死海殺人事件 / ピーター・ユスティノフ
死海殺人事件
/マイケル・ウィナー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(8)
解説・ストーリー
アガサ・クリスティ原作『死との約束』の映画化。アメリカから地球を半周し、エルサレムに到着した豪華客船。死海に面した聖地で、謎のベールに包まれた殺人事件が発生した。犠牲者は莫大な資産を有するアメリカの未亡人。各々に動機とアリバイがある中で起こったこの事件を、同じ船に乗り合わせていた名探偵ポワロが究明に乗り出す……。
アガサ・クリスティ原作『死との約束』の映画化。アメリカから地球を半周し、エルサレムに到着した豪華客船。死海に面した聖地で、謎のベールに包まれた殺人事件が発生した。犠牲者は莫大な資産を有するアメリカの未亡人。各々に動機とアリバイがある中で起こったこの事件を、同じ船に乗り合わせていた名探偵ポワロが究明に乗り出す……。
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「死海殺人事件」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
アガサ・クリスティ原作『死との約束』の映画化。アメリカから地球を半周し、エルサレムに到着した豪華客船。死海に面した聖地で、謎のベールに包まれた殺人事件が発生した。犠牲者は莫大な資産を有するアメリカの未亡人。各々に動機とアリバイがある中で起こったこの事件を、同じ船に乗り合わせていた名探偵ポワロが究明に乗り出す……。
「死海殺人事件」 の作品情報
「死海殺人事件」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
死海殺人事件の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
JVDD1490R |
2012年05月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
死海殺人事件の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
JVDD1490R |
2012年05月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
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ユーザーレビュー:8件
小説だから映える演出、映像化には不向きなネタかも?
前回のレビューでもふれた今年の1月4日に発行された『東西ミステリー100』の国内編において
第8位にランクインした綾辻行人さんの『十角館の殺人』。
たぶん、この作品を映像化してしまえば白けるんだろうなぁ〜と思います。
(日本人がエラリーとかポウとか呼び合っても、孤島というシチュエーションもなぁ〜(・・。)ゞ )
(映像化されることの多い山田悠介さんの場合は、ある意味、文章が面白いのかも?(*^.^*))
作品の面白さに関わらずその性格上により、映像化に向いている作品、そうでない作品とありますが、
本作品は後者だと思っています。
殺人予告とも受け取れる密談をたまたま聞いてしまうことがポイントであり、
その背景が全て把握できる状況下ではドキドキ感は皆無なのです。
犠牲者となる未亡人がいかに悪女であるかとの描写は細やかに描写されていますが、
トリック・謎解き共に特筆すべきポイントは見当たらず。(・・。)ゞ
『華麗なるアリバイ』と違い、愛憎ドロドロ模様もパンチが効いておらず、
数年後に観直したとしても評価が上がることはないように感じました。
このレビューは気に入りましたか?
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ポワロ、犯人に情けをかける
監督:マイケル・ウィナー(1988年・米・103分・カラー)
原作:アガサ・クリスティ『Appointment with Death 死との約束』
ポワロ役は、『ナイル殺人事件』『地中海殺人事件』に続いてピーター・ユスティノフが演じている。中近東シリーズとも言うらしいが、観光地巡りの映像も嬉しい趣向になっている。
舞台は1937年のアメリカ。そして、ボイントン家の一行が家族で旅行するヨーロッパの各地。
ポワロとボイントン家の人々が出会ったのは、豪華客船での渡航中で、事件が起きるのは死海に面した聖地エルサレムである。
この旅行前、ボイントン家では当主であるニュージャージー州の大富豪エルマー・ボイントンが死去したばかりで、2通の遺言状を巡ってちょっとした“いざこざ”があったのだが、妻エミリー(パイパー・ローリー)は弁護士を脅して自分に有利な方を残し、もう1通は弁護士によって燃やされてしまっていた。
子供たちは父から「遺産は家族全員で平等に分けるように書き換えた」と聞いていたので、納得できないまま旅行に同行していたのだった。
そんな旅行中の彼らが母エミリーへの不満を募らせ、殺してしまおうと言っているのをポワロが物陰で偶然聞いてしまう。
そして、本当にエミリーは殺されてしまい、ポワロが家族や旅先で一緒になった人たちの証言やアリバイを検証して犯人を突き止めるという、いつもの流れになる。
観客は、危うくミスリードされそうになるが、エミリーの死因と犯行の方法から真犯人が自然と浮かび上がってくるのだった。
その真犯人は自ら命を絶ってしまうのだが、ポワロは「銃の暴発事故にして欲しい」と温情を示すのだ。
そう言えば、以前の事件でも同様なことがあったように思う。ポワロにとっては事件の概要を押さえ推理し、謎を解くまでが重要であるようだ。
それにしても…である。遺産相続が原因だろうと思わせておいて、結局はエミリーの昔の職業、そしてエミリーの言葉が災いしていたとは・・・
ピーター・ユスティノフのポワロも、ディスカスにある分は観終わったので満足。
ピンとはね上がった髭でもないし、デヴィッド・スーシェのように眼光鋭くもないけれど、ユスティノフのポワロは好々爺にみえて、いざとなると「灰色の脳細胞」を駆使するので侮れない。そこが魅力でもある。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ポアロ探偵のお髭が、ハネてませんね、ごく自然です。
1988年(アメリカ)
趣味は洋画さんのレビューを、今一度読み返しています。
アガサ・クリスティ原作のポアロ映画は、製作年の早い順番に評価が高く、この『死海殺人事件』が、1番評価が低いとのことです。
私は中では1番と言われる74年作品『オリエント急行殺人事件』のオリジナルしか観てません。
(リメイクのケネス・ブラナー監督・主演作は観ております)
ポアロはピーター・ユスティノスさん。
ケネス・ブラナーのポアロのお髭が、いかに大袈裟だったかが、
よおく分かりました。
ユスティノスさんのポアロのお髭は、殆どハネておりません。
財産家の夫が亡くなって、残された後妻は刑務官上がりの悪女。
財産を独り占めするために、死の直前に書き直された遺言書を、
弁護士を脅して、焼き捨てさせます。
そして後妻エイミー・ボイトンは継子たちとその嫁を引き連れて、
豪華客船で、イタリア(ベネチア)や、エジプトそして聖地エレサレムと旅をして行きます。
そして聖地エレサレムでエイミー・ボイトンは帰らぬ人となるのです。
人当たりの良い、感じの良いポアロが、ひとたび殺人事件が起こると、
別人のように、容疑者全員に容赦ない質問を浴びせるのが、さすが名探偵です。
豹変します。
『オリエント急行殺人事件』と似ているのは、容疑者を一箇所に集めて、ひとり、ひとりに疑問や動機の有無、アリバイを尋ねて行く所でしょうか。
犯人は意外な人物でした。
最後の最後に犯人が判明しますが、やや後出しジャンケン的ですね。
『スターウォーズ・シリーズ』のレイア姫・・キャリー・フィッシャー、ローレン・バコールが存在感を発揮しています。
観光巡りも楽しい映画でした。
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時刻、証言、ウソ
投稿日:2018/08/07
レビュアー:趣味は洋画
死海殺人事件(1988年アメリカ、カラー103分)
アガサ・クリスティ原作のいわゆる ‘殺人事件’ シリーズの中では、一般的に評価が低いとされてきた映画。74年「オリエント急行殺人事件」、77年「ナイル殺人事件」、80年「クリスタル殺人事件」、82年「地中海殺人事件」、そして84年「ドーバー海峡殺人事件」がある。
(サファリ殺人事件というのもあるにはあるが、それはちょっと置いておこう)
個人的には、面白さも年代の順番のような気がする。
本作は88年で、最後の作品。
1937年、アメリカ・ニュージャージー州。大富豪ボイントンが死去し、遺書には後妻エミリー(パイパー・ローリー)と、ボイントンの子供達にそれぞれ30万ドルを与えるとなっていた。傲慢なエミリーは、顧問弁護士コープ(デヴィッド・ソウル)の過去の失態を衝いて脅し、全財産をエミリーに遺贈する旨の遺書に変えさせる。先妻の子、レノックス(ニコラス・ゲスト)、キャロル(ヴァレリー・リチャーズ)、レイモンド(ジョン・ターレスキー)らは一様に驚く。そしてエミリーは3人の継子、レノックスの妻(キャリー・フィッシャー)等を連れてのヨーロッパ旅行を提案、各地の聖地を回る旅に出発する。イタリアでコープが加わり、一行は船でパレスチナへ。その船には名探偵ポワロ(ピーター・ユスチノフ)、英国議員ウェストホルム夫人(ローレン・バコール)、女医サラ(ジェニー・シーグローヴ)等が乗り合わせていた。そしてクムラン遺跡を見学した折、エミリーが毒殺された...。
冒頭に書いた「ナイル殺人事件」、「地中海殺人事件」に続いて、ポアロ役はピーター・ユスチノフ。
「オリエント急行殺人事件」のアルバート・フィニーと異なるのは、コミカルな雰囲気を出しながら犯人捜しをするところ。観ていて楽しい。
お馴染みの犯人捜しは、関係者の誰にも動機と機会があり、展開が読めないところがまたいい。
しかし、遺産相続のもつれかと思いきや、意外にもそうでなかったことに、やや戸惑いもある。
そこは観てのお楽しみ...。
ポアロの聞き取りに対する関係者の証言が、それぞれの時刻と共に語られる。
だが、整合性がなく、辻褄が会わない。
誰かがウソの証言をしているのか...それでも流石のポアロ、真犯人を暴き出す。
監督は数々の ‘チャールズ・ブロンソン映画’ を手掛けたことで知られるマイケル・ウィナー。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
音楽と観光地の撮り方が2時間ドラマっぽい
原作はアガサ・クリスティの「死との約束」
クリスティは、20年前にほぼ全作読破したものの内容は忘れてきている。。
忘れてるならもう一度楽しめるかな。と。。
クリスティ節、炸裂ですね。
嫌いな人はこれが嫌いなんだろうけど。
・看護婦だったときの知識をフル活用したトリック(今では珍しい知識でもないが)
・古き良き英国文化とツンケンした貴婦人(アメリカをちょっと小バカにしている。。)
・ヨーロッパや中東の舞台が多く観光気分(2番目の夫が考古学者だからか)
・家の間取りや家具の描写がとても丁寧(女性作家ならではの細やかな心理描写)
映像化すると舞台が豪華な2時間ドラマっぽい。。
船上パーティーで落として割れた毒入り飲み物にすぐにゴキ○リが集まって死ぬのは笑ってしまいました。
決して笑うシーンではないんですけど。。何その演出。。。
この作品の前に「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」「地中海殺人事件」が作られてると思うんですが
それらがものすごく豪華キャスト揃いでド派手なインパクトだったため、この作品は。。少し地味に見える。
昔はお正月!といったらテレビでは(深夜枠だけど)クリスティの○○殺人事件や
ヘップバーン主演作や風と共に去りぬが放送されていたのに近頃はもうやらないいんですね。。
それから名優のポワロもいいんだけど、NHKでさんざんデビッド・スーシェのポワロ見てきたから(原作のイメージぴったり)、何かキャラが物足りないのです。。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
小説だから映える演出、映像化には不向きなネタかも?
投稿日
2013/03/14
レビュアー
伝衛門
前回のレビューでもふれた今年の1月4日に発行された『東西ミステリー100』の国内編において
第8位にランクインした綾辻行人さんの『十角館の殺人』。
たぶん、この作品を映像化してしまえば白けるんだろうなぁ〜と思います。
(日本人がエラリーとかポウとか呼び合っても、孤島というシチュエーションもなぁ〜(・・。)ゞ )
(映像化されることの多い山田悠介さんの場合は、ある意味、文章が面白いのかも?(*^.^*))
作品の面白さに関わらずその性格上により、映像化に向いている作品、そうでない作品とありますが、
本作品は後者だと思っています。
殺人予告とも受け取れる密談をたまたま聞いてしまうことがポイントであり、
その背景が全て把握できる状況下ではドキドキ感は皆無なのです。
犠牲者となる未亡人がいかに悪女であるかとの描写は細やかに描写されていますが、
トリック・謎解き共に特筆すべきポイントは見当たらず。(・・。)ゞ
『華麗なるアリバイ』と違い、愛憎ドロドロ模様もパンチが効いておらず、
数年後に観直したとしても評価が上がることはないように感じました。
ポワロ、犯人に情けをかける
投稿日
2022/05/07
レビュアー
kazupon
監督:マイケル・ウィナー(1988年・米・103分・カラー)
原作:アガサ・クリスティ『Appointment with Death 死との約束』
ポワロ役は、『ナイル殺人事件』『地中海殺人事件』に続いてピーター・ユスティノフが演じている。中近東シリーズとも言うらしいが、観光地巡りの映像も嬉しい趣向になっている。
舞台は1937年のアメリカ。そして、ボイントン家の一行が家族で旅行するヨーロッパの各地。
ポワロとボイントン家の人々が出会ったのは、豪華客船での渡航中で、事件が起きるのは死海に面した聖地エルサレムである。
この旅行前、ボイントン家では当主であるニュージャージー州の大富豪エルマー・ボイントンが死去したばかりで、2通の遺言状を巡ってちょっとした“いざこざ”があったのだが、妻エミリー(パイパー・ローリー)は弁護士を脅して自分に有利な方を残し、もう1通は弁護士によって燃やされてしまっていた。
子供たちは父から「遺産は家族全員で平等に分けるように書き換えた」と聞いていたので、納得できないまま旅行に同行していたのだった。
そんな旅行中の彼らが母エミリーへの不満を募らせ、殺してしまおうと言っているのをポワロが物陰で偶然聞いてしまう。
そして、本当にエミリーは殺されてしまい、ポワロが家族や旅先で一緒になった人たちの証言やアリバイを検証して犯人を突き止めるという、いつもの流れになる。
観客は、危うくミスリードされそうになるが、エミリーの死因と犯行の方法から真犯人が自然と浮かび上がってくるのだった。
その真犯人は自ら命を絶ってしまうのだが、ポワロは「銃の暴発事故にして欲しい」と温情を示すのだ。
そう言えば、以前の事件でも同様なことがあったように思う。ポワロにとっては事件の概要を押さえ推理し、謎を解くまでが重要であるようだ。
それにしても…である。遺産相続が原因だろうと思わせておいて、結局はエミリーの昔の職業、そしてエミリーの言葉が災いしていたとは・・・
ピーター・ユスティノフのポワロも、ディスカスにある分は観終わったので満足。
ピンとはね上がった髭でもないし、デヴィッド・スーシェのように眼光鋭くもないけれど、ユスティノフのポワロは好々爺にみえて、いざとなると「灰色の脳細胞」を駆使するので侮れない。そこが魅力でもある。
ポアロ探偵のお髭が、ハネてませんね、ごく自然です。
投稿日
2018/10/25
レビュアー
カマンベール
1988年(アメリカ)
趣味は洋画さんのレビューを、今一度読み返しています。
アガサ・クリスティ原作のポアロ映画は、製作年の早い順番に評価が高く、この『死海殺人事件』が、1番評価が低いとのことです。
私は中では1番と言われる74年作品『オリエント急行殺人事件』のオリジナルしか観てません。
(リメイクのケネス・ブラナー監督・主演作は観ております)
ポアロはピーター・ユスティノスさん。
ケネス・ブラナーのポアロのお髭が、いかに大袈裟だったかが、
よおく分かりました。
ユスティノスさんのポアロのお髭は、殆どハネておりません。
財産家の夫が亡くなって、残された後妻は刑務官上がりの悪女。
財産を独り占めするために、死の直前に書き直された遺言書を、
弁護士を脅して、焼き捨てさせます。
そして後妻エイミー・ボイトンは継子たちとその嫁を引き連れて、
豪華客船で、イタリア(ベネチア)や、エジプトそして聖地エレサレムと旅をして行きます。
そして聖地エレサレムでエイミー・ボイトンは帰らぬ人となるのです。
人当たりの良い、感じの良いポアロが、ひとたび殺人事件が起こると、
別人のように、容疑者全員に容赦ない質問を浴びせるのが、さすが名探偵です。
豹変します。
『オリエント急行殺人事件』と似ているのは、容疑者を一箇所に集めて、ひとり、ひとりに疑問や動機の有無、アリバイを尋ねて行く所でしょうか。
犯人は意外な人物でした。
最後の最後に犯人が判明しますが、やや後出しジャンケン的ですね。
『スターウォーズ・シリーズ』のレイア姫・・キャリー・フィッシャー、ローレン・バコールが存在感を発揮しています。
観光巡りも楽しい映画でした。
時刻、証言、ウソ
投稿日
2018/08/07
レビュアー
趣味は洋画
死海殺人事件(1988年アメリカ、カラー103分)
アガサ・クリスティ原作のいわゆる ‘殺人事件’ シリーズの中では、一般的に評価が低いとされてきた映画。74年「オリエント急行殺人事件」、77年「ナイル殺人事件」、80年「クリスタル殺人事件」、82年「地中海殺人事件」、そして84年「ドーバー海峡殺人事件」がある。
(サファリ殺人事件というのもあるにはあるが、それはちょっと置いておこう)
個人的には、面白さも年代の順番のような気がする。
本作は88年で、最後の作品。
1937年、アメリカ・ニュージャージー州。大富豪ボイントンが死去し、遺書には後妻エミリー(パイパー・ローリー)と、ボイントンの子供達にそれぞれ30万ドルを与えるとなっていた。傲慢なエミリーは、顧問弁護士コープ(デヴィッド・ソウル)の過去の失態を衝いて脅し、全財産をエミリーに遺贈する旨の遺書に変えさせる。先妻の子、レノックス(ニコラス・ゲスト)、キャロル(ヴァレリー・リチャーズ)、レイモンド(ジョン・ターレスキー)らは一様に驚く。そしてエミリーは3人の継子、レノックスの妻(キャリー・フィッシャー)等を連れてのヨーロッパ旅行を提案、各地の聖地を回る旅に出発する。イタリアでコープが加わり、一行は船でパレスチナへ。その船には名探偵ポワロ(ピーター・ユスチノフ)、英国議員ウェストホルム夫人(ローレン・バコール)、女医サラ(ジェニー・シーグローヴ)等が乗り合わせていた。そしてクムラン遺跡を見学した折、エミリーが毒殺された...。
冒頭に書いた「ナイル殺人事件」、「地中海殺人事件」に続いて、ポアロ役はピーター・ユスチノフ。
「オリエント急行殺人事件」のアルバート・フィニーと異なるのは、コミカルな雰囲気を出しながら犯人捜しをするところ。観ていて楽しい。
お馴染みの犯人捜しは、関係者の誰にも動機と機会があり、展開が読めないところがまたいい。
しかし、遺産相続のもつれかと思いきや、意外にもそうでなかったことに、やや戸惑いもある。
そこは観てのお楽しみ...。
ポアロの聞き取りに対する関係者の証言が、それぞれの時刻と共に語られる。
だが、整合性がなく、辻褄が会わない。
誰かがウソの証言をしているのか...それでも流石のポアロ、真犯人を暴き出す。
監督は数々の ‘チャールズ・ブロンソン映画’ を手掛けたことで知られるマイケル・ウィナー。
音楽と観光地の撮り方が2時間ドラマっぽい
投稿日
2013/10/11
レビュアー
さるこ
原作はアガサ・クリスティの「死との約束」
クリスティは、20年前にほぼ全作読破したものの内容は忘れてきている。。
忘れてるならもう一度楽しめるかな。と。。
クリスティ節、炸裂ですね。
嫌いな人はこれが嫌いなんだろうけど。
・看護婦だったときの知識をフル活用したトリック(今では珍しい知識でもないが)
・古き良き英国文化とツンケンした貴婦人(アメリカをちょっと小バカにしている。。)
・ヨーロッパや中東の舞台が多く観光気分(2番目の夫が考古学者だからか)
・家の間取りや家具の描写がとても丁寧(女性作家ならではの細やかな心理描写)
映像化すると舞台が豪華な2時間ドラマっぽい。。
船上パーティーで落として割れた毒入り飲み物にすぐにゴキ○リが集まって死ぬのは笑ってしまいました。
決して笑うシーンではないんですけど。。何その演出。。。
この作品の前に「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」「地中海殺人事件」が作られてると思うんですが
それらがものすごく豪華キャスト揃いでド派手なインパクトだったため、この作品は。。少し地味に見える。
昔はお正月!といったらテレビでは(深夜枠だけど)クリスティの○○殺人事件や
ヘップバーン主演作や風と共に去りぬが放送されていたのに近頃はもうやらないいんですね。。
それから名優のポワロもいいんだけど、NHKでさんざんデビッド・スーシェのポワロ見てきたから(原作のイメージぴったり)、何かキャラが物足りないのです。。
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