冬の嵐 / メアリー・スティーンバージェン
冬の嵐
/アーサー・ペン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(14 )
解説・ストーリー
ある陰謀に巻き込まれた女優に襲いかかる恐怖を、M・スティーンバージェンが一人三役を演じて描いたミステリー・サスペンス。真冬のニューヨーク、一人の女が何者かに殺害され指を切り落とされる。一方、代役女優の応募に合格した売れない女優ケイティは、プロデューサの屋敷に連れていかれる。そんな中、不信な男の影にその場を逃げ出そうとして眠らされた彼女が目覚めると指が切断されていて……。
ある陰謀に巻き込まれた女優に襲いかかる恐怖を、M・スティーンバージェンが一人三役を演じて描いたミステリー・サスペンス。真冬のニューヨーク、一人の女が何者かに殺害され指を切り落とされる。一方、代役女優の応募に合格した売れない女優ケイティは、プロデューサの屋敷に連れていかれる。そんな中、不信な男の影にその場を逃げ出そうとして眠らされた彼女が目覚めると指が切断されていて……。
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「冬の嵐」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
ある陰謀に巻き込まれた女優に襲いかかる恐怖を、M・スティーンバージェンが一人三役を演じて描いたミステリー・サスペンス。真冬のニューヨーク、一人の女が何者かに殺害され指を切り落とされる。一方、代役女優の応募に合格した売れない女優ケイティは、プロデューサの屋敷に連れていかれる。そんな中、不信な男の影にその場を逃げ出そうとして眠らされた彼女が目覚めると指が切断されていて……。
「冬の嵐」 の作品情報
「冬の嵐」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
冬の嵐の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
101分
日本語
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
MGCC17262
2012年06月08日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
5枚
0人
0人
冬の嵐の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
101分
日本語
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
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2012年06月08日
在庫枚数
1位登録者:
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ユーザーレビュー:14件
当映画会は外界と隔絶した映画を好む傾向がありますねえ。
( ネタばれあり) 『 冬の嵐 』という題名で、監督がアーサー・ペンなので、シリアスなファミリー・ドラマかと思ったら、サスペンス・スリラーだったので意外。( 本作はツタヤの発掘名画にも選ばれていて、WOWOWの企画で斎藤工らが同じことを言っていました。) この手のジャンルの筆頭はもちろんヒッチコックなんだけど、『 探偵 スルース 』(1972,年 ローレンス・オリヴィエ マイケル・ケイン 監督ジョゼフ・L・マンキウィッツ )、『 デストラップ 死の罠 』(1982年 マイケル・ケイン クリストファー・リーヴ 監督シドニー・ルメット )、『 ミザリー 』(1990年 ジェームズ・カーン キャシー・ベイツ 監督ロブ・ライナー )など、一軒の家の室内、少人数の登場人物での心理サスペンスの映画はけっこうあります。 これらはその監督の作品の中ではふだん撮らないジャンルの異色のサスペンスもの、作家性よりも職人としての技量が発揮されていると言えるでしょうか。 まあウィリアム・ワイラーやロバート・ワイズだってシドニー・ルメット、マイク・ニコルズだって、ほんといろんなジャンルを撮っているのですけれど。 まあ地味というか、シブいキャストですね。 メアリー・スティーンバージェンも『 タイム・アフター・タイム 』についで当映画会2回目の登場。 よく役柄を演じ分けていました。 ロディ―・マクドウォールは『 わが谷は緑なりき 』の子役から『 ポセイドン・アドベンチャー 』、刑事コロンボのゲスト出演、『 ヘルハウス 』『 フライトナイト 』などいろいろ出てますが、ぼくらの世代で名前を覚えたのは『 猿の惑星 』のコーネリアス博士役( チンパンジーの特殊メイクなので顔は後から知りましたが) ヤン・ルーべスはどこで観た顔かと思ったら『 刑事ジョン・ブック 目撃者 』のアーミッシュの長老ね。 1945年の作品のリメイクで、どこかゆったりしたテンポでツッコミどころも多いし、ちょっと展開が先読みできる部分もあるにはあったけれど、けっこうドキドキ・ハラハラして、ほどよい怖さでした。 役者たちのアンサンブルと演出の力で作品としては十分成立しているのですが、歴史に残るような作品を撮っていて期待値が高いだけに低い評価のレビューも見られるのでしょうね。 フランケンハイマーやフリードキン、ルメットと共通して後期の世評が厳しいのは、やはり職人よりは作家の監督だからでしょうか。 ところで当会は『 たたり 』『 不意打ち 』など外界と隔絶した中でのドラマの映画お題に選ぶ傾向がありますねえ。 興味深い。 ( ykk1976さんの映画会 第92回のレビュー )
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古典的・正統派ミステリー
先ず、寝ている間に薬指を切断されたケイティ(売れない女優) の気持ちになって下さい。 薬指はズキズキ、ズキズキ痛みます。 秒針を刻むように激痛と疼痛が・・・そして痛み止めでボウッとする意識・・・。 監督はアーサー・ペン(俺たちに明日はない・・の監督)です。 1987年作品。 主演のメアリー・スティーンバージェンは一人三役です。 主役のケイティ(売れない女優) 資産家の夫人(資産目当てに夫を殺害)イヴリン。 そして、気の弱いイヴリンの妹ジュリー の三役です。上手く演じ分けています。 何故、ケイティがオーディションで役を射止めて、プロデューサーの住む邸宅に呼ばれたか? それは妹ジュリーに李二つだったからなのです。 冬の嵐が吹き荒れます。電話は不通。夫に連絡もつきません。 ここからは、密室ミステリーです。 プロデューサーを名乗る老人は車椅子の老医師。 忠信を誓う老人の執事。 寝ている間に切り落とされるケイティの薬指。 屋根裏部屋のジュリーの死体。 閉じ込められて、殺されるしかない状況の、切迫したケイティ。 ヒッチコック風です。 (ケイティの骨折した夫の足のギブス。運ばれるミルク) 絶対絶命のその時・・・・ シンプルだけど、結構怖かったです。
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一人三役を演じるM・スティーンバージェンのサスペンス面白かった♪
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1945年制作の映画「My Name Is Julia Ross」をアーサー・ペン監督がリメイクしたミステリー・サスペンスです。 メアリー・スティーンバージェンが一人三役を演じているのも必見です。 冬のニューヨーク、売れない女優ケイティは、“代役女優募集”の広告に誘われオーディションを受けるが、即決で採用される。 さっそく審査員のマレーが運転する車に乗せられ、プロジューサーで精神科医のルイスの屋敷に案内される。 ケイティは夫ロブに電話しようとするが猛吹雪で不通です。仕事は、ジュリーと言う女優の身代わりになり映画の1シーンを撮ると言うものでした。 しかし、そんなのは真っ赤な嘘でジュリーはすでに殺害されて屋根裏部屋に・・・。 実はジュリーの姉イヴリンが財産欲しさに夫を殺したが、その現場をジュリーに見られてしまったので殺害したのだ。 それを知ったルイスが、ケイテイを使いジュリーは生きていると思わせ、大金をせしめようとイヴリンを恐喝しようとしているのだ。 何も知らないケイティはジュリーに成り済まし・・・。しかし、どうも様子が変だと思ったケイティは恐くなり屋敷を逃げ出すがマレーに取り押さえられる。 その後、屋根裏部屋の電話だけが通じ恋人に殺されると助けを求める。しかし、ケイテイは睡眠薬を飲まされジュリーが切り落とされたと同じ指を切り落とされてしまう。 そこへ、イヴリンがやって来るが、ここからケイティの正念場でクライマックスに突入します。 ★巻き込まれ型ミステリー・サスペンスなので、最後まで目が離せませんでした。 また、M・スティーンバージェンが演じているケイティ、ジュリー、イヴリンの三役もなかなか良かったです。 古い作品だけどヒッチコックを思わせるようでとても面白かったです。おススメ致します!!
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一級品のサスペンス
投稿日:2012/06/12
レビュアー:カプチーノ
巻き込まれ型ミステリィの逸品。 映画のオーディションを受けに行った女優が犯罪に巻き込まれていく。 映画撮影のためということで雪が降り積もる田舎町の大邸宅に連れて行かれるヒロインのメアリィ・ステンバージェン。 その大邸宅には車椅子の医者とその召使がいて、彼らの言動・行動の怪しさにヒロインが、少しずつ気づいていく。 サスペンス映画なので、これ以上ストーリィを書くと面白さがなくなってしまうので、このあたりにします。 上のディスカスの映画解説も読まずに観るのがいいでしょう。 ヒロインの心境に同調しながら一級品のサスペンスが味わえます。 大邸宅に着くと徐々に謎が謎を呼び、頭の中で、どうなっているのかいろいろ考えることになり楽しいです。 原案、脚本、演出、映像、役者の演技、すべてが素晴らしい。 映画にグイグイ引きこまれていきます。 結末も十分納得のいくもので、面白かったです。 メアリィ・ステンバージェンは「ゴーイン・サウス」での演技が印象的で、 彼女の出演作を観たくなり、この映画を観たのですが、 容貌は地味ながら、個性と演技力はたいしたものだと思いました。 埋もれていた作品のようで、FOXのリクエスト・ライブラリィで復活ということですが、 ジャケットだと、とっつきにくい心理ドラマのようなイメージを与えてしまっていて、サスペンス映画に見えません。 ここは、もっと工夫が必要です。 ミステリ映画ファンからは拍手喝采間違いなしの傑作。
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ボディ・トリプル。
投稿日:2018/07/16
レビュアー:ぴよさん
(ネタバレ、あります) アルジェントの『オペラ座 血の喝采』が「目」の映画だとしたら、これは「指」の映画。 なんでもないシーンで、なぜかカメラが「指」を撮っている。(冒頭の看板、執拗に映さ れる謎の女の手元、部屋のオブジェなど)そうして観客の意識下に「指」が刷り込まれて いくのだ。中盤のクライマックスシーンへの布石だが、その事を知らなければ、これは 巧い見せ方に思う。 古くは『赤毛連盟』くらいから始まる、オーディション系ミステリーの、これは典型。 犯罪グループが目的を隠してオーディションをし、選ばれた人間を利用したり、犯罪に 巻き込んでいくカテゴリー(三池の『オーディション』は逆バージョンね)ネタ的には なかなか意外で、動機の詳細も容易には予想できなくて、楽しめる。 本作はプラス「雪の山荘」ジャンルでもあり、この手の設定をふんだんに盛り込んでいる。 (盛り込んだあげく、アクセントが薄まってしまった感は否めないけど) 何しろ、この手が好きなミステリ好きには、なかなか嬉しい雰囲気なのだ。 ヒロインの恋人が脚を骨折しているのと、Dr.ルイスの車椅子が、並列されている。 また、ビニール袋の金魚と、囚われのヒロイン。極めつけはヒロインの三並列と。 「それっぽい」設定や伏線張りがあちこちに見られ、映画的だ。 また、登場人物が何らかの“部分”を喪失しているのも、示唆的(感情の喪失も含め) 唯一、何も失っていなかったヒロインが大切な物を失うことで、全員の条件が揃い、 はじめてドラマが動き出す。 肝心の切断シーンも、モノ自体が表されないことで、ヒロインと「理不尽感」を 共有できる。失ったことにより、ヒロインの演技プランが確定する。覚悟が定まる ことで、急激に変容するメアリー・スティンバージェン。『ロッキー』における タリア・シャイアを彷彿とさせる。 ただ、多くの伏線張りの甘さも含め、アーサー・ペンの演出温度の低さは否めない。 「ヒッチを今さら越えようとは思わないけれど、これでも結構なもんでしょ」くらいの 低さ。せっかくのDr.ルイス&Mr.マレーも、その弱さゆえ、あまり活きない。もっと 強欲に、もっと異常に描いて欲しかった。ケイティが、咄嗟に入れ替わるところがこの ドラマの白眉の筈なのに、その部分の演出も弱い。ねちっこくするのが、趣味じゃなか ったんだろうな。傑作ミステリにはなり損ねた、しかし佳作。 (ykk1976さんの映画会・第92回)
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ユーザーレビュー
当映画会は外界と隔絶した映画を好む傾向がありますねえ。
投稿日
2018/07/15
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり) 『 冬の嵐 』という題名で、監督がアーサー・ペンなので、シリアスなファミリー・ドラマかと思ったら、サスペンス・スリラーだったので意外。( 本作はツタヤの発掘名画にも選ばれていて、WOWOWの企画で斎藤工らが同じことを言っていました。) この手のジャンルの筆頭はもちろんヒッチコックなんだけど、『 探偵 スルース 』(1972,年 ローレンス・オリヴィエ マイケル・ケイン 監督ジョゼフ・L・マンキウィッツ )、『 デストラップ 死の罠 』(1982年 マイケル・ケイン クリストファー・リーヴ 監督シドニー・ルメット )、『 ミザリー 』(1990年 ジェームズ・カーン キャシー・ベイツ 監督ロブ・ライナー )など、一軒の家の室内、少人数の登場人物での心理サスペンスの映画はけっこうあります。 これらはその監督の作品の中ではふだん撮らないジャンルの異色のサスペンスもの、作家性よりも職人としての技量が発揮されていると言えるでしょうか。 まあウィリアム・ワイラーやロバート・ワイズだってシドニー・ルメット、マイク・ニコルズだって、ほんといろんなジャンルを撮っているのですけれど。 まあ地味というか、シブいキャストですね。 メアリー・スティーンバージェンも『 タイム・アフター・タイム 』についで当映画会2回目の登場。 よく役柄を演じ分けていました。 ロディ―・マクドウォールは『 わが谷は緑なりき 』の子役から『 ポセイドン・アドベンチャー 』、刑事コロンボのゲスト出演、『 ヘルハウス 』『 フライトナイト 』などいろいろ出てますが、ぼくらの世代で名前を覚えたのは『 猿の惑星 』のコーネリアス博士役( チンパンジーの特殊メイクなので顔は後から知りましたが) ヤン・ルーべスはどこで観た顔かと思ったら『 刑事ジョン・ブック 目撃者 』のアーミッシュの長老ね。 1945年の作品のリメイクで、どこかゆったりしたテンポでツッコミどころも多いし、ちょっと展開が先読みできる部分もあるにはあったけれど、けっこうドキドキ・ハラハラして、ほどよい怖さでした。 役者たちのアンサンブルと演出の力で作品としては十分成立しているのですが、歴史に残るような作品を撮っていて期待値が高いだけに低い評価のレビューも見られるのでしょうね。 フランケンハイマーやフリードキン、ルメットと共通して後期の世評が厳しいのは、やはり職人よりは作家の監督だからでしょうか。 ところで当会は『 たたり 』『 不意打ち 』など外界と隔絶した中でのドラマの映画お題に選ぶ傾向がありますねえ。 興味深い。 ( ykk1976さんの映画会 第92回のレビュー )
古典的・正統派ミステリー
投稿日
2015/11/18
レビュアー
カマンベール
先ず、寝ている間に薬指を切断されたケイティ(売れない女優) の気持ちになって下さい。 薬指はズキズキ、ズキズキ痛みます。 秒針を刻むように激痛と疼痛が・・・そして痛み止めでボウッとする意識・・・。 監督はアーサー・ペン(俺たちに明日はない・・の監督)です。 1987年作品。 主演のメアリー・スティーンバージェンは一人三役です。 主役のケイティ(売れない女優) 資産家の夫人(資産目当てに夫を殺害)イヴリン。 そして、気の弱いイヴリンの妹ジュリー の三役です。上手く演じ分けています。 何故、ケイティがオーディションで役を射止めて、プロデューサーの住む邸宅に呼ばれたか? それは妹ジュリーに李二つだったからなのです。 冬の嵐が吹き荒れます。電話は不通。夫に連絡もつきません。 ここからは、密室ミステリーです。 プロデューサーを名乗る老人は車椅子の老医師。 忠信を誓う老人の執事。 寝ている間に切り落とされるケイティの薬指。 屋根裏部屋のジュリーの死体。 閉じ込められて、殺されるしかない状況の、切迫したケイティ。 ヒッチコック風です。 (ケイティの骨折した夫の足のギブス。運ばれるミルク) 絶対絶命のその時・・・・ シンプルだけど、結構怖かったです。
一人三役を演じるM・スティーンバージェンのサスペンス面白かった♪
投稿日
2013/09/01
レビュアー
mikitty.
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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1945年制作の映画「My Name Is Julia Ross」をアーサー・ペン監督がリメイクしたミステリー・サスペンスです。 メアリー・スティーンバージェンが一人三役を演じているのも必見です。 冬のニューヨーク、売れない女優ケイティは、“代役女優募集”の広告に誘われオーディションを受けるが、即決で採用される。 さっそく審査員のマレーが運転する車に乗せられ、プロジューサーで精神科医のルイスの屋敷に案内される。 ケイティは夫ロブに電話しようとするが猛吹雪で不通です。仕事は、ジュリーと言う女優の身代わりになり映画の1シーンを撮ると言うものでした。 しかし、そんなのは真っ赤な嘘でジュリーはすでに殺害されて屋根裏部屋に・・・。 実はジュリーの姉イヴリンが財産欲しさに夫を殺したが、その現場をジュリーに見られてしまったので殺害したのだ。 それを知ったルイスが、ケイテイを使いジュリーは生きていると思わせ、大金をせしめようとイヴリンを恐喝しようとしているのだ。 何も知らないケイティはジュリーに成り済まし・・・。しかし、どうも様子が変だと思ったケイティは恐くなり屋敷を逃げ出すがマレーに取り押さえられる。 その後、屋根裏部屋の電話だけが通じ恋人に殺されると助けを求める。しかし、ケイテイは睡眠薬を飲まされジュリーが切り落とされたと同じ指を切り落とされてしまう。 そこへ、イヴリンがやって来るが、ここからケイティの正念場でクライマックスに突入します。 ★巻き込まれ型ミステリー・サスペンスなので、最後まで目が離せませんでした。 また、M・スティーンバージェンが演じているケイティ、ジュリー、イヴリンの三役もなかなか良かったです。 古い作品だけどヒッチコックを思わせるようでとても面白かったです。おススメ致します!!
一級品のサスペンス
投稿日
2012/06/12
レビュアー
カプチーノ
巻き込まれ型ミステリィの逸品。 映画のオーディションを受けに行った女優が犯罪に巻き込まれていく。 映画撮影のためということで雪が降り積もる田舎町の大邸宅に連れて行かれるヒロインのメアリィ・ステンバージェン。 その大邸宅には車椅子の医者とその召使がいて、彼らの言動・行動の怪しさにヒロインが、少しずつ気づいていく。 サスペンス映画なので、これ以上ストーリィを書くと面白さがなくなってしまうので、このあたりにします。 上のディスカスの映画解説も読まずに観るのがいいでしょう。 ヒロインの心境に同調しながら一級品のサスペンスが味わえます。 大邸宅に着くと徐々に謎が謎を呼び、頭の中で、どうなっているのかいろいろ考えることになり楽しいです。 原案、脚本、演出、映像、役者の演技、すべてが素晴らしい。 映画にグイグイ引きこまれていきます。 結末も十分納得のいくもので、面白かったです。 メアリィ・ステンバージェンは「ゴーイン・サウス」での演技が印象的で、 彼女の出演作を観たくなり、この映画を観たのですが、 容貌は地味ながら、個性と演技力はたいしたものだと思いました。 埋もれていた作品のようで、FOXのリクエスト・ライブラリィで復活ということですが、 ジャケットだと、とっつきにくい心理ドラマのようなイメージを与えてしまっていて、サスペンス映画に見えません。 ここは、もっと工夫が必要です。 ミステリ映画ファンからは拍手喝采間違いなしの傑作。
ボディ・トリプル。
投稿日
2018/07/16
レビュアー
ぴよさん
(ネタバレ、あります) アルジェントの『オペラ座 血の喝采』が「目」の映画だとしたら、これは「指」の映画。 なんでもないシーンで、なぜかカメラが「指」を撮っている。(冒頭の看板、執拗に映さ れる謎の女の手元、部屋のオブジェなど)そうして観客の意識下に「指」が刷り込まれて いくのだ。中盤のクライマックスシーンへの布石だが、その事を知らなければ、これは 巧い見せ方に思う。 古くは『赤毛連盟』くらいから始まる、オーディション系ミステリーの、これは典型。 犯罪グループが目的を隠してオーディションをし、選ばれた人間を利用したり、犯罪に 巻き込んでいくカテゴリー(三池の『オーディション』は逆バージョンね)ネタ的には なかなか意外で、動機の詳細も容易には予想できなくて、楽しめる。 本作はプラス「雪の山荘」ジャンルでもあり、この手の設定をふんだんに盛り込んでいる。 (盛り込んだあげく、アクセントが薄まってしまった感は否めないけど) 何しろ、この手が好きなミステリ好きには、なかなか嬉しい雰囲気なのだ。 ヒロインの恋人が脚を骨折しているのと、Dr.ルイスの車椅子が、並列されている。 また、ビニール袋の金魚と、囚われのヒロイン。極めつけはヒロインの三並列と。 「それっぽい」設定や伏線張りがあちこちに見られ、映画的だ。 また、登場人物が何らかの“部分”を喪失しているのも、示唆的(感情の喪失も含め) 唯一、何も失っていなかったヒロインが大切な物を失うことで、全員の条件が揃い、 はじめてドラマが動き出す。 肝心の切断シーンも、モノ自体が表されないことで、ヒロインと「理不尽感」を 共有できる。失ったことにより、ヒロインの演技プランが確定する。覚悟が定まる ことで、急激に変容するメアリー・スティンバージェン。『ロッキー』における タリア・シャイアを彷彿とさせる。 ただ、多くの伏線張りの甘さも含め、アーサー・ペンの演出温度の低さは否めない。 「ヒッチを今さら越えようとは思わないけれど、これでも結構なもんでしょ」くらいの 低さ。せっかくのDr.ルイス&Mr.マレーも、その弱さゆえ、あまり活きない。もっと 強欲に、もっと異常に描いて欲しかった。ケイティが、咄嗟に入れ替わるところがこの ドラマの白眉の筈なのに、その部分の演出も弱い。ねちっこくするのが、趣味じゃなか ったんだろうな。傑作ミステリにはなり損ねた、しかし佳作。 (ykk1976さんの映画会・第92回)
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冬の嵐
(C)2012 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. ※こちらはイメージ画像になります。