小早川家の秋の画像・ジャケット写真

小早川家の秋 / 原節子

小早川家の秋 /小津安二郎

平均評価点: 

予告編を検索

全体の平均評価点: (5点満点)

17

DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

小津安二郎監督が描く人間ドラマ。造り酒屋の小早川家では吸収合併の話が持ち上がるが、大旦那は、かつての愛人と再会し、そのもとへ通い詰めていた。そんな中、三女の紀子と死んだ長男の未亡人・秋子に縁談の話が舞いこんできて・・・。 JAN:9999201961341

作品情報

製作年:

1961年

キャスト・スタッフ

DVD

旧作

お届け率:100%

ジャンル :

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
    新作をレンタルする方法はこちら
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

「小早川家の秋」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

小津安二郎監督が描く人間ドラマ。造り酒屋の小早川家では吸収合併の話が持ち上がるが、大旦那は、かつての愛人と再会し、そのもとへ通い詰めていた。そんな中、三女の紀子と死んだ長男の未亡人・秋子に縁談の話が舞いこんできて・・・。 JAN:9999201961341

「小早川家の秋」 の作品情報

作品情報

製作年:

1961年

「小早川家の秋」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本:

野田高梧

音楽:

黛敏郎

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
    新作をレンタルする方法はこちら
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

関連作品

関連作品

めし

社長太平記

喜劇・駅前飯店

早春

風の視線

ユーザーレビュー:17件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全17件

小津作品の愉しみ方 その一 ネタバレ

投稿日:2006/02/17 レビュアー:parole

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

小津安二郎の作品には色々な愉しみ方があって、その多様性と多義性つまり豊かさこそが小津の最大の魅力だと思うのだけれど、中でも「モノ」の即物的な扱い方は小津ならではの魅力であり、彼の独自性を最も際立たせているものだと思う。椅子の利用の仕方はその最もわかりやすく有名な例だけれど、『風の中の雌鶏』における掌と空のビール瓶、『晩春』における壺、『麦秋』における麦畑、『東京暮色』における子供のおもちゃなど例を上げるにこと欠かない。

この『小早川家の秋』における樽もそんな例の一つで、画面をつぶさに見詰めてさえいれば、家の前や路地などで不自然なほど樽が置かれ、また物語の本筋とは関係ないのにその樽が幾度にも渡って描写され、そしてある時点を境にその樽が一切無くなっていること(そしてその無くなった様がわざわざ撮されていること)に気付くはずだ。ある時点というのはこの作品における中核人物である中村鴈治郎の死であり、つまり彼の死と樽の画面上からの消去とが明確な関係性を持っていると言う訳だ。しかしこれを、樽が無くなることが中村雁治郎の死を象徴しているなどと解釈してはいけない。象徴というのは「答え」に対するサインのようなものであり、それでは樽の不在を雁治郎の死として解釈してしまえばその後は用無しになってしまう。そうではなくて、それまで頻繁に見られた物が突然無くなったと言う視覚的な驚きを喪失感として実感することが、つまり喪失=死と言うことを抽象的な事実として認識するのではなく、それを具体的な実感として感じることこそが重要なのだ。

小津の作品は須くこのように画面における事実をつぶさにかつ丹念に追いかけることによって得られるものこそが重要なんだと思う。小津というワビサビだとか、日本的なもの云々だとか、あるいは家族愛だとかとかく抽象的なことが語られがちだし、これらが全て間違いだなどと言うつもりもないが、このような誰もがそれを聴くだけで納得したつもりになってしまうような言葉に、「言いたいこと」に還元してしまうのは小津作品の豊かさと凶暴性とを矮小化してしまうのだと思う。小津の作品はそんなものでは収まりがつかないほど開放的で可能性があるものなのだ。

このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

「ちゃう、ちゃう」 ネタバレ

投稿日:2008/07/29 レビュアー:おうち大好き

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

山茶花究が店員同士の会話の中で何度も繰り返す言葉。「違う、違う」と言ったり「ちゃう、ちゃう」と言ったり。抑揚がなくゆっくりとお行儀良く話す出演者達の中で彼だけは異彩を放っていた。

軽やかな音楽で始まるが決して明るいお話ではない
冒頭のシーンはアドリブが多いとされる森繁。加東大介と並んでいると社長シリーズを彷彿とさせる。この部分、小津監督も森繁を御すことを諦めたのか、好き勝手にやらせているように見受けられた。そこに現れる原節子。一挙に小津映画へと様子を変える。

新珠三千代が美しい。監督に甚く気に入られたらしいが、可愛いおじいちゃん、鴈治郎との掛け合いも面白く、造り酒屋を取り仕切る長女の役がピッタリとはまっている。
その長女が古い日本家屋の中を縦横無尽に歩く、歩く。
そして万兵衛も、下駄の音をカタカタ鳴らしながら路地から路地へ歩く、歩く。
19年ぶりに焼けぼっくいに火がついた昔の愛人役の浪花千栄子が色っぽい。
「うちが初めて女にしてもうた」なんてエロティックな言葉を吐く。
しかし、どこかこの世のものとは思えない不気味さ。「雨月物語」で男に取り付いた死霊に似ている。
何しろ一度死に掛けた男をしゃんと立たせて虚ろな目で自分のところに向かわせるのだから・・・横たわった遺体を団扇であおぐ行為もどこか気持ち悪い。

この映画では原節子だけが浮いていた。
この後の1本で映画界から引退することになる彼女。搨キけてみえる。半眼気味にカメラを捉え微笑みながら話すふくよかな表情は殆ど「如来」を連想させた。
奇しくも同じくこの映画のあとの「秋刀魚の味」が最後の作品となった小津監督。思えば二人の顔合わせはこの作品が最後ということになる。
朝には笑っていた人が夜にはもうこの世の人ではなくなる。人の世の無常、死生観を扱った作品でもあるので、ラストで喪服を着た彼女が葬列の最後尾を歩いていく姿は、どこか運命的なものを感じてしまってしかたがないのである。


このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています

能動的に感じ取れるから映画だと思うのです

投稿日:2007/01/17 レビュアー:ケチケチ

このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています

淡々とした日常生活

投稿日:2008/11/15 レビュアー:totoro

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

中村鴈次郎は扇千景の義父です。

投稿日:2008/02/03 レビュアー:とく

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全17件

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:17件

小津作品の愉しみ方 その一

投稿日

2006/02/17

レビュアー

parole

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

小津安二郎の作品には色々な愉しみ方があって、その多様性と多義性つまり豊かさこそが小津の最大の魅力だと思うのだけれど、中でも「モノ」の即物的な扱い方は小津ならではの魅力であり、彼の独自性を最も際立たせているものだと思う。椅子の利用の仕方はその最もわかりやすく有名な例だけれど、『風の中の雌鶏』における掌と空のビール瓶、『晩春』における壺、『麦秋』における麦畑、『東京暮色』における子供のおもちゃなど例を上げるにこと欠かない。

この『小早川家の秋』における樽もそんな例の一つで、画面をつぶさに見詰めてさえいれば、家の前や路地などで不自然なほど樽が置かれ、また物語の本筋とは関係ないのにその樽が幾度にも渡って描写され、そしてある時点を境にその樽が一切無くなっていること(そしてその無くなった様がわざわざ撮されていること)に気付くはずだ。ある時点というのはこの作品における中核人物である中村鴈治郎の死であり、つまり彼の死と樽の画面上からの消去とが明確な関係性を持っていると言う訳だ。しかしこれを、樽が無くなることが中村雁治郎の死を象徴しているなどと解釈してはいけない。象徴というのは「答え」に対するサインのようなものであり、それでは樽の不在を雁治郎の死として解釈してしまえばその後は用無しになってしまう。そうではなくて、それまで頻繁に見られた物が突然無くなったと言う視覚的な驚きを喪失感として実感することが、つまり喪失=死と言うことを抽象的な事実として認識するのではなく、それを具体的な実感として感じることこそが重要なのだ。

小津の作品は須くこのように画面における事実をつぶさにかつ丹念に追いかけることによって得られるものこそが重要なんだと思う。小津というワビサビだとか、日本的なもの云々だとか、あるいは家族愛だとかとかく抽象的なことが語られがちだし、これらが全て間違いだなどと言うつもりもないが、このような誰もがそれを聴くだけで納得したつもりになってしまうような言葉に、「言いたいこと」に還元してしまうのは小津作品の豊かさと凶暴性とを矮小化してしまうのだと思う。小津の作品はそんなものでは収まりがつかないほど開放的で可能性があるものなのだ。

「ちゃう、ちゃう」

投稿日

2008/07/29

レビュアー

おうち大好き

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

山茶花究が店員同士の会話の中で何度も繰り返す言葉。「違う、違う」と言ったり「ちゃう、ちゃう」と言ったり。抑揚がなくゆっくりとお行儀良く話す出演者達の中で彼だけは異彩を放っていた。

軽やかな音楽で始まるが決して明るいお話ではない
冒頭のシーンはアドリブが多いとされる森繁。加東大介と並んでいると社長シリーズを彷彿とさせる。この部分、小津監督も森繁を御すことを諦めたのか、好き勝手にやらせているように見受けられた。そこに現れる原節子。一挙に小津映画へと様子を変える。

新珠三千代が美しい。監督に甚く気に入られたらしいが、可愛いおじいちゃん、鴈治郎との掛け合いも面白く、造り酒屋を取り仕切る長女の役がピッタリとはまっている。
その長女が古い日本家屋の中を縦横無尽に歩く、歩く。
そして万兵衛も、下駄の音をカタカタ鳴らしながら路地から路地へ歩く、歩く。
19年ぶりに焼けぼっくいに火がついた昔の愛人役の浪花千栄子が色っぽい。
「うちが初めて女にしてもうた」なんてエロティックな言葉を吐く。
しかし、どこかこの世のものとは思えない不気味さ。「雨月物語」で男に取り付いた死霊に似ている。
何しろ一度死に掛けた男をしゃんと立たせて虚ろな目で自分のところに向かわせるのだから・・・横たわった遺体を団扇であおぐ行為もどこか気持ち悪い。

この映画では原節子だけが浮いていた。
この後の1本で映画界から引退することになる彼女。搨キけてみえる。半眼気味にカメラを捉え微笑みながら話すふくよかな表情は殆ど「如来」を連想させた。
奇しくも同じくこの映画のあとの「秋刀魚の味」が最後の作品となった小津監督。思えば二人の顔合わせはこの作品が最後ということになる。
朝には笑っていた人が夜にはもうこの世の人ではなくなる。人の世の無常、死生観を扱った作品でもあるので、ラストで喪服を着た彼女が葬列の最後尾を歩いていく姿は、どこか運命的なものを感じてしまってしかたがないのである。


能動的に感じ取れるから映画だと思うのです

投稿日

2007/01/17

レビュアー

ケチケチ

淡々とした日常生活

投稿日

2008/11/15

レビュアー

totoro

中村鴈次郎は扇千景の義父です。

投稿日

2008/02/03

レビュアー

とく

1〜 5件 / 全17件

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
    新作をレンタルする方法はこちら
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

ご利用の流れ

ご利用の流れ

@ 会員登録

申し込みフォームへ記入

申し込みフォームへ記入したら登録完了!

A 作品をレンタル

作品をレンタル

借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。

B ポストに返却

ポストに返却

商品をポストに投函すればOK!

よくあるご質問

よくあるご質問

もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。

無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。

定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。

各プランはこちら

各プランはこちら

  • 宅配レンタル 定額4プラン
    月額1,026円税込
    • DVD/CDが定額で月4枚レンタルできる!※1
    新規登録する
  • 都度課金 プラン
    無料会員 月額0円税込 ※都度レンタル時の費用は発生します
    • 月額無料で単品レンタルを楽しみたい方におすすめ!
    新規登録する

※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。

小早川家の秋