心中天網島 / 中村吉右衛門
心中天網島
/篠田正浩
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(7)
解説・ストーリー
近松門左衛門の同名原作を斬新な演出で映画化した篠田正浩監督初期の傑作。詩人の富岡多恵子、音楽家の武満徹が共同脚本に当たっている。紙屋治兵衛は女房子供のある身でありながら、遊女小春と深く馴染んでいた。ついには妻子を捨て小春と情死しようかという治兵衛の入れ込みように、兄・孫右衛門はこれを放っておくことができなかった。
近松門左衛門の同名原作を斬新な演出で映画化した篠田正浩監督初期の傑作。詩人の富岡多恵子、音楽家の武満徹が共同脚本に当たっている。紙屋治兵衛は女房子供のある身でありながら、遊女小春と深く馴染んでいた。ついには妻子を捨て小春と情死しようかという治兵衛の入れ込みように、兄・孫右衛門はこれを放っておくことができなかった。
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「心中天網島」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
近松門左衛門の同名原作を斬新な演出で映画化した篠田正浩監督初期の傑作。詩人の富岡多恵子、音楽家の武満徹が共同脚本に当たっている。紙屋治兵衛は女房子供のある身でありながら、遊女小春と深く馴染んでいた。ついには妻子を捨て小春と情死しようかという治兵衛の入れ込みように、兄・孫右衛門はこれを放っておくことができなかった。
「心中天網島」 の作品情報
「心中天網島」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
心中天網島の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV17130R |
2007年03月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
2人
|
心中天網島の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV17130R |
2007年03月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
2人
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ユーザーレビュー:7件
舞台で描かれる世界の疑似体験
投稿日:2007/04/22
レビュアー:ケチケチ
歌舞伎や文楽の舞台の世界に引きずり込まれたような映画、「不思議の国のアリス」を体感するような映画です。そこに描かれるものは、歌舞伎や文楽のように距離を置いたものではなく、生々しく迫ってくる人間の情念。リアリズムから離れ省略されたセットは舞台の味を残し、ハイキーの照明も舞台を想起させますが、そこに息づく人間の情念は実にリアルです。
夢の中で舞台に迷い込めば、こんな感じになるでしょうね。省略されたセットと言っても予算が限られているからではなく、深い奥行き天井の高さというのは半端ではなく、平面的な舞台が立体的に蘇ったというようなセットです。
そんな中をカメラはクレーンで動き、俳優のアップから遠景にワンカットで持って行ったり、舞台の味と映画的な味とのコラボレーションとでもいったところでしょうか。
用いられる音楽も、インドネシアの民族楽器のような響きがあり斬新でもあります。
またこのDVD、ハイキーの飛びがどれほど再現されているのか非常に心配しながらレンタルしたのですが、画質は良好です。ハイキー部分のディティールも残っています。
ストーリーは一般的な世話物で内容は難解ではないですし、「はなれ瞽女おりん」と併せて、日本独特の良さを味わえる日本映画ということで、韓国映画から映画に触れた若い方にも特にお奨め。(^^)/
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篠田正浩監督、再発見。
篠田正浩監督は、もっともっと評価されるべき、日本人監督ではないでしょうか?
「沈黙SILENCE」と本作品と昔「少年時代」を見たくらいですので、
大きなことは言えませんが、この「」心中天網島」は、昭和後期を代表する実験的映画です。
脚本・作曲(武満徹・・共同脚本も)書道(篠田桃紅)
撮影成島東一郎)原作・近松門左衛門。
紙屋の若旦那・治兵衛と遊女・小春の心中を描いた作品です。
遊女と神屋の若旦那の妻の二役を、岩下志麻が実に見事に演じ分けています。
まるで人形浄瑠璃の舞台劇のように簡素な装置で、黒子が主役の所作を助け、小道具などを差し出します。
床にを墨で書が描かれ(篠田桃紅の)、時に浄瑠璃語りが台詞を語ります。
こう書くとなんと奇抜な実験映画のようですが、
実に現代的でモダン、おまけに分かりやすい。
引き込まれました。
台詞劇なのに、言葉は現代的で治兵衛と小春の死に向かう道行きと、
最後に墓石だらけの墓地の窪地で、愛を交わすシーンの激しさ。
そして、治兵衛は遂に小春を短刀で止めを刺す、その激しさ。
そして筵に(むしろ)に互い違いに寝かされる骸のラストシーン。
映画は、俯瞰で死体を写し、突然「終」の文字で、
ブツリと途切れ、終わります。
正直、篠田正浩監督を見くびっておりました。
「沈黙SILECE」も、実験的ですが、前衛が完璧に消化されています。
この映画も、とても黒子や浄瑠璃使いが、馴染んでいます。
「はなれ瞽女おりん」も観るつもりですが、今の邦画の低年齢層狙いの作品ばかりを観ると、日本映画もこんな自由と前衛が許された
「成熟期」が存在したことを羨ましく思いました。
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中村吉右衛門さんを偲んで その1
これから本作をレビューするにあたって、また例によって内容についてかなり触れ、ネタばれになっています。
先に見どころを言われたからといって評価が下がるような作品ではありませんが、マナーとしておことわりしておきます。
本作は1969年度のキネマ旬報第1位と毎日映画コンクールの日本映画大賞をW受賞しており、監督の篠田正浩、主演の中村吉右衛門、岩下志麻にとっての代表作の一つとして日本映画史に残る作品です。
そして吉右衛門さんを追悼するにあたり、詳細を語らずにはいられない傑作なのです。
( かなり、ネタばれあり )
本作はかなり演劇的な映画です。
と、書くと、映画としてはダメなのかと誤解されそうですが、そんなことではありません。
ドラマのつくり方としてはリアルにほんものらしく見せるやり方と、いかにも作り話のように見せながら虚構に仮託して真実を表すやり方がありますが、本作は後者なのであり、何百年も演じられた時代物にもかかわらず、私たちに通じるのは普遍的なものがあるからに他なりません。
制作現場の舞台裏を見せるという斬新なオープニングで、近松門左衛門作のこの「 ものがたり 」が、文楽、歌舞伎、そして今、映画として語られることが明らかにされます。
芝居が行われるのが劇場の舞台のような閉じた空間ではなく、セットであることを強調した美術と野外撮影が、おっ建てられた芝居小屋のような空間性を画面にもたらしているのです。( 美術は粟津潔。 画は篠田桃紅 )
その開かれた空間で、俳優たちの演技と篠田監督の演出が緊張感を生み出し「 閉塞したこの世の生きづらさ 」を描いて見せているのです。
紙屋治兵衛、小春、おさん、おのおのの愛への渇望、真情を私たちは観るわけですが、同時に彼らが相手や周囲についているウソ、そして自分自身に対してさえついているウソを目にすることになります。 いや、どれも本心でもありウソでもあると言ったほうが正確。
岩下志麻は小春、おさんを一人二役で演じていますが、このキャスティングは人間の二面性を表そうとしていると思います。
また治兵衛と小春は墓場で情を交わすのは、言うまでもなくエロスとタナトスを表しているのですね。
冒頭、橋を渡っている治兵衛からこの映画は始まります。
橋の下に横たわる心中者のなきがらは二人寄り添っていますが、対比してラストの治兵衛と小春の「 ともに生きられない。 ともに死ねない 」ありさまが、彼らを通して私たちの人生の重さと孤独を表していると思うのです。
歌舞伎と言うと、時には誇張したおおげさな演技をし、「見得を切ること」、それが魅力でもありますが、本作で中村吉右衛門は抑えた映画的演技をしています。
熱演気味の岩下志麻をむしろ受けて立てているし、他のキャストとのからみも的確。
小松方正、滝田裕介、加藤嘉、藤原鎌足、藤原鎌足、河原崎しず江( 長一郎ら河原崎三兄弟の母であり、岩下志麻の伯母にあたる )、日高澄子、左時枝、赤塚真人ら出演者の演技のクオリティは高く、アンサンブルは見事。
中村吉右衛門は「 勧進帳 」でも、弁慶をやっても、富樫をやっても名演だから当然ですが、映画全体のことをよく理解して演じていると感じます。
スターであるより前に、ひとりのアクターなのですね。
名優逝く。
中村吉右衛門さんのご冥福をお祈りいたします。
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「黒衣」が支配する虚構の世界
投稿日:2013/10/11
レビュアー:まーしぃ
低予算らしき舞台装置みたいな背景という難点はあるが、
“見えない” という約束のもとにある “影の存在” である黒衣に標準を合わせる、
斬新な表現の手法がいい。
脚本と演者の素晴らしきことによって名作となっているのだろうが、
やっぱり 「運命のメタファ」 として黒衣を浮き上がらせたことが所以か。
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切々と
投稿日:2007/10/13
レビュアー:タラちゃん
遊女に入れあげている夫に、妻が「私を愛して欲しい」と切々と訴える場面に感動した。
精神的な愛だけではなく、身体的な愛も具体的に夫に求める妻のいじらしさ。
斬新な演出にも目を見張るものがあるが、「妻は黙って夫の帰りを待つ」ではない江戸の女の魅力を感じた作品である。
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ユーザーレビュー
舞台で描かれる世界の疑似体験
投稿日
2007/04/22
レビュアー
ケチケチ
歌舞伎や文楽の舞台の世界に引きずり込まれたような映画、「不思議の国のアリス」を体感するような映画です。そこに描かれるものは、歌舞伎や文楽のように距離を置いたものではなく、生々しく迫ってくる人間の情念。リアリズムから離れ省略されたセットは舞台の味を残し、ハイキーの照明も舞台を想起させますが、そこに息づく人間の情念は実にリアルです。
夢の中で舞台に迷い込めば、こんな感じになるでしょうね。省略されたセットと言っても予算が限られているからではなく、深い奥行き天井の高さというのは半端ではなく、平面的な舞台が立体的に蘇ったというようなセットです。
そんな中をカメラはクレーンで動き、俳優のアップから遠景にワンカットで持って行ったり、舞台の味と映画的な味とのコラボレーションとでもいったところでしょうか。
用いられる音楽も、インドネシアの民族楽器のような響きがあり斬新でもあります。
またこのDVD、ハイキーの飛びがどれほど再現されているのか非常に心配しながらレンタルしたのですが、画質は良好です。ハイキー部分のディティールも残っています。
ストーリーは一般的な世話物で内容は難解ではないですし、「はなれ瞽女おりん」と併せて、日本独特の良さを味わえる日本映画ということで、韓国映画から映画に触れた若い方にも特にお奨め。(^^)/
篠田正浩監督、再発見。
投稿日
2017/06/29
レビュアー
カマンベール
篠田正浩監督は、もっともっと評価されるべき、日本人監督ではないでしょうか?
「沈黙SILENCE」と本作品と昔「少年時代」を見たくらいですので、
大きなことは言えませんが、この「」心中天網島」は、昭和後期を代表する実験的映画です。
脚本・作曲(武満徹・・共同脚本も)書道(篠田桃紅)
撮影成島東一郎)原作・近松門左衛門。
紙屋の若旦那・治兵衛と遊女・小春の心中を描いた作品です。
遊女と神屋の若旦那の妻の二役を、岩下志麻が実に見事に演じ分けています。
まるで人形浄瑠璃の舞台劇のように簡素な装置で、黒子が主役の所作を助け、小道具などを差し出します。
床にを墨で書が描かれ(篠田桃紅の)、時に浄瑠璃語りが台詞を語ります。
こう書くとなんと奇抜な実験映画のようですが、
実に現代的でモダン、おまけに分かりやすい。
引き込まれました。
台詞劇なのに、言葉は現代的で治兵衛と小春の死に向かう道行きと、
最後に墓石だらけの墓地の窪地で、愛を交わすシーンの激しさ。
そして、治兵衛は遂に小春を短刀で止めを刺す、その激しさ。
そして筵に(むしろ)に互い違いに寝かされる骸のラストシーン。
映画は、俯瞰で死体を写し、突然「終」の文字で、
ブツリと途切れ、終わります。
正直、篠田正浩監督を見くびっておりました。
「沈黙SILECE」も、実験的ですが、前衛が完璧に消化されています。
この映画も、とても黒子や浄瑠璃使いが、馴染んでいます。
「はなれ瞽女おりん」も観るつもりですが、今の邦画の低年齢層狙いの作品ばかりを観ると、日本映画もこんな自由と前衛が許された
「成熟期」が存在したことを羨ましく思いました。
中村吉右衛門さんを偲んで その1
投稿日
2021/12/05
レビュアー
ロキュータス
これから本作をレビューするにあたって、また例によって内容についてかなり触れ、ネタばれになっています。
先に見どころを言われたからといって評価が下がるような作品ではありませんが、マナーとしておことわりしておきます。
本作は1969年度のキネマ旬報第1位と毎日映画コンクールの日本映画大賞をW受賞しており、監督の篠田正浩、主演の中村吉右衛門、岩下志麻にとっての代表作の一つとして日本映画史に残る作品です。
そして吉右衛門さんを追悼するにあたり、詳細を語らずにはいられない傑作なのです。
( かなり、ネタばれあり )
本作はかなり演劇的な映画です。
と、書くと、映画としてはダメなのかと誤解されそうですが、そんなことではありません。
ドラマのつくり方としてはリアルにほんものらしく見せるやり方と、いかにも作り話のように見せながら虚構に仮託して真実を表すやり方がありますが、本作は後者なのであり、何百年も演じられた時代物にもかかわらず、私たちに通じるのは普遍的なものがあるからに他なりません。
制作現場の舞台裏を見せるという斬新なオープニングで、近松門左衛門作のこの「 ものがたり 」が、文楽、歌舞伎、そして今、映画として語られることが明らかにされます。
芝居が行われるのが劇場の舞台のような閉じた空間ではなく、セットであることを強調した美術と野外撮影が、おっ建てられた芝居小屋のような空間性を画面にもたらしているのです。( 美術は粟津潔。 画は篠田桃紅 )
その開かれた空間で、俳優たちの演技と篠田監督の演出が緊張感を生み出し「 閉塞したこの世の生きづらさ 」を描いて見せているのです。
紙屋治兵衛、小春、おさん、おのおのの愛への渇望、真情を私たちは観るわけですが、同時に彼らが相手や周囲についているウソ、そして自分自身に対してさえついているウソを目にすることになります。 いや、どれも本心でもありウソでもあると言ったほうが正確。
岩下志麻は小春、おさんを一人二役で演じていますが、このキャスティングは人間の二面性を表そうとしていると思います。
また治兵衛と小春は墓場で情を交わすのは、言うまでもなくエロスとタナトスを表しているのですね。
冒頭、橋を渡っている治兵衛からこの映画は始まります。
橋の下に横たわる心中者のなきがらは二人寄り添っていますが、対比してラストの治兵衛と小春の「 ともに生きられない。 ともに死ねない 」ありさまが、彼らを通して私たちの人生の重さと孤独を表していると思うのです。
歌舞伎と言うと、時には誇張したおおげさな演技をし、「見得を切ること」、それが魅力でもありますが、本作で中村吉右衛門は抑えた映画的演技をしています。
熱演気味の岩下志麻をむしろ受けて立てているし、他のキャストとのからみも的確。
小松方正、滝田裕介、加藤嘉、藤原鎌足、藤原鎌足、河原崎しず江( 長一郎ら河原崎三兄弟の母であり、岩下志麻の伯母にあたる )、日高澄子、左時枝、赤塚真人ら出演者の演技のクオリティは高く、アンサンブルは見事。
中村吉右衛門は「 勧進帳 」でも、弁慶をやっても、富樫をやっても名演だから当然ですが、映画全体のことをよく理解して演じていると感じます。
スターであるより前に、ひとりのアクターなのですね。
名優逝く。
中村吉右衛門さんのご冥福をお祈りいたします。
「黒衣」が支配する虚構の世界
投稿日
2013/10/11
レビュアー
まーしぃ
低予算らしき舞台装置みたいな背景という難点はあるが、
“見えない” という約束のもとにある “影の存在” である黒衣に標準を合わせる、
斬新な表現の手法がいい。
脚本と演者の素晴らしきことによって名作となっているのだろうが、
やっぱり 「運命のメタファ」 として黒衣を浮き上がらせたことが所以か。
切々と
投稿日
2007/10/13
レビュアー
タラちゃん
遊女に入れあげている夫に、妻が「私を愛して欲しい」と切々と訴える場面に感動した。
精神的な愛だけではなく、身体的な愛も具体的に夫に求める妻のいじらしさ。
斬新な演出にも目を見張るものがあるが、「妻は黙って夫の帰りを待つ」ではない江戸の女の魅力を感じた作品である。
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