ジェイソンＸ

それとも「ジェイソン VS. エイリアン」？

はい、ほとんど「エイリアン」のパロディーです。『エイリアンシリーズ』をベースにエイリアンをジェイソンに置き換えるとこんな感じになりましたとテイストの映画です。「13金シリーズ」は初期の頃の4作目くらいまでしか見てませんが全く別物の映画になりました。ホラー映画では無く、、ＳＦアクション映画に仕上がっていますが最近のジェイソン出演作はすべてちょっとコメディが入ってます。まあシリーズを知らなくても十分に鑑賞できるでしょう。

しかしここまで超人化してくると、ある意味ＨＥＲＯぽいです。さらに相手が人間では脆すぎます。フレディーとは対戦しましたが、ついに宇宙に進出したジェイソンと互角に戦えるのはプレデターかエイリアンくらいのものでしょうか。←本当に制作しそうで怖いですが。『ＡＶＰ』も続編ありとのことなのでネタ的に尽きた感のあるシリーズとしてはありうる話かもしれません。

マイケル・ベイがプロデュースするシリーズ最新作が10/13に公開されている筈なんだけどあんまり情報無いですね、どうなったんでしょうね。なんでもジェイソンの原点を描く作品になるということですが、まあマイケル・ベイということでなんとなくアクション映画になりそうですが・・・。

皆さんのレビューにもあるように（意外にも）かなり愉しめる映画になってます。

映画館で見りゃよかった　とにかっくこれの肝は　宇宙船の中ツーこと　無機質な金属的空間でホラーは成立するのか？
バイオハザとか１３ゴーストは失敗している　あまりにも無神経な空間処理　この監督は鮮やかにそれをクリヤーしている
あるいは装置美術陣をほめるべきか　映画館でこそ見るべき
十分な内容を持つ佳作！

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舞台が未来の２４５５年の宇宙船内と云う事でまんま『エイリアン』の展開ですが、これが予想外に愉しめる作りになっております。

画ヅラからは全く『１３金』の風味を味わえないのですが、小ネタや他作品を思わせるシーンが満載されており、迂闊にも何度もニヤニヤしちゃうのです。

個人的に愉しめた小ネタは、ジェイソンが冷凍状態から復活する際、死亡フラグルールに則った若者のエッチが起因、女ターミネーターとの超ド級のド派手な一騎打ち、ジェイソン自体がターミネーター化した”鋼鉄ジーグ”ならぬ”鋼鉄ジェイソン”の凛々しい立ち姿(￣w￣)、ラストの第２地球へのランデブー♪とその後。←これは笑えるし、さすがと思わせるエンディングですｗ

ＳＦホラーにカテ分けされるんでしょうが、その辺のディテールについては無茶苦茶過ぎて、これもまた逆に笑えます。
人工衛星都市？に突入した際、宇宙船は左舷だけ損傷も衛星都市は壊滅って、んなアホなｗ
船内で銃器を乱発、無駄遣いしまくるも機器類は一切損傷ナッシングｗ
のれんを片手ではらうかのように、次々と簡単に枠ごと外れてしまうコック内の扉ｗ
細かい点が気になる重箱の隅つつきマニアの方は開いた口が塞がらないでしょう(￣w￣)

まぁ、娯楽映画なんで堅い事は云わず、宇宙船内でホルモンを量産するジェイソンの活躍っぷりを応援（はぁ？ｗ）しましょう♪

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　ジェイソンが冷凍されて起きたらめちゃ未来で宇宙で殺人を犯す話。

　もう設定がぶっとんでいて、作り手たちもそれをわかって難しいこと考えずに笑って楽しむ作品でした。

　閉ざされた空間で1人また1人と殺されていくジャンルで、どういう殺され方をしているのかという楽しさで見ると思いますが、殺され方がイマイチ楽しくなく、未来の設定のわりに主人公たちが全然未来感なくいつもの殺され役のティーンたちという感じであんまり面白さを感じることがなかったです。

　ジェイソンに立ち向かうアンドロイドとの戦いとかは楽しく見ることができました。それでいて1度やられたジェイソンがまた復活するのもよくわからない理由でメタルジェイソンになって、めちゃ強くなるのもよくわからないけどパワーアップしていました。ホログラムでクリスタルレイクをジェイソンに見せて、そこで裸のお姉ちゃんを寝袋で叩いて殺すのも笑えました。

　SFでありアクションでありコメディでありでどういう気持ちで見ればいいのかちょっとわかりにくいですが、気軽に楽しめる映画でした。
　

宇宙船という閉鎖空間の中にジェイソンが居るという設定は、良いアイデアだと思います。ただし、ジェイソンは強すぎですね。エイリアンに設定は似ていますが、エイリアンは銃で撃って死ぬのに対して、ジェイソンは死にません。ここが大きく違います。ちょっと強すぎてホラー映画の域を超えてますね。でも宇宙船のドアはあんなに簡単に破れるものでしょうか。その辺の店のシャッターみたいでした。私には、あまり怖く無かったです。でも、普通の人は、たぶん怖かったんじゃないかな。

ところで、最後まで活躍する軍曹は、バイオハザードで光線の罠でやられる特殊部隊の隊長ではないでしょうか。