天体観測

同局の連ドラ「愛という名のもとに」と設定はそっくりです。
ストーリー展開もダブル部分がいっぱいあります。
ただ、評価は三ツ星ダウンです。
これを観るなら「愛という名のもとに」を薦めます。

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風と思い観たらよく　有りがちな青春時代からの人間関係交錯ストーリー・・・男が居て　女が居てくっいて離れて　復縁・・・お決まりの御懐妊　そして永遠の別離　解散　それぞれの途へ・・・と中盤位から先が読める展開に　うんざり　　全編に渡り流れてた　Banp　of chicken の曲が救い。オダギリジョーの　カゲの有る演技は好きだが。サトミ（田畑智子）のキャラだけ　浮いてて終始違和感有り。

あの名作「愛という名のもとに」のリメイクにしか見えないくらいのすさまじい設定のカブリかたなのに、どうしてここまで共感できないし愛すべきキャラがいないのか…と見ながら考えてました。でもふとオープニングを見ていて気づいたのですが、そもそもの同じ7人の仲間のスタートラインがまるで違うんですよね。

ただただ楽しく遊んで過ごした目的すらはっきりしないサークル仲間と部活で苦楽を共にした仲間では見る側の思い入れの度合いは違って当然です。もし仮にお互いの苦悩を共有したい、仲間を救いたいと思う気持ちが変わらないのだとしても、そんなに簡単に違う人生を歩む他人に踏み込むことができないという前提をはねつけるだけの土台がここの7人にはないんです。

それゆえ見ていてもほとんど仲間への干渉が自己満足の域から抜け出せず、このままじゃ前に進めない…前に進めないと言われても現在地すらきっと彼らには掴めていないよね、とドン引きの心境で眺めてしまうという悲しい結末にしか至りませんでした。

何かに必死になること、仲間の苦悩に寄り添うことが社会に出てからしか経験できないこの世代の一部の方たちには共感できる内容でしょう。

同じCX系のドラマ「愛という名のもとに」と、似ているというより、全く一緒ですね。リメイクという見方をした方が最も正統かも。このパターンは王道なのですね。この作品で共感できるのはごく一部。きっと、楽しい大学生活を過ごした人達だけでしょう。私は作品中の人物達の年齢設定と同世代ですが、中学生のときに見た「愛という名の〜」の方が印象強いです。
過去の楽しい思い出に浸りながら今を生きる・・・。そんな自分に酔ったりしているようにしか見えなくて、決して社会人になった事への「葛藤」ではないと思います。
厳しいようですが、もしまた10年後くらいに似たような作品が出来たらあまり見たくないです。。。

かなり個性的なキャストがそろっているので、ただでさえちょっと間違うとまとまりのない印象なのに、ほとんど誰が軸なのかさっぱりわからずストーリーが淡々と進んでいくだけだなぁというのが私が引き込まれない原因でした。この手のドラマは過去にもいくつも見てきましたが、あまりにも設定が王道すぎて面白みがないし、この1〜3話をみてもほとんど話が進んでいません。7人の背景を説明するのにあまりにも時間をかけすぎ。
伊藤英明さんがちょっと違うキャラですが、これもあの愛という名のもとにでいえば唐沢さんの演じたポジそのままですね。