悪魔の赤ちゃん / ジョン・P・ライアン
悪魔の赤ちゃん
/ラリー・コーエン
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(15)
解説・ストーリー
フランク(ジョン・P・ライアン)とルノール(シャロン・ファレル)の間に待望の2人目の子供が産まれた。しかしその赤ちゃんは、悪魔のような姿と驚異的な生命力を持った異様な生物だった。赤ちゃんはお産に立ち合った医師、インターン、看護婦らを全て惨殺し、分娩室から姿を消す。警察は当初新生児がこの事件起こしたとは思わなかったが、その日から獣のような牙と爪による惨殺事件が次々と起こり、ついに警察は赤ちゃんを包囲網にかける事を試みるが。
フランク(ジョン・P・ライアン)とルノール(シャロン・ファレル)の間に待望の2人目の子供が産まれた。しかしその赤ちゃんは、悪魔のような姿と驚異的な生命力を持った異様な生物だった。赤ちゃんはお産に立ち合った医師、インターン、看護婦らを全て惨殺し、分娩室から姿を消す。警察は当初新生児がこの事件起こしたとは思わなかったが、その日から獣のような牙と爪による惨殺事件が次々と起こり、ついに警察は赤ちゃんを包囲網にかける事を試みるが。
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「悪魔の赤ちゃん」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
フランク(ジョン・P・ライアン)とルノール(シャロン・ファレル)の間に待望の2人目の子供が産まれた。しかしその赤ちゃんは、悪魔のような姿と驚異的な生命力を持った異様な生物だった。赤ちゃんはお産に立ち合った医師、インターン、看護婦らを全て惨殺し、分娩室から姿を消す。警察は当初新生児がこの事件起こしたとは思わなかったが、その日から獣のような牙と爪による惨殺事件が次々と起こり、ついに警察は赤ちゃんを包囲網にかける事を試みるが。
「悪魔の赤ちゃん」 の作品情報
「悪魔の赤ちゃん」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「悪魔の赤ちゃん」 のシリーズ作品
悪魔の赤ちゃんの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
91分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR11201 |
2006年09月29日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
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悪魔の赤ちゃんの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
91分 |
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1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR11201 |
2006年09月29日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
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0人
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ユーザーレビュー:15件
ホラー映画ではありません
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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赤ちゃんモノ(そんなジャンルが有るかどうかは別にして)と言えば「ローズマリーの赤ちゃん」がピカ一の代表作ですが、日本ではサッパリですが米国では本作も人気あります。監督のLarry Cohenと言えば最近は「セルラー」「フォーンブース」の脚本で有名ですが、映画ファンにはB級ホラーの雄としてお馴染み、本作は代表作と言ってよいでしょう。因みに1969年作「屋根の上の赤ちゃん」も氏の作品です(此方はサスペンスもの)。本作はジャケからしてホラーっぽいですが、内実は社会派ドラマの一面もある。今で言うなら薬害エイズ問題に警鐘を鳴らす、風刺映画としての側面を見逃してはいけない。特に後半の展開は感動的なドラマの様相を呈すると言っても言い過ぎては無いと思う。特撮は名匠Rick Bakerが務めているが、この点に期待すると失敗する。本作はタイトルとは裏腹に、モンスター映画では無い。肝心の赤ちゃんが殆ど出てこないからだ。そして音楽をあのBernard Herrmannへ依頼した事でも分かる様に、意外と本気で作られてると思う。表面上はタイトル倒れのC級ホラーと思われ評価も低いが、内在するテーマを汲み取ると別の視点も生まれる。と書けば言い過ぎかもしれないが、米国でヒットした理由は感じ取れた脚本だった。但し女性(特に妊婦さん)にはお薦め出来ない。独身の私が思う位なので、その点ご注意を。
しかし続編「悪魔の赤ちゃん2」と「悪魔の赤ちゃん3/禁断の島」は頂けない・・・と思ったら、この2作は一枚のDVDに収められお札一枚で買える様だ、その価格設定に大いに納得した。映画会社も分ってるじゃない(笑)。
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24人の会員が気に入ったと投稿しています
何だかとても悲しい
投稿日:2006/11/08
レビュアー:neko
この映画ずっと観たかったんです。ホラーと言っても両親の苦悩・悲哀を描いた異色作という事で。確かにホラーと言うわりには、おどろおどろしい場面がある訳ではなく、前半はじわじわとドラマを見せていきますね。チラッとしか姿を現さない赤ちゃんはちょっと不気味です。
そしてラストはちょっと胸が詰まってしまうかも。赤ちゃんを大切に抱きかかえる父親。この静かなシーン、胸にきますね。
ホラーとしては恐怖は物足りないかもしれませんが、両親の苦悩や、赤ちゃんの両親に見せるかすかな甘えのようなものに、切なくなってしまいます。くるまれた赤ちゃんに愛しさを感じたりして・・・。お兄ちゃんが赤ちゃんにかける優しい口調もとてもいいです。
暗い雰囲気がいいですね。個人的には住宅街の荒野に青いワンピース&白いブーツの奇抜な女性のセンスに目を奪われましたが・・・。
期待どおりいい映画でした。
この作品も勝王さんのレビューを見て飛びつきました。映画祭で忙しかったのにお返事頂いてありがとうございます。風邪、早く治るといいですね。おすすめの件、早速探してみますね♪ワイルド・パーティーはDVD買おうかな、と思ってます。マニアックなレビューいつも楽しみにしてます。
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
きっと愛の物語なのです。
DVDのおどろおどろしいBGMの鳴り響くメニュー画面見て「なんでこんなの借りたんだろ?」と思ったが、
それは、このタイトルにしてホラーじゃないとおっしゃるMonPetitさんとkazuponさんのレビューで興味を持ってしまったからなんであった。
たしかに、ホラーとして観ない方がいい。
惨殺の描写や造形にアイデアがあるわけでもない。
大作でもなく古い映画なので特撮の品質なども期待してはいけない。
退屈なシーンや警察や医師達の言動など不自然で妙な点も多い。
しかし、それでも人を惹きつけるだけの力を持っているというのは
もしや凄いことではないだろうか。
出産の時、親はきっと不安でいっぱいだ。
五体満足であってくれれば、それ以上何も望まないと思うだろう。
たとえ病気や障害を持って生まれてきても親の愛は変わらない。
そんな、か弱き小さきもの、無垢な存在、愛の象徴であるべき赤ちゃんが
凶暴な肉食獣のように人を襲う。。。
それでも親にとっては愛すべき存在であることに変わりないのかもしれない。
何人、他人が犠牲になろうとも、我が子の大切さに勝るものはないのかも。
赤ちゃん自身も生きるための本能に突き動かされているだけで責められない。
薬害による変異で誕生してしまったらしい不幸な赤ちゃんなのだ。
そして、これは始まりに過ぎない、というエンディング。
そんなこんなで、怖くはなく、むしろ悲しい愛の物語だと感じたのでした。
人によって受け止め方の異なる作品であると思う。
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
イノセントな赤ちゃん
昔見た作品がどんどんDVDになっています。再見していたらキリがありませんが、これはもう一度見たかった作品の一つ。原題の「イッツ・アライヴ」はフランケンシュタイン博士が人造人間の実験に成功したとき叫んだ言葉で、トラボルタの踊りの映画(あれはステイン・アライヴでしたっけ)じゃありません。フランケンシュタインがモチーフですが、内容は邦題通り、悪魔みたいな赤ちゃんが暴れるというものです。でも、赤ちゃんが殺しまくるスプラッターではなく、そんな赤ちゃんを持った両親の苦悩を中心に描いており、意外としっかりした作りです。あくま(悪魔?)でも「意外と」なので、注意してください。フランケンシュタインとの共通点は、赤ちゃんのイノセントなところ。人を殺すのは生きるためで、悪意はありません。両親は殺さずになついております。当然、世間は赤ちゃんを殺そうとしますが、両親はどうすれば良いのか、というのは、イノセントではあるが危険な存在(今なら人里に下りてくる熊でしょうか?)をこっちの都合だけで殺して良いのか、という問いかけでもあります。危険な存在にしてしまったのも、科学のせい(ここでは薬害)という設定になってます。派手なゴアシーンがなくその手の映画を期待してはいけませんが、普通の映画として面白いんじゃないでしょうか。撮り方もドキュメンタリー風で70年代っぽいですしね。役者もなかなかいいです。父親役のジョン・P・ライアンもいいですが、妻のシャロン・ファレルが素晴らしいです。おばさんですが泣き顔がかわいいです。ラストは理解不能という意見もあるかも知れませんがネタバレになるのでこの辺で。
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この赤ちゃんは何の比喩なのか!?
まずはこの作品、ホラー映画などではありません。確かに、頚動脈を噛み切られ多数
の死者がでるのだが、明らかに違う。ホラー映画という観点で見るのであれば本作は
駄作レベル。が、しかし、別のジャンルとして観るのであればなかなかの作品だ。
別のジャンルと言ったのは思い当たるものがないからで、社会派ともいえるし、ヒュー
マンドラマともいえる。もしくは心理サスペンスとも言えるかもしれない。この分類しず
らさこそコーエンの真骨頂だし、秀でた個性に他ならない。
本作は確かに何かのテーマを投げかけているだが、わかりやすくなんて撮るもんかと
あざ笑うような演出。気をぬいてみてるとC級ホラーと映るのだからコーエンマジックは
この頃から健在だったわけだ。猟奇的なおももちの前半から苦悩や異常な母性愛、
世間からの迫害を経て、後半は感動のドラマへと変貌していくわけだ。映像や特撮に
ついては時代というものには逆らえないわけだが、赤ちゃんの歯と爪。これにどうも意
味があるように思えて仕方ないのだが気の利いた考えがでてこない。。
エンディングの警部の電話。やっとカタがついたと安心させた途端、ほんの序章だった
と言わんばかりのセリフだ。すっきり感ゼロの終わり方だが、本当のメッセージはこの
先にあり、いつものごとく自分で考えなさい、感じなさい、私はヒントを与えましたから
。。。というコーエンの声が聞こえてきそうだ。
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ユーザーレビュー
ホラー映画ではありません
投稿日
2006/09/30
レビュアー
masamune
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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赤ちゃんモノ(そんなジャンルが有るかどうかは別にして)と言えば「ローズマリーの赤ちゃん」がピカ一の代表作ですが、日本ではサッパリですが米国では本作も人気あります。監督のLarry Cohenと言えば最近は「セルラー」「フォーンブース」の脚本で有名ですが、映画ファンにはB級ホラーの雄としてお馴染み、本作は代表作と言ってよいでしょう。因みに1969年作「屋根の上の赤ちゃん」も氏の作品です(此方はサスペンスもの)。本作はジャケからしてホラーっぽいですが、内実は社会派ドラマの一面もある。今で言うなら薬害エイズ問題に警鐘を鳴らす、風刺映画としての側面を見逃してはいけない。特に後半の展開は感動的なドラマの様相を呈すると言っても言い過ぎては無いと思う。特撮は名匠Rick Bakerが務めているが、この点に期待すると失敗する。本作はタイトルとは裏腹に、モンスター映画では無い。肝心の赤ちゃんが殆ど出てこないからだ。そして音楽をあのBernard Herrmannへ依頼した事でも分かる様に、意外と本気で作られてると思う。表面上はタイトル倒れのC級ホラーと思われ評価も低いが、内在するテーマを汲み取ると別の視点も生まれる。と書けば言い過ぎかもしれないが、米国でヒットした理由は感じ取れた脚本だった。但し女性(特に妊婦さん)にはお薦め出来ない。独身の私が思う位なので、その点ご注意を。
しかし続編「悪魔の赤ちゃん2」と「悪魔の赤ちゃん3/禁断の島」は頂けない・・・と思ったら、この2作は一枚のDVDに収められお札一枚で買える様だ、その価格設定に大いに納得した。映画会社も分ってるじゃない(笑)。
何だかとても悲しい
投稿日
2006/11/08
レビュアー
neko
この映画ずっと観たかったんです。ホラーと言っても両親の苦悩・悲哀を描いた異色作という事で。確かにホラーと言うわりには、おどろおどろしい場面がある訳ではなく、前半はじわじわとドラマを見せていきますね。チラッとしか姿を現さない赤ちゃんはちょっと不気味です。
そしてラストはちょっと胸が詰まってしまうかも。赤ちゃんを大切に抱きかかえる父親。この静かなシーン、胸にきますね。
ホラーとしては恐怖は物足りないかもしれませんが、両親の苦悩や、赤ちゃんの両親に見せるかすかな甘えのようなものに、切なくなってしまいます。くるまれた赤ちゃんに愛しさを感じたりして・・・。お兄ちゃんが赤ちゃんにかける優しい口調もとてもいいです。
暗い雰囲気がいいですね。個人的には住宅街の荒野に青いワンピース&白いブーツの奇抜な女性のセンスに目を奪われましたが・・・。
期待どおりいい映画でした。
この作品も勝王さんのレビューを見て飛びつきました。映画祭で忙しかったのにお返事頂いてありがとうございます。風邪、早く治るといいですね。おすすめの件、早速探してみますね♪ワイルド・パーティーはDVD買おうかな、と思ってます。マニアックなレビューいつも楽しみにしてます。
きっと愛の物語なのです。
投稿日
2009/08/12
レビュアー
DVDのおどろおどろしいBGMの鳴り響くメニュー画面見て「なんでこんなの借りたんだろ?」と思ったが、
それは、このタイトルにしてホラーじゃないとおっしゃるMonPetitさんとkazuponさんのレビューで興味を持ってしまったからなんであった。
たしかに、ホラーとして観ない方がいい。
惨殺の描写や造形にアイデアがあるわけでもない。
大作でもなく古い映画なので特撮の品質なども期待してはいけない。
退屈なシーンや警察や医師達の言動など不自然で妙な点も多い。
しかし、それでも人を惹きつけるだけの力を持っているというのは
もしや凄いことではないだろうか。
出産の時、親はきっと不安でいっぱいだ。
五体満足であってくれれば、それ以上何も望まないと思うだろう。
たとえ病気や障害を持って生まれてきても親の愛は変わらない。
そんな、か弱き小さきもの、無垢な存在、愛の象徴であるべき赤ちゃんが
凶暴な肉食獣のように人を襲う。。。
それでも親にとっては愛すべき存在であることに変わりないのかもしれない。
何人、他人が犠牲になろうとも、我が子の大切さに勝るものはないのかも。
赤ちゃん自身も生きるための本能に突き動かされているだけで責められない。
薬害による変異で誕生してしまったらしい不幸な赤ちゃんなのだ。
そして、これは始まりに過ぎない、というエンディング。
そんなこんなで、怖くはなく、むしろ悲しい愛の物語だと感じたのでした。
人によって受け止め方の異なる作品であると思う。
イノセントな赤ちゃん
投稿日
2006/10/09
レビュアー
勝王
昔見た作品がどんどんDVDになっています。再見していたらキリがありませんが、これはもう一度見たかった作品の一つ。原題の「イッツ・アライヴ」はフランケンシュタイン博士が人造人間の実験に成功したとき叫んだ言葉で、トラボルタの踊りの映画(あれはステイン・アライヴでしたっけ)じゃありません。フランケンシュタインがモチーフですが、内容は邦題通り、悪魔みたいな赤ちゃんが暴れるというものです。でも、赤ちゃんが殺しまくるスプラッターではなく、そんな赤ちゃんを持った両親の苦悩を中心に描いており、意外としっかりした作りです。あくま(悪魔?)でも「意外と」なので、注意してください。フランケンシュタインとの共通点は、赤ちゃんのイノセントなところ。人を殺すのは生きるためで、悪意はありません。両親は殺さずになついております。当然、世間は赤ちゃんを殺そうとしますが、両親はどうすれば良いのか、というのは、イノセントではあるが危険な存在(今なら人里に下りてくる熊でしょうか?)をこっちの都合だけで殺して良いのか、という問いかけでもあります。危険な存在にしてしまったのも、科学のせい(ここでは薬害)という設定になってます。派手なゴアシーンがなくその手の映画を期待してはいけませんが、普通の映画として面白いんじゃないでしょうか。撮り方もドキュメンタリー風で70年代っぽいですしね。役者もなかなかいいです。父親役のジョン・P・ライアンもいいですが、妻のシャロン・ファレルが素晴らしいです。おばさんですが泣き顔がかわいいです。ラストは理解不能という意見もあるかも知れませんがネタバレになるのでこの辺で。
この赤ちゃんは何の比喩なのか!?
投稿日
2009/06/07
レビュアー
MonPetit
まずはこの作品、ホラー映画などではありません。確かに、頚動脈を噛み切られ多数
の死者がでるのだが、明らかに違う。ホラー映画という観点で見るのであれば本作は
駄作レベル。が、しかし、別のジャンルとして観るのであればなかなかの作品だ。
別のジャンルと言ったのは思い当たるものがないからで、社会派ともいえるし、ヒュー
マンドラマともいえる。もしくは心理サスペンスとも言えるかもしれない。この分類しず
らさこそコーエンの真骨頂だし、秀でた個性に他ならない。
本作は確かに何かのテーマを投げかけているだが、わかりやすくなんて撮るもんかと
あざ笑うような演出。気をぬいてみてるとC級ホラーと映るのだからコーエンマジックは
この頃から健在だったわけだ。猟奇的なおももちの前半から苦悩や異常な母性愛、
世間からの迫害を経て、後半は感動のドラマへと変貌していくわけだ。映像や特撮に
ついては時代というものには逆らえないわけだが、赤ちゃんの歯と爪。これにどうも意
味があるように思えて仕方ないのだが気の利いた考えがでてこない。。
エンディングの警部の電話。やっとカタがついたと安心させた途端、ほんの序章だった
と言わんばかりのセリフだ。すっきり感ゼロの終わり方だが、本当のメッセージはこの
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