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アマロ神父の罪 / ガエル・ガルシア・ベルナル

アマロ神父の罪 /カルロス・カレラ

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66

DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

メキシコ・アルダマ地方。ここに将来を嘱望された若きエリート神父アマロが赴任してくる。彼はそこで、ベニト神父の手伝いをしながら、素晴らしい神父になるための様々なことを学んでいくはずだった。しかし、アマロはベニト神父の秘密を知りショックを受ける。ところが、そんな彼も美しく信仰心に篤い16歳の少女アメリアと親しくなるうち、自らの心の中に許されぬ感情が芽生えていることに気づくのだった。やがて2人は一線を越え、肉欲の世界に溺れていく。しかし一方で、アマロは聖職者としての野望も捨てきることができず、決断を迫られるのだった…。

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「アマロ神父の罪」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

メキシコ・アルダマ地方。ここに将来を嘱望された若きエリート神父アマロが赴任してくる。彼はそこで、ベニト神父の手伝いをしながら、素晴らしい神父になるための様々なことを学んでいくはずだった。しかし、アマロはベニト神父の秘密を知りショックを受ける。ところが、そんな彼も美しく信仰心に篤い16歳の少女アメリアと親しくなるうち、自らの心の中に許されぬ感情が芽生えていることに気づくのだった。やがて2人は一線を越え、肉欲の世界に溺れていく。しかし一方で、アマロは聖職者としての野望も捨てきることができず、決断を迫られるのだった…。

「アマロ神父の罪」 の作品情報

作品情報

製作年:

2002年

製作国:

メキシコ

原題:

EL CRIMEN DEL PADRE AMARO/THE CRIME OF F

「アマロ神父の罪」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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洋画・邦画

35,500
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国内・海外ドラマ

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アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

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ユーザーレビュー:66件

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1〜 5件 / 全66件

ダークサイドに落ちた神父 ネタバレ

投稿日:2007/12/18 レビュアー:ポッシュ(卒業)

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 聖職者の性的堕落と言うとサマセット・モームの『雨』、ホーソーンの『緋文字』、遠藤周作の『黄色い人』あたりを思い出すのだけれど、このモチーフってきっと他にもたくさんあるのでしょう。原作は19世紀末の作品のようで、ぼちぼちニーチェによって神が殺される頃ですね。

 主人公アマロ神父(ガエル・ガルシア・ベルナル)。ず〜っと「アロマ」だと思ってたので、名前通りにフェロモンむんむんだぁなどと思ってました。違うじゃん。彼の高潔さを表わすエピソードとして、冒頭で強盗にあった老人にお金を恵むシーンが出てくるけれど、そこからして何とはなしに彼の傲慢さは見えていた気がする。
 
 司教のお気に入りという鳴り物入りで赴任してきたアマロ神父。いきなり先輩神父の生臭ぶりを目にするのだが、そこで小賢しくだんまりを決め込むあたり、この子は純粋なんかじゃないよ、むしろ狡猾な奴だろうと思わせる。エリート意識と上昇志向、野心いっぱいで聖職者を目指すあたり、スタンダールの『赤と黒』のジュリアン・ソレルのようだ。

 少女アメリアとの関係も美しい愛ではなく、肉欲オンリーにしか見えない。聖母マリアの衣装をまとわせて…なんて究極のコスプレ。聖なるものを犯すというファンタジーで恍惚を得ようなんざ悪趣味すぎて。見ていてしんどかった。せめてこの愛がホンモノだったらまだ救いがある気がするのだが、妊娠を知ったときの「マジかよ?」(そんなセリフじゃないです)ってリアクション。もう、ホントにどうしようもないクズ男じゃん。あまりにチンケで泣きたくなった。その他、教会と政治家との癒着や資金洗浄のための献金も見てみぬふり。真実を暴いた新聞社に対しては反論し圧力をかける。もう、この子はどうしようもなく世俗にまみれ悪の道を進んでいくのだけれど、本人にその自覚が全くないところが、最大の罪ということだ。そして、悲劇が起こる。

 すべてのことを自分の思惑通りに運んで罪を隠蔽し、何事もなかったように日常に帰ってきた、というラスト。もはや彼はモンスターだ。そんな彼を見つめるペニト神父の驚愕のまなざしが強烈なメッセージとなっている。



 密会のために利用される全身マヒの少女。彼女の名はゲッセマネ。磔刑前夜にイエスが祈りを捧げる場所の名前だ。罪のないイエス・キリストが全ての人間の罪を背負って十字架につけられる。そんな自らの運命を思って苦しみもだえる場所。その隣で、アマロ神父は快楽にふけった。イエスは神父の罪も負われたのだろうか・・・。


●私信です。目にとまって読んでいただければ良いのですが・・・。
花ちゃんさん
いつもレビュー拝見しております。登場人物の心情をビビッドにすくい取る描写に感服しています。
この度は丁寧なコメントありがとうございました。「NOVO」は花ちゃんさんのレビューがきっかけで借りた作品なので、読んでいただけて嬉しく思います。

このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

遠い出来事ではあるけれども、描かれた人物には頷いてしまう。 ネタバレ

投稿日:2006/01/22 レビュアー:アッシュ2

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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舞台はメキシコ。片田舎の教区に若き神父が赴任する。彼はこの地で敬虔なカトリックの娘アメリアと出会い恋に落ちる。神父は聖職者である故に別れを決意するが彼女から妊娠の事実を告げられて…。と話は進む。

ガエル演じるアマロ神父はまだ見習いではあるが聖職者として将来を約束されている身。だが、転属の地でこのようなタブーを犯すとは自身思わなかったろう。神の献身を怠り、表沙汰に出来ぬ愛と言うよりも肉欲に溺れて行く愛。囲われ人が俗世に放たれ眩い光に心振るわすような愛。 そんな愛に狂うだけでは無くそのハザマで「現実」を見詰めようとする姿、よく演じられていました。アメリア役のアナは無垢さと瑞々しさを持った可愛らしい女性。

アマロ神父とアメリアの愛の顛末を中心に話は進むのだが、生涯童貞の誓いを立てた聖職者の愛人問題、教会と政治家の癒着、暗部との関係など、聖職者達の醜状が随所に落ちているので「カトリックとは一体…」と驚かされる。中南米の教会も歴史が古く、社会的にも政治的にも立ち入る事ができる大きな力があると聞き及びます。(今はどうかしら?)不動の地位と権力を持つ彼らを貶めとも戒めにも取れるエピソードを絡めた構成が一々興味深い。老婆のディオニシアを聖体を汚す存在と位置付け、終盤、アマロ神父と結託させるのも印象に残る。アマロ神父がアメリアとの愛を清算しようとするのも信仰からではなく、約束された地位からの転落を恐れているようにも見える凝った演出。スキャンダルが飛び交います。

ラストは哀しくアマロ神父に怒りさえ感じてしまう。お互いに納得した事ではあるけれども、アメリアの流した血が誓いを破った2人への神罰、いや、聖母マリアを失う悲しみと被る。アマロ神父は今後どうするのか…。執拗に考えてしまいます。そして、己の心に従うまま潔く聖域を去ったナタリオ神父の姿がなぜか思い起こされる。

ワタクシはカトリックでは無いので衝撃は受けず、「なるほどね」と教会のスキャンダルを遠く眺めてはいたけれども、アマロ神父を聖職者では無く一般人として捉え、保身の術を身につけた男性ならば女性を捨てる事など平気でするよな、と妙に頷いてしまいます。

後味の良い映画では無いけれども、宗教の歴史ある国ならではの味わいもある作品です。カトリックの僧衣姿のガエル、よかったですよ。

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これは最もタチが悪い犯罪者ですよ ネタバレ

投稿日:2006/01/19 レビュアー:みみ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 ガエル君目当ての軽い気持ちで借りたんだけど、案外見応えのある作品でした。教会の腐敗というより、犯罪者の心理みたいなものが、教会を通じてよく描かれていたと思います。

 このアマロ神父は、悪意がないだけにタチが悪い。自分は悪いことをしているんだという認識があるベニト神父の方が、歯止めが効く分まだ救いようがあります。
 司教の命令だから罪のない人を陥れる。好きだから姦淫する。神父としての人生が終わるのは嫌だから堕胎させる。手術が失敗してアメリアが死んだら、子供の父親は自分でないことにする。
 罪の犯し方が常に自分本位で、やばくなるとそれを隠蔽するためにもっと大きな罪を犯す。これって典型的な犯罪心理パターンですよね。
 アメリアが死んだときも泣きながら、「ああやっとこれで厄介な問題がなくなる」と内心ほっとしてたんじゃないでしょうか。
 最後、ベニト神父がアマロをまるで怪物をみるかのような目で見つめていたのが印象的でした。

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私も懺悔した〜い

投稿日:2004/08/27 レビュアー:パープルローズ

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ただの若き神父でない ネタバレ

投稿日:2005/12/25 レビュアー:スターダスト

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自己矛盾に逡巡するアマロはただの若き神父でない。枢機卿のお気に入りと言われるだけに、新聞社へ脅しをかけたり、恋人の密会場所をみつけたり、鋭利な頭脳を悪用する腹黒さを持ち合わせている。

幕切れも印象深く、こうした宿命に守られた男もいるのだ。彼の無垢なる心は霧散し、腐敗の道を突き進んでいくことを予感させる。

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1〜 5件 / 全66件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:66件

ダークサイドに落ちた神父

投稿日

2007/12/18

レビュアー

ポッシュ(卒業)

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 聖職者の性的堕落と言うとサマセット・モームの『雨』、ホーソーンの『緋文字』、遠藤周作の『黄色い人』あたりを思い出すのだけれど、このモチーフってきっと他にもたくさんあるのでしょう。原作は19世紀末の作品のようで、ぼちぼちニーチェによって神が殺される頃ですね。

 主人公アマロ神父(ガエル・ガルシア・ベルナル)。ず〜っと「アロマ」だと思ってたので、名前通りにフェロモンむんむんだぁなどと思ってました。違うじゃん。彼の高潔さを表わすエピソードとして、冒頭で強盗にあった老人にお金を恵むシーンが出てくるけれど、そこからして何とはなしに彼の傲慢さは見えていた気がする。
 
 司教のお気に入りという鳴り物入りで赴任してきたアマロ神父。いきなり先輩神父の生臭ぶりを目にするのだが、そこで小賢しくだんまりを決め込むあたり、この子は純粋なんかじゃないよ、むしろ狡猾な奴だろうと思わせる。エリート意識と上昇志向、野心いっぱいで聖職者を目指すあたり、スタンダールの『赤と黒』のジュリアン・ソレルのようだ。

 少女アメリアとの関係も美しい愛ではなく、肉欲オンリーにしか見えない。聖母マリアの衣装をまとわせて…なんて究極のコスプレ。聖なるものを犯すというファンタジーで恍惚を得ようなんざ悪趣味すぎて。見ていてしんどかった。せめてこの愛がホンモノだったらまだ救いがある気がするのだが、妊娠を知ったときの「マジかよ?」(そんなセリフじゃないです)ってリアクション。もう、ホントにどうしようもないクズ男じゃん。あまりにチンケで泣きたくなった。その他、教会と政治家との癒着や資金洗浄のための献金も見てみぬふり。真実を暴いた新聞社に対しては反論し圧力をかける。もう、この子はどうしようもなく世俗にまみれ悪の道を進んでいくのだけれど、本人にその自覚が全くないところが、最大の罪ということだ。そして、悲劇が起こる。

 すべてのことを自分の思惑通りに運んで罪を隠蔽し、何事もなかったように日常に帰ってきた、というラスト。もはや彼はモンスターだ。そんな彼を見つめるペニト神父の驚愕のまなざしが強烈なメッセージとなっている。



 密会のために利用される全身マヒの少女。彼女の名はゲッセマネ。磔刑前夜にイエスが祈りを捧げる場所の名前だ。罪のないイエス・キリストが全ての人間の罪を背負って十字架につけられる。そんな自らの運命を思って苦しみもだえる場所。その隣で、アマロ神父は快楽にふけった。イエスは神父の罪も負われたのだろうか・・・。


●私信です。目にとまって読んでいただければ良いのですが・・・。
花ちゃんさん
いつもレビュー拝見しております。登場人物の心情をビビッドにすくい取る描写に感服しています。
この度は丁寧なコメントありがとうございました。「NOVO」は花ちゃんさんのレビューがきっかけで借りた作品なので、読んでいただけて嬉しく思います。

遠い出来事ではあるけれども、描かれた人物には頷いてしまう。

投稿日

2006/01/22

レビュアー

アッシュ2

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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舞台はメキシコ。片田舎の教区に若き神父が赴任する。彼はこの地で敬虔なカトリックの娘アメリアと出会い恋に落ちる。神父は聖職者である故に別れを決意するが彼女から妊娠の事実を告げられて…。と話は進む。

ガエル演じるアマロ神父はまだ見習いではあるが聖職者として将来を約束されている身。だが、転属の地でこのようなタブーを犯すとは自身思わなかったろう。神の献身を怠り、表沙汰に出来ぬ愛と言うよりも肉欲に溺れて行く愛。囲われ人が俗世に放たれ眩い光に心振るわすような愛。 そんな愛に狂うだけでは無くそのハザマで「現実」を見詰めようとする姿、よく演じられていました。アメリア役のアナは無垢さと瑞々しさを持った可愛らしい女性。

アマロ神父とアメリアの愛の顛末を中心に話は進むのだが、生涯童貞の誓いを立てた聖職者の愛人問題、教会と政治家の癒着、暗部との関係など、聖職者達の醜状が随所に落ちているので「カトリックとは一体…」と驚かされる。中南米の教会も歴史が古く、社会的にも政治的にも立ち入る事ができる大きな力があると聞き及びます。(今はどうかしら?)不動の地位と権力を持つ彼らを貶めとも戒めにも取れるエピソードを絡めた構成が一々興味深い。老婆のディオニシアを聖体を汚す存在と位置付け、終盤、アマロ神父と結託させるのも印象に残る。アマロ神父がアメリアとの愛を清算しようとするのも信仰からではなく、約束された地位からの転落を恐れているようにも見える凝った演出。スキャンダルが飛び交います。

ラストは哀しくアマロ神父に怒りさえ感じてしまう。お互いに納得した事ではあるけれども、アメリアの流した血が誓いを破った2人への神罰、いや、聖母マリアを失う悲しみと被る。アマロ神父は今後どうするのか…。執拗に考えてしまいます。そして、己の心に従うまま潔く聖域を去ったナタリオ神父の姿がなぜか思い起こされる。

ワタクシはカトリックでは無いので衝撃は受けず、「なるほどね」と教会のスキャンダルを遠く眺めてはいたけれども、アマロ神父を聖職者では無く一般人として捉え、保身の術を身につけた男性ならば女性を捨てる事など平気でするよな、と妙に頷いてしまいます。

後味の良い映画では無いけれども、宗教の歴史ある国ならではの味わいもある作品です。カトリックの僧衣姿のガエル、よかったですよ。

これは最もタチが悪い犯罪者ですよ

投稿日

2006/01/19

レビュアー

みみ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 ガエル君目当ての軽い気持ちで借りたんだけど、案外見応えのある作品でした。教会の腐敗というより、犯罪者の心理みたいなものが、教会を通じてよく描かれていたと思います。

 このアマロ神父は、悪意がないだけにタチが悪い。自分は悪いことをしているんだという認識があるベニト神父の方が、歯止めが効く分まだ救いようがあります。
 司教の命令だから罪のない人を陥れる。好きだから姦淫する。神父としての人生が終わるのは嫌だから堕胎させる。手術が失敗してアメリアが死んだら、子供の父親は自分でないことにする。
 罪の犯し方が常に自分本位で、やばくなるとそれを隠蔽するためにもっと大きな罪を犯す。これって典型的な犯罪心理パターンですよね。
 アメリアが死んだときも泣きながら、「ああやっとこれで厄介な問題がなくなる」と内心ほっとしてたんじゃないでしょうか。
 最後、ベニト神父がアマロをまるで怪物をみるかのような目で見つめていたのが印象的でした。

私も懺悔した〜い

投稿日

2004/08/27

レビュアー

パープルローズ

ただの若き神父でない

投稿日

2005/12/25

レビュアー

スターダスト

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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自己矛盾に逡巡するアマロはただの若き神父でない。枢機卿のお気に入りと言われるだけに、新聞社へ脅しをかけたり、恋人の密会場所をみつけたり、鋭利な頭脳を悪用する腹黒さを持ち合わせている。

幕切れも印象深く、こうした宿命に守られた男もいるのだ。彼の無垢なる心は霧散し、腐敗の道を突き進んでいくことを予感させる。

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