マッハ! / トニー・ジャー
マッハ!
/プラッチャヤー・ピンゲーオ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(286)
解説・ストーリー
仏教とムエタイの国、タイ。敬虔な仏教徒たちが暮らすのどかな田舎の村ノンプラドゥ。ある日、村の信仰の象徴である仏像“オンバク”の首が切り落とされ、盗まれてしまう。犯人は、コム・タン率いるバンコクの密輸団と手を組むこの村出身のドンと判明。以来、村人たちは悲嘆に暮れ、災いの到来に怯える日々。そこで村の長老たちは、孤児のティンに“オンバク”の首の奪還を要請した。彼は僧侶プラ・クルに師事し、古式ムエタイを極めた最強の戦士。村の切実な希望を託されたティンは、さっそくドンの捜索にバンコクへと向かうのだが…。
仏教とムエタイの国、タイ。敬虔な仏教徒たちが暮らすのどかな田舎の村ノンプラドゥ。ある日、村の信仰の象徴である仏像“オンバク”の首が切り落とされ、盗まれてしまう。犯人は、コム・タン率いるバンコクの密輸団と手を組むこの村出身のドンと判明。以来、村人たちは悲嘆に暮れ、災いの到来に怯える日々。そこで村の長老たちは、孤児のティンに“オンバク”の首の奪還を要請した。彼は僧侶プラ・クルに師事し、古式ムエタイを極めた最強の戦士。村の切実な希望を託されたティンは、さっそくドンの捜索にバンコクへと向かうのだが…。
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「マッハ!」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
仏教とムエタイの国、タイ。敬虔な仏教徒たちが暮らすのどかな田舎の村ノンプラドゥ。ある日、村の信仰の象徴である仏像“オンバク”の首が切り落とされ、盗まれてしまう。犯人は、コム・タン率いるバンコクの密輸団と手を組むこの村出身のドンと判明。以来、村人たちは悲嘆に暮れ、災いの到来に怯える日々。そこで村の長老たちは、孤児のティンに“オンバク”の首の奪還を要請した。彼は僧侶プラ・クルに師事し、古式ムエタイを極めた最強の戦士。村の切実な希望を託されたティンは、さっそくドンの捜索にバンコクへと向かうのだが…。
「マッハ!」 の作品情報
「マッハ!」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「マッハ!」 のシリーズ作品
マッハ!の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
108分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/タイ語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
KWX136 |
2004年11月25日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
15枚
|
0人
|
0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/タイ語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
マッハ!の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
108分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/タイ語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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KWX136 |
2004年11月25日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
15枚
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0人
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/タイ語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:286件
おまえは誰じゃー トニー・ジャー
大地にでんと根を張り 聳え立つ大木 そのてっぺんにくくりつけられてる布っきれみたいのを 屈強の若者達が奪い合う
このつかみが 的確な演出の元になされていて感心する このつかみだけでこの映画が傑作であることを確信する
冒頭 この大木の風に揺らぐ木の葉の描写が 画面全体を覆う
一瞬マジ ゴダールじゃんと思った
トニーは凛々しく素朴で 感じのいい青年 顔がいい そうこの映画は「殺人の追憶」と同じに顔の映画でもある 村のじっちゃん ばっちゃんから 悪役まで素晴らしい
主人公を写すキャメラがパンすると ビスタの人物のキャメラ位置などビシっと構図が決まっていて この監督は昔の日本の
職人的監督と比肩する才能がある人なのがわかる
アクションの質の高さはすごいが 何よりも触覚的デザイン演出の勝利なのだ
そして株価が最低のGAGAの作る今年最高の予告編の映画でもある
しかも予告編を超えるアクションが次々繰り出される
予告編だけのつまらぬマトリックソとは雲泥の差だ!
サムライTVの生ゴンギャル空美ちゃんも言う スバラシイ!!
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新鮮味を感じる驚異のアクション!ムエタイは立ち技最強格闘技だぁ!
投稿日:2004/11/25
レビュアー:RUSH
「CG、ワイヤー、スタント、早回しを使わず、最強格闘技ムエタイで闘う」を合い言葉に作られたタイ産ムエタイアクション映画。タイ映画は今まで見た事がなくこの作品が始めてとなったが正直驚きを隠せない。何故今までムエタイアクションが映画にならなかったのかと思わせる程のアクションである。主役のトニー・ジャーの運動能力は素晴らしいの一言。エンディングクレジットのNGシーンを見ればわかるが、かなりハードな撮影であり、主役の彼もそうだが相手役、つまりやられる側もかなり厳しい撮影であった事がわかる。撮影中は捻挫、擦り傷、切り傷、火傷などの生傷が絶えなかっただろう事は容易に想像出来るし、それにも関わらず撮影を成し遂げた俳優陣に拍手を送りたい。
アクションの元になっているのはもちろん国技のムエタイである。最近のカンフーアクションに飽きている私としては、香港、韓国、日本、ハリウッド映画にないムエタイアクションに斬新さを感じた。私は立ち技最強格闘技はムエタイだと思ってきたがそれを実証するような映画であった(笑)。肘鉄、膝蹴りを主体とし繰り広げられるムエタイアクションのキレの良さは最高である。これほどのキレの良さを感じたのはブルース・リー映画以来である。ジャッキー・チェンやジェット・リーのカンフーアクションにはないもので、もちろんハリウッドには真似出来るはずもない。ファイトクラブでのアクションシーンは圧巻という他はない。椅子や机を投げられてもぶつけられても膝蹴りで前へ前へ突き進み敵を倒すパワフルさ、一瞬の隙や相手の攻撃リズムに合わせた反撃などのシーンは見る者の目を画面に釘付けにする。CGやワイヤーに飽きている人ならばこのアクションに新鮮味を感じないはずがないし、アクションシーンはまだ荒削りだがこれからに期待を持たせるほどの出来映えであった。
しかし、その分残念なのはストーリーで先読み可能でありラストがどうなるか作品途中でわかってしまう。またヒロインのムエと姉の関係やその背景にあるものをほとんど描いていないので彼女の存在価値がイマイチ理解出来なかったのは残念であった。その逆でジョージの存在は非常に効果的。堅くなりがちなストーリーに柔軟さ(コメディ調)を与える事に成功している。
韓国アクション映画にあるようなくどさを少し感じる所もあるが、ムエタイパワーを感じ取って欲しい作品である。
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11人の会員が気に入ったと投稿しています
すごい!
映画を見て目玉が飛び出るほど驚くことってあるでしょうか?これまで散々アクション映画を見てきて、大抵のことでは驚かないのですが、これは正直、ビックリしました。人間にこんなことが出来るのか・・・・。初めて『燃えよドラゴン』を劇場で見たときのような衝撃です。確かにキャメラワークやストーリーはこなれていないのですが、そんなことはこの映画の価値にまるで関係ありません。トニー・ジャーという天才の登場を同時代で見ることが出来る我々は幸せです。
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
2004年度ベスト
投稿日:2004/11/25
レビュアー:かんぬき
ブルース・リー、ジャッキー・チェンときて、このトニー・ジャー。彼のアクションはもはや人間じゃないです。これを超える(超えられるとして)次世代の格闘アクションスターはどうなってしまうのか。
何よりも映画として面白い。次から次へと見せ場が展開。よくこれだけのものを作ったなと思います。初めてジャッキー・チェン映画を見た時の衝撃。あれをまた感じることができるなんて。
これは珍しく「必ずレンタル」で正解。この機会に必ずレンタルしましょう。
ムエタイを習いたくなる映画です。一緒に観に行った友達が、ムエタイかっこええ〜ムエタイかっこええ〜を繰り返していました。
全世界でこれを公開したら、ムエタイで世界を征服できそう…
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
察知しにくい攻撃の怖さ。
投稿日:2007/09/16
レビュアー:ぴよさん
初めて見た時のワクワク感、停滞しきっていた格闘系映画に新風が吹いたという思い。久々にテレビ観戦して、その時の思いを新たにした。(もっともタイにも、ハリウッド資本がガンガン入っている様だから、この先は堕落するかもなぁ) アクションスタントにプライドを持った男達が、従来モノに追随しない、出来る限り独自のアイディアで勝負した本作。
映画としてのバランスを欠くことを恐れず、見せたいことをやってみせたことの意味は大きかった。
対戦相手の身になってみると、トニーの体さばきは、想像以上に見えにくいと思う。なにしろ動き出しのタイミングが取れない。あっと言うまに距離をつぶすかと思えば、相手がもう蹴り出してるのに、始動してなかったりする。早いか、遅いか。
おおざっぱな言い方をすると、カンフー系の組み手は同じようなスピードで見せることが多い。極端に早く動いて見せたのは、ブルース・リーだが、あれは誰にでも出来ることじゃないし。
我々が観た事のある競技としてのムエタイと、トニーの体術は随分違って見える。(特に下半身が)競技ムエタイがボクシング的だとすれば、まるで相撲の如く重心が低い。ムエタイと一口に括れない気がする。
現在行われている世界柔道で、日本選手が苦戦しているのは、「形の作り方の違い」だと思う。組んで、形を作って、投げるという本来の柔道の形から、形を作る前に、どんな体勢からでも仕掛けるという変則柔道の形へと、世界柔道は移行している。それは同じ競技ながら、やっている日本選手にとってはまるで違う感覚、相手が柔道で無い動きで視界から外れていってるように見えているのではないか。
話しは戻るが、カメラを通して観ている我々以上に、トニーの動きは相手の視界から外れていると思う。だから怖い、その怖さが伝わってくる。トニーと似た種類の相手とのバトルをさせない限り、その怖さは残り続ける。またカンフーとの差違はやはり「ヒジ」だ。拳はどこまでいっても拳だが、ヒジは刃物にも鈍器にもなりうる。まさに「肉を斬るし、骨も絶つ」だ。(あの両ヒジを揃えて跳んで来る技だけは、どうかと思うが)
ああ、この愛すべき無表情&一歩調子…これでどこまで行けるんだろう、トニー・ジャー。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
おまえは誰じゃー トニー・ジャー
投稿日
2004/12/08
レビュアー
裸足のラヴァース
大地にでんと根を張り 聳え立つ大木 そのてっぺんにくくりつけられてる布っきれみたいのを 屈強の若者達が奪い合う
このつかみが 的確な演出の元になされていて感心する このつかみだけでこの映画が傑作であることを確信する
冒頭 この大木の風に揺らぐ木の葉の描写が 画面全体を覆う
一瞬マジ ゴダールじゃんと思った
トニーは凛々しく素朴で 感じのいい青年 顔がいい そうこの映画は「殺人の追憶」と同じに顔の映画でもある 村のじっちゃん ばっちゃんから 悪役まで素晴らしい
主人公を写すキャメラがパンすると ビスタの人物のキャメラ位置などビシっと構図が決まっていて この監督は昔の日本の
職人的監督と比肩する才能がある人なのがわかる
アクションの質の高さはすごいが 何よりも触覚的デザイン演出の勝利なのだ
そして株価が最低のGAGAの作る今年最高の予告編の映画でもある
しかも予告編を超えるアクションが次々繰り出される
予告編だけのつまらぬマトリックソとは雲泥の差だ!
サムライTVの生ゴンギャル空美ちゃんも言う スバラシイ!!
新鮮味を感じる驚異のアクション!ムエタイは立ち技最強格闘技だぁ!
投稿日
2004/11/25
レビュアー
RUSH
「CG、ワイヤー、スタント、早回しを使わず、最強格闘技ムエタイで闘う」を合い言葉に作られたタイ産ムエタイアクション映画。タイ映画は今まで見た事がなくこの作品が始めてとなったが正直驚きを隠せない。何故今までムエタイアクションが映画にならなかったのかと思わせる程のアクションである。主役のトニー・ジャーの運動能力は素晴らしいの一言。エンディングクレジットのNGシーンを見ればわかるが、かなりハードな撮影であり、主役の彼もそうだが相手役、つまりやられる側もかなり厳しい撮影であった事がわかる。撮影中は捻挫、擦り傷、切り傷、火傷などの生傷が絶えなかっただろう事は容易に想像出来るし、それにも関わらず撮影を成し遂げた俳優陣に拍手を送りたい。
アクションの元になっているのはもちろん国技のムエタイである。最近のカンフーアクションに飽きている私としては、香港、韓国、日本、ハリウッド映画にないムエタイアクションに斬新さを感じた。私は立ち技最強格闘技はムエタイだと思ってきたがそれを実証するような映画であった(笑)。肘鉄、膝蹴りを主体とし繰り広げられるムエタイアクションのキレの良さは最高である。これほどのキレの良さを感じたのはブルース・リー映画以来である。ジャッキー・チェンやジェット・リーのカンフーアクションにはないもので、もちろんハリウッドには真似出来るはずもない。ファイトクラブでのアクションシーンは圧巻という他はない。椅子や机を投げられてもぶつけられても膝蹴りで前へ前へ突き進み敵を倒すパワフルさ、一瞬の隙や相手の攻撃リズムに合わせた反撃などのシーンは見る者の目を画面に釘付けにする。CGやワイヤーに飽きている人ならばこのアクションに新鮮味を感じないはずがないし、アクションシーンはまだ荒削りだがこれからに期待を持たせるほどの出来映えであった。
しかし、その分残念なのはストーリーで先読み可能でありラストがどうなるか作品途中でわかってしまう。またヒロインのムエと姉の関係やその背景にあるものをほとんど描いていないので彼女の存在価値がイマイチ理解出来なかったのは残念であった。その逆でジョージの存在は非常に効果的。堅くなりがちなストーリーに柔軟さ(コメディ調)を与える事に成功している。
韓国アクション映画にあるようなくどさを少し感じる所もあるが、ムエタイパワーを感じ取って欲しい作品である。
すごい!
投稿日
2005/08/03
レビュアー
勝王
映画を見て目玉が飛び出るほど驚くことってあるでしょうか?これまで散々アクション映画を見てきて、大抵のことでは驚かないのですが、これは正直、ビックリしました。人間にこんなことが出来るのか・・・・。初めて『燃えよドラゴン』を劇場で見たときのような衝撃です。確かにキャメラワークやストーリーはこなれていないのですが、そんなことはこの映画の価値にまるで関係ありません。トニー・ジャーという天才の登場を同時代で見ることが出来る我々は幸せです。
2004年度ベスト
投稿日
2004/11/25
レビュアー
かんぬき
ブルース・リー、ジャッキー・チェンときて、このトニー・ジャー。彼のアクションはもはや人間じゃないです。これを超える(超えられるとして)次世代の格闘アクションスターはどうなってしまうのか。
何よりも映画として面白い。次から次へと見せ場が展開。よくこれだけのものを作ったなと思います。初めてジャッキー・チェン映画を見た時の衝撃。あれをまた感じることができるなんて。
これは珍しく「必ずレンタル」で正解。この機会に必ずレンタルしましょう。
ムエタイを習いたくなる映画です。一緒に観に行った友達が、ムエタイかっこええ〜ムエタイかっこええ〜を繰り返していました。
全世界でこれを公開したら、ムエタイで世界を征服できそう…
察知しにくい攻撃の怖さ。
投稿日
2007/09/16
レビュアー
ぴよさん
初めて見た時のワクワク感、停滞しきっていた格闘系映画に新風が吹いたという思い。久々にテレビ観戦して、その時の思いを新たにした。(もっともタイにも、ハリウッド資本がガンガン入っている様だから、この先は堕落するかもなぁ) アクションスタントにプライドを持った男達が、従来モノに追随しない、出来る限り独自のアイディアで勝負した本作。
映画としてのバランスを欠くことを恐れず、見せたいことをやってみせたことの意味は大きかった。
対戦相手の身になってみると、トニーの体さばきは、想像以上に見えにくいと思う。なにしろ動き出しのタイミングが取れない。あっと言うまに距離をつぶすかと思えば、相手がもう蹴り出してるのに、始動してなかったりする。早いか、遅いか。
おおざっぱな言い方をすると、カンフー系の組み手は同じようなスピードで見せることが多い。極端に早く動いて見せたのは、ブルース・リーだが、あれは誰にでも出来ることじゃないし。
我々が観た事のある競技としてのムエタイと、トニーの体術は随分違って見える。(特に下半身が)競技ムエタイがボクシング的だとすれば、まるで相撲の如く重心が低い。ムエタイと一口に括れない気がする。
現在行われている世界柔道で、日本選手が苦戦しているのは、「形の作り方の違い」だと思う。組んで、形を作って、投げるという本来の柔道の形から、形を作る前に、どんな体勢からでも仕掛けるという変則柔道の形へと、世界柔道は移行している。それは同じ競技ながら、やっている日本選手にとってはまるで違う感覚、相手が柔道で無い動きで視界から外れていってるように見えているのではないか。
話しは戻るが、カメラを通して観ている我々以上に、トニーの動きは相手の視界から外れていると思う。だから怖い、その怖さが伝わってくる。トニーと似た種類の相手とのバトルをさせない限り、その怖さは残り続ける。またカンフーとの差違はやはり「ヒジ」だ。拳はどこまでいっても拳だが、ヒジは刃物にも鈍器にもなりうる。まさに「肉を斬るし、骨も絶つ」だ。(あの両ヒジを揃えて跳んで来る技だけは、どうかと思うが)
ああ、この愛すべき無表情&一歩調子…これでどこまで行けるんだろう、トニー・ジャー。
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