ゾンビ伝説

え〜勝王君　すごいペースです　レヴューはマラソンと同じで無理せず　長く着々とゆきましょう　こちらも投票大変です　ホラー紹介継続してくださいよろしく

ウエスの初期は　人間の内部の獣性のようなものがテーマだったんだけど　どこかでメタ映画的とゆうか　映画で映画を語る式のテーマに変ってきた　例えば「スクリーム」の映画当てクイズなんかね
この「ゾンビ」ではフィクションと事実の二重構造で　ブゥードウ教に迫っていて大変興味深い　暗さの中にどこか優美なとこがあるのが捨てがたい魅力だ　お約束のどたばたアクションもあります

「サランドラ」のラスト　不気味な赤いフィルターが画面を覆うんだけど　それが「ゾンビ伝説」では棺桶の中の赤い布に　イメージの継承がなされているのが印象深い　

人肉食って暴れるゾンビではなく、本来のブードゥー教の方の、マジメ？なゾンビです。ショックシーンは余りありません。派手なスプラッターを期待するとがっかりします。むしろ、ブードゥーゾンビという、極めて珍しいテーマを扱っていることに注目すべきです。ウェス・クレイブンはなかなか手堅い演出で、地味な話を地味なりに巧くまとめていると思います。一種の政治映画でもあり、ノン・フィクション風味もあります。幻想場面は迫力があります。見て損はないと思います。

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主人公は人類学者のデニス・アランでアメリカの青年です。
ハイチで棺に納められた男が生き返ったと言う。しかし、男は仮死状態で埋められたのだ。秘伝の薬によって・・・。ここで思い出したのが映画『ロミオとジュリエット』です。ジュリエットは秘薬を飲み仮死状態になったのでしたね。ハイチの事件から7年後、デニスはアマゾンに行く。そこで原住民から飲み物を勧められ飲んだところ幻覚を見た。その後も幻覚のような物を見ることになる。その後ハイチで生き返ったと言う男に会う。そのまま棺から出れなかったら生き埋めで死んでいたのだ。デニスは、男に使われた謎の粉を求めて危険な体験をします。現地の女医ジュシャンも手助けをします。
恐怖の腸を食べるゾンビは出て来ません。そこがちょっと淋しかったかな・・・。魂を閉じ込めた壷が奇妙で面白かったです。
ゾンビ薬の実際の成分である”テトロドトキシン”今も研究がされているとエンドロールで流されましたが、確かに謎の粉を作る時フグを混ぜていました。何の研究してるのかな・・・。ゾンビ！？

時間の無駄！つまんない！
違う意味で伝説を作った作品です！

おすすめ度★★★☆☆

ゾンビ薬の科学的根拠を追ってハイチへ潜入・深入りし、そこで危険かつ不思議な体験をするちょっとドキュメンタリー風の作品。
これは見応えがありましたね〜。
ウェス・クレイブンの初期作品ですが、なかなかです。

いわゆる『ゾンビ映画』を期待すると肩透かしかもしれませんが、ゾンビパウダーによって自発的意識のない人間（この映画でいうゾンビ）を作り出す、
というのも非常に恐ろしい行為だと思います。昔はこれを奴隷として働かせていたとか。

個人的にはちょっと『エンゼル・ハート』を思い出しました。
舞台である南部がそのままハイチに取って代わったような感じです。

摩訶不思議な体験、ハイチのあやしい雰囲気なんかも非常に楽しめます。