こちらの作品もおすすめ
こちらの作品もおすすめ
1862年南北戦争、戦友達の前では強がっているが、実は日々戦場の恐怖に怯える北軍の新兵ヘンリー。そして、戦場に直面した彼はたまりかねて逃げ出してしまうのだった。 しかし、北軍の疾病兵達の行列に遭遇したとき、ヘンリーは自分の臆病さを恥じて、連隊に戻る決意をする。「勇者の赤いバッヂ」=「名誉の負傷」を得るために。実際の第二次世界大戦の英雄、オーディ・マーフィーを主役に起用し、ジョン・ヒューストンが圧倒的な演出をみせる、戦争映画の傑作。
製作年: |
1951年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE RED BADGE OF COURAGE |
監督: |
ジョン・ヒューストン |
---|---|
製作: |
ゴットフリード・ラインハルト |
出演: |
オーディ・マーフィ 、 ダグラス・ディック 、 ローヤル・ダーノ 、 アンディ・ディヴァイン 、 ビル・モールディン 、 ジョン・ディークス 、 アーサー・ハニカット |
脚本: |
アルバート・バンド 、 ジョン・ヒューストン |
撮影: |
ハロルド・ロッソン |
音楽: |
ブロニスラウ・ケイパー 、 ブロニスラウ・ケイパー |
1862年南北戦争、戦友達の前では強がっているが、実は日々戦場の恐怖に怯える北軍の新兵ヘンリー。そして、戦場に直面した彼はたまりかねて逃げ出してしまうのだった。 しかし、北軍の疾病兵達の行列に遭遇したとき、ヘンリーは自分の臆病さを恥じて、連隊に戻る決意をする。「勇者の赤いバッヂ」=「名誉の負傷」を得るために。実際の第二次世界大戦の英雄、オーディ・マーフィーを主役に起用し、ジョン・ヒューストンが圧倒的な演出をみせる、戦争映画の傑作。
製作年: |
1951年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE RED BADGE OF COURAGE |
監督: |
ジョン・ヒューストン |
---|---|
製作: |
ゴットフリード・ラインハルト |
出演: |
オーディ・マーフィ 、 ダグラス・ディック 、 ローヤル・ダーノ 、 アンディ・ディヴァイン 、 ビル・モールディン 、 ジョン・ディークス 、 アーサー・ハニカット |
脚本: |
アルバート・バンド 、 ジョン・ヒューストン |
---|---|
撮影: |
ハロルド・ロッソン |
音楽: |
ブロニスラウ・ケイパー 、 ブロニスラウ・ケイパー |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
69分 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR65730 | 2006年09月29日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
69分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
DLR65730
レンタル開始日:
2006年09月29日
在庫枚数
4枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
69分 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR65730 | 2006年09月29日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
69分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
DLR65730
レンタル開始日:
2006年09月29日
在庫枚数
4枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
タイトル以上
約210,000
タイトル以上
約250,000
タイトル以上
※2022年2月 現在のタイトル数
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
1〜 5件 / 全5件
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
『勇者の赤いバッヂ』は南北戦争における北軍の若者が主人公となっている映画で、戦闘を通して勇気を獲得すると共に最終的には平和の大切さを感じるいわゆる反戦映画に属するものなのだが、そんなこととは無関係に、戦闘でもうもうと巻き起こる土煙と執拗と感じられるほど多用されるアップの素晴らしさに尽きる作品だと思う。
そこには戦争の激しさや戦争がもたらす悲惨さが表現されてはいるのだけれど、土煙にしてもアップにしてもこうした背景や心理的な要素を忘れ去ってしまうほどの迫力や生々しさがある。これはフォードには期待できないと言う点で、フォードの映画からは感じられない美しさがあると言う点で特筆に値するものだと思う。
繰り返すが、はじめての戦闘を恐れるおびえた表情や、戦闘に疲れ傷ついた弱々しい表情、さらに一転して闘志に燃えた生気漲る表情など、表情そのものやそこから感じられる心理状態の表出が素晴らしいのではなく、これらの「顔」のアップが繰り返し様々な側面から冷静な眼差しで撮影され、それを土煙がまるで照明効果のように彩りを与えていることが素晴らしいのだ。
このレビューは気に入りましたか? 10人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
100円レヴュー第三弾 久しぶりに再見 たったの一時間ちょっとの見事な戦闘シーン 見事なジョン・ヒューストンの演出の戦争映画 「硫黄島からの手紙」にも勝るとも劣らぬ 旗と硝煙のシネマ
オーディ・マーフィーは子供の頃 TVの西部劇などで 無名のステヴ・マックイーンと共にお気に入りのスターです 170センチはないよねチビのモノホンの英雄なんです
戦争の日常を若者の不安な瞳が見つめ続けるのですが 個人の心理的な揺れが 映画自体の持つ反戦的テーマとは別の感情で映画を揺らし続けます オーディー・マーフィーの瞳が捉えるショットは明らかに反戦的な意味を持った画面なのですが 彼の主観はそれとは違う心理の動きをナレーションなどで補完します このズレがなかなか優れた演出なのです
厭戦的な気分を持つ彼の瞳は 仲間を正視できないので 常に並列の人物が対話を交わす形で進行し それが様々なアングルとクローズアップで美しく撮られていますが ほとんど切り返しの会話は避けられ続けます ボクの記憶では最後に勲章を授与される時 真正面からの切り替えしショットが出てくるってゆうような錯覚があったのですが 論理的な錯覚でした
そもそも 南北戦争とゆう自国民同士の戦い ある種の混交の主題があるのですね 敵も味方もようわからん戦場です これがアメリカ国家としての生成と個人の国民としての覚醒へと 全体がインテグレートされる過程の物語として 単純ではない演出がなされているわけです 真正面からの切り替えしショットが最後に存在したなら それは若者の愛国者への変貌を肯うものであり 苦い反戦映画になってしまいますから それを避けたジョン・ヒューストンの演出は聡明なものでしょう
戦争映画ファンには絶対のお勧めです
このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
製作会社に切り刻まれ、わずか69分にされながら、なお輝きを失わないジョン・ヒューストンの戦争映画。呪われた傑作と言われることしばしばだ。
素晴らしいクロースアップという映画の美的側面についてはparoleさんが端的に表現されているし、歴史・戦史的意味合いについてはカポーンが見事に解説されている。
あとは何を書いても蛇足になりそうだ。文学的な解釈はなんだか不要な感じがする作品だし、モノクロで、いまの娯楽映画に慣れている人には辛いかもしれないけれど、美しく素晴らしい映画だからお勧めします。短いしね。で、よいのだけど、やっぱりちょっと書きたい。
美しいシーン――戦いから逃亡した事実が露呈することを恐れながら、みつけた隊列に紛れ込む若者(オーディ・マーフィー)。服がボロボロになった兵士に不審を抱かれそうになる。すると、映画の初めの方で登場して、若者の導き役にも見えた背の高い兵士が負傷し、ふらふらと列を離れ、丘に登っていく。追いかける若者とボロを着た兵士。ふたりを拒否して、倒れる背の高い兵士。
ジョン・ヒューストンの自伝「王になろうとした男」(清流出版)によると、改変前のバージョンでは、この美しいシーンの後、若者が丘を下った瞬間、ボロを着た兵士が突然死んでしまうのだそうだ。1951年の観客は、こうした無慈悲でショッキングな展開を好まなかった。試写会では席を立つ人が少なくなく、切り刻まれた映画からは、ボロを着た兵士が死ぬシーンはカットされている(彼はその後どこへ行ったのか分からない)。
美しいシーン――おのれの怯懦を恥じた若者は、勇者の赤いバッヂ、つまり銃創を負うこと微塵も恐れず、いやむしろ撃たれるために、戦場を駆ける。先頭で突撃するうちに、いつしかその手にはボロボロになった北軍旗が握られている。やがて敵の陣地を越え、退却しようとしていた南軍の旗手に追いついてしまう。戦いの末に硝煙と土煙の中にふいに訪れた静寂、その瞬間のシンメトリーな構図に、心奪われてやまないのは僕だけではないだろう。85点。
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
1〜 5件 / 全5件
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:5件
投稿日
2006/09/29
レビュアー
parole※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
『勇者の赤いバッヂ』は南北戦争における北軍の若者が主人公となっている映画で、戦闘を通して勇気を獲得すると共に最終的には平和の大切さを感じるいわゆる反戦映画に属するものなのだが、そんなこととは無関係に、戦闘でもうもうと巻き起こる土煙と執拗と感じられるほど多用されるアップの素晴らしさに尽きる作品だと思う。
そこには戦争の激しさや戦争がもたらす悲惨さが表現されてはいるのだけれど、土煙にしてもアップにしてもこうした背景や心理的な要素を忘れ去ってしまうほどの迫力や生々しさがある。これはフォードには期待できないと言う点で、フォードの映画からは感じられない美しさがあると言う点で特筆に値するものだと思う。
繰り返すが、はじめての戦闘を恐れるおびえた表情や、戦闘に疲れ傷ついた弱々しい表情、さらに一転して闘志に燃えた生気漲る表情など、表情そのものやそこから感じられる心理状態の表出が素晴らしいのではなく、これらの「顔」のアップが繰り返し様々な側面から冷静な眼差しで撮影され、それを土煙がまるで照明効果のように彩りを与えていることが素晴らしいのだ。
投稿日
2009/09/06
レビュアー
裸足のラヴァース※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
100円レヴュー第三弾 久しぶりに再見 たったの一時間ちょっとの見事な戦闘シーン 見事なジョン・ヒューストンの演出の戦争映画 「硫黄島からの手紙」にも勝るとも劣らぬ 旗と硝煙のシネマ
オーディ・マーフィーは子供の頃 TVの西部劇などで 無名のステヴ・マックイーンと共にお気に入りのスターです 170センチはないよねチビのモノホンの英雄なんです
戦争の日常を若者の不安な瞳が見つめ続けるのですが 個人の心理的な揺れが 映画自体の持つ反戦的テーマとは別の感情で映画を揺らし続けます オーディー・マーフィーの瞳が捉えるショットは明らかに反戦的な意味を持った画面なのですが 彼の主観はそれとは違う心理の動きをナレーションなどで補完します このズレがなかなか優れた演出なのです
厭戦的な気分を持つ彼の瞳は 仲間を正視できないので 常に並列の人物が対話を交わす形で進行し それが様々なアングルとクローズアップで美しく撮られていますが ほとんど切り返しの会話は避けられ続けます ボクの記憶では最後に勲章を授与される時 真正面からの切り替えしショットが出てくるってゆうような錯覚があったのですが 論理的な錯覚でした
そもそも 南北戦争とゆう自国民同士の戦い ある種の混交の主題があるのですね 敵も味方もようわからん戦場です これがアメリカ国家としての生成と個人の国民としての覚醒へと 全体がインテグレートされる過程の物語として 単純ではない演出がなされているわけです 真正面からの切り替えしショットが最後に存在したなら それは若者の愛国者への変貌を肯うものであり 苦い反戦映画になってしまいますから それを避けたジョン・ヒューストンの演出は聡明なものでしょう
戦争映画ファンには絶対のお勧めです
投稿日
2009/08/23
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
製作会社に切り刻まれ、わずか69分にされながら、なお輝きを失わないジョン・ヒューストンの戦争映画。呪われた傑作と言われることしばしばだ。
素晴らしいクロースアップという映画の美的側面についてはparoleさんが端的に表現されているし、歴史・戦史的意味合いについてはカポーンが見事に解説されている。
あとは何を書いても蛇足になりそうだ。文学的な解釈はなんだか不要な感じがする作品だし、モノクロで、いまの娯楽映画に慣れている人には辛いかもしれないけれど、美しく素晴らしい映画だからお勧めします。短いしね。で、よいのだけど、やっぱりちょっと書きたい。
美しいシーン――戦いから逃亡した事実が露呈することを恐れながら、みつけた隊列に紛れ込む若者(オーディ・マーフィー)。服がボロボロになった兵士に不審を抱かれそうになる。すると、映画の初めの方で登場して、若者の導き役にも見えた背の高い兵士が負傷し、ふらふらと列を離れ、丘に登っていく。追いかける若者とボロを着た兵士。ふたりを拒否して、倒れる背の高い兵士。
ジョン・ヒューストンの自伝「王になろうとした男」(清流出版)によると、改変前のバージョンでは、この美しいシーンの後、若者が丘を下った瞬間、ボロを着た兵士が突然死んでしまうのだそうだ。1951年の観客は、こうした無慈悲でショッキングな展開を好まなかった。試写会では席を立つ人が少なくなく、切り刻まれた映画からは、ボロを着た兵士が死ぬシーンはカットされている(彼はその後どこへ行ったのか分からない)。
美しいシーン――おのれの怯懦を恥じた若者は、勇者の赤いバッヂ、つまり銃創を負うこと微塵も恐れず、いやむしろ撃たれるために、戦場を駆ける。先頭で突撃するうちに、いつしかその手にはボロボロになった北軍旗が握られている。やがて敵の陣地を越え、退却しようとしていた南軍の旗手に追いついてしまう。戦いの末に硝煙と土煙の中にふいに訪れた静寂、その瞬間のシンメトリーな構図に、心奪われてやまないのは僕だけではないだろう。85点。
1〜 5件 / 全5件
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
商品をポストに投函すればOK!
もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。
無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。
定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
勇者の赤いバッヂ