C55C736C7E7CFB5EE08B&FORM=VIRE
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
1〜 3件 / 全3件
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:3件
投稿日
2024/04/01
レビュアー
kazupon※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
監督・脚本:セルゲイ・エイゼンシュテイン(1925年・ソ連・75分・モノクロ・サイレント)
淀川長治総監修『世界クラシック名画100撰修』の中の1作。
1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を描いています。“ポチョムキン”という言葉の響きが一度聞いたら忘れられなくて、そんなヘンテコな理由も含めて「観てみたい」と思っていた作品です。
字幕による説明や台詞があるだけで、人々の感情やその他の状況・雰囲気の説明は音楽が担っています。
1925年(大正14年)のサイレント映画だからと侮っていたわけではありませんが、モノクロ映像の力強さと、作品全体の熱量に衝撃を受けました。
淀川長治氏の冒頭の解説では、本作を“船員のストライキ”と表現していました。また、映画の字幕には「革命は戦争である」という説明もありました。
戦艦ポチョムキンの反乱が起きた1905年で調べてみると“ロシア第一革命”の最中であり、ポチョムキンの反乱もそういう革命の中の一コマであったようです。
********** ********** **********
【第1章】人々とウジ虫
戦艦ポチョムキンの船内にも革命の気運が高まりつつあった。この章で焦点が当てられているのは乗組員(主に水兵たち)だ。ある者は仮眠中に上官の腹いせに遭い、ついに水兵たちの堪忍袋の緒が切れたのは、スープの一件だった。それは乗組員たちの食事に使われる肉にウジ虫が湧いていて、騒いでいると船医が現れ「これはウジ虫ではない。ハエの幼虫だ。塩水で洗い流せば大丈夫。」と言うのだ。調理担当の者は洗いもせず、肉を切り刻んでスープにした。船員たちは、スープを拒否した。
【第2章】甲板上のドラマ
艦長である司令官に食事のボイコットが報告されると、艦長は乗組員たちを甲板に集合させる。「スープに満足した者は2歩前に出よ。」と言い、前に出なかった者の内十数名に帆布が被せられ銃殺命令が出される。
そして、命令を受けた兵士たちが銃を構えて撃とうとした瞬間、ワクリンチュクが「兄弟!誰を撃つ気だ!?」と呼びかけると、兵士たちは銃を下ろしたのだった。この後、ワクリンチュクを先頭にいよいよ反乱が起こる。ワクリンチュクは命を落とす。
【第3章】死者の呼びかけ
ワクリンチュクの遺体をボートでオデッサの港に運び、テントの中に安置する。遺体の手を組んだ胸には「ひとさじのスープのために(殺された)」と書かれた一枚の紙。そのメッセージはオデッサの市民の間に瞬く間に広がり、次々に遺体のもとに集まってくる。市民たちも圧制者への怒りを爆発させ蜂起する。ポチョムキン号の周りにヨットが物資を補給するためカモメのように集まった。
【第4章】オデッサの階段
ポチョムキン号を望むオデッサの海岸に市民が押し寄せ、オデッサの巨大な階段にも人々が溢れかえる。すると突然、階段の上の方から多くの市民が雪崩れるように下りてくる。この章の一連のシーンは、映画史上最も有名な6分間と呼ばれているそうだ。
母親と逸れて階段の途中で横たわる幼い男の子。この少年の手を踏みつけ、蹴りながら階段を逃げ惑う人々。やっと、それに気づいた母親の気も狂わんばかりの表情。また、ある若い母親は乳母車を押していた。このシーンは某映画の有名なシーンの元ネタだ。
階段に延びるコサック兵の長い影。彼らを見上げる少年を抱いた母親の懇願の表情。
人間の「善」も「悪」も、「弱」も「強」も、総ての対比が強調されたシーンはまさに圧巻。
【第5章】艦隊との遭遇
戦艦ポチョムキンでは、上陸するか否かの大激論。結果、軍が派遣した分遣隊を迎撃することで意見が一致する。ポチョムキンでは攻撃準備を整えた上で、合流を呼びかける手旗信号を送った。近づいてくるのは、果たして敵なのか味方なのか!?緊張が走る。やがて、分遣隊の艦隊に翻る赤旗が見えたのだった。
********** ********** **********
しつこいようですが、オデッサの海岸のシーンは何度も繰り返し観ました。YouTubeでも「オデッサの階段」で検索すると出て来ますので、是非とも参考までにご覧ください。
セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の提唱するモンタージュ理論が実践されています。私には説明など無理なので、これもYouTubeでの解説をご覧になってください。
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo
?q=%e3%83%a2%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%82%b8%e
3%83%a5%e7%90%86%e8%ab%96&mid=C55C736C7E7CFB5EE08B
C55C736C7E7CFB5EE08B&FORM=VIRE
1〜 3件 / 全3件
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
商品をポストに投函すればOK!
もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。
無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。
定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
戦艦ポチョムキン