奪還　ＤＡＫＫＡＮ　アルカトラズ

いいですねぇ、セガールのアクションはいつ見ても（＾○＾）。相変わらずの勧善懲悪ストーリーです。簡単なストーリーなので誰でも楽しめちゃいます。今回はあの有名な監獄アルカトラズが舞台です。場所が場所だけにスケール的には大きくはありませんが、非常にコンパクトでスピーディーにまとまっていて見る者を楽しませてくれます。

今回の特徴はやっぱりセガール演じるサーシャ（なんか可愛い名前（笑））とヒップホップの第一人者ジャ・ルールが演じる相棒のニックとの善と悪を越えた男の友情でしょう。いつもはセガール一人で悪に立ち向かったり、女の相棒？と共に悪に立ち向かうものが多いけど、今回は男の友情です（笑）。特にジャ・ルールは最高ですね。ウィンクがちょぉ〜セクシー（笑）。セガールとの息もぴったりで好感が持てます。セガールはさすがに少し老けたかなと思いますがそれでも持ち前の存在感は圧巻です。合気道をベースにした拳法も健在です。

悪役の親玉モリス・チェストナットはあまりに綺麗な顔立ちなので凶悪という感じがせずちょっと残念。でもナンバー２のニア・ピーピルズは綺麗でかつ格好良かったです。美人さんだけにアクションも優雅で綺麗でした。対人間への組み手はワイヤーアクションも所々使用していて使いすぎの感はなく好感が持てました。ガンアクションも色々な銃を駆使し行われるので見てるとなんか気分的にスッキリします（＾＾ゞ。

最初から最後までヒップホップのノリで進むので軽快そのものです。テンポが良く次から次へアクションが展開していくので見ていて飽きません。個人的にジャ・ルールに感情移入出来たのでとても楽しめました。

うううん〜ＦＢＩもやるね〜しかし、囚人たちを束ねて悪党たちと戦う！サーシャ！墜落したヘリからの戦闘シーンは凄かった！
最後に司法長官が敵の人質になって突き落とされるシーン！普通の人間なら失神している！最後はレスターが自爆して終わり！かっこいい

音楽と映像が良かったと思います。それと当然アクションも。ただしセガールの格闘シーンが少なかったように思えます。個人的には、セガールが素手でバッタバッタと敵をなぎ倒していくのが好きなんですけど。でもアクション映画としては、及第点だと思います。それとニア・ピープルズが良かったです。

結構面白かった。

Hip Hop界の大物Ja Rule。結構上手いよね。彼の顔は顎がなくて苦手なんだけど、この映画ではよかったです。
音楽も彼の曲いっぱいでした。

大好きなモリス・チェスナットが今回初の悪役に挑んだ作品なんですが、いかんせん、彼は悪役に見えない。。。。
瞳がキラキラしていて、ものすごく恐くない悪役。
逆に貫禄満点のセガールのほうが、悪くみえる感じがします。

ちょっと勢いのなくなったセガールアクションも、今回ワンマンという形でないため、かえって良かった。

悪役美女ニア・ピープルズが最高にかっこいい！
もともとダンサーなので、アクションに切れがある。
でも撮影当時も４０過ぎてるんだよね〜。若い！
身体を鍛えれば４０になってもあんなふうになれるのかしら？

アクションシーンにヒップホップがかかるので、音楽プロモのよう。
脇をかためるキャラクターも個性的でかっこいいです。
そして無敵のクールな主人公、まさに王道です！
アクション映画好きにはたまらないし、ストーリーがテンポよく進んでいくからアクション苦手な人でも見れるんではないでしょうか。