暗闇にベルが鳴る / オリビア・ハッセー
暗闇にベルが鳴る
/ボブ・クラーク
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(8)
解説・ストーリー
クリスマス前後の女子学生寮を舞台に、奇怪なイタズラ電話に端を発した猟奇殺人を描いた恐怖映画。 JAN:4907953053458
クリスマス前後の女子学生寮を舞台に、奇怪なイタズラ電話に端を発した猟奇殺人を描いた恐怖映画。 JAN:4907953053458
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「暗闇にベルが鳴る」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
クリスマス前後の女子学生寮を舞台に、奇怪なイタズラ電話に端を発した猟奇殺人を描いた恐怖映画。 JAN:4907953053458
「暗闇にベルが鳴る」 の作品情報
「暗闇にベルが鳴る」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
暗闇にベルが鳴る HDリマスター版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
98分 |
日・吹 |
英:モノラル、日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
80DRT20793 |
2018年04月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
暗闇にベルが鳴る HDリマスター版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
98分 |
日・吹 |
英:モノラル、日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
80DRT20793 |
2018年04月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:8件
友人が殺害されていることに、誰も気づかない!
女子大生ジェス(オリビア・ハッセー)は、大学女子寮で生活している。
彼女は音楽院生の恋人ピーターの子どもを妊娠しているが、中絶を決意していた。
クリスマスが近づいたある晩、ジェスは彼女たちの殺害を予告する電話を受ける。
間もなく、寮生の一人クレアが失踪し、近所で少女の遺体が発見された。
警察は二つの事件を関連付け、寮の電話を逆探知するが…
クレア失踪と書いたが、もちろんクレアは犯人に殺害されている。
彼女の遺体は犯人によって寮の屋根裏に運ばれたのだ。
だが、ジェスや寮生たちはクレアが殺害されたことに気づかない。
ジェス達が犯人に怯えることはなく、漠然とした不安を抱えるのみである。
早く逃げてー!とイラつくw
犯人の見開かれた眼、凶器となるユニコーンのガラス細工が印象に残った。
ジェスの恋人ピーター(キア・デュリア)が情緒不安定…
ジェスに中絶の意思を告げられたことで取り乱したピーターは、
演奏実技が上手くいかずピアノを破壊してしまう。
物に当たるとか、DVの予感…
ジェスは子ども達の聖歌隊を見て優しい表情をしていたので、
彼の出方次第で何とかなったんじゃなかろうか。わからんけど。
無能な警官をからかうクリス(マーゴット・キダー)がキレイ。
フラー警部補(ジョン・サクソン)を見て「燃えよドラゴン」が見たくなった。
Wikiによると、ベビーシッターと変質者に関する有名な都市伝説が元ネタなのだとか。
都市伝説そのまんまな展開はベタだが、動機不明の不気味な犯人は
結末の不穏な雰囲気にマッチしていた。
本作の存在を「ブラッククリスマス(2019年)」の皆様のレビューで知り、視聴しました。
ありがとうございました。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
屋根裏の狂気
投稿日:2021/06/20
レビュアー:趣味は洋画
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
暗闇にベルが鳴る(1974年・カナダ、カラー、98分)
私は大きな誤解をしていました。
昔、VHSを借りて観たときの記憶が実に曖昧だったのです。映画を観始めて40分くらい経った頃、‘ああ、犯人はたぶんこいつに違いない’ と自信満々で観続け、ラストシーンで ‘やっぱりそうだった’ とエヘン顔をしていたのです。
ところがどうでしょう、今回再見すると、エンド・クレジットが流れるなか、屋根裏部屋には薄っすらと明りが灯り、電話のベルはなおも鳴り続けている....えっ?、じゃあ犯人は誰???
最も肝心なラストのラストの記憶が飛んでいるとは、情けないハナシです。
北米の小さな町にある大学女子寮では、前々から不審な電話が掛かってきて、ジェス(オリビア・ハッセー)やバーブ(マーゴット・キダー)ら下宿生を悩ませていた。クリスマス・イヴの夜、パーティを楽しんでいる最中に掛かっていた怪奇電話に、気性の激しいバーブは受話器に向かって ‘変質者!’ と叫んだ。
クレア(リン・グリフィン)が自分の部屋に戻ると、先に忍び込んでいた変質者にビニール袋を顔に被せられ、窒息死させられる。死体は屋根裏に放置された。やがて女子寮ではクレア行方不明で騒然となり、警察に捜索依頼を出すも、受付けたナッシュ巡査部長(ダグ・マクグラス)はいい加減な対応をする。それを知ったクレアの恋人クリス(アート・ヒンドル)は、ジェスを連れて警察署へ怒鳴り込んだ。同じ時期に別の少女も行方不明になっていたことから、フラー警部補(ジョン・サクソン)は自ら捜査を開始するが...。
主人公ジェスの恋人ピーター(ケア・デュリア)が最初から怪しいと睨んでいました。
ジェスは妊娠しているものの、中絶を決めている。ピーターはそれに猛反対で、自分の意見が通らないとみるや怒って出ていってしまう。音楽学校生のピーターは、ピアノの試験を失敗すると、ハンマーに似たようなものでピアノを叩き壊す。見るからに単細胞の幼稚な男なのですね。
しかも、何度目かの怪電話をとったジェスが、相手の話の内容と語り口でピーターではないかと疑う。
この時点で、私も犯人はピーターと確信、以降はどういう結末を迎えるのかに焦点は移行していました。
ところがどっこい...冒頭に書いたとおりに、口あんぐり状態でした。(笑)
部分的に卑猥なセリフも出てきますが、それに関連して、ナッシュ巡査部長がフラー警部補に対し、低レベルの報告をします。あきれ返ったフラー警部補は ‘鼻くそのほじくり方から勉強するといい’ と言う。
それでもまだ意味が理解できていない様子のナッシュという警官、まったくダメ男で、頼りになりません。最後に、電話でジェスに逃げるよう指示するときだけは、的確な仕事をしていました。
寮母のマック夫人はアル中で、いたるところにウィスキーの瓶を隠しているのには笑いました。
勝気で酔っ払いのバーブ役を、マーゴット・キダーが巧みに演じているのも興味深い。
彼女は78年「スーパーマン」におけるデイリー・プラネット社の記者役が有名ですが、本作から5年後の79年「悪魔の棲む家」でも迫真の演技をみせていました。
そうそう、DISCASさんの出演者紹介欄に、マーゴット・ギターとありますが、間違いです。
「ギター」ではなく、「キダー」ですからね、DISCASさん。
些細なことかもしれませんが、人の名前の間違い、指摘させていただきます。
それにしても、犯人と思われたピーターの行動の心理が理解できません。
まして真犯人が登場することなく、その心理状態も明かされることなく迎えるエンディング...
評価は観客ひとりひとりに委ねられたということでしょうか。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
なにをおいても、オリビア・ハッセー!(文句あるか!)
オリビア・ハッセーが主演した1974年のスラッシャ映画。劇場公開時よりもレンタルやTV放送で人気が出た。後世のホラー映画に与えた影響は大きく、スラッシャ映画の原型とも言われている。
“Hしていたヤツが殺される”とか、“殺人鬼の視点で被害者に近づいて行く”とか、『13日の金曜日』シリーズに代表されるスラッシャ映画にはさまざまな約束事(セオリーとも不文律とも言う)があるが、「閉ざされた空間で殺人鬼が無差別に殺しまくる」という骨格は、本作品で完成された。
だから、類似作品も多い。(笑)
ケイティ・キャシディを起用した『ファイナル・デッド・コール(06)』は、正式なリメイク。ゴア・シーンに力が入っていたが、全体的な出来映えはイマイチだった。(折角、ケイティ・キャシディがメインだと言うのに勿体ない)
まだDVD化されていない『夕暮れにベルが鳴る(80)』も、よく似た作品だが、同じ都市伝説をモチーフにしているので、まぁ似ていても当然か。(汗)
そのリメイク作品である『ストレンジャー・コール(06)』は、『トゥームレイダー(01)』をヒットさせたばかりのサイモン・ウエストが監督し、カミーラ・ベルが主演。ケイティ・キャシディが脇役で出演している。
安価な類似品『夕闇にベルが鳴る(06)』なんてのもある。
それらの全ては、本作品および同じ都市伝説に由来しているので、ほぼ同じ展開である。それだけに、監督の手腕が如実に現れている。
それにしても、スマホや携帯電話の普及で、自宅に固定電話がないご家庭が増えて来た現代、こういう作品は、だんだん撮りにくくなるだろうなぁ。
――クリスマスを間近に控えた或る日、大学の女子寮ではパーティが開かれていた。休暇に帰省する者が多かったが、ジェシカと親友のフィリス、バーバラの3人は、それぞれの事情で女子寮に残ることになる。
そんな時、卑猥なイタズラ電話が架かって来る。応対に出たバーバラは、酔った勢いで罵倒。相手は「殺してやる」と言い残して電話を切ってしまった。
最近、女子寮には頻繁にイタズラ電話が架かっていたが、何者かも分からない相手を挑発するような応対をしたバーバラに、女子大生のクレアは、強い不安を抱く。帰省の荷造りに自室に戻った彼女は、突然現れた何者かに殺されてしまう。
翌日、クレアを探して父親が女子寮にやって来る。クレアが行方不明になっていることを知ったバーバラたちは、父親と一緒に警察に行くが、取り合って貰えない。
その頃、ジェシカは、恋人に妊娠を告げていた。けれど、産みたくない彼女と恋人の気持ちがスレ違い、2人の関係が急速に遠ざかる。
クレアは見つからなかったが、少女の失踪事件もあって、警察が動き始める。イタズラ電話が事件に関係しているのではないかと考えた警察によって、女子寮に逆探知の装置が取り付けられる。
そこへ再び電話が架かって来る。逆探知が始まる。
そして、ジェシカのもとに警察から連絡がある。
「いますぐ寮を出なさい!」
イタズラ電話は、寮の中から架かっていた。
……というお話し。
本作品は、何と言っても、オリビア・ハッセーである。その美しさは比類がない。『ロミオとジュリエット(68)』の透明感には及ばないものの、充分に魅力的だ。完璧とも言える整った顔立ちもそうだが、何よりも彼女が醸し出す雰囲気が、素晴らしい。「後光が射している」ように見える。(笑)
マーゴット・ギターは、リチャード・ドナー監督の『スーパーマン(78)』でロイス・レイン役を演じる前で、がらっぱちな役柄ながらも、どこか初々しい。今年、逝去されたが、何とも惜しまれる。愛らしい女優さんだった。(合掌)
監督は、ボブ・クラーク。本作品や『死体と遊ぶな子どもたち(72)』等で“ホラー映画の監督”というイメージだったが、突然、『ポーキーズ(81)』をリリースしてビックリした記憶がある。思えば、あの頃、“性春”を描いた作品が多かったような気がする。(笑) 『グローイング・アップ』シリーズや『ザ・カンニング(80)』、邦画の『パンツの穴』シリーズ……。80年代は、おおらかな時代だったんだなぁ。
語ることの多い作品だが、基本的にはスリラー映画である。ヌタヌタグチョグチョのホラー映画ではない。ゴア・シーンばかりに力を入れた今風のスラッシャでもない。細かいことは抜きにして、良質なスリラーにオリビア・ハッセーが出演しているのだから、それだけで充分でしょ。(笑)
超オススメ!
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
で?犯人は?やだ〜!モヤっとするよ〜
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
クリスマスに女子寮で連続殺人が起きる事以外は
リメイク版の『ブラッククリスマス』とは全然違った。
少なくともリメイク版よりは面白かった。
40年以上前のレトロな作品なのに、あまり古さを感じさせないのは
オリビア・ハッセーの洗練された美しさにあるのかも。
『スーパーマン』でロイスを演じたマーゴット・キダーも出てる!
卑猥なことをいつも言う、斜に構えた生意気な女子学生を演じている。
(知らなかったけど、彼女は2018年に自殺で亡くなったいた!)
寮のオバちゃんはアル中だし、女子学生たちは自由奔放。
そんな女子寮でひそかに行われる殺人。
なんで誰も気が付かないの?
なんで屋根裏に誰も見に行かないの?
電話が何度も鳴る。
ビリーだのアグネスだのと電話の相手は不気味な声で話す。
何度も掛かっていくうちにその声はますます不快になっていく。
外の 公園では子供の死体が発見されたり
これは何かの伏線なんだろうと思ったけれど、関係あったのかな?
そこはよく判らなかった。
で、なんだかんだドキドキさせて、最後はジェス(オリビア)と犯人が対決して
ジェスが勝つ。
ショックと疲労で寝込んでしまったジェス。
ああ、これで終わりかと思わせておいて
ここからがまた不気味なカメラワーク。
なになに?まだ何かあるの?
実はここからが真実の扉だったのだ!
カメラは屋根裏部屋の入口を映し出していく。
えええ?どういうこと?犯人は他にいたのだ!
モヤっと感が残るラストに、ベルが鳴り続けるのだ。
おい、おい!!結局犯人誰なんだよ〜!
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ネタバレ状態の観客相手にヒロイン同様に驚かす演出が素晴らしいっ!
”『君は薔薇より美しい。』というだけあるねぇ~”という母親の解説を受けながら
テレビで放送されたものを見たのが初見かと記憶しています。
布施明さんの代表的なヒット曲で、化粧品メーカーのCMに使用され、
そのCMに抜擢された縁で結婚したのだとかどうだとか…
そんなこと言われても布施明さんは懐メロ的歌手に近い存在に感じていたし、
彼女の美しさも子供心には響かないし…
だったわけですが、多くのスラッシャー映画を鑑賞してきた今になってみると…
やっぱり、彼女よりアル中設定の マーゴット・キダーさんの方が魅力的に感じるかも?
電話の逆探知捜査に対する描写にここまでこだわった作品は無いのではないかと…
”不気味な電話がどこから掛かってきているのか?”
分かっていないのはヒロインはじめ登場人物だけで、既にフォロワー作品に溢れている現代においては
大半の方がネタバレ込みで鑑賞しているはず。
それでも、ヒロイン同様の衝撃を感じることができます。
(リアルに髪を引っ張られるという攻撃も幾らか影響があるのかも?)
犯行動機が全く分からない、死体も放置されたままという
ただただヒロインの恐怖に焦点を当てた演出は今もなお新鮮に感じます。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
友人が殺害されていることに、誰も気づかない!
投稿日
2020/11/10
レビュアー
コタロウ(!)
女子大生ジェス(オリビア・ハッセー)は、大学女子寮で生活している。
彼女は音楽院生の恋人ピーターの子どもを妊娠しているが、中絶を決意していた。
クリスマスが近づいたある晩、ジェスは彼女たちの殺害を予告する電話を受ける。
間もなく、寮生の一人クレアが失踪し、近所で少女の遺体が発見された。
警察は二つの事件を関連付け、寮の電話を逆探知するが…
クレア失踪と書いたが、もちろんクレアは犯人に殺害されている。
彼女の遺体は犯人によって寮の屋根裏に運ばれたのだ。
だが、ジェスや寮生たちはクレアが殺害されたことに気づかない。
ジェス達が犯人に怯えることはなく、漠然とした不安を抱えるのみである。
早く逃げてー!とイラつくw
犯人の見開かれた眼、凶器となるユニコーンのガラス細工が印象に残った。
ジェスの恋人ピーター(キア・デュリア)が情緒不安定…
ジェスに中絶の意思を告げられたことで取り乱したピーターは、
演奏実技が上手くいかずピアノを破壊してしまう。
物に当たるとか、DVの予感…
ジェスは子ども達の聖歌隊を見て優しい表情をしていたので、
彼の出方次第で何とかなったんじゃなかろうか。わからんけど。
無能な警官をからかうクリス(マーゴット・キダー)がキレイ。
フラー警部補(ジョン・サクソン)を見て「燃えよドラゴン」が見たくなった。
Wikiによると、ベビーシッターと変質者に関する有名な都市伝説が元ネタなのだとか。
都市伝説そのまんまな展開はベタだが、動機不明の不気味な犯人は
結末の不穏な雰囲気にマッチしていた。
本作の存在を「ブラッククリスマス(2019年)」の皆様のレビューで知り、視聴しました。
ありがとうございました。
屋根裏の狂気
投稿日
2021/06/20
レビュアー
趣味は洋画
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
暗闇にベルが鳴る(1974年・カナダ、カラー、98分)
私は大きな誤解をしていました。
昔、VHSを借りて観たときの記憶が実に曖昧だったのです。映画を観始めて40分くらい経った頃、‘ああ、犯人はたぶんこいつに違いない’ と自信満々で観続け、ラストシーンで ‘やっぱりそうだった’ とエヘン顔をしていたのです。
ところがどうでしょう、今回再見すると、エンド・クレジットが流れるなか、屋根裏部屋には薄っすらと明りが灯り、電話のベルはなおも鳴り続けている....えっ?、じゃあ犯人は誰???
最も肝心なラストのラストの記憶が飛んでいるとは、情けないハナシです。
北米の小さな町にある大学女子寮では、前々から不審な電話が掛かってきて、ジェス(オリビア・ハッセー)やバーブ(マーゴット・キダー)ら下宿生を悩ませていた。クリスマス・イヴの夜、パーティを楽しんでいる最中に掛かっていた怪奇電話に、気性の激しいバーブは受話器に向かって ‘変質者!’ と叫んだ。
クレア(リン・グリフィン)が自分の部屋に戻ると、先に忍び込んでいた変質者にビニール袋を顔に被せられ、窒息死させられる。死体は屋根裏に放置された。やがて女子寮ではクレア行方不明で騒然となり、警察に捜索依頼を出すも、受付けたナッシュ巡査部長(ダグ・マクグラス)はいい加減な対応をする。それを知ったクレアの恋人クリス(アート・ヒンドル)は、ジェスを連れて警察署へ怒鳴り込んだ。同じ時期に別の少女も行方不明になっていたことから、フラー警部補(ジョン・サクソン)は自ら捜査を開始するが...。
主人公ジェスの恋人ピーター(ケア・デュリア)が最初から怪しいと睨んでいました。
ジェスは妊娠しているものの、中絶を決めている。ピーターはそれに猛反対で、自分の意見が通らないとみるや怒って出ていってしまう。音楽学校生のピーターは、ピアノの試験を失敗すると、ハンマーに似たようなものでピアノを叩き壊す。見るからに単細胞の幼稚な男なのですね。
しかも、何度目かの怪電話をとったジェスが、相手の話の内容と語り口でピーターではないかと疑う。
この時点で、私も犯人はピーターと確信、以降はどういう結末を迎えるのかに焦点は移行していました。
ところがどっこい...冒頭に書いたとおりに、口あんぐり状態でした。(笑)
部分的に卑猥なセリフも出てきますが、それに関連して、ナッシュ巡査部長がフラー警部補に対し、低レベルの報告をします。あきれ返ったフラー警部補は ‘鼻くそのほじくり方から勉強するといい’ と言う。
それでもまだ意味が理解できていない様子のナッシュという警官、まったくダメ男で、頼りになりません。最後に、電話でジェスに逃げるよう指示するときだけは、的確な仕事をしていました。
寮母のマック夫人はアル中で、いたるところにウィスキーの瓶を隠しているのには笑いました。
勝気で酔っ払いのバーブ役を、マーゴット・キダーが巧みに演じているのも興味深い。
彼女は78年「スーパーマン」におけるデイリー・プラネット社の記者役が有名ですが、本作から5年後の79年「悪魔の棲む家」でも迫真の演技をみせていました。
そうそう、DISCASさんの出演者紹介欄に、マーゴット・ギターとありますが、間違いです。
「ギター」ではなく、「キダー」ですからね、DISCASさん。
些細なことかもしれませんが、人の名前の間違い、指摘させていただきます。
それにしても、犯人と思われたピーターの行動の心理が理解できません。
まして真犯人が登場することなく、その心理状態も明かされることなく迎えるエンディング...
評価は観客ひとりひとりに委ねられたということでしょうか。
なにをおいても、オリビア・ハッセー!(文句あるか!)
投稿日
2018/12/08
レビュアー
みなさん(退会)
オリビア・ハッセーが主演した1974年のスラッシャ映画。劇場公開時よりもレンタルやTV放送で人気が出た。後世のホラー映画に与えた影響は大きく、スラッシャ映画の原型とも言われている。
“Hしていたヤツが殺される”とか、“殺人鬼の視点で被害者に近づいて行く”とか、『13日の金曜日』シリーズに代表されるスラッシャ映画にはさまざまな約束事(セオリーとも不文律とも言う)があるが、「閉ざされた空間で殺人鬼が無差別に殺しまくる」という骨格は、本作品で完成された。
だから、類似作品も多い。(笑)
ケイティ・キャシディを起用した『ファイナル・デッド・コール(06)』は、正式なリメイク。ゴア・シーンに力が入っていたが、全体的な出来映えはイマイチだった。(折角、ケイティ・キャシディがメインだと言うのに勿体ない)
まだDVD化されていない『夕暮れにベルが鳴る(80)』も、よく似た作品だが、同じ都市伝説をモチーフにしているので、まぁ似ていても当然か。(汗)
そのリメイク作品である『ストレンジャー・コール(06)』は、『トゥームレイダー(01)』をヒットさせたばかりのサイモン・ウエストが監督し、カミーラ・ベルが主演。ケイティ・キャシディが脇役で出演している。
安価な類似品『夕闇にベルが鳴る(06)』なんてのもある。
それらの全ては、本作品および同じ都市伝説に由来しているので、ほぼ同じ展開である。それだけに、監督の手腕が如実に現れている。
それにしても、スマホや携帯電話の普及で、自宅に固定電話がないご家庭が増えて来た現代、こういう作品は、だんだん撮りにくくなるだろうなぁ。
――クリスマスを間近に控えた或る日、大学の女子寮ではパーティが開かれていた。休暇に帰省する者が多かったが、ジェシカと親友のフィリス、バーバラの3人は、それぞれの事情で女子寮に残ることになる。
そんな時、卑猥なイタズラ電話が架かって来る。応対に出たバーバラは、酔った勢いで罵倒。相手は「殺してやる」と言い残して電話を切ってしまった。
最近、女子寮には頻繁にイタズラ電話が架かっていたが、何者かも分からない相手を挑発するような応対をしたバーバラに、女子大生のクレアは、強い不安を抱く。帰省の荷造りに自室に戻った彼女は、突然現れた何者かに殺されてしまう。
翌日、クレアを探して父親が女子寮にやって来る。クレアが行方不明になっていることを知ったバーバラたちは、父親と一緒に警察に行くが、取り合って貰えない。
その頃、ジェシカは、恋人に妊娠を告げていた。けれど、産みたくない彼女と恋人の気持ちがスレ違い、2人の関係が急速に遠ざかる。
クレアは見つからなかったが、少女の失踪事件もあって、警察が動き始める。イタズラ電話が事件に関係しているのではないかと考えた警察によって、女子寮に逆探知の装置が取り付けられる。
そこへ再び電話が架かって来る。逆探知が始まる。
そして、ジェシカのもとに警察から連絡がある。
「いますぐ寮を出なさい!」
イタズラ電話は、寮の中から架かっていた。
……というお話し。
本作品は、何と言っても、オリビア・ハッセーである。その美しさは比類がない。『ロミオとジュリエット(68)』の透明感には及ばないものの、充分に魅力的だ。完璧とも言える整った顔立ちもそうだが、何よりも彼女が醸し出す雰囲気が、素晴らしい。「後光が射している」ように見える。(笑)
マーゴット・ギターは、リチャード・ドナー監督の『スーパーマン(78)』でロイス・レイン役を演じる前で、がらっぱちな役柄ながらも、どこか初々しい。今年、逝去されたが、何とも惜しまれる。愛らしい女優さんだった。(合掌)
監督は、ボブ・クラーク。本作品や『死体と遊ぶな子どもたち(72)』等で“ホラー映画の監督”というイメージだったが、突然、『ポーキーズ(81)』をリリースしてビックリした記憶がある。思えば、あの頃、“性春”を描いた作品が多かったような気がする。(笑) 『グローイング・アップ』シリーズや『ザ・カンニング(80)』、邦画の『パンツの穴』シリーズ……。80年代は、おおらかな時代だったんだなぁ。
語ることの多い作品だが、基本的にはスリラー映画である。ヌタヌタグチョグチョのホラー映画ではない。ゴア・シーンばかりに力を入れた今風のスラッシャでもない。細かいことは抜きにして、良質なスリラーにオリビア・ハッセーが出演しているのだから、それだけで充分でしょ。(笑)
超オススメ!
で?犯人は?やだ〜!モヤっとするよ〜
投稿日
2020/12/04
レビュアー
飛べない魔女
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
クリスマスに女子寮で連続殺人が起きる事以外は
リメイク版の『ブラッククリスマス』とは全然違った。
少なくともリメイク版よりは面白かった。
40年以上前のレトロな作品なのに、あまり古さを感じさせないのは
オリビア・ハッセーの洗練された美しさにあるのかも。
『スーパーマン』でロイスを演じたマーゴット・キダーも出てる!
卑猥なことをいつも言う、斜に構えた生意気な女子学生を演じている。
(知らなかったけど、彼女は2018年に自殺で亡くなったいた!)
寮のオバちゃんはアル中だし、女子学生たちは自由奔放。
そんな女子寮でひそかに行われる殺人。
なんで誰も気が付かないの?
なんで屋根裏に誰も見に行かないの?
電話が何度も鳴る。
ビリーだのアグネスだのと電話の相手は不気味な声で話す。
何度も掛かっていくうちにその声はますます不快になっていく。
外の 公園では子供の死体が発見されたり
これは何かの伏線なんだろうと思ったけれど、関係あったのかな?
そこはよく判らなかった。
で、なんだかんだドキドキさせて、最後はジェス(オリビア)と犯人が対決して
ジェスが勝つ。
ショックと疲労で寝込んでしまったジェス。
ああ、これで終わりかと思わせておいて
ここからがまた不気味なカメラワーク。
なになに?まだ何かあるの?
実はここからが真実の扉だったのだ!
カメラは屋根裏部屋の入口を映し出していく。
えええ?どういうこと?犯人は他にいたのだ!
モヤっと感が残るラストに、ベルが鳴り続けるのだ。
おい、おい!!結局犯人誰なんだよ〜!
ネタバレ状態の観客相手にヒロイン同様に驚かす演出が素晴らしいっ!
投稿日
2018/12/06
レビュアー
伝衛門
”『君は薔薇より美しい。』というだけあるねぇ~”という母親の解説を受けながら
テレビで放送されたものを見たのが初見かと記憶しています。
布施明さんの代表的なヒット曲で、化粧品メーカーのCMに使用され、
そのCMに抜擢された縁で結婚したのだとかどうだとか…
そんなこと言われても布施明さんは懐メロ的歌手に近い存在に感じていたし、
彼女の美しさも子供心には響かないし…
だったわけですが、多くのスラッシャー映画を鑑賞してきた今になってみると…
やっぱり、彼女よりアル中設定の マーゴット・キダーさんの方が魅力的に感じるかも?
電話の逆探知捜査に対する描写にここまでこだわった作品は無いのではないかと…
”不気味な電話がどこから掛かってきているのか?”
分かっていないのはヒロインはじめ登場人物だけで、既にフォロワー作品に溢れている現代においては
大半の方がネタバレ込みで鑑賞しているはず。
それでも、ヒロイン同様の衝撃を感じることができます。
(リアルに髪を引っ張られるという攻撃も幾らか影響があるのかも?)
犯行動機が全く分からない、死体も放置されたままという
ただただヒロインの恐怖に焦点を当てた演出は今もなお新鮮に感じます。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
暗闇にベルが鳴る