古都 / 岩下志麻
全体の平均評価点: (5点満点)
(6)
解説・ストーリー
『甦える大地』の中村登監督が川端康成の同名小説を映画化した文芸ロマンス。幼い頃に捨て子にされ、呉服問屋で何不自由なく育った千恵子と、偶然再会した双子の姉・苗子が、想いを寄せるひとりの男性を巡って恋愛の波紋を広げていく。
『甦える大地』の中村登監督が川端康成の同名小説を映画化した文芸ロマンス。幼い頃に捨て子にされ、呉服問屋で何不自由なく育った千恵子と、偶然再会した双子の姉・苗子が、想いを寄せるひとりの男性を巡って恋愛の波紋を広げていく。
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「古都」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
『甦える大地』の中村登監督が川端康成の同名小説を映画化した文芸ロマンス。幼い頃に捨て子にされ、呉服問屋で何不自由なく育った千恵子と、偶然再会した双子の姉・苗子が、想いを寄せるひとりの男性を巡って恋愛の波紋を広げていく。
「古都」 の作品情報
「古都」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
古都の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9474 |
2004年12月23日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
0人
|
0人
|
古都の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9474 |
2004年12月23日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
0人
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ユーザーレビュー:6件
変化があるからこそ今が輝く
投稿日:2007/07/18
レビュアー:ケチケチ
時代と共に移りゆく京都の姿。古都の名残を留める風情はあっても、それは絶えず変化しつつあります。そこに住む人間もまた、この瞬間を留めることなど出来るはずもなく、変化し続けるものです。しかし変化するからこそ今が輝き、動があってこそ静が輝きます。それが川端康成が描く古都の良さではないかと思います。
映画も昭和38年当時の京都を切り取ります。成島東一郎が切り取る絵は、奥行きを生かした風情豊かな構図ですし、アンダーキーの屋内の照明も実に秀逸です。まさに古きを留めた京都の香りがいっぱいで、呉服問屋の反物の臭いや樟脳の臭いが漂ってきそうです。
そんな町に住む人間も伝統に固執しているわけではありません。古きを暖めつつも変化することを許容しています。いや、力強い伝統の上に立っているからこそ、変化することへの優しさが溢れているのでしょう。そんな呉服問屋の主人を宮口精二が見事に演じています。
娘・千重子、双子の姉妹・苗子を演じる岩下志麻も然りです。北山杉の凛とした姿にも重なり、彼女たちの凛々しい美しさが溢れています。それぞれ今の立場での矜持をしっかりと持っているんですね。だからこそ他人にも優しくできる。
祇園祭での偶然の再会も時の移ろいの中のほんの一コマなのかもしれません。娘から女へと変化する微妙な時期の再開。それが恋愛が重なる微妙な時期であるからこそ、変化することに対しての躊躇やそれを踏み越えてしまう矜持や優しさが際だつんでしょうね。人生の中の今にしかない一瞬、その一瞬の中で彼女たちが見せた今の煌めきの物語なんだと思います。
おそらく中村登の作品の中では、この古都が最高傑作ではないかと私は思っています。
1980年には市川崑監督・山口百恵主演でリメイクもされていますが、京都を切り取る風情や双子の姉妹の凛々しさなどは遙かに及びません。岩下志麻が発する凛とした美しさがあればこそ、苗子の矜持が立ってくるわけですし、それがあればこそ彼女たちがお互いを思いやる優しさも生きてきます。
自己の確立があってこその他者への優しさ、そして伝統があるからこそ変化を許容できる大らかさだと思います。映像的にもそれらが見事に重なり合った名作ではないでしょうか。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
わが幻想の都市【12】京都
「古都」(1963年、松竹大船、カラー、95分)。
中村登監督(1913〜1981)。原作は、川端康成(1899〜1972)。
京都は、僕の人生圏で、もっとも近しい都市です。
大学に4年、就職して36年、京都に通っています。
女房「ちゅく」と結婚して、初めて住んだのも京都でした。
それから3年くらい、京都で借家住まいをしたのですが、僕の人生で最上の期間であったかもしれません。
銭湯が、歩いて2分の距離にありましたので、夏は下着姿、冬はジャージで通っていました。
この都市は、自転車で南端から北端へ、あるいは西端から東端へ、1時間くらいで行ける規模です。
けれども、京都に一戸建てを買って、永住するには、とても難しい。
地価が高い。土地の調査が難しい。近隣のつきあいが煩雑。
若い時に、借家暮らしで、2、3年住むには、最高の都市です。
今は皆無に近くなりましたが、昔は、おいしくて安い店がいたるところにありました。
インターネットで検索、ではなく、口コミや地元のタウン誌で探して行きました。
今、健在なのは、熊野のカレー「ヴィアント」くらいでしょうか……。
百万遍の「ますたに」という中華そば屋は、有名になりすぎました。
この店の系統である「ほそかわ」(西小路花屋町)のほうが好きだったが、今はいかに。
街の構造が、単純明快です。
東西(地図の横線)の通りが、数え歌で分かりやすい。
「丸竹夷二押御池 姉三六角蛸錦 四綾仏高松万五条 雪駄ちゃらちゃら魚の棚 六条三哲通りすぎ 七条越えれば八九条 十条東寺でとどめさす」
自分は、この八条の辺に住んで、「丸太町」を越え、自転車で、もっと北の深泥池、宝が池まで行きました。
自転車に乗ると、この都市が盆地であることが分かります。
東京ほど極端な坂はないが、じわじわっと足腰にくるゆるい傾斜があります。
南北(地図の縦線)の通りは、なかなか覚えられない。
「寺御幸麩屋富柳堺 高間東車屋町 烏両替室衣 新町釜座西小川 油醒ヶ井で堀川の水 葭屋猪黒大宮へ 松日暮に智恵光院 浄福千本果ては西陣」
覚えにくい。
地下鉄の走る烏丸が最も高低差の少ない盆地の底です。しかし、大通りですので、信号が多い。烏丸より少し西の新町通りを行くと、自転車では速い。
こんなつまらないことも、住んでみないと分かりません。西の千本通りを北上すると、丸太町を越えたころから、急に坂を意識します。
「千丸通るな」というのが、合言葉でしたでした。
「千丸」に行くには、新町通りを丸太町まで軽く上って、丸太町を西へ進むと難なく「千丸」に着く。
さて、前置きが長くなりすぎました。
二人の女が邂逅する。
「千重子」は、中京(新町四条界隈)の呉服問屋の一人娘。「苗子」は北山杉の守人の一人娘。
父も母も、死して、双子はそれぞれの家に養子になっていた。
二役を演じる岩下志麻が好演です。
京都を描いた映画としては、「ヒポクラテスたち」(1980、シネマハント、カラー、126分)がありました。
監督は大森一樹(1952生)。高校時代から自主制作の映画を作り、京都の医科大を卒業した監督の、大学時代の経験をもとにした作品。
優れていると思う。僕の知らない京都が描かれていま
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
京都の四季。
岩下志麻さんの一人二役が、化粧と衣装がたくみでけっこう楽しめました。
京都の四季の美しさを描きたいがために、生き別れの姉妹のエピソードを盛り込んだ、という川端康成氏。
家の庭から始まって、植林の山やお祭りの風景も情緒があってとてもよかったです。
そのぶん、ストーリー的にはあまり印象に残る部分はないですが。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
岩下志摩の魅力を堪能
映画としての出来映えがどうかというと、素直にいいとは言い難い。古都京都の描き方に、多少の斬新さを付け加えたいとの、監督の意図は、モダンな図柄の背景を脈連もなく挿入したりするが、成功したとは言えない。
ただ、岩下志摩の最も美しい時期を、丁寧に撮っていてくれることは、ファンとしてとてもうれしい。また、北山杉や西陣界隈、御所など京都の風情を、40数年前にさかのぼってみることができるのも、懐かしい。
「古都」の一つの主題は京都であるのだから。
そして、物語の主題「双子の生き別れと再会」も、冗長にならず、勘所を押さえていると思う。特に、苗子が一日だけ、千恵子のうちに止まり、翌朝早いうちに冷え冷えとする京の町に消えていくシーンは、このカットだけで運命の無情を考えさせる、いいシーンだと思う。
去年たまたま周山道路を走っていて、「中川」の標識を見つけ、脇道に入っていくと、あの苗子が甲斐甲斐しく働いていた、製材所の場所にでて、懐かしい場所に戻ってきたような錯覚に陥った。製材所は古びた感じはするが、映画と変わらぬ佇まいでそこにあった。ただ、外材に押された林業不況の現状は、その山間の町に色濃く反映していると感じた。
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1人の会員が気に入ったと投稿しています
岩下志麻は初々しい
投稿日:2022/06/20
レビュアー:モモイチゴ
京都年中観光案内であるが、よく映像に取り込まれており、美しい。今よりも風情のある映像。岩下志麻はまだ貫禄のある風情ではないのがいい。
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ユーザーレビュー
変化があるからこそ今が輝く
投稿日
2007/07/18
レビュアー
ケチケチ
時代と共に移りゆく京都の姿。古都の名残を留める風情はあっても、それは絶えず変化しつつあります。そこに住む人間もまた、この瞬間を留めることなど出来るはずもなく、変化し続けるものです。しかし変化するからこそ今が輝き、動があってこそ静が輝きます。それが川端康成が描く古都の良さではないかと思います。
映画も昭和38年当時の京都を切り取ります。成島東一郎が切り取る絵は、奥行きを生かした風情豊かな構図ですし、アンダーキーの屋内の照明も実に秀逸です。まさに古きを留めた京都の香りがいっぱいで、呉服問屋の反物の臭いや樟脳の臭いが漂ってきそうです。
そんな町に住む人間も伝統に固執しているわけではありません。古きを暖めつつも変化することを許容しています。いや、力強い伝統の上に立っているからこそ、変化することへの優しさが溢れているのでしょう。そんな呉服問屋の主人を宮口精二が見事に演じています。
娘・千重子、双子の姉妹・苗子を演じる岩下志麻も然りです。北山杉の凛とした姿にも重なり、彼女たちの凛々しい美しさが溢れています。それぞれ今の立場での矜持をしっかりと持っているんですね。だからこそ他人にも優しくできる。
祇園祭での偶然の再会も時の移ろいの中のほんの一コマなのかもしれません。娘から女へと変化する微妙な時期の再開。それが恋愛が重なる微妙な時期であるからこそ、変化することに対しての躊躇やそれを踏み越えてしまう矜持や優しさが際だつんでしょうね。人生の中の今にしかない一瞬、その一瞬の中で彼女たちが見せた今の煌めきの物語なんだと思います。
おそらく中村登の作品の中では、この古都が最高傑作ではないかと私は思っています。
1980年には市川崑監督・山口百恵主演でリメイクもされていますが、京都を切り取る風情や双子の姉妹の凛々しさなどは遙かに及びません。岩下志麻が発する凛とした美しさがあればこそ、苗子の矜持が立ってくるわけですし、それがあればこそ彼女たちがお互いを思いやる優しさも生きてきます。
自己の確立があってこその他者への優しさ、そして伝統があるからこそ変化を許容できる大らかさだと思います。映像的にもそれらが見事に重なり合った名作ではないでしょうか。
わが幻想の都市【12】京都
投稿日
2017/03/04
レビュアー
ちゅく
「古都」(1963年、松竹大船、カラー、95分)。
中村登監督(1913〜1981)。原作は、川端康成(1899〜1972)。
京都は、僕の人生圏で、もっとも近しい都市です。
大学に4年、就職して36年、京都に通っています。
女房「ちゅく」と結婚して、初めて住んだのも京都でした。
それから3年くらい、京都で借家住まいをしたのですが、僕の人生で最上の期間であったかもしれません。
銭湯が、歩いて2分の距離にありましたので、夏は下着姿、冬はジャージで通っていました。
この都市は、自転車で南端から北端へ、あるいは西端から東端へ、1時間くらいで行ける規模です。
けれども、京都に一戸建てを買って、永住するには、とても難しい。
地価が高い。土地の調査が難しい。近隣のつきあいが煩雑。
若い時に、借家暮らしで、2、3年住むには、最高の都市です。
今は皆無に近くなりましたが、昔は、おいしくて安い店がいたるところにありました。
インターネットで検索、ではなく、口コミや地元のタウン誌で探して行きました。
今、健在なのは、熊野のカレー「ヴィアント」くらいでしょうか……。
百万遍の「ますたに」という中華そば屋は、有名になりすぎました。
この店の系統である「ほそかわ」(西小路花屋町)のほうが好きだったが、今はいかに。
街の構造が、単純明快です。
東西(地図の横線)の通りが、数え歌で分かりやすい。
「丸竹夷二押御池 姉三六角蛸錦 四綾仏高松万五条 雪駄ちゃらちゃら魚の棚 六条三哲通りすぎ 七条越えれば八九条 十条東寺でとどめさす」
自分は、この八条の辺に住んで、「丸太町」を越え、自転車で、もっと北の深泥池、宝が池まで行きました。
自転車に乗ると、この都市が盆地であることが分かります。
東京ほど極端な坂はないが、じわじわっと足腰にくるゆるい傾斜があります。
南北(地図の縦線)の通りは、なかなか覚えられない。
「寺御幸麩屋富柳堺 高間東車屋町 烏両替室衣 新町釜座西小川 油醒ヶ井で堀川の水 葭屋猪黒大宮へ 松日暮に智恵光院 浄福千本果ては西陣」
覚えにくい。
地下鉄の走る烏丸が最も高低差の少ない盆地の底です。しかし、大通りですので、信号が多い。烏丸より少し西の新町通りを行くと、自転車では速い。
こんなつまらないことも、住んでみないと分かりません。西の千本通りを北上すると、丸太町を越えたころから、急に坂を意識します。
「千丸通るな」というのが、合言葉でしたでした。
「千丸」に行くには、新町通りを丸太町まで軽く上って、丸太町を西へ進むと難なく「千丸」に着く。
さて、前置きが長くなりすぎました。
二人の女が邂逅する。
「千重子」は、中京(新町四条界隈)の呉服問屋の一人娘。「苗子」は北山杉の守人の一人娘。
父も母も、死して、双子はそれぞれの家に養子になっていた。
二役を演じる岩下志麻が好演です。
京都を描いた映画としては、「ヒポクラテスたち」(1980、シネマハント、カラー、126分)がありました。
監督は大森一樹(1952生)。高校時代から自主制作の映画を作り、京都の医科大を卒業した監督の、大学時代の経験をもとにした作品。
優れていると思う。僕の知らない京都が描かれていま
京都の四季。
投稿日
2007/12/23
レビュアー
mickie
岩下志麻さんの一人二役が、化粧と衣装がたくみでけっこう楽しめました。
京都の四季の美しさを描きたいがために、生き別れの姉妹のエピソードを盛り込んだ、という川端康成氏。
家の庭から始まって、植林の山やお祭りの風景も情緒があってとてもよかったです。
そのぶん、ストーリー的にはあまり印象に残る部分はないですが。
岩下志摩の魅力を堪能
投稿日
2008/10/10
レビュアー
SwimMan
映画としての出来映えがどうかというと、素直にいいとは言い難い。古都京都の描き方に、多少の斬新さを付け加えたいとの、監督の意図は、モダンな図柄の背景を脈連もなく挿入したりするが、成功したとは言えない。
ただ、岩下志摩の最も美しい時期を、丁寧に撮っていてくれることは、ファンとしてとてもうれしい。また、北山杉や西陣界隈、御所など京都の風情を、40数年前にさかのぼってみることができるのも、懐かしい。
「古都」の一つの主題は京都であるのだから。
そして、物語の主題「双子の生き別れと再会」も、冗長にならず、勘所を押さえていると思う。特に、苗子が一日だけ、千恵子のうちに止まり、翌朝早いうちに冷え冷えとする京の町に消えていくシーンは、このカットだけで運命の無情を考えさせる、いいシーンだと思う。
去年たまたま周山道路を走っていて、「中川」の標識を見つけ、脇道に入っていくと、あの苗子が甲斐甲斐しく働いていた、製材所の場所にでて、懐かしい場所に戻ってきたような錯覚に陥った。製材所は古びた感じはするが、映画と変わらぬ佇まいでそこにあった。ただ、外材に押された林業不況の現状は、その山間の町に色濃く反映していると感じた。
岩下志麻は初々しい
投稿日
2022/06/20
レビュアー
モモイチゴ
京都年中観光案内であるが、よく映像に取り込まれており、美しい。今よりも風情のある映像。岩下志麻はまだ貫禄のある風情ではないのがいい。
新規登録で
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