ロード８８［出会い路、四国へ］

俺も四国８８か所まわりしてみたくなりました！

この連休に四国に行ってきた、行く道々にはお遍路さんがお参りにきておりました。彼らを見てると一種独特の雰囲気があり神聖な土地に来たような気がしました。

そして借りていたこの作品を見てみました。
この作品が出た時に結構な宣伝がされてたし、なかなかおもしろそうに感じてた、お遍路さんを題材にするとこも新鮮だった。

主役は白血病を患う16歳の女子高生。無理を承知でお遍路さんに臨むのだ、頭にバンダナ、スポーティーなファッション、そして相棒にスケボー！！！確かに今風なのかもしれない、ただどう考えても無茶だ、案の定人にぶつかり怪我をしたりする。はっきり言って迷惑甚だしい！
しかし道行く人は彼女の若さに「偉いわね！」なんて言ってるが、どう考えてもスケボーをツッ込む所だと私は思ったｗ

道中、落ち目の芸人・バイクに乗った外人の坊主・犯罪に手を染めた者なんかが出てきて旅におもしろみを持たす。

主人公には別れた母がいており、これを機会に会う事に・・・・。
彼女や道中知り合った者達は無事に約1400ｋｍの旅を満願成就出来るのであろうか！？


う〜ん、ハッキリ言って内容は薄かったです。ありきたりのようなストーリー展開、話の結末も十分読めます・・・。
かと言ってくだらない作品では無いのですが、物足りない作品です。四国の景色を綺麗に撮った映像美、風習なんかも知る事が出来て良いのですが、余計に内容の無さが露呈される感じです。

満願すると何か変わりそうな気がする、確かにそうだと思いますね！私も是非やってみたかったと今になって思っております。
こんなお遍路の旅なんですから、もう少し話の内容を充実して欲しかったと思いますね。期待してただけに残念でした。


※関係無い話ですが、高知の人って親切で楽しいですね！
　嗚呼“はちきん萌ぇ”です！

骨髄性白血病という病に冒されている女子高校生とは思えない村川絵梨を使ったことにこの作品の命があると思う。
重い内容なのに重さが全く感じられないし、むしろさわやかさを感じてしまった。　おそらく監督もお笑い巡礼の小倉久寛の軽さを使いながら、またスケボーという若者の道具を使いながら軽さを意識して作った感がする。
生き別れの母に出会うシーンも驚くほど、軽すぎて拍子抜けするほどだ。　まあ、実の娘が分からないのにはちょっとそれはないだろうと思ったが、あれもこの作品を軽めに仕上げようとしたからかな？
ただ、どの登場人物も重いモノを背負っているのに重く感じさせないのは何か監督の意図が感じられて私は悪くないと思った。
四国の自然の美しさも加わって巡礼の旅に誘われる人もいるかも知れない。
ただ、骨髄バンクに登録者はそう簡単には増えないような気がする。ハードルが高すぎる現状を改革すれば別だが。

独断オススメ度　　８５　　軽さは悪くない感　８８

申し訳ないが骨髄バンク登録者はそう簡単には増えない感　８８

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村川絵梨という女優を初めて知りました。どうやらテレビでは結構人気が出始めているようです。ルーキーズを見ていないので知りません。でも、この映画では、飾り気のない素直な女子高生らしくて、ものすごく好感がもてました。あまり色気をだしてほしくない女優だと思います。
　映画は、彼女が白血病なんだけれど、途中でその病気がこの旅を危険にすることはなく、深刻な事態にはなりませんから、それを心配して見るのを敬遠する必要はありません。青春ロードムービーとまではいかないけれど、個人的には好きな部類の映画です。落ち目のコメディアンと代理のディレクターとヤクザに追われる影のある男など、いくつかの話が混ぜ合わさってますが、どれもそれほど深刻さは感じられません。実は、もっと感動したかったのが本音。やや薄味になったかと思います。涙は出ません。でもハッピーエンドにしてくれたのはよかった。ラストに弘法大師がでてきて、彼女をあの世まで連れて行く終わり方だったら嫌だよな。
　この主演の彼女の映画をもっと観たいものです。

前に、ラジオで紹介されたことがあって探していた一品です。
やっと巡り合えたといった感じです。