聖闘士星矢

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最後の最後、なんだかくどい終わり方をした黄金十二宮。
もうちょっとジェミニのサガが魅力的かつ悲劇的に描けたんではあるまいか…と思ってしまいました。
やっぱり原作の印象が強烈だったもんで…。
アニメはいまいちぴんとこないところがあったりしちゃいましたね…。残念！

さて、そんなドキドキワクワクだった（ラストはさておき）黄金十二宮が終わったと思ったら、
オープニングテーマもエンディングテーマも一新され、北欧編が始まりました！
っていうか、聖矢達、休み無くてかわいそう（笑）。
そして沙織さん、そんな寒いところやのに、ノースリーブのその白い服って…。なんか羽織れよ！

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黄金十二宮の戦いがいよいよ後半戦に突入！
かなり印象的な前半戦の戦いもさることながら、これからもどんどこキャラが強いゴールド聖闘士達がぞくぞく登場！

やっぱりこの巻で特筆すべき戦いは、
乙女座・バルゴのシャカとフェニックス一輝との戦いでしょう！
もうね、フェニックス一輝のかっこよさは、ブロンズ聖闘士どころの騒ぎじゃないと思うのです。
男気あふれる一輝、兄弟愛あふれる一輝、地獄を見てきた男だけに許されるかっこよさです！
五感＋精神まで破壊されつつも、シャカと心中してしまうすさまじさには脱帽…。
そして、女っぽいことで有名な（？）弟、アンドロメダ瞬に、
「瞬よ、最後まで“男らしく”戦うのだぞ」と、
弟にはヘテロセクシュアルでいてほしいという願いを常に忘れない一輝、あなたは永遠の兄上ですよ…。

ついにサンクチュアリにやってきて、
黄金十二宮に足を踏み入れることになるこの巻。
ここからの死闘はまさに圧巻！　たまりません！

しかし、シャイナさんの健気な姿には心うたれました。
ほんっとにかわいらしい！
強がってて、素直になれないシャイナさん、ステキです。
でも、聖矢的にはミホちゃんも捨てがたく、
しかしながら、やっぱり絶対服従せねばならんのは沙織お嬢様だし…、
と、なぜに聖矢がそんなにモテモテなのか、ちょっと疑問（笑）。

次の巻は金牛宮のアルデバランとの闘いからになるようで、
とにかく次が観たくて観たくて仕方ありません！
もう一気に十二宮の最後まで観たいんですが…。
ブロンズセイント以上に、キャラの立ちまくっているゴールドセイントに心奪われてしまいますから…。

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ああ、黄金十二宮の戦いも残りわずか…。
ここからの戦いはほんまに男の意地の見せ所ばっかりになってきます（？）。

まずは氷河の復活！
氷の柩からよみがえった氷河の見事な居直りには驚きます！
ジェミニとの戦いで天秤宮に飛ばされ、そこでカミュに氷付けにされていた氷河は、
復活するやいなや、ミロの前にへたれていた聖矢と紫龍に
「男だろ！　立つんだ！」
みたいな暴言を吐いています！
いや、お前こそ、この十二宮で今まで寝てただけやんか！
しかも「マ〜マ、マ〜マ」言うとっただけやろ、このマザコン！
と、ちょっと腹立たしさも覚えたりしました（笑）。

まあ、そんな氷河もミロとかなりいい戦いをしてくれるので、許しましょう。

さらに、涙なしでは見られないのが、紫龍とカプリコーン／シュラとの戦い！
シュラはデスマスク以上に悪そうな顔をしていますが、
実はとってもいいヤツだったようです。
そして、紫龍の禁じ手の技が炸裂…。
宇宙へと飛んで行く2人のやりとりには涙します！
さらに、紫龍の運命を知って、まるで滝のような涙を流す老師の姿にさらに涙！
黄金十二宮でも一番と言っていいほどの見所がこの巻には詰まっています…。必見！

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黄金十二宮の戦いも中盤へ突入。
蟹座のデスマスクと紫龍の戦いから、
獅子座のアイオリアと聖矢の戦いまでが入っている。

獅子座のアイオリアと聖矢の戦いはかなりの感動ができる話で、
あのデカくて意地悪のカシオスが、指導者シャイナさんのために、
命を投げ打つというかなり男気あふれるものになっている。
健気なカシオスの姿には、マジで胸を打たれます！

ところで、この巻の最後に、またもやアニメ版オリジナルの話が入っていて、
それは乙女座のシャカの弟子が、一輝を暗殺しようとするというもの。
その弟子の2人なんですが、孔雀座と蓮座（笑）。
孔雀はまだしも、蓮って、星座あるんですか？
どう考えても“シャカの弟子”ってことで、こじつけで作られたとしか思えないんですけど…。