こちらの作品もおすすめ
こちらの作品もおすすめ
太平洋戦争末期、連合軍に封鎖されたキスカ島には、数百の将兵が残されていた。司令部は救出艦隊を組織、大村少将を指揮官として派遣するが……。霧にまぎれて救出したという史実を、そのまま画面に再現している。
太平洋戦争末期、連合軍に封鎖されたキスカ島には、数百の将兵が残されていた。司令部は救出艦隊を組織、大村少将を指揮官として派遣するが……。霧にまぎれて救出したという史実を、そのまま画面に再現している。
製作年: |
1965年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
95分 | 日本語 | 日:モノラル/4chステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV16233R | 2006年08月04日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
95分
字幕:
日本語
音声:
日:モノラル/4chステレオ
レイティング:
記番:
TDV16233R
レンタル開始日:
2006年08月04日
在庫枚数
1枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
95分 | 日本語 | 日:モノラル/4chステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV16233R | 2006年08月04日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
95分
字幕:
日本語
音声:
日:モノラル/4chステレオ
レイティング:
記番:
TDV16233R
レンタル開始日:
2006年08月04日
在庫枚数
1枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
タイトル以上
約210,000
タイトル以上
約250,000
タイトル以上
※2022年2月 現在のタイトル数
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
第二次世界大戦における日本海軍のかの有名な「キスカ島撤退作戦」を描いた骨太戦争映画。真珠湾奇襲攻撃の大戦果を皮切りに英米対戦に突入した日本帝国海軍だが、以降じり貧の戦いを強いられる中、撤退作戦ではあるけれど奇跡的な成功を収めたこの作戦は、胸がすっとする数少ない題材なのである。
映画は史実に沿って構成されてはいるが、部分的に脚色がなされていたり、登場人物は仮名が用いられている。従って、完全なるノンフィクションではなく、英雄伝説的な映画ととらえた方がいいかもしれない。とはいえ、この題材を扱った映画はこれしかないので、是非歴史を知る上でも見ていただきたい。監督は丸山誠二で著名作は少ないが、実直な作風が好感を呼ぶ。
このキスカ島撤退作戦「ケ号作戦」の舞台となるキスカ島は、日本のはるか北方のアリューシャン列島に位置し、アッツ島とともにアメリカの最北西端の本土である。日本軍は北方戦を優位に進めるためと、米本土を占領したという精神的打撃を与えるために、アッツ島とキスカ島を占領するのだ。昭和17年のことである。当然のことながらアメリカは反撃を試み、圧倒的兵力で昭和 18年5月に大本営から見捨てられ孤立した日本陸軍アッツ島守備隊2,000名余りが玉砕する。陸軍北方軍司令官樋口少将は、せめて同様に孤立したキスカ島の守備隊 5,200名を撤退させようと提言し、大本営を納得させる。しかし、すでにキスカ島周辺には米軍基地が設置され、戦艦等が包囲していたのだ。
この無謀な作戦の役割を得たのが海軍第5艦隊で、当初は潜水艦隊による撤退作戦を試みるが失敗。続いて第5艦隊長官加瀬中将の指揮下の第1水雷戦隊司令官木村昌福少将が、軽巡洋艦及び駆逐艦を主体とした水上艦によって濃霧を利用した撤退作戦「ケ号作戦」を実施する。昭和18 年7月7日頃の第1回目は霧が薄くなったため、キスカ島目前で引き返すが、この行動が大本営や第5艦隊司令部に臆病と非難される。しかし、満を持して7月29日に2回目のキスカ湾突入を果たし、全員無事に撤収することができたのだ。
実際に作戦を実施したのは、旗艦軽巡阿武隈以下、軽巡多摩、木曽、駆逐艦朝雲ほか11隻。駆逐艦には最新鋭の高速駆逐艦島風も木村司令官の要望で加わっている。
この映画では、キスカ島撤退作戦を提言し実施させたのは第5艦隊長官川島中将(=加瀬中将)という設定になっている。また、第1水雷戦隊司令官に大村少将(=木村少将)を任命したのは、同期の川島中将ということになっている。さらに、撤退作戦実施にあたって、通信封鎖のために陸軍北方軍参謀藤井一美少佐が潜水艦で事前上陸を果たして作戦を守備隊に通告したというのが史実だが、映画ではこれが海軍の寺井先任参謀が行ったことになっている。潜水艦が海浜に座礁して魚雷発射管から脱出するシーンは一致する。こういった点で若干の脚色は見られるものの、全体としては間違ったストーリーではないと言えようか。
第1水雷戦隊司令官木村昌福少将は、成績が悪く同期から大きく出世が遅れた人物として知られる。しかし、人間的に人望が厚く、冷静で温情的な部分が評価されている。実際に、第1回目の作戦で無理に突入していれば、艦隊の全滅もあったかもしれず、奇跡の撤退が可能となったのも彼の冷静さとも言われている。映画中でもどっしりと構え、冷静な姿としてを描かれている。特に、1回目の帰投により上下から突き上げを食らっている最中に、平然と将棋を打っている木村少将の姿を見て、第5艦隊の川合参謀が「もう安心した」と帰っていくシーンは有名だが、彼の性格を良くあらわしている。
この木村少将役は三船敏郎が好演。このほか加瀬中将役の山村聡など脇役も演技派俳優を揃えて、重厚な雰囲気を作り出している。
ストーリー的にはいささかベタな展開もまま見られるのだが、アッツ島玉砕の悲劇の重苦しさを背に背負いながら、キスカ島の守備隊の姿、第1水雷戦隊の操艦シーンなどをうまく織り込んでおり、飽きない作りとなっている。
米軍によるキスカ島空爆シーン、艦船シーンは円谷特撮が駆使されている。独特の動きとリアル感で良くできている。
映像的にもストーリー的にもまあまあの出来なのだが、それ以上に日本人にとっては数少ない成功劇としてすっきりとする映画なのだ。それ故、映画の完成度という点で評価を1段階アップした(笑)。作戦成功時には思わず拍手してしまう爽快さを堪能していただきたい。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
すでに何度もみた作品ながら、やはり何度みても良い
派手な先頭シーンや演出はないのに、のめり込める臨場感
特に終局での艦隊入港のシーンは感動的でした
このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:14件
投稿日
2009/03/31
レビュアー
カポーン※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
第二次世界大戦における日本海軍のかの有名な「キスカ島撤退作戦」を描いた骨太戦争映画。真珠湾奇襲攻撃の大戦果を皮切りに英米対戦に突入した日本帝国海軍だが、以降じり貧の戦いを強いられる中、撤退作戦ではあるけれど奇跡的な成功を収めたこの作戦は、胸がすっとする数少ない題材なのである。
映画は史実に沿って構成されてはいるが、部分的に脚色がなされていたり、登場人物は仮名が用いられている。従って、完全なるノンフィクションではなく、英雄伝説的な映画ととらえた方がいいかもしれない。とはいえ、この題材を扱った映画はこれしかないので、是非歴史を知る上でも見ていただきたい。監督は丸山誠二で著名作は少ないが、実直な作風が好感を呼ぶ。
このキスカ島撤退作戦「ケ号作戦」の舞台となるキスカ島は、日本のはるか北方のアリューシャン列島に位置し、アッツ島とともにアメリカの最北西端の本土である。日本軍は北方戦を優位に進めるためと、米本土を占領したという精神的打撃を与えるために、アッツ島とキスカ島を占領するのだ。昭和17年のことである。当然のことながらアメリカは反撃を試み、圧倒的兵力で昭和 18年5月に大本営から見捨てられ孤立した日本陸軍アッツ島守備隊2,000名余りが玉砕する。陸軍北方軍司令官樋口少将は、せめて同様に孤立したキスカ島の守備隊 5,200名を撤退させようと提言し、大本営を納得させる。しかし、すでにキスカ島周辺には米軍基地が設置され、戦艦等が包囲していたのだ。
この無謀な作戦の役割を得たのが海軍第5艦隊で、当初は潜水艦隊による撤退作戦を試みるが失敗。続いて第5艦隊長官加瀬中将の指揮下の第1水雷戦隊司令官木村昌福少将が、軽巡洋艦及び駆逐艦を主体とした水上艦によって濃霧を利用した撤退作戦「ケ号作戦」を実施する。昭和18 年7月7日頃の第1回目は霧が薄くなったため、キスカ島目前で引き返すが、この行動が大本営や第5艦隊司令部に臆病と非難される。しかし、満を持して7月29日に2回目のキスカ湾突入を果たし、全員無事に撤収することができたのだ。
実際に作戦を実施したのは、旗艦軽巡阿武隈以下、軽巡多摩、木曽、駆逐艦朝雲ほか11隻。駆逐艦には最新鋭の高速駆逐艦島風も木村司令官の要望で加わっている。
この映画では、キスカ島撤退作戦を提言し実施させたのは第5艦隊長官川島中将(=加瀬中将)という設定になっている。また、第1水雷戦隊司令官に大村少将(=木村少将)を任命したのは、同期の川島中将ということになっている。さらに、撤退作戦実施にあたって、通信封鎖のために陸軍北方軍参謀藤井一美少佐が潜水艦で事前上陸を果たして作戦を守備隊に通告したというのが史実だが、映画ではこれが海軍の寺井先任参謀が行ったことになっている。潜水艦が海浜に座礁して魚雷発射管から脱出するシーンは一致する。こういった点で若干の脚色は見られるものの、全体としては間違ったストーリーではないと言えようか。
第1水雷戦隊司令官木村昌福少将は、成績が悪く同期から大きく出世が遅れた人物として知られる。しかし、人間的に人望が厚く、冷静で温情的な部分が評価されている。実際に、第1回目の作戦で無理に突入していれば、艦隊の全滅もあったかもしれず、奇跡の撤退が可能となったのも彼の冷静さとも言われている。映画中でもどっしりと構え、冷静な姿としてを描かれている。特に、1回目の帰投により上下から突き上げを食らっている最中に、平然と将棋を打っている木村少将の姿を見て、第5艦隊の川合参謀が「もう安心した」と帰っていくシーンは有名だが、彼の性格を良くあらわしている。
この木村少将役は三船敏郎が好演。このほか加瀬中将役の山村聡など脇役も演技派俳優を揃えて、重厚な雰囲気を作り出している。
ストーリー的にはいささかベタな展開もまま見られるのだが、アッツ島玉砕の悲劇の重苦しさを背に背負いながら、キスカ島の守備隊の姿、第1水雷戦隊の操艦シーンなどをうまく織り込んでおり、飽きない作りとなっている。
米軍によるキスカ島空爆シーン、艦船シーンは円谷特撮が駆使されている。独特の動きとリアル感で良くできている。
映像的にもストーリー的にもまあまあの出来なのだが、それ以上に日本人にとっては数少ない成功劇としてすっきりとする映画なのだ。それ故、映画の完成度という点で評価を1段階アップした(笑)。作戦成功時には思わず拍手してしまう爽快さを堪能していただきたい。
投稿日
2006/12/03
レビュアー
みかわ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
すでに何度もみた作品ながら、やはり何度みても良い
派手な先頭シーンや演出はないのに、のめり込める臨場感
特に終局での艦隊入港のシーンは感動的でした
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
商品をポストに投函すればOK!
もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。
無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。
定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
太平洋奇跡の作戦 キスカ