真珠郎 / 古谷一行
全体の平均評価点: (5点満点)
(3)
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「真珠郎」 の解説・あらすじ・ストーリー
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「真珠郎」 の作品情報
「真珠郎」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
真珠郎の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
143分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR71726 |
2014年01月22日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
0枚
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0人
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真珠郎の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
143分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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DABR71726 |
2014年01月22日
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1位登録者: |
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ユーザーレビュー:3件
真珠郎はどこにいる
横溝正史原作の怪奇ミステリー。
元々は、探偵・由利麟太郎が活躍する物語だが、作者の了承のもと、金田一耕助シリーズとしてドラマ化したようだ。
本ドラマにおける金田一耕助役は古谷一行。
歴代の金田一役としては、石坂浩二と並ぶ敵役と思う。
全3話からなる物語で、毎回「真珠郎はどこにいる」という古めかしいナレーションが入る。
真珠郎とは、この上ない美貌とは裏腹に狂気の心を持った絶世の美青年らしい。
椎名肇(原田大二郎)と乙骨三四郎(おつこつさんしろう/中山仁)は、連れ立って信州へ旅をすることになった。
二人は、そこで真珠郎の姿を目撃すると共に奇怪な事件に巻き込まれて行く。
横溝正史らしい―あるいは、金田一シリーズらしいと言うのか―
「謎の老婆」「生首」「首なし死体」「逃げ水の淵」という怪しげな雰囲気に満ちていた。
ただ、「真珠郎」とタイトルをつけるのだから、もっと真珠郎役を厳選してもよかったのでは?と思った。
真珠郎に扮した女優さんも綺麗には違いないが、椎名や乙骨を虜にする由美(大谷直子)の美しさに負けていた。
しかし、髪の毛を掻きむしる古谷一行の金田一と、相棒の警部役・日和警部を演じた長門勇のオトボケぶりが良かった。
金田一耕助シリーズに「ハズレ無し」かも。
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ピーターパン
古谷一行の金田一耕助シリーズ
シーズン2のエピソード2です。
この物語は
実は金田一が登場するシリーズのものではなく
他の探偵が登場する
単に「横溝作品」というだけだったようですが
実写化するにあたり
探偵は金田一にチェンジされ
シリーズに組み込まれることになったようです。
原作の評価が高かったからでしょうか。
確かに観ると面白いんです。
で、もともと金田一が登場する物語ではなかったからなのか
今回はかな〜〜り強引な形で登場します(笑)
このテレビシリーズは
その物語によって
エピソード数が増えたり減ったりするシステムで
今回の「真珠郎」は全3話
中だるみも停滞もすることなく
面白いまま最後まで進みます。
ボクはこの「真珠郎」というタイトルの意味が全くわからず
観る前は「知らない単語」「知らないカテゴリーの言葉」だと思っていて
その意味が知りたいとも思っていましたが
何のことはない
単なる人名だったという(笑)
まさかこんな名前なんて!
何たるハイセンスなネーミング!(笑)
今回金田一が解き明かす謎も
横溝作品の各種設定が期待を損なうことなくテンコ盛りになったもの
これだよねぇコレ!と
そのおぞましさや卑しさ
クレイジーないかれっぷりが楽しいです。
犯人の「これぞ金田一シリーズ」という結末も
裏切りなく描かれています。
そして、冒頭の映像を観て
誰もが思うであろう素朴な疑問が
実は作り手の想定内で
それが終盤の謎解き時に「してやられた感」を増幅させるポイントのひとつに
兎に角うまく練られた展開で楽しく
金田一シリーズらしい娯楽に仕上がっています。
ボクは原田大二郎ってだけで笑っちゃうような年代なので
(イケメン推しだった時代を知らない)
原田さんが出てくると常にちょっとニヤっとしてしまいました。
あ、忘れちゃいけない金田一のパートナー・日和警部は
強引を通り越して
そこにいることがミステリーな登場の仕方をします。
真珠郎はピーターパンにしか見えませんでした(笑)
ホタルがティンカーベルズ(笑)
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出た大映の雲
出だしに人の顔の雲のシーンがあり、これもしかして、伝説の大映の雲の一つかもと思いました。
伝説の大映の雲とは、キルビルの赤い雲であり、吸血鬼ゴケミドロの赤い雲で、これを見た映画監督はみんなノックアウトの雲です。
詳しいことは吸血鬼ゴケミドロ(キルビルだったかも)を借りて、音声解説を聞いてください。
妖しげな雲、大映の雲書きさんが書いたのか。
次のあれーは真珠郎が木の下にいて、蛍を食べるシーン。これ相当気合が入ったシーンと噂があり、どんだけめんどくさいことをして作ったのでしょう。
また次のあれーは、真珠郎の父と母が連れてこられる引き車のシーン。これも、えらく味わいがある。
また次のあれーは、真珠郎の遺体発掘の下からライト。迫力あり過ぎだけど、一瞬。
この作品、映画の予算は出せない軽さの中に、上級映画のエッセンスがチカチカ出てくる。
映画フィルムで撮ったはずなので、そこからの本格的なリマスターが待たれるほどの作品です。
多分、この監督さん、この作品をとるとき、えらく気合が入っていたはず。生きていたら、次回はBD販売、監督の音声解説付きでお願いします。
原田大二郎さんがとっても眩しいほど光った時代の作品です。
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ユーザーレビュー
真珠郎はどこにいる
投稿日
2019/09/04
レビュアー
kazupon
横溝正史原作の怪奇ミステリー。
元々は、探偵・由利麟太郎が活躍する物語だが、作者の了承のもと、金田一耕助シリーズとしてドラマ化したようだ。
本ドラマにおける金田一耕助役は古谷一行。
歴代の金田一役としては、石坂浩二と並ぶ敵役と思う。
全3話からなる物語で、毎回「真珠郎はどこにいる」という古めかしいナレーションが入る。
真珠郎とは、この上ない美貌とは裏腹に狂気の心を持った絶世の美青年らしい。
椎名肇(原田大二郎)と乙骨三四郎(おつこつさんしろう/中山仁)は、連れ立って信州へ旅をすることになった。
二人は、そこで真珠郎の姿を目撃すると共に奇怪な事件に巻き込まれて行く。
横溝正史らしい―あるいは、金田一シリーズらしいと言うのか―
「謎の老婆」「生首」「首なし死体」「逃げ水の淵」という怪しげな雰囲気に満ちていた。
ただ、「真珠郎」とタイトルをつけるのだから、もっと真珠郎役を厳選してもよかったのでは?と思った。
真珠郎に扮した女優さんも綺麗には違いないが、椎名や乙骨を虜にする由美(大谷直子)の美しさに負けていた。
しかし、髪の毛を掻きむしる古谷一行の金田一と、相棒の警部役・日和警部を演じた長門勇のオトボケぶりが良かった。
金田一耕助シリーズに「ハズレ無し」かも。
ピーターパン
投稿日
2019/07/13
レビュアー
ビンス
古谷一行の金田一耕助シリーズ
シーズン2のエピソード2です。
この物語は
実は金田一が登場するシリーズのものではなく
他の探偵が登場する
単に「横溝作品」というだけだったようですが
実写化するにあたり
探偵は金田一にチェンジされ
シリーズに組み込まれることになったようです。
原作の評価が高かったからでしょうか。
確かに観ると面白いんです。
で、もともと金田一が登場する物語ではなかったからなのか
今回はかな〜〜り強引な形で登場します(笑)
このテレビシリーズは
その物語によって
エピソード数が増えたり減ったりするシステムで
今回の「真珠郎」は全3話
中だるみも停滞もすることなく
面白いまま最後まで進みます。
ボクはこの「真珠郎」というタイトルの意味が全くわからず
観る前は「知らない単語」「知らないカテゴリーの言葉」だと思っていて
その意味が知りたいとも思っていましたが
何のことはない
単なる人名だったという(笑)
まさかこんな名前なんて!
何たるハイセンスなネーミング!(笑)
今回金田一が解き明かす謎も
横溝作品の各種設定が期待を損なうことなくテンコ盛りになったもの
これだよねぇコレ!と
そのおぞましさや卑しさ
クレイジーないかれっぷりが楽しいです。
犯人の「これぞ金田一シリーズ」という結末も
裏切りなく描かれています。
そして、冒頭の映像を観て
誰もが思うであろう素朴な疑問が
実は作り手の想定内で
それが終盤の謎解き時に「してやられた感」を増幅させるポイントのひとつに
兎に角うまく練られた展開で楽しく
金田一シリーズらしい娯楽に仕上がっています。
ボクは原田大二郎ってだけで笑っちゃうような年代なので
(イケメン推しだった時代を知らない)
原田さんが出てくると常にちょっとニヤっとしてしまいました。
あ、忘れちゃいけない金田一のパートナー・日和警部は
強引を通り越して
そこにいることがミステリーな登場の仕方をします。
真珠郎はピーターパンにしか見えませんでした(笑)
ホタルがティンカーベルズ(笑)
出た大映の雲
投稿日
2014/08/18
レビュアー
スーパーマン
出だしに人の顔の雲のシーンがあり、これもしかして、伝説の大映の雲の一つかもと思いました。
伝説の大映の雲とは、キルビルの赤い雲であり、吸血鬼ゴケミドロの赤い雲で、これを見た映画監督はみんなノックアウトの雲です。
詳しいことは吸血鬼ゴケミドロ(キルビルだったかも)を借りて、音声解説を聞いてください。
妖しげな雲、大映の雲書きさんが書いたのか。
次のあれーは真珠郎が木の下にいて、蛍を食べるシーン。これ相当気合が入ったシーンと噂があり、どんだけめんどくさいことをして作ったのでしょう。
また次のあれーは、真珠郎の父と母が連れてこられる引き車のシーン。これも、えらく味わいがある。
また次のあれーは、真珠郎の遺体発掘の下からライト。迫力あり過ぎだけど、一瞬。
この作品、映画の予算は出せない軽さの中に、上級映画のエッセンスがチカチカ出てくる。
映画フィルムで撮ったはずなので、そこからの本格的なリマスターが待たれるほどの作品です。
多分、この監督さん、この作品をとるとき、えらく気合が入っていたはず。生きていたら、次回はBD販売、監督の音声解説付きでお願いします。
原田大二郎さんがとっても眩しいほど光った時代の作品です。
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