風雲　ストームライダース

何だか年代を感じるなぁて思いました。
昔の作品て感じです。

ストーリーは分かり易く
アクションも程ほどにあって
私はそれなりに楽しめたのですが、
レンタル開始当時に観ていれば
もっと楽しめただろうなぁて思いました。
現在の技術に慣れてしまっているせいか
う〜ん、古い作品て感じを受けました。

それと人間離れした武術シーンは
何だかアニメぽいと思い調べたら
やっぱり香港の漫画を実写にしたんですね。
納得です。

人間離れした武術と無意味に派手なシーン、
ある意味楽しめました（笑）


まぁオススメはしませんが、
風雲 ストームウォリアーズを観たい人は
こちらを先に観ておいた方が
風と雲の関係が良く分かって
いいと思います。

解りやすい配役（クールで優しい「風」と情熱的で乱暴な「雲」と悪役千葉ちゃん）と、やりすぎ感のあるＣＧ、漫画そのまんまの衣装や舞台は、まさにドラゴンボール劇画版！
ストーリーや、ワイヤーアクションものというジャンルは一緒でも、エンタテインメントに徹しすぎてコテコテになると「風雲」、芸術性を重んじてちょっと気取って作ると「英雄」になるのですね。
どっちも面白かったですが、荒唐無稽で香港映画らしいのはこっちだと思います。
それにしても千葉真一の顔はすごい迫力です。

HEROで少し引きつつも、やはりワイヤーアクション観たさと、
スー・チーを観たくて借りました。

香港映画の凄いところって、日本で言う時代劇だったり忍者だったりを見事に同じ時代(むしろ古いくらい??)の物、人間と思わせないところですよね。とにかく人は飛び回るし、埋まるし。
小物一つをとっても出来が違いすぎます。


とにかく物事の動機に道理が通っているんですよ。ちゃんと存在に意味があります。「あ、なるほど」と言う感じ。いや、それすら感じずにただ見入ってしまいますね。HEROで引いた私を見事に引き戻してくれました。

CG・ワイヤーアクションの融合は確かに必見です。凄く綺麗でした。動きが滑らかで引っ掛かりが無く「ん??」と思うことは無いです。

クローサーとは違った可愛いスー・チーも是非観てください(*^_^*)

香港映画人はいつもやり過ぎます
大抵の場合それでバランスを崩してグチャグチャな映画になるのです
この作品でもCGというオモチャを手に入れた彼らがやっぱ、やり過ぎて、もう無茶苦茶。
でもそれだからこそオモシロいんですよね
ついて来れない人はほったらかしで大暴走、これが香港映画です

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　武術で覇権を争う世界であと一歩で世界制覇できる男と彼に親を殺されて弟子にされた若者2人の戦いの話。

　香港映画らしいワイヤーアクションにピカピカに光るCGにやりすぎでぶっとんでる映像表現が凄いことになっている映画でした。

　ただせっかくのアクションスターの千葉真一さんが出てるのに、ほとんどがエネルギー弾を出してるだけで、しかも画面のエフェクトが凄くて動きが全くわからないのが残念でした。ライバルである剣聖というキャラクターをアンソニー・ウォンさんが出てきて対峙するという千葉真一VSアンソニー・ウォンという構図が熱そうなのに、これも画面がピカピカで見えにくいうえにアンソニー・ウォンの必殺技が幽霊みたいなのを飛ばして、実体は遠くにいて実体を触ると幽霊も消えちゃうというよくわからない対決でした。

　話も師匠と弟子たちの対立というものですが、展開が恐ろしく早くてついていけなかったです。左手を切断された主人公が次のシーンで親子に救われて治療されてたら、その父親の左手が主人公の左手になりたいとなって、いきなり自ら切断して主人公の左手と融合するという無茶苦茶な展開でした。師匠に利用される弟子たちの葛藤や師匠越えという構図も面白そうなのに、彼らがどういう気持ちで行動しているのかが高速なので入り込めないうえにアクションも見にくいのが残念でした。

　テレビの総集編みたいな展開だし、この内容で120分越えは長いと思いますが、香港映画らしい勢いのある映画で熱かったです。