最‘狂’絶叫計画

トム・クルーズがパラマウントから契約打ち切りにされてしまったそうです。
日本ではＭＩ３もかなりのヒットになってるし、欧米での彼の人気凋落のものすごさは感じられないのですが、あのjumping on the couchでかなりの人がさめてしまったようです。

そのトム・クルーズの問題行動をパロったscary movieの第４弾、一体いつになったら日本でみられるんでしょうか？ビデオスルーでいいから早くみせて！こういうネ「は時期が過ぎるとおもしろくないのよね。それとも、「最終」「最狂」「最新」ときて、次のタイトルがつけられないのかしら？

このシリーズ

「裸の銃」は好きなので
監督交代で期待したのですが

ちょ〜っといまひとつ

チャーリー・シーンやレスリー・ニールセンが出てるのだが
彼らがメインじゃないしね

子供や身障者のブラックジョークは
やりすぎ感もありますが
この映画自体ジョークだしね
めくじらたてるほどではないかと

テレビから一生懸命這い出してきた貞子を引きずり出して
殴り合いするシーンが笑えます
つ、つおい、貞子

今回はＳＦが題材。『ザ・リング』『サイン』『マトリックス』等がストーリーに織り込まれている。（『ザ・リング』はＳＦじゃないか）

残念ながら、本作はつまらない。前２作に較べてかなりトーンダウンしている。スピード感もないし、パワーもない。間も悪い。何より全くはじけていないのだ。

監督が盛りを超えたデビッド・ザッカーだったから心配していたんだけどね。しかも、ＭＧＭだし。最悪だ。

そもそも、こうした作品にはインディーズの香りがなければいけない。巨大資本の関与は御法度だ。ヘンにまともなパロディを作ろうとするから作品が詰まらなくなる。
メイキングを見たら、『マトリックス』を取り入れるのに何週間もかけたって監督が得意気に話してた。――信じられん！ 数時間で十分だろ！ これだから過去にヒット作を持つ監督はダメなんだ。パロディ映画で作家ぶって、どうする。（ウェイアンズ監督はどこに行った!?）

最近、メイキングで監督が喋っているのを見かけるが、あれは止めた方がよろし。だいたい必要以上に喋っているのは、無能な監督ばかりだ。見識のある監督は、こんなところで大事なことを喋ったりしない。

チャーリー・シーンもそろそろ役者を辞めた方がいいんじゃない？（もともと演技力は皆無だし）

下品でも何でもいい、短いギャグでテンポよく畳み掛けた前２作に軍配を上げる。本作は“デリート”しましょう。（怒られるかな？）

ザッカー兄弟が乱れ撃ついつも通りのお笑いです。パロディとかユーモアというのは、ある対象を直接的に描かないことでかえって本質を描くという手法ですが、この映画の場合、そんな高級なもんじゃありません。どっちかというと、ギャグです。中学生の悪ふざけそのまんまです。でも、「ありえねー」「何だこれ」「うわっ、ひでー」とか言いながら、文句なしに笑えました。面白かったです。ただし、「リング」「サイン」「マトリックス」「シックス・センス」「８マイル」などをベタになぞってやっていますので、それらの映画を見ていないと何が面白いのかさっぱり分からない可能性もあります。それに、かなり下品ですので、食事時や子供と一緒に、というのは避けた方が良いです。身体障害者を「宇宙人だ」とか言って殴るとか、子供を何度も車ではねる、というヒドイギャグもあります。その辺はタブーをいじる笑いということで、確信犯でやっております。今回は何と「裸のガン」レスリー・ニールセン、「ホット・ショット」チャーリー・シーン、「ＴＡＸＹ　ＮＹ」クイーン・ラティファ、「アンダーカバー・ブラザー」エディ・グリフィン＆デニス・リチャーズに「バーブ・ワイヤー」パメラ・アンダーソンと、その手のバカ映画のスターたちが大集合した非常に豪華なオールスター・キャスト？です。顔ぶれを見ているだけで楽しくなります。それに、主演の女の子（アンナ・ファリス）もいつもながら可愛いです。特典映像に別エンディングが入っていますが、見逃さないようにして下さい。かなり長いまったく別のエンディングで、こっちも本編のエンディングに負けず面白いです。

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とうとうレンタル開始ですね、おバカムービーシリーズ第三弾。
１作目からだいぶ経っているのと、２作目がひどかったせいか、シリーズ中一番良かったと感じてしまいます。

今回の中核となるのは、『サイン』と『ザ・リング』のパロディ。それに加えて『８マイル』『マトリクス』『アザーズ』『ロード・オブ・ザ・リング』のパロディが混ぜ込まれています。
上記の映画を観ていないと面白くないので、まずは上記の映画を観てからの鑑賞をオススメします。

最近離婚したことが発覚したチャーリー・シーンにパロディ界のドン、レスリー・ニールセンも加わり、豪華(？)な仕上がり。
保証はしませんが、自分的にはありな作品。