おねがい☆ティーチャー

「無限のリヴァイアス」「スクライド」「機動戦士ガンダムOO」などでおなじみの黒田洋介氏が全脚本を担当したオリジナルアニメですが、宇宙人の♀と地球人の♂、あるいは女教師と男子生徒の恋愛をメインテーマとする物語でした。

主人公・草薙桂は、トラウマを抱え、心身共に停止してしまう「停滞」という病気を持った高校生。ヒロイン・風見みずほは、銀河連盟から派遣された地球の監視員で、表向きは高校の国語教師という設定でした。

この物語は、そんな二人が、ちょっとした誤解や、相手の本当の気持ちがわからないもどかしさなどから、すれ違ってはまた惹かれあっていくという恋の軌跡を描いた作品で、それと並行しながら、主人公が「停滞」という病気を克服していくお話でもありました。

みずほ先生は、大人の女性ならではの色気を持ちつつ、一方では恋愛に対して奥手というギャップがなかなかに魅力的で、「最優先事項よ」という口癖もとってもかわいかった。・・・多分これは、みくるちゃんの「禁則事項です」のモトネタみたいなものか（笑）。

しかし、彼女を宇宙人（正確には地球人とのハーフ）に設定した意図については、あんまりピンときませんでした。ミステリアスさを出すんだったら、特異な病気を調査するためにやって来た某国の潜入調査員とか、研究員みたいな設定の方がまだリアリティがあったように思うし、あまり宇宙人という設定が生かされたエピソードがなかった点も残念でした。

主人公については、目前で姉が投身自殺を図ったことがトラウマになっている、非常に繊細で内向的な少年（声はキラ・ヤマトのヒト：笑）でしたが、偶然のきっかけから、みずほ先生と結婚することになり、一緒に暮らす中で、生きる希望を見いだしていくという展開でした。

まあ、とは言っても、ストーリー自体は非常にワンパターンな展開で、終盤も予想どおりに「停滞」に陥った主人公を中心とするエピソードでしたが、みずほと桂それぞれの想いや、それを取り巻く友人たちの気持ちなどが丹念に描かれていて、ラブコメとしては素直に笑えて感動できる佳作だったように思っています。

全編見終わってのレビューです。
物語の前半は、話の進行や設定に無理があるなあ〜と思って冷めた目で見てましたが、後半から俄然面白くなってビックリしてしまいました。純愛物語として、たいへん上質でしたね〜。

後半は、自分の時間を止めてしまう「停滞」という主人公の病気が話のメインになってきますが、それによって引き裂かれる二人の愛と葛藤が胸に迫りました。
前半を我慢すれば、後半はそれを取り返せるくらい楽しめますよ。お勧めです。

　ポッキーを食べてる1/8サイズくらいの小さなフィギアコレクションが可愛いくて買ってみた。それが風見みずほだった。フィギアつながりで観ただけだったが、第1話と第2話を観てみると続きをみたくなった。宇宙人と地球人のハーフだという風見先生の設定が愉快だし、桂君の<停滞>なる病気にもその原因がある筈だ。旧制松本高校をモデルにした校舎デザインも中々だし、大中小そろったクラスの女生徒達とかでかい友人もおじさん夫婦のキャラも悪くなさそう。

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全体を通しての感想ですが、なかなか面白かったです。桂の病気の原因はちょっときびしいものがありましたが

番外編のまりえ愛の劇場はあれこそ１８禁ではという内容で…

って言うかまりえとかみるるって性別があるのかぁって突っ込みいれたくなりました。

こーゆうおねえちゃんが何処からともなく
振って湧いていきなり結婚とかって男の願望丸出しですな。
いや、結婚まで逝っちまっては逆に地獄か・・
とにかく最近この手の都合のいい妄想アニメが多すぎ。
えっ？アニメてな元々そんなモンだ、って？
そいつは失礼しやした。