ヘブン・アンド・アース　天地英雄

この作品は中井貴一が出演しているということで見たいと思っていました。それにベッキー・チャオも出ていたからです(^^ゞ。オープニングから少し見た時点で「いい雰囲気持った作品だなぁ〜？静と動のメリハリが効いていてついつい作品にのめり込んでしまうよ」という感想を持ちました。また、中国の西方でのお話なので西洋と東洋の文化の交わりというか混在ぐあいが建物や衣装によく表現されていて好感を持ちました。衣装のデザインは良かったと思います。

内容は中井演じる遣唐使が日本に帰る前の最後の仕事として一人のお尋ね者の殺害を帝に命じられるところからこの作品は始まります。お尋ね者は砂嵐に巻き込まれ壊滅状態に追い込まれたキャラバンにその命を救われます。そのお返しにそのキャラバンの警護をすることになり、結果遣唐使もこのキャラバンに同行することになるのですがこのキャラバンにはある秘密がありその秘密をいろんな敵から狙われ、それを遣唐使とお尋ね者が守っていくというものです。

アクションシーンは全く文句はありません。時代劇が好きな方であれば満足できる内容だと思います。またほどよいワイヤーアクション、ＣＧ処理で違和感なく最後まで楽しめます。中井の演技もさることながらお尋ね者を演じたチアン・ウェンの演技はすばらしいものがあります。私は中国の役者のことは全く知らないのですが好きになってしまいました。またベッキー・チャオのかわいらしさ優しさが随所に出ていてむさ苦しいキャラバンの中にあって紅一点オアシスになっていました。

予想以上の出来にちょっと驚かされました。嬉しい誤算でした(^^ゞ。

なかなかの演技でした。
あまり期待していなかったのですが、それなりに楽しめました。
クライマックスはなかなかの感動でした。

ＭＵＳＡに似ている部分もありますが。。。

紀元前７００年の唐の時代のお話。壮大な時代絵巻物です。期待せず見ましたが、なかなかスケールも大きく、見ごたえあり。　
中井貴一が、今までになく男らしさを発揮していた。また、『鬼が来た』の監督チアン・ウェンが、とても存在感のある演技を見せていました。俳優としてもすばらしい。アクションシーンも満載で、ラストまで一気に見てしまいました。終盤のクライマックスシーンは、胸に迫る感動でした。フー・ピン監督の『哀戀花火』を随分以前にみましたが、とても印象に残っています。この作品ともども、ぜひご覧下さい。

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どこかで見たと思ったらMUSAに似ていた・・・と思っていたら、本当に以前見たことがあったのだった。しかし始まって27分経つまでそのことに気づかない私も相当ボンヤリである。

遣唐使として派遣され、何度も帰国を願い出ていたにもかかわらずそのたび却下されていた来栖が、これを達すれば帰国を許すという最後の任務を与えられた。映画は中国の作品だが、その来栖の望郷の念をいちばんよく理解できるのはやはり日本人ではないかと思う。当時、故郷の土を踏むことなく、母を思いながら大陸の土に還って行った人もすくなくないのでは・・・と唐の時代に思いを馳せた。

中井貴一は単身ロケに臨んでものすごく大変だったのに、愚痴ひとつ言わなかったという話が有名なので、感心しながら見た。
中井貴一の世代には、真田広之などもそうだが、単身海外での撮影生活に耐えて存在感のある演技を示せる才能がちらほら見られてうれしい。若い世代にももっとそういう人がでてきてほしい。
ヴィッキー・チャオは相変わらず可愛くて、香港ではチャン・ツィイーよりも人気が高いとのことだが、顔立ちなら私もヴィッキーのほうが好きかな。

見終わったらやけに喉が渇いた。映画館ではさぞかしコーラが売れたはず…？

中井貴一がいい味を出していました。
シルクロードを旅する映像も雄大で素晴らしい。
アクションも迫力十分。
私は「ＭＵＳＡ」を観ていなかったので十分楽しめました。
仏様の偉大さも良くわかりました・・・理由は映画を鑑賞して下さい。
大変見ごたえがある大作。
歴史ファンにお勧めします。