シスター・プリンセス　Ｒｅ　Ｐｕｒｅ　ストーリーズ

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　実に数年ぶりに視た「シスプリ」。その為か改めて”再発見”した点が幾つかあった。
　１２人の妹全員が漢字名なのだ。ここの舞台はどう見ても日本じゃないし、ホントに日本人なのかは微妙なとこだし。その漢字も読むのも書くのも難しいのが多いし・・・・。普通はカタカナ名がイメージぴったりなんですけど。おかげで顔と名前が今更ながら一致せず今回改めて覚え直しました。（メモしながらね。）
　それと、お兄様の名前が無い（！）ことが判明。クレジットにはただ「兄」とだけ記されてません。ＲＰＧゲームの主役扱いなんでしょうか？あなたのお好きな名前を入力してくださいみたいな。確かに初代ＰＳで「シスプリ」のゲームソフトが幾つかあった。（ＤＣにもあった）実際プレイしたけど、なんか普通の恋愛シュミレーションとは異なる世界で不思議な感覚になった。ある雑誌に「珍ゲー」扱いされてましたね。ゲームでも「シスプリ」は異質でした。

　この第２巻に収録されてる４話中３話の主役が花穂。チアリーダーに所属してます。いやとにかくカワイイ。花穂の可愛さ「爆発」の第２巻ですね。おまけによく転びます（笑）。２番目に好きな妹になりました。（一番は可憐）
　残り１話の主役は千影。兄を『アニ君』と呼ぶミステリアスな少女です。彼女は「１２人」の中では異質な存在だけど兄への想いはピュアなのが視て分かります。優しい子なんですね。

　「名前の無い」お兄さんは１２人の妹達の相手、気配り、面倒等等を一生懸命努めてます。とても健気です。オイラじゃとても無理だな〜。できねぇよ。実際問題やるとなるとメチャクチャ恥ずかしいぞ。
　久々にゲームやってみるかな？でもゲームでも恥ずかしいんだよなぁ・・・。

　なお、このＤＶＤは収録４０分ではなく６０分です。ＤＩＳＣＡＳさん表記間違ってますよ。皆さんご注意を。
　

　久々に「シスプリ」が観たくなった。オンエアされた当時全話視てなかったからだ。
　メディアワークスが大規模なメディアミックス展開を繰り広げた記憶は今でも新しい。
　秋葉原の某大型書店に１２人の妹達の描かれた書籍が書棚の大半をズラッと占拠していたのを見た時は「萌え」というより当時のオイラにはむしろ「驚異」だった。正直ドンびき。『何だよこれ？』・・・・が自分の「シスプリ」の第一印象だ。もっともこの時点で興味（或いは毒）を抱いたのも事実だが・・・。

　程なく深夜アニメがオンエアされた。アニメは２作品。初めはギャグタッチの全２６話の『ａｎｇｅｌ』。次がこのショートストーリーで構成された『ＲｅＰｕｒｅ』。後者が原作に忠実に制作されている。両作品共にオンエアを実際視たが、深夜だけに全話コンプリートには至らず半分近くは未視聴で終わった。（前者作品は後日レンタルで全話視た。”１３人目の妹”がお気に入りでした。）

　と、思い出話はここまで。ちなみに原作本は読んでません。アニメの世界のみ知りませんよ。それにしても他には無いこの独特のシスプリ世界。ついていけない人も多かったんでは？オイラも最初はそうでした。なにしろ「１２人の妹」という設定自体理解不能です。というか現実的に無理（笑）。１２人別々に住んでる？お兄さんと自由に会えない？そもそも全員ホントに血縁関係者なの？養子縁組で集めたんじゃないの？・・・・とツッコミたいところだけどキリがありません。でも妹達のピュアな心に惹かれたらどうでもいいことですよね？今では好きな作品の１つです。決して自分が「毒」に侵されたとは思わないけど・・・。

　この舞台となってる街はまるでテーマパークのような夢のような場所。妹達が暮らすには素敵な処です。ＢＧＭは今は亡き岡崎律子さんが担当してました。
　第１話の主人公可憐は一番お気に入りの妹。リボンを付けた衣装は可愛いです。他の１１人も顔見せで全員集まってます。浮世離れした夢の世界を楽しみたい方にお薦めの清々しい作品です。

これまでの作品とは全く設定が異なっている。12人の妹たちと別居している兄とのつながりを描いている。なぜにこのような設定になったのか明らかにされていないのでその点が謎である。