第一容疑者　６

今回は全体通してまとまりが良く、ラストもスカッとします。
それも、第１話で登場したマーロウが相手！
逮捕はしたものの、最後まで無実を主張して終わった第１話。
まさか、ここに来て続編が作られるとは。。。
シリーズを通して見ていた視聴者に対するサプライズといったところでしょうか。
相変わらず頑固なテニスン警視。今回は経理に回されている^^;
それでもがんばり続ける彼女は凄いなぁと感心してしまうのです。
まぁ、またタバコを吸い出したのも致し方ないかなと同情までしてしまったりして　笑
今回は、第１話で語られなかった新事実と新たな証拠によって明確な答えが出されているので見ていて気持ちが良いです。
どんどんすれていくテニスン警視が痛々しいところですが、続きも気になる作品です。

ストーリーは実にリアルで地味かもしれないが、新鮮で面白かった。凄い展開で犯人が捕まるでなくコツコツと事実を固め犯人逮捕するしかも自分の勤務地でなく仲間もいない状況でその土地の習慣や人間関係に振り回されながら。しかし一点だけ僕が早送りしたのが、主人公は５０歳を超えた女性だが情事シーンはキツかった。
海外ドラマは結構見ているが熟女のベッドシーンが多い。話は面白いのに別にこのシーン無くてもいいと思った。第７巻は情事シーンが多くて辛かった。一部のマニアには受けてるのかな？

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よくテニスンはこんな環境下で仕事ができるものだと感心する。
差別や偏見や、出世しか考えていない無能な上役、無知な部下（捜査官）…かわいそうです。

まだまだ科学捜査が導入される前なので、聞き込みを中心に、足で捜査する。
大変だなぁとしみじみ思う。
それとほんの１０年前は、オフィスでタバコ…
今では思い切り違和感ですよね。
「え、吸っていいの？」みたいな。

誰を信じていいのか分からない環境で、経理の仕事にまわされたテニスン。

最初から見ているけれど、登場人物が多すぎて、誰が誰なのか、よく分からない…
すぐ上の上司と、あの男性捜査官くらいしか覚えていない。
初期の頃、殺人課の警部が心臓発作で倒れ、その後任となった。
で、当然のことながら、信頼されず、反発にあうけれど、解決して、団結した…のが、
急に事件をはずされたり、風紀課に移されたり…
時間の流れがいまいちよく分からないことがある。
それでも、今の警察系のドラマにはない設定が面白く思う。

相変わらず、むくれ顔のテニスン警部。いったい誰を信用したらいいの？でも、そこは、しぶとく！あの手この手で、やり抜いてくれますよ。

連続で見ている方には、スカッとくる、ラストでのお楽しみもあります。「よし、よくやった！！」私も拍手喝采です。

英国風の地味な捜査を重視しながら、社会と組織の偏見・階級差から距離を置いてるテニスン警視は苦労が絶えない。
私生活での交際も、したがい、男性が望む女性であるべき二重人格の罠を掻い潜って、悩みの多いキャリアーを丁寧に演じてる。
それが停職中でも分析・統合・帰納して、人質の確保のために組織を動かせたプロ根性に制作陣の「テーマ」がある。
この事件が解決して復職したことは、納得。が、「パーテイ」でワインを上司の集う円卓席にぶちまけたのは快挙であった。
と妻の言い分もわかる。けれど同席した愛人の「サイコセラピー」はどう次回に繋がるのか困惑しながらシリーズ第二を期待してます。